回想癖は何かの兆候か?
最近は、大昔の事を良く思い出す。
きっかけは?っていうと、娘の卒園だったり、入学だったりする訳だけど、その頃の事を鮮明に思い出す。っていうか、その頃に限らず、町内を歩いていると、今の風景、以前の風景、思い出せる範囲で最も遡った時の風景、、、、、ということで、相当に古い記憶が蘇ったりする。
思い出すタイミングというのは、他にも新入社員の履歴書、経歴書を見てもそうだ。今年の新入社員の生年月日を見ると昭和59年~平成2年って表記だ。で、当時を振り返ると、どこがどうで、何がどうだったか?自分が何してたか?全て、一気に蘇るのである。
他にも、テレビの深夜には、思い出CD通販番組が盛んに流れており、80年代の映像を中心に流しているけど、それもまた、思い出す切っ掛けになるのである。
そのような映像的なモノ以外でも、ふと、周りを見れば、、、、、ガンマなんぞは1987年に買ったそのものだし、CX改も1982年モデル、、、、パソコンは?っていうと、新しいモデルが在るのは事実だが、パソコンの切っ掛けとなったPC-98も機種交換は行ったけど、当時の環境が起動できる状況、、、、
記憶が鮮明っていうのは有り難い話だが、古い記憶が鮮明すぎるのは、老化の序章かな?とも思ったりする。
認知症の兆候では、時間が混乱するって状況があるらしい。
今、時間軸が混乱している訳ではないが、その混乱というのは、古い記憶と新しい記憶の鮮明度が入れ替わるが故に生じる現象か?と考えると、古い記憶が超鮮明なのは如何なものか?と思ったりする。
当時、何を考えていたか?何に関心を持っていたか?或いは、学生時代の学籍番号、特に、学生証に記載されていた高校時代以降の数字だって今でも完璧に記憶しているし、そういえば、免許証番号、口座番号、、、、、過去に乗ってきた単車のナンバープレートを大抵覚えている。
自分でもチョット恐ろしいかな?って思うのは、居住地の道路、店舗、建物の構成だが、何処に何が在って、いつ頃建て替えて、、、、、そういうのが殆ど完璧に覚えている状況だ。
これまで、そういうモノを思い出す機会が無かったが故に、今の時点で過去の記憶の鮮明度に恐さを感じる事は無かったけど、一寸した機会に過去を振り返る状況が多い今、その当時の記憶が、剰りにもくっきりハッキリと思い出せるのは、チョット怖い感じだ。
若年性○○っていうのは、簡単に自覚出来るモノではないという話しだが、そういうのが頭をよぎるっていうのは、間違いなく、それを意識している自分が居り、そういう事を考える、或いは、不安に思う事自体が、老化の症状なのかもしれない。
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