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2009年5月31日 (日)

ぎっくり腰、適齢期

 会社の同僚がぎっくり腰で二日程休んだ。
 聞くと年齢が39歳という、、、、、で、思い返してみた。自分のファイナルぎっくり腰は何時だったか?記憶の中では5年前だ。5年前というと、ダイエットで減量する前の話。

 減量する前の年齢は30代後半。ぎっくり腰を初体験したのが、30代半ばだったはず。

 ぎっくり腰になるのは、チョットした姿勢の無理が原因。そして、ぎっくり腰になると寝た状態から立ち上がったり、立ち上がった状態から寝たり、、、、そういう姿勢の変化が異様に堪えるのだ。

 そんな記憶を馳せながら周りに三十路後半を中心にぎっくり腰ネタで話してみた。

 すると、ぎっくり腰年齢は速い人で二十代後半、遅くとも30代半ばには経験する模様である。

 そして、ぎっくり腰は癖になると言われているけど、ぎっくり腰な人の多くは、元々の筋肉が少ない人、或いは、メタボ化進行で体重が増加した人が多い。

 これはぎっくり癖というよりも、ぎっくり腰に為りやすい身体の変化というか衰えがぎっくり腰を引き起こしているとも言える。それは、自分も結構ぎっくりしていたけど、減量以後は全くぎっくりしていないからだ。
 自分のパターンが全てのパターンとは限らないが、結局、ぎっくりは腰に掛かる負荷を筋肉が支えられなくなり骨に無理が掛かると仮定すれば、重量オーバーな変化、筋肉量低下な変化が腰骨に負担を強要して、その限界を超えた状態がぎっくりとかヘルニアに結びつくとも言える訳だ。

 自分の意見では、ぎっくり腰は三十路世代の最大の要因は肥満による体重増加、五十代以降では筋力低下が原因と考えている。

 ぎっくり腰はとても痛く、悲しい状態。これを回避するには体重増を抑え、筋力低下を緩やかにする取り組みを行う事。これを続けるのが最大の処方箋だと言えよう。

 因みに、ぎっくり腰にならずとも、デスクワークで姿勢の悪いPC操作を行っていたせいか、入社後数年の三十路前後の時代でも腰が微妙に痛いと感じていたが、今はどんな姿勢をとろうが腰に痛みは皆無、、、、、腰は月の要と書く。腰を守るには筋肉確保と脂肪除去が一番。身体の要を守るには、やはりダイエットと筋トレが有効だ。

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5/24~30の週の検索ワードピックアップ

★シングルスピードの速さ
 これで検索される方、結構多い。シングルスピード=固定という印象も少なくないだろうけど、実はフリーのシングルも結構速いのである。
 同じギア比を選んだの普通のロードバイクよりも速かったりする。
 その理由、、、、私が思うに、重量とは違う要素が速さに効いていると思う。っていうか、最近はそれが確信に変わりつつある。
 最近思った考え方は、ならば、何故ロードはシングルスピードより速くないか?というところで、ロードの抱えるネガを探してみると、、、、、、それは、実は駆動系に問題があるように思うのである。(あくまでもシングルスピードに比較しての話)
 ひとつは、チェーンテンションがスプリングで与えられている事。路面、走り方によって、結構暴れるのがチェーンである。特に、インナートップ近辺ではチェーンの蛸踊りが激しいのである。
 もう一つは、インナートップ近辺、アウターロー近辺におけるチェーンラインの無理からくるフリクションロスである。

 思い起こせば、単車のカムチェーンテンショナーの話、オートカムチェーンテンショナーと調整式のそれでは、アイドリングの回転数も変わる事があるのを人は知っているのだろうか?

 昔の臍を調整するカムチェーンの張りを調整した事がある人でないと知らないだろうが、結構無視できないのだ。
 そんな体験と最近の自転車感がシンクロして得た結論である。

★エンド幅とOLD寸法違いの対策
 この検索がとっても多い。
 まず、一番多いのがOLD=135mmのカプレオハブの130mmエンドに入れる際は?ってことだが、これ、シマノのカプレオ取り説中にも記載してあるけど、左側の5mm厚スペーサーを抜きなさいって書いてある通りで考える事無し。買う前に悩んでいるのだろう。

 次、インテゴ(残念ながら廃盤となったが、、、)だが、これはOLD=135mmである。そしてハブ軸のロックナット内にあるスペーサーが右に3mm、左に7mm厚が使ってある。そこで、左の7mmを右の3mmを余分に注文して付け替えれば131mmとなる。これなら問題無し。

 次、昔の120mmエンド幅のバイクに現代のハブを使う場合、、、、OLDの不適合が10mmもある。っていうことは、相応のスペーサーが用いたハブを選ぶのが安上がり。勿論、ハブ本体、ハブ軸を別で注文すれば、どうにでもなるけど、コストから考えると、購入ハブのハブ軸を使うって前提での話。すると、8mmスペーサーがつかってあるのがSORAのハブだ。この8mm厚スペーサーを抜けば122mmとなるのでOKだ。他のロードハブは4.8mmスペーサーだから難しいけど、SORAなら出来る。
 しかし、オチョコ量が相当に大きいので、これを気にするなら、上のインテゴ用スペーサーの3mm厚に入れ変えててやれば125mmとなる。これで5mmの無理だが、鉄系フレームなら5mmくらいなら大丈夫である。

 次、クロモリフレームにジュニアカセットを入れる。これは、フレーム側にも或る程度の制約があるけど、ハブセンターを最大で1mm程度移動することで、かなり対応の幅が広がる。フレーム側に求める要素はアクスル固定位置の自由度という意味でロードエンドが望ましい。
 ハブ的にはジュニアの10速対応となるとDURAか105の選択だが、ハブ軸のスペーサーの構成から考えると105のハブがベスト。DURAはスペーサーという概念でなく、ハブ軸アッシーで他のモノと交換する必要があるので割高。その点、105が楽だ。自分のBSのTTロードもそうしている。ハブセンターを0.75mm程オフセットしてホイール組をしているが、それで16Tトップのカセットでもフレームとチェーンの干渉は完全に回避済みだ。1.5mm以上のオフセットするとオチョコが大きくなるのでホイール強度が心配。

★廃液処理
 廃液処理元の薬剤は過酸化水素+過酢酸で検索する人、凄く多い。大手のケミカルメーカーからのアクセスが頻繁だ。この薬剤、本来は病院等で手術用器具の消毒に使うモノ。一般には、大きな病院には、廃液処理プラントを装備しており、それで少量の薬品処理を施し排水しているが、これを大量に用いるのは結構処理が大がかり。

表記上は換算か水素水であるが、実体は酢酸+過酢酸が殆どの酸性溶液。それ故に、中和が必要、中和処理には相当数の時間を要するし、無害化処理には酵素を用いた生物処理が必須。これがパラドックスとなる。なんたって、生物を殺す薬品を生物処理で無害化する。これが処理時間が長くなる最大の要因。

 腐食性酸性液体であり金属材料で装置を構成するのは相当にリスキーなのだ。そもそも酢酸であるCH3COOHである。これを大量に港湾に廃棄するのは、分解しない限りは結局は有機廃液の排気であり、港湾中のCODを上昇させるのが怪しい。

 後は安全面でいうと、過酸化水素というモノであり、積載時における温度管理を維持しないと爆発炎上のリスクもあるので取り扱いに注意が必要。

★摺動とセラミックス
 セラミックスで摺動というと、多分ジャーナル軸受の事だろう。
 ジャーナル軸受の設計はハンドブックに従って直径の1/500~1/1000を隙間とする人が殆ど。特に、この業界は中小企業が多く、経験と嘯く知識の無いオッサンが考えることなく決めているのが現実で、ホントの所、その隙間に突き詰める人は少ない。
 大企業の研究職であれば当然の知識だろうけど、そういう企業では、この手の薄利商品は扱わないので、実は技術の盲点となっている。
 そんな軸受け隙間は、実は、軸受けの条件で厳密に計算できるのだ。隙間の計算では、前提として流体潤滑が維持できる隙間を計算する。隙間の計算では、面圧、周速、合成表面粗さ、流体粘度、偏芯率、最小水膜厚さは厳密に関連しており、この関連を数式化して方程式と説けば解が出る。この条件では固体は非接触でありセラミックスだろうが何だろうが関係ないのだが、現実の起動時とか停止時は非接触状態とならない。そこでは、軸と軸受けの接触がある。そこでセラミックスがどうよ?って話になるわけだ。
 セラミックスの選び方、、、、それは、摺動で接触が生じた時に凝着の発生しない組合せを選ぶ事。構成元素から想定される化合物の生成自由エネルギーを計算すれば或る程度の回避が可能だ。
 セラミックス単体では高硬度であっても、組合せがマズイと一発で反応し凝着する。すると一発でブチ壊れる。そんなもんだ。
 セラミックスを摺動に用いるもう一つの前提が、固体接触がデフォルトな固体摺動時。
 これは案外諸刃の剣。何故ならば、セラミックス=平滑面であり、無潤滑時は接触面積が滅茶苦茶広いということ。これは抱き付きの元凶だし、抱き付いた時のロックするブレーキ力は滅茶苦茶大きい。そういう意味で、セラミックス軸受を気中運転モードを想定する環境で使うのは実はナンセンス。でも業界の常識となっているのが笑える。因みに、その対策を商売のネタにしているのも事実。

★ケイデンス
 これを言っちゃ、人によって違うよ!って意見も在るだろうけど、同じ人間、多分、ケイデンスも同じくらいになるのでは?とも思う。
 但し、回す事が出来ない人に高い回転数を言うと、嘘!ってなるんで、無負荷なら十分に回す回路を脚に備えた人限定で言うとすれば、、、、、

 ズバリ、110~120rpmだと思う。これが維持出来る程度の負荷で走り続けるのが多分楽だと思う。

 この回転数を高いという人も居るかも知れないが、ポジションを上手く作れば勝手に脚は回るのでは無いだろうか?責任は持てないけど、、、、、勿論、勝手に回るような状況なんで、仮にジーパンでも、仮に普通の短パンでも、尻も脚も腰も膝も、、、、、どこも痛くない筈。自転車に乗って、どこそこが痛いっていうのは、乗り方不適合の自転車からのメセッージだ。このメッセージを装備で回避するでなく、ポジションで回避するのがサイクリストに求められる対応だろう。
 それが見つかれば、身体を痛めることなく110rpm程度は楽勝で回る筈。

 それから、ケイデンスというか回転数を高める事で駆動力自体は失われない。言い換えれば、回転数が高かろうが、低かろうがペダルを踏む瞬間の最大の力は不変(厳密には変化するけど違いは僅か)。
 つまり、ペダルを踏む力、即ち筋力の強化は一朝一夕に叶わないが、回転数を上げる事で出力、即ち速度は高める事が出来る。
そして、回転数を高めるのは、コツ(回すための神経回路)、位置(ポジション)に尽きる。コツの部分は、専門的に成長期から行った人間には敵わないが、それでも一定レベル以上に高めるのは難しくない。ポジションは人に応じてベストが存在するのも事実。コツと位置を決めれば、殆どの人が130rpm程度は楽勝になる。130rpmが楽勝になると110rpm維持なんて朝飯前の筈。

 話が脱線するけど、ケイデンス一定こそがベストの論理は今一信用していない。ケイデンス一定論の裏は、遭遇する坂道や向かい風で増える走行負荷でもペダルを踏む力を一定に保てる低ギア比を選ぶ事を前提に、そこから駆動力不要で回転数を高める事で速度を落とさないのが目的であり、ケイデンスを高めることで、速度を落とさないというのがホントの意味だと理解している。

 勿論、回転数を保てる限界があるから最終的には速度は低下するが、それは回転数を保てない限界を超えた後の話。少々の丘とか向かい風では速度を保つために僅かなローギヤードで高回転を保つというのが理想。

 実際、競技では向かい風、丘、峠で差が生まれるが、それは僅かな走行負荷の増大でペダルを踏む力と揃えるギアを選びながら、それで短くなるロールアウトの比率を補うだけケイデンスを高め速度を維持するのがセオリーとすれば、それに付いていけないモノが脱落しているというのが現実。

★DAHON等小径車の最高速度
 ロード乗りの中には小径車改造マニアを馬鹿にする人が居る。一般論としてホントに速い自転車を楽に調達しようと思えばフルサイズが楽であるが、小径車だから遅いって事もない。小径車のメリットはタイヤ周長が短くロード用駆動系コンポを組み込んだら、ロールアウトが相対的に短くなる。これは大きなメリット。ロードでジュニアカセットを組んだの似た様な効果である。ギア比を一般ユーザー向けに併せやすいのが最大の美点。
 ポジションはどうにでもなる。

 すると、結果的に条件次第では50km/h以上も楽勝だし、荒れた路面でも無ければ100km超のサイクリングも楽勝。実用上明確に遅いって理由は見当たらない。

 私感だが、ロードで速いより普段着の小径で速いほうがカッコイイというか、目立つ様な気がする。

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ファイナルCoppermine Dual!

 10年前のネタなら面白い話なんだろうけど、、、、
 廃品を集めたらパーツが揃ったんで、我が家のジャンクパーツでもう一台AT機を作る事にした。

 M/B:Asustek CUV4X-D(未開封新品)
 CPU:Coppermine 1BGHz Dual(未開封新品)
 RAM:PC133-512MB×4=2GB(使用頻度僅か品)
 HDD:SEAGATE Barracuda 7200.10 ST380215A 80GB(新規購入品)
 DVD:DVDスーパーマルチ(新規購入品)
 VGA:MATROX Parhelia-512(使用頻度僅か品)
 ケース:500円の中古ケース

 そういう構成だ。これがファイナルマシンとなる予定。HDDとDVDはこの際購入したパーツだが、その他は既存マシンの予備品ストックとしての未使用新品ばかりだ。

 今の時代、最新はcore i7シリーズでLGA1366フォームファクタだろうし、今後と言えば、近々登場すると言われているLGA1156フォームファクタで動くi5、i3シリーズなんだろうし、最新のデュアルというとXeon5500シリーズなんだろうけど、、、、

 ゲームしない、動画扱わないという使い方では、Windowsは2000かXpでも十分で、メール、ネットを中心という状況では10年前の仕様でも何の不具合も不満も無い。

 昔は、一台のパソコンで何でもこなすという考え方で、大は小をかねる的にハイスペックを求めていたけど、今は用途に分けて、、、、って方が好みとなっており、実際に、我が家では、i7マシンはテレビに隣接しておりDVD作成、ビデオキャプチャー以外では使っていない(アプリそのものを入れていない。メールのアカウントのセットアップさえしていない。OSの他にはキャプチャーカードのソフトのみだ)し、ごろ寝ットではVJ16MXF1027しか使っていない。ブログ、サイトの更新は自分用のメインマシンでCUV4X-D、嫁マシンはEVO W6000、娘マシンがGA-6VXD7って状況なのだ。

 結局、何でもかんでも一台で賄うっていうのは、逆に使いにくいという気持ちであり、結局のところ、用途別に分けているのが実状。多分、このような使い方の方が壊れにくいだろうし、長持ちするだろうし、最悪時のリスク分散にも繋がるように思う。

 そんな中、今の気分?は、各部屋に一台ずつPCを配備して必要に応じて使うという使い方が理想なのだ。そして、各部屋に配備するマシンは、、、用途はネットでの検索オンリーであり、新しい機能はハッキリ言って不要ということなのである。
 そういう風に割り切ると、Coppemineのデュアルでさえ過剰装備だが、Xp世代のOSの快適運用となると搭載可能メモリーが大きく効いてくるので、そういう点で考えるとメモリー規格に拘わらず1GB以上のメモリーが搭載出来るマシンの古い奴っていうのが自分の中で俄然、大きくなってくるのだ。
 ホント言えば、Windows98SEでも十分だけど、セキュリティーアップグレードが出来なくなったOSでネットに接続するのも抵抗あるんで、今の時点でセキュリティーが確保できる?っていうと、Windows2000か、WindowsXpというところ。サポート残年数を考えると、WindowsXpだろうか?というのが結論であり、そういう前提でスペックを定義すると、使えるか否かの判断はメモリー搭載容量に左右されるのだ。
 古いマシンで、メモリー制約がなく、その他の制約(といってもディスクの上限容量くらいか?)もBIOSの更新で回避できるっていうと、やはりPC133時代でi815/810以外のマシンが候補として上がってくるのだ。VIAの133チップが筆頭では無いだろうか?当時の評判は今一だが、アホみたいにクロックアップしたり速度追求しなければ良いチップだ。
 440BX/GX世代になるとCPUがSlot1/2なんで如何にも厳しいし、Pentium4のDDR世代になると微妙に割高だし、Pentium4世代機は電源容量的に熱的にも厳しく、気乗りしないマシン群だから、トータルで考えると、旧世代PentiumIII世代が機能的にも価格的にも非常に美味しいと思うのだ。

 多分、能力的な要求レベルがこの辺っていうのは、ネットブックとかネットトップという形で登場しているAtomを搭載したマシンが該当するんだろう。実際、今、部屋毎端末にゼロから組むならAtom330辺りのネットトップになるだろう。この辺は性能的にPentiumIIIと同等と言われている。
 個人でPentiumIIIで組むっていうのは、其処にパーツが転がっているから!って理由と、当時の刷り込みというか、印象というか、愛着あっての事だ。

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2009年5月30日 (土)

マスク売り切れ中、、、、、

 先週末に地元のドラッグストアで見た光景、その後、マスコミでも報道されている内容だが、豚インフルエンザの国内感染に伴いマスクが売り切れている模様。先々週はどうか?っていうと、丁度感染が確認された時でありマスクは普通に売っていたが、それでもニュースを聞いた人がマスクを買っていた。

 そんな訳で、マスク需要が急増で今は品薄状態という。

 ところが、マスクの効果はどうか?っていうと、感染者がウイルスを遠くに飛ばす事を抑止する効果は在るけど、ウイルスが浮遊した雰囲気を健常者が過ごす時の感染防止には大きな効果が持てないという。

 その理由は、装着不良で隙間から侵入するウイルスが少なくないからだという。結局は健常者にとっての防衛手段とならないと考える方が自然なのだ。

 事実、自分はマスクを装着していないのが実際だ。

 そもそも、体調不良となったら他人に感染させる心配以前に、自分の体調回復も含め十分な休養を取るのが大事。
 更に更に、感染リスクを避けるのであれば、人口密度の高い、更には、閉鎖された空間に出向かないのが一番。

 実際、季節性インフルエンザが流行る時期には、自身、勤務先でも人口密集で締め切ったような本社フロアーには絶対に出掛けないし、週末の買い物等々でも人の少ない時間帯に要件を素早く済ませるというスタイルを貫いている。

 後は、帰宅時における手洗い、うがいの励行くらいで、日常的には、十分な食事、十分な運動を含んだ規則正しい生活で身体本来の防御機能を高く保とうって意識のみである。

 豚インフルエンザは恐れる程でもないようだが、仮に強毒性の新型鳥インフルエンザが身近なエリアで発生したならば、多分、長期休暇を取り家に閉じこもる様な生活をするだろう。

