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2009年4月 1日 (水)

前乗りは、マイノリティか?

 俺的には、単車も自転車も前乗り気味が好きである。

 腰を引いて前傾姿勢で上目遣いって乗り方読本が多いけど、どうも好きになれない。それは自転車でも単車でもである。

 自転車での前乗り、単車での前乗りは全く意味合いは違うのかも知れないが、前傾姿勢気味の乗り物では、前乗りが好きで、結果的に前傾は深く無かったりするのである。

 自転車では、ハンドルとサドルは結構近いのである。所謂、リーチは長くないのである。結果、トップ長も長くない。で、前傾姿勢を取る時の基本は腕を畳むくらいのもので、長いトップ長、長いステムで長いリーチ、落差の大きなハンドルで背中が伸びきるのはNGなのだ。少なくとも、尻から背中は真っ直ぐ立って、途中から弧を描く程度の背の丸めが好みである。ペダリングの最中では、肘と肘の間に膝が迫ってくるような感覚である。
 そういうポジションが作れる自転車が自分的には乗りやすいのである。昨今流行の海外ブランドのロードバイクに跨ると、ハンドルが強烈に遠く、背中が伸びて腰に負担を感じるように思うのである。
 自転車では、シートパイプ長で自転車のサイズを選ぶ人が多いけど、今のトレンドのスローピングフレームでは、ハッキリ言って、どんなサイズでも足が届く仕様になるのが普通であろう。そういう現状で、シートパイプ長で自転車を選ぶと、あんまり幸せでなくなるように思うのである。

 自分の選んだ最近のスローピングバイクっていうと、ラングスターがあるけど、これは、サイズで520mmを選んだのだが仮想トップ長は538mmもある。ステムは95mmである。これのリーチは普通に考えて633mmとなる。この長さは結構厳しいのである。自分は、サドルを相当に前に出して対処してるが、リーチは600~610mm程度であり、フレームサイズはトップ長525~530mmならステム長は80mm程度のモノというのが俺的なデフォルトである。それ故に、ラングスター標準では、かなり大きく感じるのである。
 最初は普通にサドルをセットしていたのだが、快適性を求めてサドルは通常より25mm程度は前に装着したような状態である。
 今も昔も、自転車を併せるなら、リーチ長は600mm程度がベスト。そういうサイズは海外ブランドで可能?っていうと、概ねステム長が100mm以上のモノが多く、殆どミニマムサイズのXSサイズになるか、設定されていないかが多い。
 かなり余談になるけれど、俺自身は、リーチの調整にステム長の調整では行わない。ステム長は、フロントアライメント(キャスター角、オフセットで得るトレール量)とステムセンターからレバーグリップ迄の兼ね合いだから必然的にフォーク周りのアングルが決まればステム長は決まるという考えである。肩幅に応じてハンドル幅が変われば、ステム長が変わるという程度の考えである。だから、自転車を買う場合、ステム長は固定長扱いで考えて、リーチに影響するトップ長を見るのである。
 だからラングスターの場合は、自分に合わせるにはサドルを相当前方となるように固定する事となる。幸いな事に、ラングスターは固定シングルの癖にシートパイプが立って居なかったので、サドルを前方留めにしても、ハンガーから見ても膝水平位置が悪くない位置だったんでOK(即ち、結果的にシート角が立った状態となっている)だが、多くの完成車はポジションが得られない場合が多い。
 ともあれ、このようにハンドル位置から見ると世間で流行している海外ブランド乗りに比べると随分な前乗り気味となるのである。
 そのような前乗りで得られる感覚としては、体幹周りの緊張が緩く、腰痛とは無縁だし、骨盤が立ち気味で息が大きく吸えるので負荷を長時間保ちやすい感覚、身体の保持を腹筋、背筋+ペダリング反力で行うので、高ケイデンスの維持が必然だが、それを維持するには結果的に軽負荷を踏む事となり、膝痛を引き起こさない。と、自分的にはメリットだらけなのだ。勿論、そういう状態が続けれる腹筋、背筋の強さであったり、高ケイデンスに慣れた漕ぎ方というのは前提条件だ。

