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2009年3月28日 (土)

次はWake-on-Lanにしよう!

 リビングのパソコンはイタズラ防止にメタルフェンスで覆われたメタルラックの中に入れてある。つまり、子供のイタズラに耐える事が出来る反面、自分で操作することも難儀な状態である。一応は、メタルフェンスの一面は扉式でありロックを外せばアクセスできるには出来るのだが、今一面倒臭いし、ロックの解除操作を子供の目に触れさせては興味津々で見るのでダメなのである。

 そこで、リモートで電源を入れれる方法を検討してみた。

 最初に思い付いたのが、AsustekのP5B Premium Vista Editionに附属のAI Remoteってモノ。これは、マザーボード附属のリモコン装置であり、これはP6Tに利用出来ないか?って事だが、どうやらコレは単品での入手も、通常のP6T等のマザーには適用できるという情報が見つけれず無理っぽいか?って状況。

 で、次が他のパソコンからスイッチを入れる方法で、所謂、Wake-On-Lanって奴だ。これは、メジャーな規格であり、これを使う事はまず無いけれど、インターネット経由とは異なる小さなLAN内では別の端末から起動させることが可能な方法であり、結構使えそう。

 我が家には、リビングに二台、二階の書斎に四台のPCがLAN接続されており、それぞれに別個のデータが保管されている。この程度ならば走り回って電源投入しても悪くないのだが、先に言ったように、リビングのメタルラック内のパソコンのアクセスは面倒くさいという理由で別PCから電源が入れれるなら、それは有効という判断だ。

 ということで、リビングのAV機器と連携し、マルチメディアデータを一括管理する最新のパソコンを他のPCからWake-on-LANで起動出来るようにすることにした。

 Wake-on-LAN自体は目新しい機能ではないが、これを運用するソフトウェアに何を使うか?でシステムの運用性が随分変わりそうだ。
 当面は、フリーウェアで良さそうなモノを選んで使ってみるつもり。

 設定自体に難しさは殆ど無いけれど、古いパソコンに古いNICの場合、ドライバを最新にしておかないと対応出来ないものもある。intel PRO/100+ management adaptorでは、2004年以降のバージョンで無いと上手く動かないモノもある。基本は、ドライバの設定で、Wake onの設定をMagic Packetを受けるようにして、もし在れば、PMEの設定をオンにする。後は、電源の管理でコンピュータをスタンバイから戻せる項目にクリックを入れる事。
 他には、PCのBIOS画面におけるPowerUp設定で、NIC、PCI等のバスからの信号でWake UpをEnableにするくらい。

 他には、.Net frameworkをインストールするくらい。Windows2000以前ならば2.0を、Xp以降なら3.5でもOKというのが、このWake-on-Lanアプリの前提条件のようだ。

 以上の設定で、お好みのユーティリティソフトを選び、端末のMACアドレスを登録してコマンドを発行すれば起動は楽勝。なお、この手のソフトには終了、再起動も出来る場合が多く、その辺りも活用すれば案外便利。

 このユーティリティでお奨めなのは、インストーラ不要で、設定が煩わしくないモノ。MACアドレスをIPアドレスから自動的に拾ってくれるタイプのソフトがお奨め。フリーソフトを全種類試してみたけど、良いのはアップされた日付が新しいモノ程良好というか、洗練されている。
 これを使えば、起動、終了が遠隔から自由自在。これなら、起動用のリモコンが無くてもOKだ。

 ただ、此処までやって思ったのは、リビングで使うPCはBIOSレベルで毎日定刻にスイッチオンで、Windowsのスタートアップで定刻でのシャットダウンソフトを入れておけば何の手間も無いような感じにもなる。

 そういえば、大昔にUNIX系のEWSで起動時に読み込むrc(RunCommand)にshutdownrcを登録しておいて、そのrcにはカレンダーとタイマーを利用して定刻に電源が落ちるように設定していた事を思い出すけど、考えてみれば同じ様な事だ。
 話は変わるけど、こういうチョットした操作を行うのは、UNIXのシェルで記述するのが楽で簡単で良いなぁと、今更ながら思うところ。Windowsの場合、コマンド自体が貧そうで、全てをWindowsアプリで行うというのが面倒臭い感じ。
 全然関係ないけど、MS-DOSなんかで瞬間的な起動条件を決めるのにconfig.sysを記述する時には、エディタを使わず、『copy con config.sys』って打ち込んで、最後をctrl+Zで締めるというので、簡単な環境で起動させたりと便利だったけど、こういう芸当がWindows系OSでは出来ないのが、逆に不安だったりする。他にも、『copy  fileA+fileB+fileC config.sys』で、fileA等にdevice=○○を記載しておけば、himem.sysとか、cdrom.sysとか、好きな組み合わせの環境ファイルを瞬時に作れたりするのが便利だったんだがなぁ、、、、。

 しかし、この辺りのDOSギミックが使えるっていうのは、少なくともPC-9801ユーザーを経験したような人でないと無理かも知れない。Windows以降では、めっきり御無沙汰である。

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