 それにしても、日本人は表面的な報道に踊らされやすいと言うか、、、、マスクが品切れって状況に限らず、ブームも一過性、、、国民性だろうなぁ。

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サイクリングには、、、

 一定以上の距離を走るサイクリングには、やっぱり相応の装備が必要だ。季節的には雨具は不要だが、汎用工具、パンク修理セット、ニップル回し、チューブ、タイヤ、ポンプ、タオル数枚、ビニール袋、針金、、、、これだけで結構な荷物だ。当然、ポーチには入らないし、身体に装備するのはハッキリ言って邪魔邪魔である。時代的には、携帯電話、財布、デジタルカメラ、、、、

 ライド時には携帯電話、財布、タオル程度をポーチに装備するが、これ以上は邪魔なんで装備しない。それ以外は基本は車体に装着である。そう考えると、走るためには相当な重量を抱え込む事となるのだ。自転車の重量、これは多くのサイクリストが拘る数値の一つだが、レース使用でも無ければ、単体の車重なんて殆ど無意味な数値でもある。乗り手の体重以前に自転車の重量っていうのは、車体のストック重量+走行に必要な装備重量である。まぁ、単車とか車でいうと、乾燥重量と装備重量みたいな物。そして、装備重量っていうのは、乾燥重量に加える装備品によって決まるのだが、この装備品の重量は実は皆一緒って訳ではない。
 装備品っていうのは、乗り手の乗る技とは別の部分の経験や技術によって重くなったり軽くなったりする物である。工具を準備しすぎると重くなる。でも、足らないと直せない。ならどうする?って所で見つけるのが難しいのだ。

 同じ機能ならば軽いに越した事は無いのは事実だが、同じ機能に纏めるのに如何に装備を絞り込むか?勿論、万が一の時に不足とは為らないように、装備を纏めるのが大きなポイントだ。

 サイクリングには、何かあっても修理できて帰還できる装備が最低限度は必要。これはとても大事な事である。

  他には、このような必須装備を身体の軽やかな動きを阻害させない様にパッケージするのも重要なポイント。自転車において背中に物を背負うのは相当に大きなハンディとなり、重量以上に厳しくなる。何たって、背中はラジエターであり、背中の重量は必要以上の負担を四肢に掛ける事となる。腰周りに装備できる量も極僅か、、、、結局はサドル下、ハンドルの前といった部分に限られるのだが、そこに如何に装備を絞り込んで搭載するか?が重要だし、高負荷連続走行で糖分の補給を継続的に簡単に行える様なモノを選び、モノを走りながら取り出せる場所に装備するっていうのも重要なポイントだったりする。

 思い起こせば、昔のサイクリングではスポルティーフが基本、フロントキャリアに犬印のフロントバックを装備して、中に必要な備品を兼ね備えて走るのだが、今は違う。でも、決して手ぶらでも走らないし、バッグも背負わない。

 で、今回使用したのが、シートポストに取り付ける軽量キャリアである。この軽量キャリアはオールプラスチック製で数百グラムの物。でも耐荷重は9kgと十分。これがイイ具合なのだ。取り付け剛性は弱いものだが、ワンデーサイクリングなら十分。このキャリア上にトラベルポーチ改を乗っけて中に荷物を入れて走るのだ。因みに、トラベルポーチのベースは、実は靴入れとしてダイソーで売っている鞄だ。これがイイ具合なのである。こんなポストキャリアが付くのも普通のシートポストだからというのもある。

 そう思うと、サイクリングに軽量を追求した最新のロードバイクは案外不向きかな?とも思うところだ。STIレバー故にフロントの積載性はNGだし、ポストはフレーム縦管が延びてポストキャリアの装着もNG、サドルバッグに多くは期待出来ないし、フレームの前三角内にバッグも取り付け辛い、、、、背負うしかないのが現実で、万が一を考えず無装備で強行するしか無い。こんな自転車で長距離っていうのは他人を当てにしているのが前提のようにも見える。

 サイクリングでは装備の積載性、それと、乗り手に優しい構成、即ち、乗り手に適合したギア比、乗り手のポジションの自由度を拡げる機材、、、、これが重要だ。

 案外、TTバイクって名付けた自分の自転車は、現代流のスポルティーフみたいなものかもしれない。

 今回思ったのは、出動させたTTバイクも悪くは無いけど、所詮、シートポストキャリアはテンポラリーなモノ。やはり、もう少し頑丈な方が望ましい。フロントバックもそれなりに欲しいし、、、単車でも言える事だけど、貴重品とかは常に目の届くエリアに載せておきたいもの。そういうのは、絶対大丈夫とは言っても後方車載は自分の気持ち的にNGなのだ。そういうのはフロント周りが絶対に安心。そうすれば、ウエストポーチさえ不要となる。

 ハンドルのグリップスパンの間にはSTIレバーのワイヤリングの邪魔にならない範囲のバッグと、それを支える軽量キャリア、リアにも相応の積載が可能なミニキャリアとバッグ、更に言えば、ウエット路面、泥道走行でもメカ周りと着衣への泥被りを防げるようなキャリアは欲しいモノだ。そういうのを、昔のランドナーとかスポルティーフの方程式やエッセンスに拘らず現代的に装備したバイクがあれば一番嬉しい。

 スポルティーフ探しても今グッとくるのは無い。どうも懐古に走りすぎである。軽快に高速に楽に走れ荷物が軽くなら積めるもの。それを現代の構成で作るのが現代のスポルティーフ。スポルティーフとは旅行車、楽に走れるモノは装備したいもの。そう考えるとDHバーなんかも必須品かな?と言える。
 現代版スポルティーフをつくるなら、今のBSのTTロードにフェンダーを付ければ完成かもしれない。
 ホンジョウのテスタッチってロードバイク用フェンダーでもオーダーして付けてみようか?それに軽量コンパクトなキャリアを前後に装備すれば案外面白いかも。

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メニュー変更検討中

 どうも、金土日と過ぎると月曜怠いというパターンが多かったけど、これは金曜スイム3km、土曜のホームコース回遊走行、日曜ホームコーススプリントで疲労が溜まるのが原因、、、、ということで、700Cバイクでの実走がある日はローラー台はキャンセルという事にした。

 以前から検討していた事だが、今週から実践だ。

 大きな目的は、週末くらい、子供の夜更かしを容認しているので、育児に時間を割くのも義務かな?って思う部分もあるからだが、やはり、ローラーは面白くないし、チョット怠いし、月曜日にも応えるし、、、まぁ、そんな所だ。

 実走をホームコース1周回の時は物足りなかったけど、回遊走行を取り入れてからは、距離的にも相応の距離を走るし問題ないだろう。

 ただ、それでコンディションが低下するようだと、何か考えるつもりだ。

 当初はスイム3000mの日もローラー台をキャンセル、、、、っても考えたけど、金曜日、泳いで帰っても遅くない。時間が余るならペダルでも漕いでおこう!って事、それに、土日で疲労が溜まる前なんで、ペダルを漕いでもOKだろうという判断。

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2009年5月29日 (金)

趣味の方向性、、、ツーリストだ!

 先日のサイクリング、或いは、単車で出掛けるツーリングで思った事。
 自分は結構飛ばし屋さんであるのだが、飛ばすステージは見慣れた風景というよりも見慣れない風景をステージとして好む傾向がある。

 ラングスターTT号とかオ・モイヨWW号で定例のホームコースを走っても何にも楽しくないけれど、先日のBSのTTロードで走っている時は純粋に楽しかった。
 そういえば単車でもそうだ。単車でも県北のワインディングをハイペースで走るのは純粋に楽しい。

 問答無用の理屈抜きで楽しいと思うのは、一人で淡々をペースを消化している時。それが至福の時である。そんな至福を感じる時は、殆ど単独走行の時。

 走り方的には、単車でも自転車でも飛ばし屋さんかもしれないが、場所的には慣れない場所でなければ至福が味わえない。

 単車ならレーサー志向とか、、、、自転車でも自称ロードレーサーとか、そういうのをアピールする方もいらっしゃるが、自分はチョット違う感想。

 敢えて、系統的に分類すると、、、、、ツアラーって感じか?いや、旅という行為というよりも旅のステージでかっ飛ぶ感じであり、ツーリスト・トロフィーって印象かもしれない。

 ツーリスト・トロフィーっていうのは、本来は公道で公道用の車両を使っての範囲で優劣を競うってモノであり、正しく、自分の好みに近い。公道用の車両で、車両なりに自分でパッケージの限界(乗り手、車両、条件)に挑み爽快感を得るのが目的と言えば、ツアラーでも、ましてやレーサーでも無い。敢えて分類すると、ツーリストってモノだろう。

 そう考えて、書きためた記事を見ると、やっぱり速さとか強さよりも、快適さ、自己満足度に軸足が強く、レーサー志向というよりもツーリスト志向って方が当て嵌まる。

 自転車も速度の絶対値を求め他人との優劣や駆け引きよりも、勝手に自然を相手に自分なりに精一杯走るスタイルを好み、それ故に、向かい風や未知の峠を探検するのが好きだったり、単車での峠走行でも直線部分は程々に、曲がりのみに全ての神経を張り巡らして挙動を楽しむのが好み。
 速さを求めれば、アクセルを緩める状況は無いし、他人を利用しない手は無いが、速さを求めなければ別だ。緩めたり、敢えて負荷を満喫するっていうのは、やはり、根が競技志向とは違うのだろう。

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BBSスパム防止に有効策は?

 最近、めっきりBBSスパムの攻撃を受けていない。
 その理由は何だろうか?

 BBSスパムの攻撃は掲示板サイトを検索していると思われるが、検索するサイトの拡張子として『.cgi』を探していると思われる。実際、殆どの掲示板はトップページには『.cgi』のページが用いられているから仕方ないとも思える。掲示板の設置では、画面操作に応じてイベントプロシジャーを起動するのだが、その仕組みを与えるのはCGIを用いるのが一番楽だから、当然と言えば当然である。

 そんなCGIファイルがBBSに適している反面、そのBBSページがスパム防御するとなると、必然的にCGIでスパム対策を施すこととなる。
 これは何を意味するか?っていうと、CGIによるサーバ負荷が著しく増大するということであり、サーバに登録されたCGIが沢山動く程にサーバリソースが消費されるのである。

 この事自体が、スパムの目的にイタズラが有るとすれば、或る意味、敵の術中に嵌っているとも取れるのである。

 そんな中、BBSのCGI検索ロボットに引っ掛からずに、サーバーの負荷を軽減させた上で、必要な時に最低限の対策を講じ、皆の使うサーバーへの配慮を忘れずに!って方針で策を考えると、、、、 

 素人の自分としては、BBSの表示画面はHTML表示で行うっていうのが第一で、そのHTMLファイルを置く場所をhttps://ってパターンの暗号化領域にするっていうのが有効に思うのである。
 実際、自分のBBSのトップページはHTML化してhttps://の下に置いているが、これが極めて有効なようだ。勿論、通常のサイトトップ画面はhttp://の下だが、その下からのハイパーリンクではBBSを類推されるようなキャラクターに指定していないのは当然だ。

 なお、CGIによるスパム対策は二段階であり、第一段階では海外IPからのアクセスと禁止登録したIPからのアクセスを全て弾くようなCGIを設置している。第2段階では国内IPからのアクセスで一定の除外ルールを満たしたアクセスの前科者IPを自動収集し、収集したIPを第一段階で利用しているアクセス禁止IPデータベースに自動登録させ、2回目以降は一段階目のトラップで弾くようにしている。

 このように、BBSのトップページをHTML化して、https://の下に置く。そして、実際の書き込み動作においてCGIを走らせるという対策を施してから、今のところスパム被害は沈静化している。
 今、スパム投稿でお悩みのサイトがあれば、このような方法を試されては如何だろうか?閲覧だけならHTMLで速く、サーバーには負担が掛からない上に、スパムのBBS検索ロボットにも捕まりにくく、お奨めだ。

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定年年齢延長はホントに良いのか?

 最近は65歳定年っていうのも定着してきた。
 政治家、企業役員によっては、70歳を遙かに越えても職に就く例も少なくないのだが、これって健全なのだろうか?

 昨今の中年世代の再雇用の難しさ、若年世代の就職難民の増加と、表題の高齢者雇用っていうのは全く影響が無関係とは思えないのである。

 歴史を振り返ると、昭和55年(1980年頃)は?っていうと、55歳定年が40%を占めていた時代だ。そして、56~59歳定年が20%、60歳定年が35%という状況だし、更に遡り、昭和49年頃っていうと、55歳定年は50%を越えていたのである。

 確かに、元気な年寄りは働くべし!って考えも理解出来ないではないが、そういう方向へのシフトっていうのは、増え続ける高齢者を年金等で支えきれないというのが一番である。
 そのしわ寄せが、若年世代の就職難であったり、企業内の組織体系での人事の糞詰まり状態、技術革新の停滞に直結しているように思う。高所得層の企業内への停滞がコスト高を招き、思考の硬直化が技術革新を生めないというパラドックスに陥っているように思う。それで、若年世代の就業人口が減り、更に、負担が高まる、、、、そういう風に見えるのは間違いだろうか?

 高齢者が元気なのは何よりだが、元気な高齢者に求められるのは、次代に任す潔さだと言える。それは、経営者、役員に限らず、全てにおいて言える事だと思うのである。

 過去の経営者、技術者で最も尊敬出来るのは、何と言っても、本田宗一郎氏だ。創業社長としては異例の若さで退任し、後任に任せるというのは、そういう経営者が稀なだけに際だっているし、その社風が今のホンダを作っているようにも思う。

 世代の入れ替わりが速いというのは、多くの価値観が活発に切磋琢磨する状況である。それは企業の新陳代謝というか活力に繋がっているように見えるのだ。

 思うに、人間っていうのは、企業でも研究機関でも、そういう組織を通して社会に一定の貢献を果たしたら、活力のある内に其処から退くというのが一番スマートでは無いだろうか?その次は、社会のためというよりも自分のために時間を費やすというのが理想と思えるのである。

 そう考えると、昨今の定年年齢延長の空気とは別に、昔ながらの定年年齢っていうのは、活力のある内に、個人が自己のために何かを始めるには具合の良い年齢のようにも見える。
 そういう社会が、組織の活力、新陳代謝の維持にも繋がり、余裕のある高齢者世代が財を残すことなく社会に返す事にも繋がり、若い世代の就業率向上による負担の軽減にも繋がるように思うのである。

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2009年5月28日 (木)

ビックリアクセス

 何だか知らないが、アクセス急増中である。
 なんと、ココログニュースの『トヨタVSホンダ HV車の今後』って記事に取り上げられているのが原因のようだ。
 そういえば、過去にもGT-Rがトランスアクスル?的なネタを記事にした時も同様の傾向があったけど、ブログサイトの扉ページで取り上げられると凄い集客力だ。

 集客力といえば、対して意味は無いけど、法律相談所の東野さんのトライアスロン参戦とか、仰天ニュースの笑福亭鶴瓶さんのダイエット記事も多くの方の検索に掛かったみたいで感心したのである。

 後は、技術(材料、水処理、無潤滑摺動)ネタで該当製造業のドメインからのアクセス、教育や法律ネタでは裁判所とか衆議院とか参議院、省庁、独立行政法人関連(go.jp)のドメインからのアクセスが多く、最後が自転車関連のページにブックマークからお越し下さる方という感じである。

 今は一日500アクセス近辺の来訪を頂いているが、こんなに多いと、感心が高いということだろうから、自分気ままの思い付き的な殴り書きは辞めて、判りやすく書こうか?とも考え中。

 しかし、文章っていうのは、思い付いたままを言葉にするのは楽勝だが、冗長さを排除して簡潔明瞭に書くのは難しい。いや、食事の隙間、育児の隙間に纏めて殴り書きを溜めて定刻(午前零時)に公開するというスタイルが取れないので不可能だ。
 綺麗な文章となると、推敲が必要。そんな時間は無いのが今の生活。

 そもそも、日頃の運動を続けるモチベーションのための自分の日記な訳であり、他人へのメッセージ性は原則ゼロだから仕方ない。

 ただ、新設カテゴリーであるFAQには、来訪者の知りたいであろう記事を纏めて記載しているので、当面はこういうスタイルで行く。

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実力

 自転車で50km/hオーバーで走る。この効果は?っていうと、本人の考え方次第だが、その効果が下り坂とか、追い風によるもの!って理解するっていうのは結構難しいのかもしれない。まぁ、それを100%自分の実力と思う人も居ないだろうけど、、、、

 似た様な事が企業に関しても言える。

 今、景気が減速過程にあり、その景気後退の中でも元気のある会社、そうでない会社と分かれている。企業における元気の度合というと、純粋に企業活動が活発かどうか?である。活発=伸びる業績、伸びる売り上げ、大きな利益という事。

 確かに、数字だけ見れば、業績が好調な企業は外からも中からも元気な会社に見えるのも間違いない。

 しかし、その好調な業績を示す数字が企業にとって同じ質か?っていうと、チョット違うのでは無いだろうか?

 好調な業績を示す企業にも、自分としては二種類あるのでは?というのが認識である。一つは、好調な業績の原動力を自らの力で生み出す企業、或いは、業績の原動力を直接手掛けている企業であり、もう一つは周囲の経済環境の波に乗って業績が結果的に伸びた企業では無いだろうか?

 一つは理由が企業内にあり、もう一つは、企業外にあるもの。

 つまり、景気を主導する側と、景気に影響される側に分けられるのである。自転車でいうと、追い風が無いと速度が稼げない人と、実力で速度を生み出す人の違いみたいなもの。もっと言えば、向かい風でも速度が作れるっていうのが、景気を主導するっていうのに該当するようなイメージだ。

 企業業績を見ると、勝ち組企業っていうのがある。自動車メーカーでいうと、昔なら赤いファミリアで復活したマツダ、チョイ前なら初代オデッセイで持ち直したホンダ、今なら、ハイブリッド等低燃費戦略で市場をリードするトヨタ、ゲーム業界なら、DSとWiiで復活した任天堂が上げられるが、何れの企業も、自社の技術で、商品展開を変えてマーケットを生みだして、或いは、市場占有率をアップして業績に反映しているのが共通点であり。
 そのような企業は、不景気においても、そういう方向で企業業績を確保しようと活発に活動している。

 一方で、周囲の経済環境が活発に為ったが故に、何故か多忙となり儲かる会社っていうのも少なくない。景気に翻弄されて、業界の景気に連動して儲かったり損したりの会社とは別問題なのである。

 業界に応じて景気の周期は異なり、全業種が一律に好景気という事は無いが、全体が不景気でも特異的に好景気な業界にいるだけで、その業界の企業が実力がある会社と判断するのは間違いなのだ。企業の実力とは、業績を主導的な立場で伸展させる事ができるかどうかであり、業績が景気に連動するだけでは、決して、企業の実力とは言えないのである。

 企業が将来にわたり安泰か否か?っていうのは、目先の業績の数字だけを見るのでなく、業績が何処から生まれたか?を見極める必要がある。
 業界が好景気故に恩恵を預かるのでなく、業界が不景気でも企業固有の戦略で業績を保つのが大事である。
 製造業ならば、利益を上げる主力のシェアを絶対に失わせない価値の付加であったり、市場に新たな価値観を生み出し市場を拡げ占有させる姿勢だったりするのである。
 もっと言えば、市場を誘導する力を保ち続ける事が出来る技術力こそが重要なのである。

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回復力

 先週末に網戸の張り替えで誤って指先を結構深く切ったのだが、その傷からの出血は直ぐに止まり、翌日からは皮が固くなり、殆ど違和感無い状態になった。所謂、完治には二日程度である。

 他には、裂傷、擦り傷も少なくないけど、殆ど、一日、二日で治る。そもそも、怪我した箇所が化膿した経験なんぞ皆無。思い起こせば、大腿骨の粉砕骨折の際もステンレスプレートによる固定手術の1週間後にはレントゲンで確認出来る程の骨の痕跡が見えたし、壊疽虫垂炎でも術後5日も要さずに完治した。

 自身、昔は治癒力はこれが普通って思っていたのだが、どうやら治癒力が異様に速いような感じで、掛かり付けの医者には『トカゲ?』って言われる程。

 怪我からの回復とか、手術創の回復っていうのは、考えてみれば失われた皮膚の再生であり、所謂新陳代謝の力なんだと思う訳で、やはりメタボリズム『新陳代謝』を整えるのは、活発なエネルギーの収支在ってのモノだと思うのである。

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今年の環境対策は?

