体組成計の数値に思ふ、、、。
体組成計っていうと、取り柄は体脂肪率、基礎代謝量、内臓脂肪レベル、骨格筋率、体年齢の計測算出でコンディションを数値化して教えてくれる事。一般には、簡単な計算式でも把握出来る数値群だけど、体組成計では被験者の測定数値から直接的に求める事ができるのが大きく違うのである。
一般の計算式では、年齢、身長、体重を主因子として、その他必要な数値は統計的な平均値を用いており、固有の体型、筋肉の付き方等々は計算に反映されない場合が多いが、体組成計では、その辺が違うのである。
因みに、一般の計算式を紹介すると、、、
1.基礎代謝量の測定
これは、過去にも当サイトで紹介したものだが、
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/06/post_1449.html
である。ここでの計算値は自分をサンプルとしたら1536kcal/dayだが実測では1620kcal/dayと80kcal/day程のズレがあるようだ。
2.体脂肪率の測定
これも、過去に当サイトで紹介したことがある。
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/11/post-f7c5.html
である。キャリパー法(つまみ法)で、二点計測、三点計測で求める方法だ。この場合、自分を例にとると計算値で10.5%、計測値で11.2%と結構正確である。
3.骨格筋(筋肉)率の測定
これは、チョット調べてみると
http://www.ntv.co.jp/sekaju/class/080126/02_02.html
体重[kg]×体脂肪率[%]÷100=体脂肪量[kg]
体重[kg]-体脂肪量[kg]=除脂肪体重(骨・筋肉、内蔵などの重さ)[kg]
除脂肪体重[kg]÷2=筋肉量[kg]
筋肉量[kg]÷体重[kg]×100=筋肉率[%]
であり、当て嵌めてみると、、、、
66.5×11.2÷100=7.4[kg]、66.5-7.4=59.1[kg]、59.1÷2=29.55[kg]
即ち、29.55÷66.5×100=44.3[%]
でも、筋肉率が体重の50%という統計数値が含まれるので計測値とは異なるもの。体組成計で計ると38.1%という数値。かなり違う。
と、色々あるけど、一般の計算式というのは、多分、運動習慣のある人には直接的には当て嵌まりづらいものかなぁ?っていうのが正直な感想だ。
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