アンテナレベル
一応、BS/CSデジタルを共聴配線に載っけて各部屋で見られるようになった。
BS/CSアンテナはハッキリ言って裏山の方角で障害物は結構あるような状況だが、取り敢えず視聴可能なんで衛星の方向はクリアなんだろう。
で、アンテナレベルは、BSで60、CSで50程度の数値。この数値がどうか?は判らないけど、アンテナにテレビ等チューナー機器に直接繋いでの数値だが、ブースターを通しても変化無い。
多分、受信レベルっていうのは、信号出力というよりも、信号品質レベルを現すのだろう、、、因みに、アンテナの位置合わせはBSで行ったけど、60という数値が最高で、それから位置、向きによって50程度迄は敏感に変化する模様。向きを更に振ってみると、20という数値になると、雨天モード?で低画素拡大表示のような画像となる様子。
アンテナレベルの数値は一体幾らが正常で、どの程度の値がどうか?って情報が無いので、この値を見ての善し悪しは判断できない。
今回、パラボラアンテナを配置したけど、BS/CSアンテナ線は、CATVの引き込み線が保安器を経由してインターネットと二分配された後に屋外で、CATVの引き込み線と混合し、混合したアンテナ線を屋根裏に入れて、屋根裏内でBS/CS/CATV対応のマスプロのブースターである77BCA40Aってモデルに入れて増幅させ、その後に分配機で各部屋に送るというパターン。
至ってシンプルだが、地デジはCATVのパススルーで、BS/CSデジタルはパラボラアンテナからというパターンで見る。なお、CATVのSTBの設置した部屋では、BS/CSデジタルは、STBを経由したトランスモジュレーション配信の形でも視聴可能である。
STBはリビングだが、リビングのチューナーはDVDデッキの他に、テレビ、パソコンもBS/CSチューナーを有しており、STBオンリーの場合は、他の機器で視聴、録画が出来なかったけど、これがパソコンを含めて視聴可能になる。
BS/CSアンテナ線は、CATVと合波されたままで、屋根裏のブースターで増幅され、各部屋に向けて分配される。分配されたラインは各部屋のアンテナ端子に繋がるが、リビングの場合は、CATVとBS/CS分波された後にBS/CS波は更に2分配される。一系統がPCで、もう一系統が、DVDデッキ(XW200V)を経由してテレビ(32CL-DH550)で完結するのだが、末端(テレビ)でレベルを測っても、BSで60、CSで50って数値。
そういう事なのだ。つまり、分配、分岐は関係無しで数値が変わらないっていうのは、数値はやはり信号強度とは異なり信号品質なんだろう。
ネットではレベル云々が結構相談事となっているようだが、信号品質という事で考えると、アンテナ、配線の対応度の問題、アンテナの角度、方位といった向きの問題、衛星のある方向への障害物が品質を下げているのだろう。
品質故に、ブースター自体は映りにくい信号を映せるという事を望む人にとっては意味がないということなんだろう。要は、分配することで減衰するゲインをアップするだけのものなのだ。
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コメント
コメント有り難うございます。
テレビやデッキのアンテナレベルの数値は、機器独自の相対的な表示と言うことで単位は実は明らかになっていません。
言えるのは、機器のアンテナ設置の段階で、その指示レベルが最大となる方位を探すのに利用し、その最大値が受信可能な最小値をクリアするかどうかの目安程度のモノだと思います。
明らかな単位で判断するにはレベルゲージ等が必要では無いでしょうか?
因みにC/N比っていうのは、Carrier/Noise比の事で、伝送成分とノイズ成分の比率で、ノイズ成分比率が高くなる程キャリアが不明瞭になるという理解で良いのでは無いでしょうか?ノイズの原因は、電波を遮る雨粒、木の葉、枝、ケーブルに載るノイズ、混合、分配機から進入するノイズ等々が考えられます。
ブースターっていうのはアンプであり、C/N比を改善するものではなく、出力をそのまま上げるような理解をしています。
但し、受信側には受け入れる出力の幅があって、その幅を超えると受信出来なくなるというのが、ブースターの複数利用で見られる症状だと思います。
地上デジタルについて情報は収集しませんでしたが、BSデジタルとCSデジタルの場合、CSデジタルの方が受信機側で受けたレベル表示が二割程度低いという話は電気屋さんから聞きました。
私の場合、アンテナの正確な向きが大事ということで、方位磁石で方角、仰角を大雑把に定め、最短の5Cケーブルをチューナーに直付けし、方位で最大となる場所、序で仰角で最大となる場所を見つけ固定しました。その後に、アンテナ線をCATV+BS/CS混合器で混合し、BS/CS/CATVブースターに入れる前でレベル確認、入れた後でレベル確認、各部屋の分配器で分配した後にレベル確認という形で接続しました。
アンテナで混合してブースターの後からみると、末端では4分配の一つとなりますが、そのレベルはアンテナ直付けのレベルと不変でしたので、それは出力というより信号品質か?という判断に到った訳です。
投稿: 壱源 | 2009年4月21日 (火) 13時58分
こんにちは。いつも楽しんで拝見させて頂いてます。さて、我が家でが地上波デジタル放送が、近くの小山のせいで電波が弱く、ブースターをかまそうか悩んでおります。アンテナレベルが低く時々ブロックノイズが乗ってしまいます。記事を読むとあんまり効果がないのかなぁとあきらめ気味でしたが、こんな記事が・・・
http://joshinweb.jp/av/ant5.html?ACK=TOKU
このC/N比というのが良く分からないのですが、テレビやレコーダーについているアンテナレベルの数値には意外にブースターによる利得は反映されないのかも知れませんね。では。
投稿: sara | 2009年4月21日 (火) 13時35分