 このサマーシーズンの環境?対策を決めた。環境対策といっても、、、、我が家の経済環境対策という意味だが、、、

 それは、エアコンの使用頻度を下げるということだ。我が家には子供が小さいという事情もあり、使える家電はガンガン使え的な生活だ。よって、エアコンは稼働率が極めて高い。チョット暑い、、、、即エアコン、、、、、チョット寒い?、、、、それ!エアコン、、、、空気が汚れる?なら、オイルヒーター、、、、そんな乗り。パソコンも消費電力なんぞ気にしない?デュアルマシン、高発熱マシンが勢揃い、、、、時折、使う訳でもないのにフル起動なんて状況もザラ、、、、

 そんな調子だから電気代を始めとして光熱費は商売している店舗なみに懸かっている。

 まぁ、寒い時は兎も角、暑い時も派手に金が掛かる。窓開けると良いのだろうけど、窓開けるのが嫌なのだ。

 理由は、山を切り開いた団地故に虫が多いのだ。部屋の中を虫が飛ぶ事自体が不愉快で、電灯の周りを虫が飛んだり、電気カバーの中に虫の死骸が溜まったり、、、、そういう状況が許せないのである。
 何故に、虫が入るか?勿論、網戸はしても虫は侵入してくる。それは、網戸の格子目より虫が小さいから。これが諸悪の根元なのだ。

 実際、虫さえいなければ、裏山を駆け下りてくる風は、驚く程涼しいのだが、虫は要らないので締め切ってエアコンって生活を何年も行ってきたのだ。因みに、フル稼働なエアコンは?っていうと、5kWが一台、2.8kWが二台だが、この電気代は馬鹿にならない。

 さて、そんな状況だが、ここ最近の不景気?、無駄な出費は抑えよう!って思い付きで、今年はエアコンは原則使う事を控えよう!って思い始めたのだ。

 理由は、破れた網戸の張り替えで使った30メッシュの網戸の虫の侵入防止効果が思いの外高い事だ。
 今回、掃き出しの大きな扉以外を全て張り替えたのだが、そうすると夜中に網戸状態にしておけば、風は入るけど虫は完全にシャットアウトできている。

 すると、自然の山風が凄く快適なのだ。

 ということで、エアコンは自分がローラー台を回している1時間以外は使わないで良いかな?って思うのだ。

 夏に向けて、掃き出し扉の網戸も張り替える予定。先日、網戸の張り替えを窓13箇所で行ったけど、網戸の張り替え自体が結構楽しい。割と簡単だし、やると嵌る。気分は網戸張り替え職人なんだが、この作業、癖になる!?

 そういえば、年末に大型の電子レンジを格納するための大きな(h=2100×W=900×D=600サイズで、3段棚仕様、棚の耐荷重は60kgで計算)レンジ棚を日曜大工で製作したのだが、癖になってFAX台とか、バスケット収納ボックスとか大量に作った様に、作業に嵌ると無意味に大量生産する癖がある。

 日曜大工は楽しいけど、網戸や障子の張り替えも楽しい。今回の網戸の張り替えは時期的に経費節減に効果在りそう。

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2009年5月27日 (水)

次の遊びの対象は

 さて、ロードネタは置いておいて、今度は何しようか?ということで、部屋に転がった自転車、ガレージに密集している単車を眺めて考えた。

 次は、ピストだ。

 ラングスターのコグを摩耗したので交換するのはデフォルトとして、先日、ニシダサイクルさんで頂いたシルクのピストを仕上げる事にした。

 以前も小林のレイノルズ531ロードフレームと旧デュラの部品を大量に貰って一台仕上げたが、今回は、ラグレスのフレーム、二枚肩のメッキフォークというシルクのピストを貰ったので、これを綺麗にする。

 部品的には一台分(サンシンのハブ、日東の天返しステムとか、それ用ブレーキ、クランクセット等々)あるのだが、別にビンテージに拘る訳でないので、このフレームをメインに普通に今の部品で走りそうな自転車を作ってみよう!

 それにしても、西DAHONも置いておくと、いつの間にかメンテされたり、BSのTTロードも部品を頼んだら完成していたり、ラングスターも然り、、、、挙げ句の果てには、普通は貰える事なんて有り得ないレイノルズ531のロードフレームとか、初代デュラのメカとか、ドンドン貰えて申し訳ないくらい。他のお客さんもパーツを持ち寄って下さる。
 で、今度は商売としても成り立つであろうシルクのピスト一台である。下地メッキでパールホワイトに所々に赤色という正しく当時モノ。貴重なものだろうけど、先代社長さんも乗って貰える人に使われる方がきっと喜ぶ筈と、先代の奥さんの現社長、二代目の店長が言ってくるのは有り難いもの。

 モノに恥を掻かせないように、しっかり踏んで乗りましょう!って気持ちになる。

 そんな訳だから、身体が乗るに見合う内は乗るつもりだけど、乗るに見合わないようになったら、やはり元の場所に戻すのが礼儀だろうなぁ。

 先代社長といえば、小学生の時にスポーク組を教わったり、パターンレスのチェーンリングにパターン加工をして貰ったりと、結構お世話になっているが、なんだか懐かしい。

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今、どのくらいだろうか?

 週末のサイクリングでは110km程走った。サイクリング故に休憩ポイント毎に待ちが入るので連続走行というよりも、断続走行に近いもので、断続の区間が概ね10~20km毎って感じ。この区間は、殆どTTモードであり、殆どのステージ?で35km/hを越えた走行である。

 で、当日、翌日、翌々日での体調は?というと、まずは筋肉痛は皆無、局部痛も皆無、倦怠感も翌朝少々感じたくらいで基本は皆無。当日、帰宅直後は何したか?っていうと、日曜日故に家族の決まり事?である、お父さんの食事当番で、毎週定番の広島風お好み焼きを作って、普通に食って、その後は、実家に子供を連れて帰って遊んで、夜、、、、普通に筋トレして、就寝したのが午前1時半って状況。
 つまり、特に怠くなって眠くなるなんて状況は無し。

 距離が大したこと無いっていうのもあるし、断続走行故に疲労も溜まらないというか、、、そういう感じであり、この運動後の身体状況を過去の自分に当て嵌めて察するに、、、、、これが、なかなか思い付かないのが正直なところ。

 100km級のサイクリングといえば中学、高校の頃の定番?だけど、当時も別に疲労で身体が動かなくなった覚えは無いし、、、、果たして、今の状況はどのくらいか?って考えると、案外判らないのが正直な感想。

 ただ言えるのは、2006年にしまなみ海道サイクリングに出掛けた時と走り終えた後の感覚は変わっていないというところ。少なくとも3年は体力が維持できているか?とも言えるのだが、まぁ、乗った自転車が違うので正確には言えない。

 体力の戻り具合を確認するには、やはり、過去の限界に何処まで近付けるか?を試さないと判らないのかな?とも思う。

 過去の限界というか、到達点、、、、、水泳なら3000mのタイムとか、自転車なら1000mのTTとか、或いは、1日で何処まで走れたか?とか、そういうのをやってみないと判らないのかも知れない。

 老化によって確実に衰えているのは確かだが、錯覚でも若返った?って確信が持てる様な事が見つかれば、運動でのなんでもだが、もう少し頑張ろうか?ってモチベーションに繋がりそう。
 そんな自分にとっての物差しを見出して見たいものだ。

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アナログ放送とデジタル放送の視聴タイムラグ

 一寸前から知られている話。
 それは、アナログ放送とデジタル放送は、同じ番組を同時に視聴するとデジタル放送の方が1~3秒程度遅れるって話。

 これ、多くの人がデジタル方法は遅い!って思い込んでいる見たい。

 この症状を会社で気付いた人が話し掛けてきたけれど、、、、実は、デジタル放送を違う受信機で受信して同時視聴してもずれるんだよ!って話をしたら、それは知らない人が多いのにビックリ。

 そもそも、デジタル放送は、放送局からエンコードして送られてくる。それ故に、電波の利用率が高まるのだけど、そのエンコードされた情報は、そのままでは見れないのである。デジタル放送対応のチューナーっていうのは、エンコードされた情報をデコードする機能が付いているよ!って事で、受信機側で圧縮データの解凍動作を行っている。
 それ故に、デコーダーの性能によって処理に要する時間が違う。だから、デジタル放送を受信しても受信機毎に視聴可能なデータ生成に時間が違うので、結果、視聴ラグが発生するのだ。

 これ、我が家で液晶モニター+キャプチャーカード搭載のP6Tと、ハイビジョンブラウン管で同時に二画面で視聴すると思いっきりタイムラグが発生している事でも確認済み。
 勿論、デジタル映像信号を分配して出力する時にはタイムラグは一切無いのは当然。

 デジタル放送のメリットはエンコードして送る事。デメリットはデコードして再生する事。

 なのだ。アナログとデジタルのラグは当然だが、デジタル受信でも機器別に同じにならないのである。面白いですねぇ!

 ただ、このラグはデコーダの連続動作で発生してマシンパワーの処理能力がダイレクトに効いたモノというよりも、デコーダの開始オフセットみたいなモノである。再生機の演算速度で左右されるようだと、どんどん遅くなってラグが拡大したり、、、、有り得ないのである。圧縮データをデコードする時の方法上の制約から絶対的にタイムラグを消し去る事は出来ない。

 このラグを大袈裟に捉えると、緊急時地震速報が当てにならないという人も居るけど、まぁ、そんなに目くじら立てる話でも無い。

 生活に直結?するかもしれない部分では、テレビでの時計合わせ的な時報の場面が無くなるかな?って事くらいだろう。

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NEC、PCは国内重視に転換

 まぁ、誰でも知っていることだろうけど、ソースは↓

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20090518_168636.html

 であるけど、NECが海外事業から撤退して国内事業に集中する方針であり、かつて栄華を誇ったPC-98路線に回帰するのか?ってニュースだ。

 しかし、この記事にあるように、日本市場のトレンド?に併せた商品展開の拡充が、PC-98時代の再来に結びつくか?っていうと、極めて怪しい感じだ。
 どんな形でアレ、心臓部が同じであるからには特化性は打ち出しにくく、確固たる地位を確立するのは凄く難しい印象だ。

 ニッチ産業的な小型化、ディスプレー一体化、、、、、そういうのは、NECがリリースしても、その模倣に制約を加える事が出来ない以上、市場の席巻は難しい印象である。

 思うに、過去のPC-98の成功は、やはり囲い込みに成功した事。つまり、ハード、ソフトの両面でNECのPC-98である必然があったからである。

 その必然性を如何に打ち出すか?が、事業の主体を何処にするか以前の問題のように思う。
 現在のPC業界の支配者は何処か?っていうと、マイクロソフト、インテルというものだ。それは過去のNECの支配の仕方に非常に近い感じである。必然性があるから栄えているだけで、必然性の上での商売は?っていうと、その栄華は一瞬で終わりかねないというものである。

 今後、マイクロソフト、インテルの必然性をひっくり返す力をPCメーカーが持つか?っていうと、それは価値観が変わらない限り不可能に近いだろう。
 そのような現状で、メーカーが必然性を有するには何が必要か?というと、やはり、他社に真似できないインフラ、環境を提供することだろう。
 PCにおける環境というのは、ハード、ソフトの両面が必要だが、Windows上でX86系CPUを動かすというのが前提であるが、その上で、特化したハード、ソフトを用いてニーズを捉えるモノを生みだした企業が、PC界における第三の勝者になるのでは無いだろうか?

 それは、過去でいうNECのPC-98の55プロテクトではないが、NECのPC上で無ければ動かないようなハード、ソフトを開発するというのがNECにとってのPC-98の再来に結びつくのでは?と、ふと考えたりするのである。

 安直には、NECのPC+Windows環境のみで動作可能なPC-98エミュレータボードとか、、、、現実には、PC-98のニーズは消滅しているだろうけど、多分、国内の用途に特化したシステムをハード+ソフトで提供する。そういうモノを案外NECは狙っているのかな?と思ったりするのである。

 パッとは思い付かないが、例えば、今の物騒な御時世なら携帯電話のGPS機能、ネット接続機能、或いは、それを特化した通信機器等と連携しNECのPCのみで稼働可能な移動履歴自動追尾システムとか、、、、兎にも角にも、にわか仕立ての企業では出来ないレベルのモノで考えるっっていうのが、模倣させないハードルにも為るだろうから、或る程度のコストが掛かる何かってことだろう。

 仮に、携帯電話のインフラを使いながら、通話機能を省き超コンパクトにした端末等で子供の居所を完全に把握するようなPCによるモニタリングシステムがあれば、自分なら買うだろうなぁ、、、、

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2009年5月26日 (火)

風で疑似アスリート体験

 風っていうのは、やっぱり凄い。
 暴風の追い風+河川中流域の下り勾配というコンディション故の話だが、50km/h近辺で15kmって距離を走る事が出来たのだけど、こんなハイアベレージはなかなか体験出来るモノではない。

 ジロとかツールとか、、、そういうステージレースでは集団がこのような速度で延々と走り続ける訳だが、そういう速度域を作り出す選手の視界に入る景色の流れ方が一瞬でも体験できたのは良い気分になるのも確か。

 この速度域で走り続けると、郊外の道路で流れている自動車の流れに近く、視界の中で追い越していく自動車が相当に長い間、視界中に捉え続ける事が出来る。思い返してみると、嘘みたいなホントの話。しかし、こういう体験は、余程に恵まれた気象条件でも無ければ味わう事が出来ない世界であり、この体験が出来たのはホントにラッキーだ。

 いつぞやの話だが、地元広島で、暴風に近い風でショッピングセンター(マリーナホップ)に設置してあるモノレールが落下した事があるけど、その時もホームコースの復路で50km/h級の速度で距離を稼いだ事もあるけど、ホームコースでは基本が直線基調で風景が変わらず速度感が乏しいのだが、この度のサイクリングでは川の蛇行に伴って結構なコーナーが点在しており、そこをDHバーを握ったエアロポジションで風に乗って高速で走行するっていうのは、何とも言えない感覚だ。一人暴走状態だったんで、後続と分断状態となったサイクリングだったけど、一時的に河川を挟んで対岸から全速走行中が見えた風景が、自転車でなくバイクみたいだったとの感想を聞いた時には、内心チョット嬉しい気分になったのも確か。

 正直、このときはトップギアが若干不足気味かな?とも思える程だったのだが、それ程に風の威力は凄いモンだと認識を新たにするところである。

 50km/hを挟む走行っていうのは、山の下りとかでないと素人には縁遠い世界。特にペダリングで漕いで出しているって感覚では非常に稀な体験だ。常識?的な風でも43km/h程度が現実世界で体験できるモノ。
 因みに、昨日は気圧の谷に入り、大気の状態が極めて不安定な状況で県内各地では土砂降り、雷雨と散々な空模様だったようだが、そんな状況故に遭遇した非常に稀な風だったようだ。そんな状況で、突風はあったけど雨は無し、それ故に、嘘みたいな速度体験が出来たのだが、ホント良い体験が出来たモノである。

 話が脱線するけど、ジュニアカセットの16Tトップで不足?って状況は、これ程の状況でもない限り不満が出ない訳であり、こんな稀な状況のために、16T未満の歯数はホント不要だとも言える。

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軽さの意味を考える

 時折見掛けるのが、ジュニアカセットでヒルクライムがイイよ!って話の記事。これって、多分だが、カセットローが27Tがあるからギアが軽いという意味合いでの話っぽい。また、コンパクトクランクは初心者向けに良いっていうのは、アウターの話は置いておいて、インナーが小さいからギアが軽い意味合いでの話っぽい。

 関心が無い頃は聞き流していたけど、、、、、チョット違うな?って感じ。まずは、コンパクトクランクだが、これはアウターが小さいというよりも、インナーが小さいのが象徴的。インナーが小さいっていうのは、純粋に登坂向けということで、クライマーズクランクって話の筈。
 次はジュニアカセットの話で、これがクライマーズカセットっていうのもチョイ微妙である。ローが27Tは軽いけど、ジュニアカセットにはロー25Tっていうのも多い。ロー25Tっていうのは、別にジュニアカセットの固有値でも無い。ジュニアカセットの固有値はトップ歯数が14T以上でアウタートップのロールアウトが制限されるという意味だ。

 つまり、コンパクトクランクがクライマーズクランク、ジュニアカセットが素人向けカセットということ。

 そもそも、フロント多段のロードバイクにおいては、チェーンリングでアウターの時は、カセットはトップ側から半分位まで、インナーの時はロー側から半分位まで使うっていうのがデフォルトであり、昔流に言えば、アウターローとか、インナートップとか、その近辺とかは禁断のギアであるのだが、最近は、そういうのを普通に使うサイクリストが物凄く多い様に見える。

 先日のサイクリングでも多くのロードバイクがインナートップ近辺を多用していたのだが、それ自体に違和感を持たない人が増えたって事だろう。

 実際、自転車で心地よく走るっていうのは、実走状態において、チェーンの捻れによる駆動損失の無い状況+程良いチェーンテンションで路面ギャップでチェーンの蛸踊りが無い状況で、駆動時に無音に近い状況で実現されるもの。カリカリ、ガチャガチャっていうのが一番心の平穏を乱す要素だ。

 昨今、自転車はカーボンフレーム、完組ホイールで昔の自転車とは全く異なる体裁を持っているが、その進化は、パーツの軽さを追い求めた形である。
 勿論、その進化を否定するつもりは無いけど、その進化は、全てのサイクリストに恩恵をもたらすモノか?っていうと、やはり違う様な印象である。

 見れば見る程にユーザーを限定し、メンテナンスにも精度を要求するようなシビアさ、脆さを含んだ進化のように見えるのである。

 モノに軽さを求めると、モノは薄くなっていくし、材質的には低比重のモノに置き換えられていく。結果、モノはプラスチック製品に置き換わっていく。実際、今の自転車の多くの部品はプラスチックの固まりと化している。

