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2009年4月12日 (日)

アンテナ接続したけれど、、

 地デジの普及、BSデジタルの普及でピンチ?を迎えているのが、CS放送、CATV放送だ。
 そもそも、CS放送、CATV放送のメリットというと多チャンネル放送だが、現時点では、魅力的な番組コンテンツが少ない事。高額な事。等々、思った程の普及を見せていないのが現状である。
 そんな限られた番組コンテンツでチャンネルが増えても、放送内容が重複すれば旨味が少なくなるのが現実。で、将来のアナログ停止でデジタル化が進むと、回線的な余裕でBSデジタルのチャンネルが一気に増加する見込みである。

 特に、最近の新世代テレビの普及で、地デジ、BS/CSデジタルチューナーが一般的になると、無料で受信可能となるBSデジタルでチャンネル数が一気に増大する訳だ。
 すると、、、、、高額ながらも多チャンネルを売りにしていたCS、CATVは一気に魅力を失いかねないのだ。BSデジタルならば無料で多チャンネルという状況になるのであり、或る意味、当然といえば当然なのである。

 そんな中でCATVの魅力は?っていうと、やはり難視聴地域での安定した画像受信ということになる。しかし、それだけでは旨味は薄いのである。多くの視聴者にとっての魅力と気になる所というのは放送内容と配信方法である。
 今の放送形態、、、、、地デジ局は同一周波数パススルーなんで問題無いけど、BSデジタル局は、トランスモジュレーション伝送方式を取っており、専用のSTBが必須という構成がダメダメな点である。
 BSデジタルが無料で多チャンネルな配信手段となるならば、やはり、BSデジタルも同一周波数パススルーで配信すべきだが、仮に、今のトランスモジュレーション伝送方式に拘りすぎると、逆にCATVユーザーは減るかも知れない。

 さて、そんな事はさておいて、我が家の視聴形態をどうするか?では、インターネット接続回線等の事も考えて、最低でもCATVの基本契約は保つというスタンス。つまり、地上デジタル映像はCATV回線からの同一周波数パススルーで配信されたものを視聴するスタイル。そして、現在はSTBが一台あるので、これもリビングに設置しており、これで、地デジ、BSデジタル、CATV放送を視聴、録画するというスタイルであり、これはずっと保つのであるが、、、、
 この方法では欠点もある。それは、リビング以外ではアンテナの共聴配線を使い、同一周波数パススルーで配信されたものは視聴可能だが、原則としてCATVコンテンツはSTBが無い限りはトランスモジュレーション伝送方式で配信されているコンテンツ(BSデジタル、CS系)は視聴不可能である。これでは、リビング以外に今世代の3波チューナー内蔵テレビを買って置いても地デジしか見れないのである。

 ということで、将来一気に増大するBSデジタルコンテンツをSTBレスで何処からでも見れるように、再度BS/CSアンテナを設置してアンテナの共聴配線に混合させる事にした。なお、BS/CSアンテナは最安、最小のサン電子のCBD-40STってモデル。昔、普通のBSオンリーのアンテナをつけていた場所に、そのまま設置。

 我が家では、次のような接続になっている。

 CATV→保安器→二分配器→(一本はインターネットモデムへ)→ブースター→

 ここで、保安器の後の二分配器から出て、ブースターに入る方にBS/CSのアンテナ線を混合させる方法である。

 こうやって共聴配線にBS/CSを混合し、リビングでは、アンテナを最初にU・VとBS/CSを分波した後にBS/CSを2分配し、一方をPCに、一方をDVDレコーダーを経由してテレビに入れるパターン。
 なお、U・Vは、アナログとデジタルが混合状態なので、3分配し、一つをPCの地デジチューナーに、一つをSTB→旧DVDデッキのEH70V→DVDデッキのXW200Vのアナログ→テレビのアナログ、残りをXW200Vの地上デジタル→テレビの地上デジタルに接続している。幸いな事に、分配して出力が低下して受像不良となる事は無いようなので、室内側にブースターは不要のようである。

 なお、テレビのBS/CSアンテナ端子に電源供給を行わせ、電通の分配ラインを経由してBS/CSアンテナに電源供給を行わせている。

 今現在、寝室のテレビはアナログテレビで、アナログチューナーしか無いVTRを設置しているが、近い将来的には、デジタル3波チューナー搭載のテレビ(Panasonicのビエラ)に交換する予定。このテレビには共聴アンテナから入れたコンテンツを普通に見るためのモノだが、Irシステムを搭載した機種を選び、旧VTR/DVDレコーダーであるEH70Vと連携させて寿命迄使うという魂胆だ。

 今現在は、BSデジタル局数は乏しく、内容的に地上波の再放送ばかりで旨味は無いけれど、相当数の放送局の参入が見込まれている。平成23年の完全デジタル化に伴い、BSデジタルへの免許申請は29社、38チャンネルであり、最終的には現行の12チャンネル+新規認可の8~12チャンネルで20チャンネル程度に増加する見込み。思うのは、この新規参入のチャンネルはBBCとかディズニーとか、、、そういうチャンネルであり、現行のCATVの放送コンテンツと相当に重複しそうである。

 はたして、平成23年になってもCATVがBSデジタルをトランスモジュレーション方式で配信するのかどうか?が興味深いところ。パススルーで流してくれれば一番楽なんだが、、、、

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