生活習慣病?
最近は表題の言葉が一人歩きしているようだ。言葉の意味としては、生活習慣病=メタボリックシンドローム=代謝異常症候群=成人病ってノリであり、その症状としては、糖尿病、脳卒中、心臓病、高脂血症、高血圧症、肥満、、、、、
しかし、テレビでも数多く言われているけど、癌や腫瘍も生活習慣病とか、或いは、若年性アルツハイマー症、認知症も生活習慣病と言えるかも知れない、、、、、って説明も聞く事が多い。
ところで、生活習慣病って意味は一体何?って考えると、所謂生活習慣に起因する病ということだろうが、考えてみれば、疾病の殆ど全て、先天的、遺伝的な疾病以外は殆ど全てが生活習慣、ライフスタイル、食生活に起因している訳で、寧ろ、後天性疾患は全て生活習慣病と言っても良いのでは?と思うのである。
敢えて、生活習慣病と定義する方が違和感が多いような印象さえ受けるのである。
全ての病は因果関係があり、因果の因は、生活習慣に帰結する訳であるから、病の因果を明確に定義づける言葉の方が迫力というか、メッセージ性が高いと思ったりするのである。
今言われている生活習慣病なんてものは、一言でいって『運動不足病』で良いのでは?と思うし、肺癌ならば『喫煙病』、大腸ガンなら『肉食アニマル病』とか、肝臓疾患なら『飲酒病』で良いのでは?と思ったりするのである。。
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