 低比重、低肉厚のモノっていうのは、剛性と強度を追求すると、大断面、一体成形という空間占有率の大きな形に変わっていく。そこで失われるモノのひとつが、モノに備わっている汎用性、自由度の切り捨てである。勿論、ユーザーを限定した上での取捨選択こそが潔さがロードバイクの真骨頂であり、正攻法なのは間違い無いけれど、その進化が素人ユーザーに向けたモノか?というと、ロードバイクの立ち位置から見ると、失われる機能、汎用性っていうのは、素人ユーザーの切り捨てであるように見える。
 しかし、切り捨てられる素人に、その機材が蔓延しているのは、物凄く違和感を感じるし、その蔓延理由は、機材を素人に勧める伝道者の軽い自転車は良いぜ!って話なんだろうし、そのスペック(段数、グレード、重量)が、素人をその気にさせるのだろう。

 実際、インナートップを多用する自転車の重量が少々軽くても、その軽さは駆動損失でチャラになるか、それ以上にハンディキャップを乗り手に与えているように思うのである。何台かの最新のカーボンバイクをクリアする時には、やはり耳に入ってくるのが、如何にも駆動損失ありそうな摩擦音であったり、打刻音である。

 あと思ったのは、細かいパーツのプラスチック部品の使われ方、、、、、このサイクリングで印象に残ったのは、TREKのマドン5.2ってモデルのハンガー下のワイヤーリードである。当然、プラスチック部品だが、何故だかリード溝からワイヤーが途中から脱線している。
 最初は、広島のTREK販売店王手の怠慢か?と思ったのだが、良く見ると、ワイヤーリードの固定穴、ワイヤーの貫通するフレーム穴、ワイヤーリードの形状が、どうみてもポン付けでは不適切というもの。どんなに調整しても、まともに取り付かない位置関係。
 大体、ハンガー裏の部品がプラスチックっていうのが個人的には不愉快、、、、、ハンガー下っていうのは前輪からの跳ね上げの影響をモロに受けて摩滅が進みやすい部位、そこにワイヤーで摩擦負荷が掛かる、、、、結構、厳しい場所に不適切形状+消耗前提のプラスチック材質っていうのは、長期に渡る快適性という面で考えると褒められた選択ではないし、販売代理店なら、その部位に対する素人ユーザーの意識の跳び具合から何らかの対策を講じても良いと思うのだが、それが放置プレーされているのを見ると、、、、、新しい内こそ軽い自転車だが、そこの経時劣化で操作上の軽さを失う事に対する気配りが掛けているように思うのである。こういう所が放置(気付かないのか?)されているって言うのは、ワークマンシップ的にどうなの?っていうのが店に対する偽らざる印象。

 軽さっていうのは、目方、見た目でなく、使用過程における精度の安定感だったり、駆動時における機械損失の抑制だと思うのだが、そのような目に見えない部分っていうのは、多くの人の意識から欠落しているようだ。カッコイイブランド、最先端っぽい構成を揃えれば幸せになれる?って幻想がまかり通っているのか?

 やはり、一般サイクリストのサンデーホビーユースなら、メンテサイクル、使用状況に応じて精度を安定的に維持出来るという部分を重視した機材選びの方が幸せになれるなぁ!と改めて思ったところである。

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2009年5月25日 (月)

良い機材+風でスイッチオン

 日曜日は、ニシダサイクルさんの有志で広島~加計の往復で110km程のサイクリングに出掛けた。
 まったりサイクリングと言いながら、踏んでしまった。参加者の皆さんには申し訳ない事をしてしまった感じ、、、、、

 でも、ついついスイッチが入ってしまうのだ。特に、向かい風とかがスイッチの切っ掛けになるのである。

 個人的には向かい風大好きなのだ。今日は気圧の谷に入り天候不順の中、山から川沿いを吹き下ろす風が強烈であり、往路は結構な向かい風だったのだが、これが、超楽しいのだ。
 因みに、出動したバイクはBSのTTロードで、実質的なシェイクダウンだ。このバイクはフロントがトリプルで50-39-30T、カセットがジュニアで16-27Tなんだが、向かい風の中を50T×21Tで、110~120rpmで引きまくり、、、、、全開で踏んだら後続車に申し訳ないので、時折緩め、トレインを組んで引きますよ宣言でガンガンに引くのだが、心地よくなったら後ろへの注意が散漫になり完全に単独となるのだが、それでも距離にして15km以上は32~35km/hで走行、、、、、

 で、帰路はバリバリ追い風で同じ区間で距離にして15km程を50T×16Tでバイクのトップギアで130~150rpmで引きまくりというか、自動車の流れに乗って120~150rpm、、、速度で47~58km/h程度で走行、、、、、これも途中からハイテンション入ると後ろが判らなくなり、休憩地点で20分以上待つような、、、、

 ペースを乱して申し訳なかったのだが、それでも本日は、完全にアウター縛りでリアのカセットで16~21Tで完全にフォロー、、、、

 スイッチが入ったのは、風の影響もあるけど、自分の体力に合わせて平地如きはアウター縛りでOKというセットのレシオがバッチリ決まった嬉しさで、ついつい踏んでしまったのである。
 因みに、ポジション的にはラングスターTTと完璧に同じであるが、やっぱり最高である。

 途中、結構な数の高級ロードバイクを沢山みたけど、向かい風の中は多くの自転車がインナートップ近辺で走っていたのだが、それ見て、やっぱりなぁ、、、と思ったことがある。

 っていうのは、自分のポリシーは、車体の重量よりも駆動時の心地よさと機械損失の抑制で実質的に軽く走れる自転車の方が使いやすいという考え方。

 それは、、、、、常用域においてアウター×リアカセットの真ん中辺という拘り、、、、この状況はチェーンに掛かるテンションも緩すぎず、張りすぎず、、、、チェーンラインも完全にストレートであり、120rpm近辺で踏んでいると路面とタイヤの駆動音しか聞こえない程に機械損失が少ないのだ。そして、風の影響を受けるであろう速度域ではカセットでいうと19~21T近辺なんだが、その際の1T刻みがギアスプリット比で5%程度の痒いところに手が届くクロウス具合なのだ。
 これを、軽いカーボンフレームでリアカセットが11~12Tトップの場合、同じギア比を得る場合は、インナートップ近辺であり、チェーンラインも厳しく、カセットの13T近辺での1T刻みのギアスプリット比が8%程度と実は結構なワイドレシオとなっている。
 回転で速度を稼ぐ場合、この8%スプリットっていうのは脚にダメージが溜まりやすい。

 果たして、シートステーがごつい、アルミとかカーボンの軽量フレームで普通のカセットを使う事で、フロントインナーを平地デフォにしてチェーンラインを狂わせて、テンション不足なチェーンの踊りで駆動損失が大きくなった上にギアスプリットが広い自転車と、少々重いクロモリながら細いシートステー+ロードエンドのフレームにジュニアカセットを組んでアウター縛り+真っ直ぐチェーンラインで無音駆動が可能な程に少ない駆動損失とイイ具合のギアスプリットが得られる自転車は、実際、どっちが速いと言えるだろうか?

 自身の経験上、一般のロードカセットが踏めないような自分レベルのオッサンにとっては、2kgの静止重量差と、歪んだラインに暴れるチェーンによる駆動損失を見比べると、実質は漕いで無音で走れる自転車の方が圧倒的に高性能だと思うのだが、それが改めて実証できたという満足感が一杯なサイクリングだった。

 でも、追い風で、僅か15km程の距離とは言え、50km/hオーバーでアベレージが刻めるなんて予想以上のバイクの仕上がりの良さであるし、向かい風でも35km/hがキープ出来る自転車には改めて満足感が一杯だ。
 こういう自転車に乗ると、機材も重要かな?って思うところ。

 あと、余談だが、川沿いで所々存在する5~8%程度の丘、距離にして300m程度だろうけど、そこを平地で巡航している35km/hイーブンのペースで変速無し、DHポジションのままでクリア出来るっていうのも、自転車の御陰である。今回のBSロードフレームはトライアスロンモデルのフレームだが、シート角も結構立って、前乗り仕様だが、110~120rpmペダリングが楽にこなせるポジションが得られるのだが、そのポジションの御陰で、少々の丘は変速不要でクリアできる。
 自分にとって、最高の機材だなぁと、改めて思うところ。

 良いスケルトンと造作は、ポジションとギアレシオの選定に最高の贈り物を与えてくれるようだ。

 この記事はメインサイトのツーリングレポートにもアップするけど、兎に角満足だ。

 やはり、持ち上げての軽さよりも、踏んでの軽さが大事だなぁ、、、、、。

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必要なのは体力、、、、当然だろう。

 ネットニュースで目に留まったのが↓

http://mainichi.jp/select/today/news/20090521k0000m040150000c.html

 である。
 この記事では、50歳時点で速足が可能な体力を維持していれば、出来ない人に比べて心筋梗塞との死亡率リスクが低くなるって話。そして、この傾向は、40歳、60歳でも当て嵌まる話で、体力の有無が死亡率に関係すると纏めた記事だ。

 思ったのは、『何を今更、、、、』って感想だ。

 っていうのも、そもそも老化というか衰えというのが何に依るモノか?を考えたら、一般論では説明が付かない部分が多いというのが自分の持論だからである。

 生体の機能低下っていうのは、

1.生物学的に普遍性を持って全てに当て嵌まる機能低下
2.生態環境悪化による個体別の要因による機能低下

 の二通りにあると思うからだ。

 いずれの場合でも機能が低下すると、生命の危険が高まり死亡率に直結するだろうけど、死亡率に影響する要素を考えると、1.と2.のどちらが現代社会において支配的か?っていうと、2.の要因が多いために、2.による機能低下を常識と捉えるから、表題のような記事が成り立つのかな?と思うのである。

 この、1.と2.の意味を考えると、1.は人間という種の限界であり、2.は個体毎の限界である。そして、その年数を考えると、1.>>>>>2.という関係なのは間違い無いのである。
 人間という種で考えれば、種の寿命は概ね定まるものだが、個人毎の死亡年齢は実に様々ということである。

 思うのは、人間は永遠に生き続ける事は出来ないが、それでも、現在、最高齢と言われている人並みに生きる力、限界は誰にでも備わっている筈だが、それが適わないのは、個体が特有の劣化をしているからだ。個体の特有の劣化というのが、体力という指標で見た時に体力を失わせるような疾病だったりするだけである。

 生物学的な限界年齢に到達していない状態ながら、体力が低下しているっていうのは、体力を失わせる様な疾病を抱えているという事であり、疾病を抱えるっていうのは、疾病に起因するような生活環境の果てなのである。

 つまり、年齢に因らず体力の無い状態というのは、それだけ個体自体が固有の機能低下、劣化を抱えているということ。つまりは、本来出来た能力が無くなったって事。体力が無いって話でなく、在るべきモノが無い状態であり、これは、死亡率に直結する訳だから、これ自体を記事にする事自体に強い違和感を感じるのである。

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安田団長のロードレーサー

 安田大サーカスの安田団長が、広島では遅れて放送されているであろう『やりすぎコージー』って番組の5/20放送分の中で自転車愛好家であることが紹介されていた。

 なんでも、キャノンデールの140万円のロードレーサーとのことで、都内の激坂ベスト3を登坂しながら紹介していたのだが、考えてみれば、最近はテレビ等メディアで紹介される自転車芸人も多いなぁ、、、って思ったところ。

 自転車芸人というと、北川エリさん、アリとキリギリスの石井さん、鶴見辰吾さん、リサ・スティグマイヤーさん、、、と結構沢山いらっしゃるのがビックリである。

 自転車芸人さん達の共通点というと、そういうジャンル分けされているだけに、結構のめり込んでいらっしゃる様子である。装備もレプリカジャージ等々の本格派だし、自転車も殆どがトップグレードのフルカーボンの最新のロードレーサーである。
 そして、皆さん結構乗られているのか、カッコイイように見えるのである。

 この手の人達っていうのは、所謂、自営業みたいなもので、自分が個人事業の社長みたいな人ばかりであり、或る意味、サラリーマンなんかと違い、度胸があるなぁと、素直に感嘆するのだが、このような趣味に結構な投資が出来る程に、事業(芸)としては成功されている訳だ。事業に成功するっていうのは、やはり、物事を奨める手順と努力を惜しまずにやってこられている訳であり、それ故に、趣味である自転車に最新のフルカーボンのロードバイクを選んでいても、様になると言うか、格好良く乗りこなせるんだろうなぁと、素直に思うところ。

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2009年5月24日 (日)

5/17~23の週の検索ワードピックアップ

 今週の検索で目を惹いたのが、ダンベル関連、相変わらずのコンパクトクランク、、、、ってネタだ。技術ネタとしては超硬合金での検索がとても多いのが注目だ。

★ダンベル
 ダンベルと言っても、重いダンベルの事。ダンベルを重くするには、シャフトが長いモノが必要だが、普通に売ってるダンベルシャフトは38cmくらいであり、ウエイトに2.5kgウエイトを使ったとしても、2.5kgを4枚、1.5kgを2枚で13kg、これにバーとスクリューナットを併せて15kg強くらいのもの。この場合、1.5kgを2.5kgに交換して2.5kgを6枚つけて18kgくらいが限界の重さである。この限界はシャフトの長さで決まる数値。
 例外的に5kgのウエイトを付ければ更に重く出来るけど、直径が大きくプッシュアウェイ、フレンチプレス等の動きには邪魔になるので没。
 そういう場合に必要なのは45cm~48cmのバーだ。このバーならば2.5kgを8枚で20kg、これにバーとナットで23~25kgのウエイトが作れる。
 ダンベルでダンベルフライ、ダンベルベンチを行うには、片側で25kg、両手で50kgのダンベルが良い案配だが、それには長いバーが必要。

 でも、注意がある。それは、片側25kgのダンベルっていうと、筋トレ経験者でも無い限りは無用の重さでもある。こういうのでは、他のダンベル運動、サイドレイズとか、サイドベントとか、、、、そういうのは出来ない。重すぎである。

★カワサキの古い250cc
 最近、何故か多く検索されているように思う。
 Z250FT、CS250、GPZ250って辺りである。
 カワサキ発の専用設計の250ccとされているのが、SOHC180°クランクツインのZ250FTである。初期型はポイント点火のモデルだ。このモデルは27PS、153kgというスペックで当時は専用設計で高回転まで回るエンジン、素直な操縦性にZ1R譲りのデザインということで評価は高かったモノ。同時期にデビューしたのがスズキのRG250ってモデルだ。
 Z250FTはイヤーモデルとしてタンクグラフィックの変更を繰り返し、初期はZ750FXのようにタンクに細いラインの入ったモノ(グリーンメタ、シルバーメタ)から大胆に太い横線が入ったモノ(ブルーメタ等)迄が存在する。
 その後、ハロゲンヘッドライトの角目にモデルチェンジしたのが通称二型であり、ブレーキディスクがホイールへの直付けになり、エンジンは完全に真っ黒(クランクカバーも)となっている。エンジンの違いはクラッチの引き方が変更され、大きな所では電気系統がフルトランジスタ点火に変わった事だと思う。兄弟車のZ400FXで言うと、E4的な仕様となっている。このZ250FTの角目はカラーバリエーションで二種類ある。前期がデカールが横線貴重、後期は不細工なヤマハゴロワーズのようなラインの入り方のモデルである。角目モデルは当時的にはオッサン向けモデルとなっていたのが現実。時代的にはVT250Fのデビュー後だったんで競争力は無しである。
 その後、エンジンを33PSに、ユニトラック、ベルトドライブという仕様ででたのがGPZ250だ。雑紙のインプレ的にはコレで十分的な表現が多かったけど、実車は走らない。回すと壊れる印象が強すぎ、、、、一度壊して逆車のパーツでGPZ305仕様にしたけど、駄目なモノは駄目であった。
 GPZ250はその後、着せ替えデザイン+水冷のGPZ250Rに変化した。このモデルは43PSで相当に俊足だったけど、デザインが革新過ぎて不人気車になる。その後、GPX250R、GPX250-RIIへモデルチェンジし、最後がZZR250、そして今のNinja250Rに到る。所有したのは、Z250FT、GPZ250、改305、GPZ250Rだが、もう二度と、この系列は乗らないだろう。
 これに対し、CS250は秀逸だ。カワサキシングルといえば、初代がZ200だが、これはセル、キック併用、ワイヤーディスクという構成。キャブはVM18で、排気量、出力は小さい(18PS)けど活発で面白いバイクだ。その後が兄弟車にZ250LTDを持つZ250FSである。これは、キャストホイール+ドラムブレーキというレアな前輪を持つバイク。前期が246ccでバランサー無し、後期が249ccでバランサー付き、共にセルオンリー、Z200と違いCVキャブでマイルド(20PS)だが、60km/h近辺での鼓動感は最高である。エストレヤの祖先だろう。エンジンは中身的には同じでは無いだろうか?
 CS250はZ250FSと兄弟とも言える。何故ならば、Z250FSはKL250のエンジン、CS250はKL250Rのエンジンだからだ。CS250は水冷DOHC4バルブで一気に進化したエンジンで確か34PSだったと思う。ハッキリ言って面白すぎだったけど、峠の連続走行でビッグエンドが砕けて終了した。なお、Z200は茶色、ガンメタ、Z250FSは茶メタ、青メタ、CS250は赤、グレーで各二台ずつ乗り継いできた。何れも満足度は高く、CS250は速さでいうと、今持つグースの250より遙かに優秀。未だに在れば欲しいくらい。グースは飽きた。

★超硬合金
 何故だか、超硬合金でも検索される。超硬合金っていうのは炭化物であるWC(タングステンカーバイド、炭化タングステン:炭化物であり無機物扱い)を結合相金属、代表的にはコバルト、稀にニッケルを用いて固めた材料。炭化物セラミックス粒子間に結合相金属が隙間無く入った物質である。一般に重量分率で1~20%程度の結合相金属が含まれている。
 特徴は、セラミックス粒子の硬さに起因する高い材料硬度(ビッカース硬さ:Hv=900~1500)と金属結合相に起因する高い曲げ強さ、破壊靱性値(亀裂伝播の抵抗、プレクラック入り試料による抗折試験か、圧痕方による亀裂の距離か計算する圧痕法で求める)を持つ。硬くて強いという特徴の反面の弱点は、WC故に耐酸化性に乏しい事、コバルト等金属を用いる事で海水、水で腐食する事がある。物理的には強いが、化学的には弱い材料だ。
 尚、この結合相金属の事をバインダーと呼ぶ。

