« Phase 5 豚インフルエンザ | トップページ | コンパクトクランクは、、、 »

2009年5月 1日 (金)

CATVではアナログ再配信はどうなる?

 チョット古いニュースだけど、CATVで視聴している人にとっての話。
 今年の頭の話だが、アナログ停波後もCATVに限って3~5年間はアナログ変換で再配信するという。これは政府の指導の話だが、この話、未来永劫、アナログ変換での再配信しても良いのでは?とも思う。

 元々、電波の周波数不足で帯域占有の少ないデジタル化を進めるというもので、CATVでは基本は関係無い話。それ故に、CATVユーザーに対してはアナログ配信しても誰の迷惑も掛けないのでは?と思う程。

 我が家では、各部屋への共聴アンテナにはCATVによる地デジパススルー波、CATV波、更には、パラボラ受信したBS/CSデジタル波を載せているので、テレビさえ繋げば普通に見えるけど、少なくとも、アナログ配信が停まればアナログテレビはゴミになる。

 ところが、テレビの寿命は使い方にもよるけど10年以上、、、、下手すると20年保つ場合も少なくない。そして、1980年代以降の一部屋一台のテレビ多数時代では、日本の世帯には相当数のアナログテレビが未だ活動しているとも思えるのだが、そういうテレビが一気にゴミになるのは、やっぱり勿体ない気もする。

 その救世主?が地デジチューナーだが、少なくとも、CATVでも大元で再配信するだけでアナログテレビが延命できる訳で、基本は使えるモノはしっかり使うという方向がホントのエコだと思う。製品寿命を迎えずして、地デジチューナー無しではゴミになるというのは非常に虚しい感じである。
 アナログテレビ自体、今の価値は極僅かであり、その価値の数倍以上の価格の地デジチューナーを後付けすること自体ナンセンス。

 資源の無駄遣い抑制と、モノを大事に!こそがエコであり、一部の車屋がやってるような『エコ換え』なんてバカな施策こそ虚しい。
 今あるテレビを活かす施策、CATVにはアナログ再配信を義務付け、そうでない世帯に対しては、地デジチューナーを無償配布するというのが一番では無いだろうか?

 自身、素直に今の時代のテレビを買おう!って気力が湧かないの現実。地デジがどうこう、ハイビジョンがどうこう言う前に、どうも今の売っているテレビが純粋に見辛いというか、、、、、地デジが嫌いなのでなく、液晶が嫌いなだけである。今の実質は地デジ=液晶かプラズマであり、ブラウン管=アナログというのが区分となっているが、テレビの視聴を液晶、プラズマでと行為が腑に落ちないというか、嫌なのである。
 地デジしか配信されなければ否応なく液晶、プラズマになる。でもアナログ配信されれば、ブラウン管が使えるというのが個人的には嬉しいのだ。

 この思い、ハイビジョンブラウン管と倍速液晶パネルを並べて置いたがために、余計に拘ってしまう状況。並べると、剰りにも違う、、、、、この違い、驚く程の違い。
 電気店では古いノーマル解像度の29インチブラウン管と液晶テレビの画質の違いをアピールしているけど、最終世代のハイビジョンブラウン管と液晶テレビを仮に並べると、画質や見やすさに対する評価は結構拮抗するのでは?と思う。

 個人的には地デジ云々以前に、もう少しブラウン管で過ごしたいという気持ちなのだ。次世代ブラウン管に限らず、液晶でもプラズマでも、もう少し違和感を感じなくなってから移行したいのだが、その時期が何時やってくるか?が重要。
 取り敢えず、2005~2006年製造のハイビジョンブラウン管に更新したので長くて10年程度は安泰かもしれないが、その間に是非納得できるパネルが生まれて欲しいモノである。

|

« Phase 5 豚インフルエンザ | トップページ | コンパクトクランクは、、、 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: CATVではアナログ再配信はどうなる?:

« Phase 5 豚インフルエンザ | トップページ | コンパクトクランクは、、、 »