 単車ではどうか?っていうと、やっぱり短いタンクでシートの前気味にチョコンと座る感じ。腰を引いてトラクション云々でなく、股下で車体の後半分を好き勝手振り回せる乗り方が好み。ライダーズクラブでのライディング指南なんかとは、全くと言って良い程正反対である。
 印象的に、後乗りは、緩やかな単車任せの旋回って印象だ。決まり切ったコーナーを何の想定外も無い信用しきった状態ならば後乗りでっていうのも在処も知れないが、その辺で見かける後乗りっていうのは、ホントの意味で後乗りという以前に、腰の退けたビビリ乗りにしか見えない。考え方によっては後に乗ってトラクションを乗せる方が云々も聞くけれど、それは前輪荷重が抜けない範囲の話であり、大トルク、高出力で開けるのに後に乗ってたら吹っ飛ぶぞって話だ。アクセルは辛抱して開けるのでなく、アクセルを開けて出る挙動を辛抱して抑える方が大事。
 俺的に、コーナーせめて怖いのはアクセルワイドオープンで荷重が後に行く状況以外において(つまり、入口と旋回中で)、前輪の接地感を失う事の方が怖い。後輪は大きな出力を与えると本来滑るのが前提であり、ならば、滑らないように抑えるのでなく、速い内に滑らして対処する方が自然という考え。
 まぁ、前乗りも後乗りもアリだろうけど、少なくとも、アグレッシブに活発に踊るように走る時、基本は前乗りである。前に乗って、振り回す感じ。座った感じも背中を傾けるのでなく、腰をしゃがめて身を畳む感じ。まぁ、それだから、セパハン、バックステップ、シングルシートでも1000[km/day]ツーリングで、腰痛、首痛、背中痛とは無縁なんだろうと思う。有るのは、脹ら脛の筋肉痛くらい、、、、
 自分の好きな峠の場面はどんな時?っていうと、人がいやがる状況。そう、下り坂が大好きなのだ。下りで路面のカントが逆に付いたようなコーナーを含むS字の切り返しなんて状況が特に好き。単車の上で踊るように体位を入れ換えて操作するのだが、当然、そういう状況では減速時に荷重が前に乗る。前に乗ってもハンドルの自由度は失わせないように下半身で上体をガッチリ支える。それで居て、荷重が乗らないリアはいつも以上に自在に振り回せる。そういう状況は大好きである。

 踊るように走るなら、選ぶ単車は100%、2ストロークだ。抑揚の在る操作ではエンブレが邪魔。どんなにブリッピングを上手く行って回転を併せても、回転が落ちるだけに必要なのが時間というか、待ちというか、間合い、、、、これがウザイ。スパッと回転が落ちる反応の速さが大事。

 何はともあれ、後乗りの目つきの悪い上目遣いはキ・ラ・イ・・・・・前乗り、笑顔でにっこりが好みなのだ。

 しかし、自転車でも舶来モノで、サドルハイトが超高いのが流行だったり、単車での極端なセパハン、バックステップを好むカフェ系改造車が流行ったりしたのは、正直、乗れてるの?って感想なんだが、まぁ、方法論は人それぞれだから、多分、秘密の技を持っているんだろうねぇ。俺的な前乗りは自転車でも、単車でも、身の回りから見ると、明らかに、マイノリティである。

 まぁ、ライダー、サイクリスト、特に、スポーツ系が趣味な人は俺に限らず、自分が大好きだろう。それ故に、戯言かもしれないが、自分も振り返ってみると、単車歴、自転車歴の全期間において、膝通、腰痛、手首痛、首痛・・・・・ありとあらゆる痛みや故障と無縁である。それ故に、今でも、自分の少数?意見は自分の中では絶対に正解と思っているのである。

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