 一般に、セラミックスを金属バインダーで固めた材料をサーメット合金と呼ぶけど、セラミックス分がWC(タングステンカーバイド)の場合のみ、慣用的に超硬合金と呼ぶ。因みに、炭化チタン(TiC)を結合させたら、サーメット合金と呼ぶ。
 化学的に不安定な大きな要因は結合相金属を重量で20%近く含む事だが、これを極限迄減らした(0.5%程度)ものを、何故かバインダーレス超硬合金と呼ぶ。しかし、実態として0.5%のバインダーが入っている訳であり、バインダーレスっていうのは誇大表現でありJAROに訴えられても仕方ないとも思う。ただし、業界の慣例でバインダーが少ないとバインダーレスという形容詞を用いている。(詐欺ですね。)
 超硬合金の製造は、WC粒子とバインダー金属粒子を混合した粉をつくり、これを泥団子状に成形した上で、焼き物の如く焼いて作る。外部から力を加えない場合を常圧焼結と呼ぶ。他に、ピストン、シリンダー形状の容器に混合粉を充填し、加熱しながらピストンで加圧して作るのをホットプレス焼結と呼ぶ。ホットプレス焼結を行えば外力により粉体間の隙間が潰されるので高密度となる。但し、常圧焼結でも高温域になると結合相金属が溶融状態となり、セラミック粒子間に金属液体が満たされた状態となり、表面張力により自己収縮して隙間は減少する。

 隙間の残り具合が、材料の緻密度合いになり、緻密な程、優れた性能を持つので、常圧焼結よりホットプレスの方が材料的には強い。そこで、常圧焼結によって、或る程度の密度を有したモノは、圧力容器にモノを入れて、高温状態を保ったまま超高圧のガスによる圧力を加え、モノの隙間を潰す処置を施す。これがHIP(ヒップ)操作というもので、殆どの材料はこの方法で仕上げられている。

 いずれにせよ、混合粉体を加熱する操作によってモノを得る訳だが、加熱装置の加熱方法で装置は分類される。オーソドックスなのが外部ヒーターによる加熱、モノをセットする小型ケースに誘導電流を流し加熱するのが誘導加熱、電極からケースやケース内のモノに通電し加熱するのが通電加熱、電子レンジの如く加熱する電波加熱等がある。いずれも一長一短ある。

 超硬合金の概論は以上だが、開発としては、一般的には正攻法的な原料粉体の微細化、粒度分布管理、混合度合の管理で高品質、高物性を目指すが、特異的には化学的安定性の確保を如何にするか?がメーカー独自技術での凌ぎ合いとなる。

 因みに、詳しくは公に書けないが、私の方法は不安定さの根元である一般的なバインダー金属、コバルト、ニッケル、鉄、、、、、を一切使わない点である。これが最大のウリであり、コバルト、ニッケルがゼロだから、錆びないというメカニズム。但し、錆びない変わりに脆いという弱点があるけど、脆さを酸化物の添加で析出強化させて補うっていうのがウリである。詳細はココまで。

★パンフォーカスデジカメ
 パンフォーカスで調べる人が多いけど、当然ながらパンフォーカス(固定焦点)と単焦点は異なる。巷では一眼レフ用単焦点レンズが人気らしい。
 まぁ、その機能だけを捉えると、そのデジイチでも最新のデジカメでもだが、オートパンフォーカス機能とか、色んな機能が備わっているので、昔の単焦点&固定焦点が優れるとは言い切れないが、言えるのは、昔の単焦点で固定焦点なカメラっていうのは、間違い無く、シンプルで単純なのである。
 私の物選びの場合は、必要な機能のみを備え、不要なモノ(自分が使わない機能)は、最初から無い方がマシって価値観が大きい。
 単焦点で固定焦点なカメラの良さ、、、、、、押すだけだから考えない。真っ暗闇でも押すだけで映る。相対的にレンズが明るいカメラが多い。シンプル故に自転車、バイクに付けても振動で壊れたりしない。耐衝撃カメラでなくても落としたくらいでは壊れない。
 カメラに何処まで求めるか?を冷静に考えたら、自身、昔の写ルンです!のレベルで何の不満も無かったのが事実。ならば、その程度の写りでL判で出せる、その程度の写りでPCモニターの壁紙解像度に見合うデータが得られれば良いとい判断。
 1280×1024とか、、、、、それでも130万画素あれば十分だし、L判出力で美しく(プリンタ解像度に見合ったデータ量)となると200万画素で十分。となると、最高でも300万画素機以下でなるべくシンプルが良いか?って判断。
 ホームページネタ、ブログネタ等に限定すると、数万画素で十分であり、そんなデータはトイデジクラスで全く不満無いのである。撮影データが未来永劫溜まるモノと考えると、、、、、最近の高画素、高機能に魅力は殆ど感じない。
 チョット前に、カシオの高速連写シリーズに行きそうになったけど、売り場で触ると、、、、、連写して次の連写を行うまでのタイムラグ(バッファからの書き込みと消去)が数秒以上掛かる点に幻滅した。我が家の旧世代E-100RSはタイムラグは実質1秒以下であり、際限なく連写可能。勿論、最新のカメラで高速動画で取ればよいのだろうけど、未だ、その撮り方を試していない範囲の想像では、それはチョット違うような気がする。

 言えるのは、スペックを求めすぎると、高機能、多機能となる。でも、使う場合は殆ど意識しないとか、使わないとか、、、、なら、始めから使わない機能は無い方がスマートっていうのが自分の価値観であり、そういう点で、単焦点、固定焦点世代が魅力的なのだ。

★マイギア
 週末になって、マイギアで検索している方がお越し下さったようだ。同じく検索すると、どうやらマイギアって言葉は一般的で無いようだ。
 自転車の動力性能っていうのは乗り手の体力次第なのは衆知の通り。一般的に言われているケイデンス一定の乗り方が疲れないよ!って話は、自身の印象で素直に受け入れるものでは無いけれど、百歩譲ってそうであるとしても、誰しもが同じギアで同じケイデンスっていうことは有り得ない。回転数は同じでも踏むギアっていうのは、乗り手によって千差万別なのだ。

 ギアっていうのは脚に負担を与えないと考えれば、それは脚の筋肉量に直結するもであり、脚が無いのに重いギアは負担となるのは言うまでもない。脚に変な負担を加えない重さっていうのは人それぞれの話なのだ。そんな負担率の少ないギアっていうのが、その人にとってのマイギアという意味である。

 楽に自転車に長距離を乗るために知るべき事は何か?と考えると、それは自身の体力に見合った過不足の無い負荷のギアの事。これを探す事が第一であり、そこを基本にギア比を展開して多段ギアを装備するっていうのが理想だと思う。基本から展開するから、装備する多段のギアが全て有用なモノとなるのである。
 既成の多段ギアから使えるところを使うっていう考え方も否定はしないが、無駄なギアが付いていたり、必要なギアが無かったり、、、、というよりは、限られた段数というリソースを無駄なく使うには、必要度を吟味して備えることが重要だと思うのである。
 そのために必要なのは、やはり何と言ってもマイギアだろう。誰彼が幾らだから自分はこのくらいとか、彼がいくらだから、、、、って選び方は、仮定する対象のホントの力や生い立ちが見えない訳であり、最終的には自分の脚で感じて決めるのが大事。方法としては、シングルスピードに乗る事。一枚しかギアが決めれないなら、何が良いか?は乗って時間を過ごして感じるしかない。そういう意味で、シングルスピードに乗ると、否が応でも暫くそのギアに乗らざるを得ない。そうやって試行錯誤の末に見つかるだろう。固定シングルは未経験者にとっては、危ないかも知れないので、お奨めっていうのは、シングルフリーなのは言うまでもない。

 マイギアを決める方法は色々あるけど、一発で決まるものではないのは確かだ。そして、乗り良い自転車の場合、マイギアは前がアウター、後がセンター近辺に配置するのが理想。そういう位置ならば重い方にも軽い方にもレンジが確保できる。そういうモノである。
 既存のレーシングコンポでアウター×センターのギア比は、どう考えても、一定レベル以上の競技者向けとしか見えず、やはり、金額に見合った効能を一般ユーザーに与えてくれるようなモノには見えない。

 今の時期、ジロが開催されているが、あのレベルで良い案配のギアだろう。集団で50km/hオーバー、平地ならステージ平均で45km/hオーバー、60km級の個人TTでも38km/hオーバーを踏める人向けのギアにしか見えないのが素直な感想。

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タダ乗り?

 表題のような言葉があるんだそうだ。

 これは、ローディが無断で後に追走を受けた時に、後のローディを揶揄した表現の事らしい。

 たしかに、後に付けられるのは嫌だけど、それ程か?って思うのが私の感想だ。そもそも、そういう表現を行うって言うのは、前を走る人からみると、後に対して勝手に楽するな!という事だろう。っていうことは、前走る人的には、楽して走りたいの?って印象を持つのだが、、、、どうだろうか?

 そんなに嫌なら、サッサと千切れば良い事だし、後の事なんぞ、気にしなければ良いのでは?というと反感を買うだろうか?
 言い分として、合図したら連動して減速してくれないかもしれないとか、、、、そういう危惧は合図してどうか?を判断すれば良いし、仮に、合図もせずに急減速するのを意図していやがらせ的に行うとすれば、そっちの方が性格悪い気もする。

 嫌なら千切る。それで終了で良いのでは無いだろうか?

 因みに、私が干渉を嫌がるのは、タダ乗りが嫌ってという訳でないのだ。引いて欲しければ引いてやるし、自分の気分が乗らない時は千切りモードに入る。千切りモードとは、45km/h以上で引きまくるだけだ。それでも頑張る人も居たけど、そういう場合は、その速度で振り返って、『前にどうぞ!』って声掛けてあげるのである。
 実際、そういう声掛けを行うと、千切れずに頑張った人は、『前はキツイからイイです!』とか、、、、そういう場面に遭遇したりもした。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2008/12/post-49c9.html

 そんな状況でも最初こそは、こっちの機嫌も悪くなるけど、まぁ、ローディなんてそんなもんだろ?って思えば納得だし、そこで取り敢えずでも、コミュニケーションが取れると、まぁ、イイか!って気持ちになるのである。

 でも、俺も子供な部分があって、タダ乗りは許せても絶対に嫌なのは、、、、、

 遅いから抜いた、抜いた途端に追走に入る。そして、追い越し、、、、そこまでは、OKだが、その追い越した途端に急な合図無しの失速、、、、、、突然、目の前を塞ぐ様な失速だけは辞めて欲しい。そして、そういう人程、コミュニケーションが取れない。抜く時は笑顔で声掛けしているのに、そういう輩には、けんか腰な奴が多い。

 そう、許せないのは、態度でなく、コミュニケーションを拒否し、威圧的な態度で挑むバカだ。人間、笑顔を忘れちゃだめだ。抜いた、抜かれたも安全とは言い難いが、そういう状況でもコミュニケーションが在ればリスクの応酬や掛け合いは無くなる筈。

 怒り顔で追走もNG、追走されてプッツンきて怒り顔になるのもNG、てめぇら、笑え!って思うのである。

 大体、付いた、付かれたで怒るっていうのは、お互いに自分がてめぇより速い筈って意識があるからだ。そんな筈、在る訳無いのに、他人に対して何故思う?っていうのが不思議だ。
 理由は、

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/05/post-73fe.html

 だが、同じ様な人が、同じ様な装備、同じ様な場所で遭遇する、、、、似た様な境遇だろう?相手が火星人、金星人?或いは、チンパンジー?ってなら違うかも知れないが、所詮人間同士、パフォーマンスに差なんて在る筈無いのに、、、、、在るって思うのは、大きな錯覚、自惚れ、勘違いって奴だ。

 話が逸れるけど、自分的には、タダ乗りなんて言葉を使う方が好みでない。タダ乗りって言葉の裏には、後に対する揶揄が含まれている。仮に、複数で走るなら、、、、、絶対、先頭が良いなぁって思う。向かい風なら尚更だ。
 因みに、単車で初めて走る峠道でも絶対先頭が好みだ。二番目、三番目なんぞお断りである。

 単車で楽しいのは咄嗟の状況判断で自分の意志でラインを選び、マシンを操作するのが最大の喜び。

 自転車で走る目的は、負荷を受けてアンチエイジングの取り組みを貴重な時間を割いて行っているので、楽する気は全く無い。向かい風は大歓迎。追い風ならば、乗せれる速度迄乗せまくるのが好み。仮に、目の前を走るならば、千切る覚悟でぶっ飛んで欲しいのである。目の前でチョロチョロして、こっちの脚を余らせる様な行為が一番むかつくのだ。

 みんなパフォーマンスは似ているだろうけど、みんな異なる事情で乗っているのだ。事情が違うって事は、ペースが違う。仮に追い付いたら、自転車だろうが単車だろうが、躊躇無く抜く。それまでだ。間違っても他人をターゲットに追走してみたり、仕掛けたりする事は有り得ない。そんなもんだが、これって、変だろうか?勿論、抜かれたからといって、自分の事情を忘れて他人を追いかけるなんて愚かな行為もしない。

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2009年5月23日 (土)

ハイブリッドカーで楽しむ

 月曜日に新型プリウスが格安で登場、既に5ヶ月以上のバックオーダーという。前に登場したホンダのインサイトも好調、、、、

 エコ、低燃費、、、、、そういう言葉が売れる秘訣なんだろうか?

 でも、エゴな俺は、エコをアピールしたようなモノには関心が薄い。っていうか、最近の車の傾向自体があんまり好きでないのだ。それでも、今はエコカーの売り上げが比較的好調だということだ。エコカーの中でも、ハイブリッドカーであるインサイトやプリウスの売り上げが好調ということだ。

 そんなハイブリッドカーだが、ユーザーと話す機会があり、ハイブリッドカーも楽しいよ!って事。その楽しさっていうのは、燃費計の数値が35km/Lを越えた時とか、実走で30km/Lという平均燃費を出した時とか、、、そういう数値を目標に運転するのは楽しいよ!って事だ。
 聞いてみて思うのは、確かに、そうだろうと思う。日常の中に楽しみを見出すっていうのは自然な事だし、ハイブリッドカーの場合、そのエコ運転の効果を眼で確認できるっていうのは、エコアシストって機能がインサイトに装備されているように、その部分に楽しみを見出す様に商品側も構えているのも事実だ。

 ふと、思ったのは、エコカーの運転で燃費計の数値が良くなる様に頑張るっていうのは、自分の場合に喩えると、自転車や水泳で、目標の距離を目標の時間で走る事を達成した時に感じる喜びに近い印象だ。

 以前、楽しい!っていうのを、本能的に欲する楽しさと、頭で考えて見出す楽しさに分かれるって書いたけど、自分の場合、本能的な楽しさと知覚的な楽しさを比べると、やっぱり、本能的な楽しさを大事にしたいと思ったりする。
 知覚的な楽しさっていうのは、楽しみを見つける事から始めるのだろうけど、ずっと続けると、知覚的な楽しさで続ける事っていうのは、飽きたり、義務感を感じて負担に思ったりする事もある。

 楽しい!って一言を考えても、色んな楽しいがあるもんだ。改めて思うところだが、やはり、生活の中には、本能的に楽しい!って思える趣味というか、そういうジャンルをなるべく多く残しておきたい、、、と思うのである。

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自転車のパワー源

 ロードバイクっていうのは、速度が出る?って印象を与える乗り物だ。
 でも、その速度の根源はパワーであり、パワーっていうと何か?っていうと、単純に脚力だ。

 脚力こそが速度を律する要素といって間違い無いのである。

 ところが、ダイエットに自転車はいいぞ!って情報には、自転車に乗って脚をスリムに、、、、そして、本場のロードレーサーの脚が細いことを指して、バイクレッグは細いぞ!って事を言っている。

 冒頭の部分、自転車でダイエットで脚が細くなるのはOKだが、細い脚が競技者の脚?って部分は、どうしても素直に受け入れがたい話だ。

 今、ジロが開催されているた、出場選手をバイクカメラから追う映像を見ると、みんな激しくゴツイ脚である。あの脚こそバイクレッグでは無いだろうか?と思うのである。
 或いは、バイクレッグっていうのは競技者の脚とは別に普通のサイクリストの脚を指すのではと思ったりするのである。

 普通に自転車を漕ぐって行為は間違いなく軽負荷の連続運動であり、脂肪燃焼運動だ。それなら脚についた余分な脂肪は無くなるのは理解出来るのだ。その余分な脂肪が無い脚をバイクレッグというのも理解できる。

 ただ、余分な脂肪が無い脚=細い脚で、脂肪が無いけど、筋肉バリバリで太い脚をバイクレッグと違うと否定しているソースは今一納得が出来ないのである。
 雑誌によると、脂肪の無い細い脚はバイクレッグだけど、競輪選手のような筋肉質な脚は脂肪が無いけど筋肉で太くなっているのでバイクレッグでは無い?って論法はやはり不思議なのだ。

 勝手な印象だが、競輪選手の脚も、ジロのTTステージで後方から写されて見える選手の脚も、一般から見ると尋常でない太さに見えるのだが、、、、、

 そもそも、脚でペダルを回すというので、脚はエンジンであり、脚の太さがバイクでいうなら排気量(即ちトルク)みたいなモノである。速度=出力、回転数が同じなら、高速度=高出力=高トルクを生みだす脚というのは間違いない筈だ。
 つまり、ロードレーサーらしい速度域の具現化は、ロードレーサーの有するハイギヤードなレシオを回すとか出来ないと無理なのだ。それには、脚の筋肉が不可欠である。
 そんな脚の筋力増加、筋肉量アップは何が必要か?っていうと、、、、、

 ここからは、自転車とは無関係で筋トレの話。

 筋トレで筋力強化、筋肥大を願うなら、10~20RMの負荷の運動を行うことなのだ。10RMの運動っていうのは、1RMの運動の90%程度の力での運動だが、1RMっていうのは、一回限りなら動かせる負荷での馬鹿力運動、10RMっていうのは10回だけなら何とか続けれる運動って意味だ。
 つまり、脚力をつけるには10RM負荷の運動しか効率よく行えないのである。自転車で10RMっていうと、10回しか漕げない負荷で漕ぐって事と違う?って話になるのだ。
 もっといえば、連続で回せる負荷っていうのは、筋トレで効率的な筋力強化に見合った負荷では無いということである。10回漕いで停まる、、、、そんな自転車は存在しないのだ。

 手持ちの競輪選手のトレーニング風景のVTRとか、チームCSCのジロやツールに向けたトレーニングを紹介したDVDを見ると、皆さん、思いっきりハードは筋トレを為さっているのが現実であり、その筋トレっていうのは、自転車を漕ぐことでは得られない負荷でトレーニングしている状況だが、理由は、速度を生みだす筋肉を付けているに他ならないのだ。

 やはり、速度の絶対性はパワーであり、脚力であり、筋肉量に帰結する、、、、そんな気がするのである。
 なお、持続するために必要なのは、筋肉を長時間動かす能力であり、そのような筋肉を持久的に動かす能力とか、心肺機能も必要なのは言うまでもないだろう。

 負けず嫌いのサイクリストに必要なのは、カーボンフレームでも、79デュラでもない、、、、たぶん、問答無用の筋肉量を誇る脚、それを駆動させ続ける循環器系能力なんだろうと思う。そして、成長期を過ぎたオッサンが筋肉量を確保するには、筋トレ流の理屈に合った10RM負荷による運動メニューとか、、、そういうもんだろうと想像するのである。

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2009年5月22日 (金)

何故にメタボ改善が減量?

