« 前乗りは、マイノリティか? | トップページ | 家庭内LAN »

2009年4月 2日 (木)

新入社員の季節

 今年も例年通りに新入社員がやってくる。
 ぶっちゃけ、人の人生に絡むのは嫌なんで、どうでも良いのだけど、ことしも新入社員の泊まり込み研修で講師を受け持つ事になっている。今週は、新入社員研修で講師、来週は、来年度の入社希望者の面接官を行う予定だ。

 ホンネを言えば、どうだって良い事。

 ぶっちゃけて言えば、研修を受ける側の気持ちは、初めての社会人生活で研修を受けるという環境に錯覚してか、猫かぶりか知らないが、滞りなく、言われるがままに聞いて時間を過ごそうって思っている程度。
 実際、入社後年数が経過した奴ら見ると、みんな化けの皮が剥がれて本能?や本音のまま動いているのが現実。そして、その当時の話なんぞ、だれも覚えていないのが現実。

 採用試験でも同じ。何だか盛んにアピールする奴が多いけど、過去に入社してきた奴らで、そういうアピールに見合った中身を持つ奴なんぞ、ここ十年以上誰一人入ってない。

 まぁ、入社前、入社段階で希望に胸を膨らませるのも判るけど、胸だけ膨らんで、中身は空気だけだろ?っていうのが正直な感想。攻めて、遊びや趣味に傾注していれば!って思うけど、それも無い。

 それでも、組織は人を毎年補充しなければならない。で、そういうモノばかりが集まるっていうのは、実は組織の実力であり、その歴史が組織の器を作っているっていうのも現実。こういう組織だから、こういう奴らが集まるっていうのが、所謂伝統なんだろうか?

 勿論、最初の段階で、こういう冷めた目で見るつもりは無いけれど、入社間もない段階で、気合いに満ちて、希望に満ちて、主張する奴は多いのだが、残念ながら、組織に長期浸かっていると、いつの間にか、組織の色にみんな染まっている。不平や不満が在っても、自分からアクションを起こせる奴は皆無。技術系志望で開発を宣言する奴はいるけど、イザ!の段階で、手を挙げる奴は皆無。勿論、その秘中の秘を編み出す能力が無い奴ばかりだが、殆どが、誰かがやれば良いのに!って他力本願的。

 そして、年数が経って、年功序列的に職制が上がると、いつの間にか事なかれ主義。居るだけ残業。そういうのがデフォルト。
 嫌みでも何でもないのだが、入社間もない頃は、みんな意欲に溢れているようなフリをするのだが、最終的には自分で決断出来ない人が多い。お伺いをたてて、迷って迷って、決断出来ない。そういう人がとても多いように思う。決断出来ない人、発想出来ない人、後追いしかできない人、真似しかできない人、、、、、俺的には、そういうのは生きる価値が無いと思うところだ。

 そういえば、過去には人を育ててくれ!って話を幾度と無く経営者から言われた事があるけど、そういうのはハッキリ言って無理。教育なんぞは人格形成こそが鍵。人格形成には幼年期から成人する迄が重要であり、例えば20年かけて生み出される人格は、20年が必要。別の人格から別の人格に変革させるには、それ以上の年数が必要だと思う。人格が価値観を生み、価値観が意志を生むものである。
 新人研修では、ガイドラインの説明こそ出来るけど、教育は不可能。教育は雇う側に必要で、新人の人格を見抜き適材適所に配置するための期間が研修期間や育成期間。新人を教育するのではなく、雇う側が判断する期間なのである。

 経営者が望む仕事があるならば、その仕事に適性を持つ人間を雇う事が重要。適性を持つ人間の関心を惹くようなインフラ整備が企業に必要なだけだ。その準備なくして、それに見合った人が応募してくる筈がない。今レベルの状況で募集を掛けても、集まる人は、そのレベルで研究が出来ると勘違いする奴ばかり。応募する奴が賢ければ、当然、企業を見抜いているモノ。そんなモンである。

 さて、そんな思いはさておいて、今年は一体何話そうか?小難しい事話しても駄目だろうし、とか言って、雑談ばかりも、、、、でも雑談の方が未だよいかな?

|

« 前乗りは、マイノリティか? | トップページ | 家庭内LAN »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新入社員の季節:

« 前乗りは、マイノリティか? | トップページ | 家庭内LAN »