 生活習慣病=メタボリックシンドロームである。
 そして、メタボリズムって言葉は、新陳代謝って意味。

 つまり、新陳代謝異常がメタボリックシンドロームである。

 異常とは?を考えると、これは決して収支のアンバランスではないのだ。要は、エネルギーの入出力が行われていないってこと。

 肥満っていうのは、一般でいうカロリーの過剰摂取で食制限を!って話だが、チョット違うように思うのである。

 食を制限するっていうのは、代謝という面から見ると、後退させる意味である。収支を整えるのであればOKだが、代謝を整える意味には適合していないように思う。

 となると、代謝アップが原則であり、肥満の場合は、消費カロリーを増やす事こそが、唯一の本質的な、語意に合った処方のように思う。

 戯言だが、不意に思った事だが、これが道理のように思う。

 食い過ぎだから食う量を減らすって行っても、それで脂肪が減っているのは、動く量が変わっていない状態で体重が減るのは、所謂、飢餓状態って事では無いだろうか?

 それ故に、ダイエットで摂取制限を過剰にすると、過食症、拒食症という別の状況に陥るように思う。

 メタボリズムの異常は、収支を増やす事。デブは動く、痩せすぎは食う。これしか無いのである。
 代謝異常で摂取制限っていうのは、多分、機能を喪失する事に繋がるように思う。それが、体力の低下という形で死亡率を高めるのでは無いだろうか?

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二輪車に乗る理由を回想すると、、、

 最近、なんだかしらないが、明らかにバリバリの競技志向の方とも思えるような検索が多く、アクセスも自転車にカテゴライズした記事に集中する傾向があるようだ。
 確かに、ポジション、ロールアウト、コンパクトクランク、ロード、ピスト云々について記事にしているから、そういう方々の検索にヒットするのだろうか?

 でも、自身の自転車への取り組みが競技志向でも無ければ、速度を追い求めているのでもなく、要は、楽に、快適に、苦痛を伴うこと無く走るという方向であり、疲れる事無く快適に走るために自分が自転車に求めている事を記事にしているのであり、ガンガン走りたい人から見ると、意見が?って思う事が多々ありそうに思うのである。
 あくまでも、オッサンがオッサンなりに横着して走るには何が都合が良いか?ということと、そのオッサンから見て、最近の機材に疑問を持つ事が多く、それに対する勝手な意見を述べているのだ。(勿論、オッサンがオッサン化するのに抵抗すべく体力維持に勤しんでいるのは否定しないし、自身の状況に満足しているのも事実で、それを踏まえて、売られている機材は使うの?って疑念が振り払えないから、、、)

 自身、競技や競争、他人との張り合いには全く関心が無いのだが、その理由を思い付きで羅列することにしてみた。

 最近の自転車ブーム、とりわけ、ロードバイクブームに今一つ馴染めない理由は、自転車や単車が好きになった理由は何か?と大きく関わっている。

 遠く過去を遡ると、、、、自転車以前に何が好きだったか?を思い浮かべると、それは、

 『探検』

 である。そういえば、団地に建つ実家を取り囲む山々の中の獣道を走り回って山の反対側の団地に行ったり、山に点在する高圧電線の鉄塔を目指して数キロの山の尾根線伝いに探検に出掛けたり、、、、あるいは、広島という土地柄、昭和40年代には点在していた山の防空壕巡りをしたり、、、山とは別に川でも、地元町内の川に降りて、川の中を歩いて通学したり、下水管を通って市内を徘徊したり、、、、そんな事ばかりを、幼馴染みと連んで遊んでいた。
 その際に選ぶコースは?っていうと、基本は、行った事の無い未知の場所ばかりだったのを思い出す。
 そんな案配だから、一般の道、民家の裏庭、畑や田んぼの畦道伝い、極狭路地なんてものは殆ど全て通り尽くしていたのは当然で、通った事の無い場所を求めて、川、山、下水管を探検していたのである。

 そんな幼少期を過ごし、成長と共に、足が変化する。足とは、最初は子供車、その後が、ジュニアスポーツ車、通学スポーツ車、本格スポーツサイクル、そしてエンジン付き、、、、、が該当するけど、そんなモノで得られるのは、何と言っても行動半径の広さだ。

 その行動半径の広さで虜になったのが自転車が好きになった理由である。思い返してみると、小学校高学年で100km/day、中学生で300km/day、高校生で400km/dayのサイクリングを行ったけど、行き先、コースで二度と同じコースは走っていないのである。
 兎に角、行った事のない道を選んでコースを選定する。そう、これは探検なのだ。探検のツールとして自転車が良きパートナーであり、自転車に求めるのは、探検で遭遇しうる様々な事件やトラブルに如何に対応できるか?如何に目標の場所に到達できるか?であったのを思い出す。

 自転車で拡げた公道半径は、バイクに乗り始めても加速度的に広がり、免許取得後の排気量アップに伴って公道半径は兎に角増えまくっていったのである。その結果が、自身の最高距離としては840km/dayという見知らぬ道を走る冒険に到ったのだ。

 結局、自転車も単車も冒険の道具っていうのが好きの根底にある。それ故に、自転車ではスポルティーフ系が相変わらず好きで、単車でもレプリカが好きな一方で、ミドルツインのようなツアラー系(昔を遡ればXZ400D)が外せない状況となっているのだ。

 探検っていうのは、行った事のない所に行く事。探検の素晴らしさは、何が起こるか判らないという不安と期待が根底にある。そんなドキドキを求めての行動故に、万全のレールの上で距離を走るとか、そういうのにはときめかないのである。そして、探検のステージとして長きに渡り心を捉えて離さないのが、そう、、、、山道である。

 山道を探検する。これが、趣味というか好奇心の原動力となっているのだ。

 自転車で山道っていうと、どんな山道でも登りたい!っていうのが、軽いギアに固執する性格になっている。

 単車で山道っていうと、どんな山道でも華麗に舞いたい!っていうのが、軽く扱える様な運動性能に固執する性格になっている。

 日本の山道再発見!の探検の道具として、自転車や単車を好きになったんだと、自覚を新たにしたところ。そして、人間誰しもが持っている負けず嫌い的な要素から、言うと、何に拘るか?っていうと、自転車ならば、どんな急斜面でも上れるよ!的な拘りで、それが見合ったギア比に固執する理由だし、単車ならば見知らぬワインディングなら負けないよ!っていうのは、見知らぬワインディングで遭遇しうる咄嗟の状況に答えてくれるようなレスポンスを持つ機材に拘る理由なのだ。

 それだから、流行のロードバイクでレース志向に向かう事を素直に受け入れる気にならないんだろう。自身、同じ所をクルクル走ったりする事を、時折、怠いとか、憂鬱気分と思う事があるのは、自分の中で自転車を使って楽しむ状況と実際の使い方がマッチしていないからなのだ。
 逆に、単車で峠を走る行為っていうのは、単車を使っての楽しみと直結しているから、気持ちの高揚感が保たれたままになるんだろう。

 ぶっちゃけ、自転車の話題を人とするにしても、DURAの7900がどうだ?とかよりも、犬印のフロントバッグをオーダーしようか?って話の方が遙かに自分の心がときめくのは、意識の根底で自転車とは何か?っていう部分が最近のブームを形成する層とは違うからである。

 まぁ、最近のブームでは、漫画で例えると、『シャカリキ』的なのかも知れないが、自分の世代は、そういうレーシーな漫画よりも『サイクル野郎』的なノリの方がピッタリ来るのだ。

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新型インフルエンザ対策に出来るのは?

 前記事でも書いたけど、手洗い、うがいの励行、人の集まる閉塞空間に敢えては出掛けない、、、、ってこと。後は、品不足となりつつあるけど、マスクの着用、、、、、

 ホントは、日常生活において身体機能活性化を力点においた生活習慣(しっかり食う、しっかり動く)による高度な免疫機能の構築、回復力、治癒力を高めるっていうのが一番だろうけど、急に得られるモノでないのは確かであり、一番は上述の注意だろう。

 ところで、今回の新型インフルエンザでは、タミフル、リレンザがどうのとか、ワクチン開発がどうのとか、、、、そういう方面でのニュースも飛び交っているが、幸いに?か知らないが、弱毒性ということで、基本は薬剤治療は最終手段であり、十分な休養+適切な水分補給で回復しているというのも事実のようだ。
 勿論、ウイルス自体が新型ということで、感染を繰り返す事で、毒性が高まるリスクもあるけれど、落ち着いた対応が一番求められているのだろう。

 今出来る事は?って考えると、取り敢えず、会議とか会合とか、、、そういう部屋に閉じこもった活動時にはマスク着用くらいかな?って事。

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2009年5月21日 (木)

脂肪で豊胸?

 火曜日のテレビでAカップ女性が整形無しでHカップになったって話を紹介していた。
 『魔女たちの22時』って番組だ。

 この方法による、胸筋を鍛え、胸の脂肪を支える筋肉を作る事と、二の腕の脂肪、腹部の脂肪をしっかり(15分程)揉みほぐし柔らかくしてから胸に送る様にマッサージするという方法だそうだ。

 これによって36歳時点でAカップだった女性が、60歳でHカップになったという、、、、。

 為る程!って思う反面、自分的には不可能だな!って印象なのだ。

 別に、方法を否定しているのでなく、自分のやり方の場合、脂肪を削ぎ落とす迄運動続けるという前提であり、ダイエットで減量した時には、揉みほぐす時に掴めるような脂肪が存在しないからだ。

 そう、冷静に考えると、脂肪が無くなっては駄目であり、ダイエットとは違う行為なのである。脂肪を維持した状態で、脂肪を付け替えるという事である。そう考えると、なるほど!と思うのである。

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今更ながら、でもやっぱり、デュアルCPU

 CPUのパフォーマンスアップ=クロックアップという方向性に限界が訪れた頃にやって来たのが、CPUコアのマルチ化である。それが2005年頃の話だが、随分と昔のように感じるところ。出始めのデュアルコアっていうと、二つのダイによるものでPentium Dが最初のように思う。
 その後、シングルダイでデュアルコアが普通になり、クワッドコアも普通になったのが今だ。デュアルコアの前には、仮想的なデュアルCPUで、Hyper-Threadingって手法がPentium4で生まれ、現Core i7世代でも使われている。

 実質的、仮想的に限らず、プロセスを同時に走らせるというのが現代のCPUのトレンドであるのは間違いないけれど、その前身は?っていうと、それは純粋にデュアルCPUの世界である。

 CPUデュアルっていうのは、1998年当時にAT互換機の世界に入った自分にとっては、或る意味、憧れの世界の話である。CPUデュアルというと、それはサーバー向けということ。サーバー向けというと、高速、安定、、、、そういうイメージを持っていたのだが、そういう世界を具現化するには、剰りにも高価であり、現役の時代当時にCPUデュアルのマシンを具現化するっていうのは出来なかったものである。
 そんな経緯もあって、サーバーとか、CPUデュアルとか、、、、そういうのには、性能が云々以前に、印象的に憧れとして未だ意識の中にある。

 一般ユーザー向けにデュアルが一般的になったのは、デュアルコアの時代である2005年の事だが、その直前に自分が触手を伸ばしたのが、一世代前のデュアルCPUなマシンである。それが、未だ我が家ではメインマシンとなっているCoppermine最終世代の1GHzのCPUによるDUALマシンなのだ。

 このマシンを稼働させ初めて5年が経過しようとしているが、時代遅れで稼働し始めたものの、なんら不満を感じることなく今に至っている。
 そんな訳で、途中大きな変革を遂げながらPCトレンドとは離れた状態、浦島太郎状態で今に至っている。

 で、今でもCPUデュアルマシンは良いなぁ!って考えを持っており、結果的に今の所有マシンは殆ど、そんなマシンばかりである。Coppermine Dual機が二台、Tualatin Dual機が一台、Xeon Dual機が一台、、、、そんな状態だ。
 勿論、最新のデュアルコア、クワッドコアが優れているのは判るけど、マルチコアっていうのは、言ってみればコンシューマ向け、、、、一方で、古くてもマルチCPUっていうのはハイエンド、サーバー向けであり、古くても、そういう方に対して何となく畏敬の念を持つっていうか、そんな感じなのだ。

 冷静に考えれば、間違いなんだろうけど、趣味的、嗜好的要因も含めて物選びすると、つい、世代前のハイエンドに強く関心を持ってしまうのである。これは、パソコンに限らず、デジカメでも、他の分野にも当て嵌まる自分の悪い癖だ。

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趣味と趣味性

 趣味は何?って聞かれたら、、、、、間違い無く、単車って答える。
 でも、自転車、デジカメ、パソコン、、、、、、も、それに近い存在だったりする。

 非常に曖昧だけど、趣味か否か?っていうデジタル的な敷居は非常に難しい。自転車、デジカメ、パソコン、、、、、これらの物を買う時、完全に実用色一辺倒か?っていうと、そうではない。機能を重視したり、それ以外の要素を考慮したり、、、、でも、やっぱり趣味とは違うのである。趣味ではないけど、趣味性が濃さがあるとでも言おうか?そんな感じなのだ。

 デジカメも嫌いでないけど、趣味ではない。趣味ではないけど、拘り、好み、趣味性は在る。そんな感じなのである。

 屁理屈かもしれないが、趣味と趣味性のあるモノっていうのは、曖昧だが確実に違うのである。

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2009年5月20日 (水)

退廃的に楽しい!?

 最近は自転車にも乗るけど、正直、楽しさを見つけて乗ってはいるけど、本能的に楽しいか?っていうと、実はそうでもない。

 自転車に乗るのは元気な身体を維持するために運動するという一環で乗っている部分が大である。いわば、健康を維持するカリキュラムの一つというスタンスであり、自転車でホームコースを走ったり、或いは、水泳でタイムを計測したりっていうのは、心ワクワクとは違うのだ。
 正直、週末の朝、ホームコースに出掛ける時、雨が降ればホッとする事も多いし、書斎から自転車を運び出す時、気分はローテンションである。水泳でも然りだ、金曜日の帰宅中の交差点で、右に曲がるとプール、左に曲がると自宅、、、、そんな状況で右に曲がるのを憂鬱と感じるのは常である。
 ハッキリ言って、ピストで全力走行も、プールで泳ぐのも怠いし、面倒臭いのである。本能的には面倒臭い事だと思っている。人生において自由が利く最後の瞬間に何するか?っていうと、絶対、水泳とか自転車は選ばないのである。

 それでも、ピストでTTゴッコとか、プールで連続泳ぎをするっていうのは、それ自体に興味も関心もある訳でなく、純粋に自分の身体を維持するのに一番効率的なトレーニング方法であるという思いがあるからだ。その思いというのは、ピストとか水泳で認識できるタイムが自身の過去の経験と照らし合わせ、自分の全盛期に対して、体力が何処まで回復したか?が推し量りやすく、今を知る目安となるし、所謂、若さを確保する上で、自分にとって鍛えるには一番手慣れた手段に過ぎないという思いなのである。

 仮に、水泳も自転車も経験が無く、今の状態からレベルを見るなんて事が出来ないモノで、他のスポーツならそれが判るという状況ならば、今の時点でコンディションを回復させるには、、その他のスポーツに取り組んでいるのは間違い無いのである。

 続ける上で趣味的な取り組みならば、必要なのは好奇心だが、自分にとっては、ピストもロードも水泳も、何一つ新しい好奇心の対象ではないのだ。ハッキリ言えば飽きた状態なのである。(余談だが、ブームの牽引は多くの人が興味を持っているからだろう。そしてブームが無くなるのは、多くの人が極めるか、、、或いは、飽きるかのどっちかだ。)それでも、麻薬的な単車遊びを実践するに必要な若さを維持するのに具合が良いから乗っている、泳いでいるみたいなものである。

 そういう質の対象とは対照的に、何も考えず、本能的に好きこのむモノが純粋に趣味というか、楽しみというか、そういうものも存在する。自分にとって、単車に乗って出る(峠を走り回る)行為っていうのが、モロに該当し、純粋に楽しいのである。ワクワクと心から思う行為だ。
 何も考えずに楽しい、接するだけで興奮する、そういうのが単車なのだ。

 人間にとって楽しい事、極楽っていうのは、多分、退廃的、破滅的、反社会的な行為なんだろうと思う。そこに中毒性、麻薬性みたいなモノが潜んでいる。酒、ギャンブル、タバコ、夜遊び、女遊び、、、、そういうジャンキーな世界と同列に峠遊びっていうのは、含まれているように感じる。所謂堕落の方向の延長線上に単車遊びっていうのはあるのでは?と思う事もある。そういう風に捉えると、単車遊びっていうのは、自転車とか水泳とは全く反対の方向性にある遊びとも取れるのだ。
 本能的に楽しいっていうのは、万物の法則にも一致する。万物の法則といえば熱力学の法則だが、それは、変化の方向性は何事においても定まっているという法則。人間の思考の選択も維持するという力無しで墜ちていくのは、その方向に該当していると言える。そういうのが自然であり、それが遊びの本質かもしれない。

 単車で峠を走るっていうのは、何だか、退廃的で、破滅的で、、、、しかし、それが楽しいのである。まぁ、そう思える程に好奇心追求の余地が残っているのかもしれない。

 自転車や水泳っていうのは、言ってみれば単車遊びを長く続けるに必要なコンディションを維持するためというのが発端である。
 そして、危機感を感じたのは、贅肉で肥満となった自分の身体で峠が楽しくないと感じたのが発端であり、手遅れ一歩手前の健康診断の結果を目の当たりにした時だ。

 しかし、それらを早期に改善し、単車を乗るに見合った身体を手に入れてからは、単車以前に元気で長生きというのが新たなターゲットとなり、それを効果的に維持する目的のためだけに、水泳と自転車を続けているのである。

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熱血系サイクリストの不思議

 最近は、自転車ネタで当ブログに検索で辿り着かれる方が多い様子。
 色んな検索が為されているな!って思う程に、その検索結果で当サイトと並行してヒットする他のサイトってどうよ?って好奇心で、他のサイトを見学することも多い。

 で、思った事。

 自転車っていうのは、ロードバイクを含めて、まぁ、娯楽的趣味って印象である。他のスポーツでいうと、、、、、機材に凝って、フィールドでその気になって、、、、そう、ゴルフみたいなものである。正にプアマンズゴルフって印象である。

 娯楽系趣味、時々スポーツって印象なんだが、、、、

 そんな自分の印象と反して多いのが、、、、、

           『故障、怪我、痛み・・・・・・』

 である。

 膝が痛いとか、、、、腰が痛いとか、、、、背中が痛い、、、、、脚が攣った?、、、、首が痛い、、、、手首が痛い、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、

 ホントか?っていうのが正直な感想。

 ロードバイクを最初の自転車に選ぶ人の憧れは、ツールであったり、ジロであったりするんだろうけど、そんな最高峰のレースは選手が3週間に渡り走って競うっていうのは当然知っている筈。

 つまり、3週間も続けて走るのに一番楽なバイクというのは知っている筈だが、そんな快適な自転車に乗って、○○が痛いとか、、、、、そういうのが超不思議だったりするのである。

 この感覚は、単車のスポーツバイク全盛の時代に、ポジションがキツイとか、、、、そういう話を聞いたし、仲間とのツーリングで600km/dayの距離を走って、同行者が○○が痛いとか訴えていたのを思い出すけど、、、、少なくともスポーツバイクっていうのは緊張感を伴って攻めてワインディングを走る場合、それは快適さ追求の結果であり、そういう山岳ツーリングで痛くなるのは逆に変?って思っていた事とオーバーラップする。

 話を戻すと、一見前傾姿勢がキツイロードバイクだけど、そういうモノを適切に使った時に最も適合した形であるのは事実であり、それが苦痛を伴うっていうのは、基本、有り得ないように感じるのは自分だけだろうか?

 痛くなったり、、、、、そういうのは、決して健康のためとは思えないのである。モノなりの使い方をすれば極楽浄土のような快適さが味わえるのでは?というのが持論なんだが、この変が不思議な感覚である。

 逆に、そんな痛みを常識として、痛みを感じる事を望む様な習性が人の性には含まれているのだろうか?なんて考えたりする事も少なくない。

 思うのは、健康を願って始めた運動が、持病を新たに生み出すという何だか不思議な良く判らない世界に見えるのは、口は悪いけど、とても滑稽に見えるのである。

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2009年5月19日 (火)

夏服で実感!

 ダンベルを用いた筋トレ、ベンチプレスでの動作のスロートレーニング化によって筋肉増強目的にトレーニングを続けてきたのだが、、、、、衣替えで夏服を着始めてから、その違いを見た目でも実感しているところ。

 脚は見ないから実感は薄いけど、腕、上腕部が明らかに一回り以上大きくなっているのが判る。手を握った時の筋肉の盛り上がり具合が随分と変わった印象である。夏服で半袖姿で過ごす時間が長く、その時に色んな姿勢をする度に実感する。
 それと、LLサイズの作業服が少々きつめに感じる。首元が引っ張られる感じ、脇が突っ張って破れそうな感じである。

 手首のスナップについては15kgのダンベルで片側20回ずつの運動、ベンチプレスではスプリングプレスのスロープレスと、片側25kgのダンベルでのダンベルプレスとダンベルフライを20回ずつを3セット加えただけだが、それでも大分違うようだ。

 筋肉が増えた分、確実に体重も増加傾向。骨格筋率(約38%)と基礎代謝(約1640kcal)も増加傾向である。
 やった分、数値的にも見た目的にも違いが実感できるようになると、これからも続けよう!とか、負荷を増やそう!とか、そんな気持ちが芽生えてくるのは、所謂、トレーニング面から見ると相乗効果的である。

 ただ、それでも客観的に見て、テレビでいうゴリマッチョ状態とは程遠いのは言うまでもない。

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真面目?

 我が子を含み、人と接する時、思うのは真面目?って何よ?って事。

 話す事に対して、ウンウンと頷く奴、言った事に従って行動する人、、、、確かに真面目なんだが、真面目って良い事なんだろうか?

 前の記事で、常識、非常識の尺度は人によって違う。その判断は、道徳や知識の分野で為されるって話を記事にした。その判断を自分の判断でなく、他人の言動で多数派に従う人が多いって事も記事にしたのだが、、、、真面目=従順と捉えると、多数派に盲目的に従う人=従順な人=常識人=真面目って方程式も立てる事ができる。

 しかし、どうも違う様な気がするのである。

 本来、道徳や知識の基準は個人の生い立ちに従うものであり、その生い立ちというのが世代間の社会観の共有があれば、自然と、在る範囲に纏まるモノという質だろうけど、社会観の共有っていうのは、そこでの伝承は、個人の意志が行動の背景に存在するモノだと思う。

 盲目的な従順っていうのは、社会を構成するメンバーに意志が存在しないということであり、意志決定を自分で下せないから、多数派行動がモラルに反した状況を生む現状に繋がっているように思う。

 つまり、真面目っていうのは、考え無しで他人に従順したり、模倣したりするモノは除外しなければ為らないのでは無いだろうか?

 思うに、真面目っていうのは、問題に対して真摯に考える意欲を示す事であり、その結果が他人と異なっていても、意志を示す事、示し続ける事が、善悪や正誤の判断の精度を高めるトレーニングであり、その判断精度が高まった状態こそが『完成された真面目』だと思うのである。つまり、真面目っていうのは完成された状態でなく、その状況に達するには、個人の生い立ちに従った意思表示(思考力、判断力)という道具を使って到達する目標みたいなものと考えれると思う。

 教育産業に長い間身を置いていると、そんな事を思い返す事が多くなる様だ。そして、自分の定義している真面目な人っていうのが、あまりにも少ない印象を持つのが最近の感想だったりする。

 今、子供の教育教材の斡旋や習い事云々を沢山見るし、テレビでは、子供の計算能力がどうのとか、英語力がどうよ!って話があるけど、そういう教育だけで本当に幸せになれるか?っていうと、どうも納得がいかない事が多い。

 なぜなら、天才・・・・・って持てはやされる子供っていうのは、小さい時にテクニカルは方法を教え込ませて、それを高度に習得している部分が凄い訳であり、本当に凄い子供っていうのは、その教え込ませるテクニカルの部分でなく、子供自体の発想で、大人の思い付かないテクニカルを生み出す発想力では無いだろうか?と思うのである。
 持てはやされている『天才・・・・』っていうのは、あくまでもレールの上での話であり、それって、先に話した無意志で従順な一見真面目な人達となんら変わらないようにも思うのである。

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2009年5月18日 (月)

インフルエンザ急拡大中

 新型インフルエンザが兵庫、大阪の高校生を中心に急速に拡大中だ。
 先週末に国内初感染が確認され、週明けて月曜日の朝には96人に感染確認、、、、潜在的には1000人を越えているとも言われている。
 大都市圏で渡航歴の無い高校生、家族からウイルスが見つかったっていうのは、確認された高校生自体が、二次、三次感染者だろうし、確認された高校生は既に快方に向かっているとの話しであり、感染源、感染ルートの特定は実質不可能だろう。

 季節的に、本来は季節型インフルエンザなら流行が収束する時期であるのだが、そのような条件ながらも感染が拡大しつつある訳だ。

 全くの想像ながら、今週中には西日本各地で感染者の確認が為されるような気もする。

 そんな感染拡大中の大阪では、今日から一週間の休校処置、イベントの中止要請等々も行うそうだが、そういう処置がこれから日本各地で見られるようになるのだろうか?

 インフルエンザに対する予防は、人の集まる閉鎖空間に出向かないというような行動もあるけど、一般てに手洗い、うがいと言われている。
 そして、感染拡大を防止するには、マスクが効果的ということだが、大阪ではマスク品切れ状態、、、、多分、日本全国的にマスクは品薄になっていくと思われる。実際、広島でも週末のドラッグストアーでは殆ど皆さんマスクを購入されていたのが印象的、、、、

 しかし、流行性感冒に一番重要なのは、自身の健康管理、自身の免疫力であり、そのような意識を持つ強い身体っていうのが多分、一番の防御策では無いだろうか?

 トカゲのような快復力、治癒力、風邪とは無縁の抵抗力、、、、これらは日頃の運動で得られるモノであり、そういうのが大事だ。

 一説には、免疫力の強い若い世代程危ないというけれど、若い世代が全て危ないというのも若いという意味に何が含まれているか?が解明されていないのが一括で理解出来ない部分。
 若い世代が危ないという意味は、若い世代ほど、免疫に対する身体の反応が過剰ということで、過剰な反応で身体が保たない事から言われた表現。若い世代で、過剰な反応に耐える身体があるかどうか?とか、過剰な反応の理由っていうのは、自律神経で言うと機能の平衡機能が弱いとも取れる訳であり、若い=高い免疫機能とは一意的に言えないもの。つまり、免疫機能の平衡性の未成熟さが新しいウイルスに過剰反応しやすいと捉える方が自然だ。

 身体が必要に応じて適切な防御機能を働かせるっていうのは、高度な平衡維持機能ということであり、これは、若い、老いたというよりも、本来生物が備えている健康維持の機能が眠らずに機能しているかどうか?の方が重要だというのが私の考えだ。

 御都合解釈だが、抽出薬剤、サプリ、偏った食品、頻繁な薬依存、、、、食習慣、運動習慣といった部分で機能を活用させない生活、、、そういうのがガラスのように脆い身体と、繊細な免疫機能に留まっている、、、、そう思うのである。

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ちょっとビックリ、アクセス傾向

 最近はアクセス数が急増中だ。

 驚きは、検索キーワードが分散していること。そして、アクセスはブックマークからお越し下さる事。

 つまり、リピーターが多い?って事みたい。残念ながらココログのアクセス解析ではトータルのリピート状況しか見えないが、最近、ここ一週間では上述の傾向だろう。

 そして、ブックマーク先がトップページ、カテゴリーで自転車ってところ。

 驚きである。

 この関連を探すと、、、、、

 ここ一週間でのリンク元を見ると、某巨大掲示板のリンクから、、、、、なる程、スレに曝されているのだろう。
 そう考えると、この影響力は凄いものだと関心するばかりである。

 過去にも、DAHONネタ、自動二輪車の国内事情ネタがスレに紹介されたことがあるし、マニアックな単車のインプレ等でも蘊蓄が紹介された事がある。

 今回は?っていうと、アクセスページから見ると、、、、、、多分、コンパクトクランクネタなんだろう。コンパクトクランクネタはメインサイトの秘密ページ共々アクセスが多いようで、多くのサイクリストの関心の一つみたいである。

 ところで、本ブログでは一週間単位で気になる検索キーワードに対して、仮想的に検索者が知りたい情報がキーワードであると見立てて、FAQで持論を展開することにした。
 カテゴリーとしては、左メニューのFAQに記事を付けていく予定なんで、お客様には飽きさせないページを作っていきたいと思っているところ。

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本能は多分、反エコかもしれない

 最近は、車のCMなんか見ても、『エコ、エコ、エコ、、、、』ばっかりだ。

 エコがエライ!将来は電気自動車だ!今ならハイブリッド車だ!

 へ~っ、、、そうなんだ!っていうのが感想だが、あまりにもエコエコされると鼻につく。

 エコ、ハイブリッド、乗ってカンガル~、目線がどうのこうの、、、、どうも、素直に賛同出来ないのは捻くれ者過ぎるかなぁ?なんて、考えてしまう。

 冷静、素直にでの感想だが、ATファミリーカーに乗るよりも、MT車の方が楽しい。ミニバン乗るよりも、セダン、セダンよりもクーペの方が楽しい。スクーターよりもバイク、バイクならスポーツバイクが楽しい、、、、、普通に素直な感情だが、移動手段として考えればエコはアリだろうけど、移動手段を越えて操作するモノとして捉えれば、エコは楽しくない。イージードライブも楽しくない。難しい程に楽しいし、無駄がある程に楽しい。

 直感的にそう思うのである。

 楽しさで言えば、燃費も騒音も乗りにくさも関係ない。自分から考えればアクセルを開ければダイレクトに反応する。視線を向ければ即座に向きが変わる。向きが変えたい時に直ぐ変えれる、、、、、そんな、2ストロークのバイクこそ一番楽しく感じる。

 エコの観点からみると、排ガスは臭い、汚い、見た目にも汚いし、臭い、音もうるさい、燃費も悪い、、、、、でも、、凄く楽しい。ハイブリッドとか、エコとか、、、、そういう頭で考えて楽しさを見つけるような世界と違い、本能的に直感的に楽しいのは2ストロークだ。2ストロークには人を興奮させる何かが有るようにも感じる。

 本能的に趣味を楽しむために人生の貴重な時間を割り当てるか?という点で見れば、退廃的かもしれないが、峠でガンマでかっ飛ぶのが楽しいと思う。
 まぁ、現実は、空いた時間全てをガンマでかっ飛ぶって生活ばかりすると、家庭崩壊するだろうから、それは無いけど、なんかそんな感じ。

 一方で、エコとか、健康とか、、、そういうのは、行為の中に楽しみを見つける事は出来るけど、楽しいと自分を思い込ませる理由が必要で、本能的な楽しさ刺激とは別物のように感じる。必要な事かもしれないが、自分の中での重要度は遊びとは同列に語れない世界だ。

 自分にとっての重要度は、

 本能的な楽しさ > 自分の健康 > 環境

 って順番だ。こうやって順番をつけると、如何にも我が儘で自分勝手な奴だとも思える。

 まぁ、実際には本能的な楽しみを長く実践するには、ずっと健康で元気でないと駄目だし、そういう状況を維持するには、環境に配慮する事も必要であり、優先順位があったとしても、そのためには偏った行動に走るっていうのは駄目であり、バランスを保ちながら生きるという事が必要なのである。

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なかなか難しい世間の常識

 良く聞く言葉で、常識的とか、非常識とか、、、、
 これは、モラルに関してもあるけど、知識に関しても言われる言葉だ。

 モラルにおける常識、非常識の判断っていうのは、これは人によって捉え方が様々であり、その基準っていうのは実は曖昧であり、ある人にとっては何気ない行為が、別の人にとっては不愉快な行為に感じられる事は結構多い。

 街でのタバコの吸い方、吸い殻の処遇、歩行者、自転車の唾吐き、携帯電話マナー、、、、等々、これは人によって様々だ。

 常識か非常識か?道徳的か?不道徳か?正義か?悪か?を見ると、難しいのは多数派か?少数派か?では分けれない場合が多い。多数派=常識と単純に判断すると、モラルの低下が加速しかねない危惧を孕んでいると思う。
 一寸前に、人に注意した時に言い換えされた言葉が、『○○さんもやってるから、、、、』って言葉を受けた事があるけど、その際の感想は『えっ?』っていう感情。でも、今になって考えると、自分で判断しない(出来ない)人は他人を見て判断する訳であり、他人=多数派≒常識という結びつきで考えれば、判らないではないのである。

 これは、モラルの例だが、知識でも似た様な物だ。一般的と思われる知識レベルがあるとして、その一般的という基準はどうか?って考えると、実は一般的と判断するのは判断者個人の勝手な思い込みということかな?と最近思う事が多い。

 日常的に見る道具、機材、部品、構造、形態、、、、、色んなモノに垣間見れる状況を仮に自分が当然と判断しても、これを当然と思わない人は案外多いような気がする今日この頃なのだ。
 例えば、男の子だから、ドライバーの使い方、鋸の使い方、スパナの使い方、、、、今の時代ならPCのオペレーション、家電のオペレーション、日常で見返る便利品の使い方、具体的には、接着剤、ホッチキス、ネジ等々なんて、誰でも判るだろ?って思っている部分全てが誰にとっても常識的か?っていうと、実は、そうでないような気がする今日この頃なのだ。

 そういえば、街での風景でモラルに違和感を感じるのが、例えば、携帯機器の使い方であったりして、その違和感が非常に多い現状は、多数派と常識が乖離しているためだろうし、ゆとり世代とか言って揶揄される世代に見られるパターンは、その変な行動を変と判断できる人から見れば滑稽だけど、当人からみると、判らない事自体が常識であり、別に可笑しくも何ともないのだろう、、、、、

 これを自分に当て嵌めると、自分の判らない世界を常識的と考える層から見ると、逆に、自分が滑稽に見えるんだろうとも言える訳だ。

 そういう意味で、常識的って言葉の使い方を考える時に、基準が何処か?っていうのは案外難しい問題の様に見える。

 ただ、言えるのは世代間で常識の観念にズレが多いのは、世代間における常識の伝承であったり、教育制度が時代によって大きくブレているのが原因だろうっていうこと。
 モラルや教育が確立した社会では、常識に対する価値観も共有できる社会が出来ているのだろうけれど、日本の社会を見ると、その価値観の共有が社会で出来ていないように感じるところ。戦後駆け足で発展した歪みというのが、このように見える、、、、そんな気がするのである。

 NHKの日めくりタイムトラベルって番組のまとめのコーナーではないが、出来る事は?っていうと、自分の持つ常識や知識を子供の世代に惜しみなく伝える事かなぁ?と考えたりするのである。
 更には、自分自身も他の世代から、常識を持っていないバカだなぁ!なんて揶揄される対象には当然なりたくないので、モラルにしろ知識にしろ、生きている限りは滑稽な側にはなりたくないものだ。具体的な例を示すと、最新の電子機器に対して、年寄りだから、、、、って言葉で前時代に留まるってことも、或る意味、時代の常識から取り残されていることであり、そうは為りたくないものである。

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ブツリミッター?ビビリミッター?

 チョット、久々に単車ネタ。
 先日、取引先のお兄さんと話す機会があった。彼は最近VJ23を購入された方。で、GSX-R1100のオーナーでもある。そんな彼の棲息域は、広島県でいうと西部の山間部のようだ。西部山間部のワインディングで、その群れは?っていうと、最新のスーパースポーツの1000ccとか600ccとからしい。
 そういえば、西部地域は、コレ系な方多い感じ。雰囲気的には、昔のF3レプリカオジサンが歳取って、、、ってそんな印象。

 昔のレプリカ時代、当時のレプリカ乗りが残存する今のSS乗りオヤジ時代を含めて、当時から現在迄、自分は、F3レプリカとか1000ccSSはどうも好きになれない。

 今も昔もツーリングから峠迄、お供する事あるけれど、それでもチョット違う印象。

 彼と走る機会は少ないけれど、それ以外にも自分の周りと走る時、やっぱり、最近のSS系バイクと走る事は少なくない。
 そんなとき、やっぱり違和感を感じる事が多い。

 例えば、ツーリングに出掛ける。そんな時に通る道でのアグレッシブさを発揮するエリアがどうも違うのである。
 自分の場合、今も昔もだけど、見通しがよく、綺麗な舗装路で、道幅も広い、Rも大きい、特に登り基調のワインディングって状況は、最近の整備された道路で多いけれど、そういうところは、何となく、アクセルを開ける気分にならないのである。勿論、高速道路でもアクセルを開ける気分にはならないのだ。
 そういう場面では、何故だか3桁速度を出す事は無い。高速道路では90km/h前後が多い。一般公道でも、、、、メーター誤差の10%程度を考慮して丁度制限速度で走ることが多い(多分それ故に、お巡りさんのお世話にならない)。
 そういう場面でアクセルを開けない理由は、機械の限界は?っていうと、道を見る限りでは200km/h以上も可能だと思える場所であり、物理の限界は遙か天上の世界という思いから、出す意味を感じないのが理由である。

 一般に普通のライダーの公道上での恐さを感じる速度っていうと、150km/h前後って思う。少なくとも、自分は純粋に恐さを感じる速度は、そういう速度だが、その恐さは自分の恐さであって、機械の限界とは異なるモノ。
 自分の心と物理の限界を比べて、自分の心が下回る状態では、物理の限界が見える訳でないので、そういう状況では、最初から乗り気にならないのが自分である。

 ところが、よりタイトであったり、路面状況が酷く悪かったり、下り勾配だったり、、、、そういう物理限界が低く抑えられる状況では、心のリミッターの方が上に来るのである。そういう状況では、自分としては、物の限界に迫りたい!って気持ちになるのだ。

 明確に、物理の限界、心の限界の区別は付けれないけれど、そんな感じなのである。多分、意気地なしの弱虫オジサンだから、物理の限界が低いところで遊ぶんだろうけど、案外、こういう気持ちが安全の秘訣なのかな?とも思ったりする。

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2009年5月17日 (日)

景気後退に歯止め?

 最近のニュースで良く聞くのは、表題の如くの経済評論家の意見だ。

 殆どというか、多くの評論家は、景気は後退しているものの、景気後退には歯止めが掛かりつつあるとの意見である。

 その一方で、企業の業績等々を見ると、2006年、2007年を基準として非常に悪いと嘆いていたりする。

 なんだかだが、中国特需とアメリカのサブプライム問題が表面化する以前の状態をデフォルトで語り、今がどうだ?とかの論評に明け暮れている様に見えるのである。
 バブル期においては、バブル期の状況をデフォルトと認識し、その後の不景気の長期化で、当時をバブルと認識したのであり、バブル崩壊直後の状況では、その直前の状況を誰もがバブルと認識していなかったように思うけど、今回の2007年度比での業績低下も似た様な状況ではないか?と思ったりする。

 2007年迄の数年間が異常な状態であり、今の状況は極自然な状況のようにも見えるのである。

 一般に資本主義経済で市場が膨張するのは、新たな提案(製品)に人々が投資し豊かさを求めるのが前提だ。つまり、市場が開拓されるとビジネスが生まれ利潤が生まれるのである。此処までは誰もが理解している事だが、市場が開拓されたとして、その市場に購買力が必要かどうか?の部分は曖昧に定義されていないも同然だったりする。

 どんなに貧しくて、どんなに豊かさを求めても、購買力がなければビジネスには為り得ない。つまり、新たな消費市場というのは、市場自体が製品を手にする見合った財力をもっているというのが前提であり、どんなに沢山の人間が居ても、そこに経済力がなければビジネスとしてはNGなのだ。
 これから、貧しい?国、人々、地域が発展するから大丈夫!っていっても、そこで売れなければ話にならない。地域の発展とは、豊かさを与えてくれる製品群を、その地域で作り出す様な社会の形成であり、世界が発展するというのは、それを必要とした地域で低コストでモノが生まれるから発展するのである。その低コストで生産したものが他地域生産品に対してコストで有利となり、それが生産国に取って外貨を得る武器となるのだ。
 つまり、世界で市場がうまれるというのは、世界各地で製造拠点が生まれるということで、これは先進国の地位低下を示すのである。

 ここ数年の一見好景気は?っていうと、経済力の持たない層に意図的に購買力を与える仕組みを作ったという部分が、例のサブプライム問題にも含まれている。このような購買力を与える仕組みという部分と、中国特需が重なって生まれた偶然の産物的な景気現象だった筈だ。
 中国全土を見渡せば、旧態然とした地域が殆どだが、その地域に豊かさを提供する拠点自体を中国は既に持っているといえる。このようにBRICKs諸国が発展していく時に、その欲を満たす製品というのは、自給自足されつつある訳であり、すでに、同じジャンルの製品を作る様な先進国には利益のおこぼれは相当に少ないようにも考えられる。

 そういう背景を考え併せれば、今の状況は景気後退に歯止めが掛かり、その後に、狂乱的な景気拡大が来るか?っていうと、そうではなく、経済活動が徐々に低下し続けているというような状況にしか過ぎないように見える。経済活動の底というのは、底知れずというのが実際のところでは無いだろうか?経済活動が底を打つ状況を迎えるには、やはり、新しい価値を提案する力が必要だと思うのである。

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低血圧で脳梗塞?

 会社の同じ職場で勤務されている方とお話して気付いた事だが、、、

 その前に、今の自分の関心事は拡張期血圧が低い事なんだが、その低血圧がどうよ?って部分が関心の発端で、その話題から聞いた話、、、、

 それが、低血圧で脳梗塞?って話。

 調べてみると、、、、そもそも、低血圧っていうのは、最高血圧が100mmHg以下、最低血圧が60mmHg以下って状態なんだそうだが、低血圧というのは、実は大変問題をもった病気らしく、脳梗塞も低血圧の結果とも言われているらしい。

 多くは、本態性の低血圧で、原因不明だが、統計的には、女性で痩せている人に覆いそうだ。そして、問題の説明としては、低血圧の人は血液の流れがとても遅く、血流が悪いと血管の中に老廃物が溜まりやすいと説明されている。つまり、老廃物が溜まっていくと、血管を塞ぎ、これが脳で起こると、脳梗塞や老人性痴呆症などに繋がる可能性があるということ。

 血液は全身をめぐり、酸素や栄養を全身へ運んでおり、血流が悪くなると、めまいや立ちくらみなど体の異常として出てくるが、特に女性の場合は、女性ホルモンの血管拡張作用によって低血圧になりやすいとのこと。

 また、夜更かしは朝の低血圧を悪化させるとの話もある。

 ここまで調べて、ウ~ンと思ったのは、自分に当て嵌めて、、、、、運動しすぎて夜が遅い、結果、夜更かし気味って部分も該当する、、、、、但し、常に最低血圧が60mmHg以下って訳でないので、低血圧という症状迄には該当しないのも確か、、、、

 難にしろ、今の状況と症状から低血圧症の入り口に立っているのは間違い無い様子であり、身体のコントロールをもう少しバランスを取る事に力点を置いて生活リズムを作る必要があると認識するところ。

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5/10~16の週の検索ワードピックアップ

 今週の検索キーワードでは、天下の東芝さんのドメインから摺動関連が多かった。他には、三瓶湾の貝毒とバラスト水の関連、パナソニックのドメインから何故か?レ・マイヨW、例によってBSアンテナの受信レベル、Ninja250Rについて、DAHONのキャリパーブレーキ化と451化も結構って感じ。

★BSアンテナの受信レベル
 レベルについてブースターでは出力は上がるけど、品質は不変。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/04/post-784a.html

 のコメントに記載している。品質は有効信号とノイズの比率の問題。ノイズ成分の比率が大きいと駄目。ブースターでは改善できない。改善するには、正しい方角、仰角で設置すること。アンテナ方位上に遮るモノが無い事が前提。アンテナ線は4C以上、出来れば5Cの太いケーブルが理想だし、アンテナ線も長くない方が良い。パラボラアンテナ自体も小さすぎない方が良い。なんて言われているけど、ケーブルの太さ、長さ、アンテナ径については、どちらかと言えば的な話。重要なのはアンテナ方位と前方の障害物につきる。更に言えば、、、、我が家は南西方向が山になっている。木が茂っている。普通は障害物だらけとも言えるけど、それでも機器のレベルメーターで半分以上、2/3程度のレベル、BSならば60、CSでも55程度を保っている。だから、障害物といっても建築物でもない限りは多分問題ないと思う。一番重要なのは、、、、設置方位に尽きるだろう。
 方位磁石を買ってきて、アンテナのマニュアルを見て、方角、仰角を大雑把に決めて、テレビ直付けでレベル最大のポイントを探す事。この基本が一番重要だろう。

★Ninja250Rのパワー
 雑紙のインプレは提灯記事ばかりと言える。どう頑張っても4stツインの250ccである。免許取り立てでもなければパワーは絶対的に不足。確かに乗りやすいけど、低速、高速に偏った取り柄も無い。滑らかさ、パンチも明確でない。一言で言って穏やかなバイク。街乗り最高なバイクとしか言い様がない。勿論、私感である。
 馬力云々以前に、パンチ力、レスポンスを250ccで望むならシングルしか無いだろう。500cc以上のツインエンジンの迫力は、250ccでいうとシングルエンジンに近い。エンジンのキャラはシリンダー数よりも気筒あたりの排気量の方が判りやすい気がする。気筒あたりの排気量が多い程、パンチがある。そして、気筒数が多い程、高速よりである。そんなもんだろう。

★レ・マイヨW
 細かい事を気にしなければ良い自転車。持ち運ぶには重いというのが難点。フレーム折れのロック方法さえ見直されればFメカ装着によるクランクのW化が可能。
 でも、趣味性の高い小径車ジャンルで、国産鉄フレームの重量車では商品力保てないだろうなぁ、、、、

★ダンベルの選び方
 ダンベル体操(鈴木正成先生監修)で使うダンベルのウエイトの決め方について。
 受け売りだけど、片手で持って肩の上に構え、そのまま真っ直ぐに上に伸ばし、ゆっくり肩の上に戻す。この動作を10回続けてやって腕が痛くならない範囲で重い重量を選ぶ。
 運動習慣の無い女性で700g~1.5kgくらい、男性で3~5kgくらい。因みに、自分は両手にダンベルを持つ運動の場合は、片側が5kgのダンベル。片手のみで行う場合(サイドベント、プッシュアウェイ等々)は8kgのダンベル。因みに、片側5kgのダンベルでスローに行うサイドレイズは結構ハード。

★DAHONの451化、キャリパーブレーキ化
 451化の難しいのは、使用可能なハブのスポーク穴の数にあったリムが調達できるか?が殆ど全ての難しさでは無いだろうか?それ以外の難易度は無いように思う。
 後はブレーキをどうするか?だが、MTBに700Cホイールを履かせるのに使う700Cトランスファーは実質使えない。必要なのはキャリパーブレーキ化であろう。
 ホイールを406のままならば、2008年以前のスピプロに従ってロングアーチのキャリパーブレーキで対応可能だろうし、451ホイールならばショートリーチのキャリパーで対応可能だろう。なお、キャリパーの取り付けはフェンダー取り付け穴を利用して問題無いだろう。
 勿論、フェンダー穴にキャリパーを付けただけでは、シューがリムに合わない場合もあるだろうけど、その際は、フェンダー穴の利用方法を工夫する程度の話である。
 今の時代、2005年以降のアヘッドタイプの人が殆どだろうし、その情報はネットにアダプター構造を含めて見つける事ができるのでパスするとして、2004年以前の場合はどうするか?である。2004年以前のフロントは単純にフェンダー穴をそのまま利用してショートリーチが付けれる。一番難しいのは2002年以前のリアの処置だ。2002年式以前は、エンドが正爪エンドでシートピラーがエンドの上部から出ているので、シートピラーが車輪の中心からの線(半径)とは異なるのである。そのため、フェンダー取り付け穴にキャリパーを固定すると、キャリパーとリムの距離ではなく角度が適合しないのだ。
 この問題は、キャリパーの取り付けをフェンダー取り付け穴からみて20~30°程度傾けて固定できるアダプターの作成が必要である。殆ど現物併せでの作業となる。角度をオフセットさせて、正爪エンド上で車輪の固定位置を調整する時に、それに併せてシュー角度が選べれる様にアダプターを作るのが一番難しいのだ。これには、15mm厚さのA7075板材を削り出して対処したけど、合計6個の試作を行った。

★先行待機ポンプ用すべり軸受
 この検索が多い。検索元ドメインは下水ポンプメーカー数社、東京都、神戸、名古屋、福岡、、、の自治体関連のドメインだ。チョット笑っちゃう感じである。先行待機ポンプっていうのは、要は吸い込み側に水が届く前から運転を開始するポンプの事。ポンプっていうのは回転機械であり、羽根車を支える軸受が必須なのだが、ポンプの構造上、軸受は通常は水に浸かった状態で使われるけど、水が届く前から運転するというのは、水無運転に晒されるってこと。
 水無運転の恐さは、摩擦運転であり発熱が顕著となる。軸受が滑り軸受けの場合は、回転軸が膨張し、軸受に抱き付きを起こして壊れるのである。仮に抱き付かなくても、発熱運転で高温となったところに水が入ってくると急冷されて壊れる(熱衝撃)のが普通だ。
 更に、この軸受はポンプで送る液体で潤滑と冷却を賄うために、泥水等に対する耐摩耗性も必要だったりする。
 つまり、必要なのは、温度が上がりにくい、上がっても抱き付きにくい、温度が下がっても割れない、そして泥等でも削れないというのが必要なのだ。
 一般に削れない材料=硬い材料だが、硬い材料=脆い材料=割れるというのが普通。それで大事なのは硬くても割れない材料を生み出す事が一点、そして、温度が上げないためには、抱き付かない様な低膨張性、発熱が少ない実質的な低接触面積も必要なのである。
 詳細はブログには記事に出来ないが、硬くて、一発で割れず、実質接触面積も小さい材料が出来れば楽勝なのだ。そういうもののヒントは自然界や生活家財の中にあるのだが、それさえ判れば楽勝なのだ。

★バラスト水処理システム
 これも結構検索ネタになっている。興味深いのは三瓶湾の貝毒事件を調べたいという会社も居る。検索元ドメインは、殆どが、このシステムで商売を狙っている大企業、官学である。今現在、ガイドラインでG3、G4の認証を受ける取り組みを各社行っているし、先行的に試験搭載って話もある。
 しかし、今現在、どこが優位という状況には無いようだ。どの方法も一長一短有る様子。
 言えるのは、システムを構成する要素技術単体ではガイドラインはクリア出来ないのが現実。
 商売として、システムマネジメントで全般を扱うべきか、システムのコンポーネントにスペックを唱ってマネジメント企業に商品を提供するか?の選択が必要だろうが、大企業でも無い限り、また、要素技術の核を抑えていない限りは、そのビジネスにあれば良いモノ!ってレベルで製品開発する方が、後のメンテコスト、リスク等を考えると有利だと思う。
 個人的には、超電導磁石を用いて殺滅機能を付加した流体機械を開発するといった方法が一番良いように思う。流体機械という一般機械に、どれだけ化学装置の設計的な思想を入れれるか?が勝負では無いだろうか?

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2009年5月16日 (土)

ネット発信内容は真実が一番

 金曜日の昼休み、非常に懐かしい方からアクセス頂いた。
 80年代に峠に入り浸っていた時代の峠の常連組のメンバーである。覚えているのは、彼がゴロワーズカラーの1KT型TZRを峠入り口の前に駐車して缶ジュースを飲んでいて、その時、自分はガンマ400の二型を新車で購入した直後に話をした事で、当時の彼の言葉で、『ガンマ400も欲しいバイクの一つだった』って旨の話をしてくれた事だ。時期は、自分がガンマ400に乗っていて、尚かつ、初回転倒を喫していない時期であり、1987年の9月か10月だった筈だ。

 今回、アクセス頂いた切っ掛けは、↓

http://homepage1.nifty.com/firstsource/etc/hataga.htm

 であり、この峠は実は今もレイアウト的には変わっていないのだ。

http://homepage1.nifty.com/firstsource/Motorcycle/lc2strep/hataga.htm

 がそうである。

 今でも、この峠は単車に乗る時は定番のコースであり、自分の故郷みたいなものだ。この場所は、未だに週に二回以上は通行している場所で、アスファルトの継ぎ目、マンホールの位置、コーナーの曲率、、、、、全て完璧に記憶しており、今走るラインは当時のラインと不変であり、自分の過去を覚醒させるには一番手っ取り早いタイムマシンみたいな場所でもある。

 それはさておき、このような埋もれたページにアクセスが入る。そして、交流が生まれる。これがネットの凄さだが、ネットでの記事の記述はローカルPCだが、アップ後は全世界の人の眼に触れる。
 そこに書かれた記事が虚飾に満ちていたりすると、万が一知り合いとかが見ていると、失笑を買うのがオチだ。

 勿論、このような峠ネタに限らず、本ブログでの自転車日記でも然りだ。25万アクセスを突破し、多くの人がお越し下さる。中には、同郷で実際に走っている姿を見ている方も居るだろう。そこで、内容と実体にギャップが在りすぎれば、それもまた、見えないところで失笑を受けるだろう。
 そう思うと、記事にすべき内容は、基本は真実に基づき、それでいて、危険を伴う様な部分は曖昧にしつつも、嘘は書かないとい姿勢が大事であり、特に、レプリカバイク、ロードバイクのように速度志向の乗り物の蘊蓄講釈を垂れるならば、そこには見え透いた見栄とか虚飾は入れないのが大切だと改めて思ったところである。

 実際に、ホームコースで走行している時に遭遇する見ず知らずの人、或いは、面識の在る方、、、そんな方が、このページを知っていたり、或いは、自分の走っている様を、自身のブログに感想入りでアップされているのも知っているが、そこでの掲載内容を見ても好意的に扱われているのを見て、やはり、真実で固めて良かったと思うところなのだ。
 ただ、自分のラングスターを掲載されている記事には、私が元プロ?って記載になっている例もあるけど、決して元プロでなく、単純に体育会系で競技経験があったり、サークル、部活で職業選手のインストラクトを受けた経験があるだけの話で、一寸勘違いされているのは、こっ恥ずかしい(笑)。或る程度というか、一定レベル以上の競技経験というとスイムくらいのモノだ。

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若さの秘訣?

 最近良く見るバラエティ番組、それは、『魔女達の22時』って番組だ。
 この番組、なんか凄い女性が紹介されるという趣向の番組だが、記憶に残っているのが、初回放送での洗顔だけで肌年齢を若く保った50歳代の女性、そして、今週放送の韓国の46歳のシングルマザーの方で25歳から歳を取っていないという方。

 放送内容が真実か否かは定かでないが、その方々の若さを保つ秘訣というのが、自分的に納得の出来る説明だったことが頭に残っているのである。

 例えば、肌のケアでは、泡立てた石鹸を皮膚の上に堆積させるかの如く、、、、っていうのは、洗顔っていう言葉を無視して、泡立てた石鹸の分子の並び、親水基、疎水基がどうなってる?とか、それが皮膚表面の汚れを引き出して泡の表面に浮くという機構は、何となく理屈的にイメージできるな!って思ったり、身体の若さを保つために、毎日欠かさず運動を続けているという事が自分の思う健康維持の秘訣に一致しているな!って思ったりしたからであるが、この番組での紹介例に限らず、若々しい人の共通点っていうのは、人工的な手法への依存度が少なく、自然派っていうか、ナチュラルな感じの方が多い様に思うのである。

 勿論、サプリや豪快なメイク、或いは、整形というかリフォーム等々で表面的な体裁を整えた様な例もあるけれど、そのような方法は、仮に美しく見えたり、イロっぽく見えたりしても、決して若々しくは見えない印象なのだ。

 美しいという判断と、若々しいという判断は多分別物であり、自分のイメージでは、美しいってモノは表面的な判断で保てるけど、若々しいっていうのは、内面的な要素が判断に加わっているように思う。

 内面には、細胞であるとか、皮膚であるとか、骨格であるとか、、、そういう全てが滲み出るんだろう。

 表現として適切かどうか?は怪しいけど、若々しいっていうのは、佇まいがシャキッとしているというか、芯の強さ、ヘタレ無さが感じられる。
 自動車等を例に言えば、ヘタレた感じ、微妙な歪み、、、、そういうのは、チョット離れた所から見たら事故車かどうか?は簡単に判るけど、その佇まいっていうのは、車に限らず、人にも大きな印象を与える要素のように思うところだ。

 若々しさを滲み出すには、イイ佇まいが必要。イイ佇まいっていうのは、相応の筋肉で支えた皮膚のライン、つまりはボディラインであったり、変な癖の付いていない骨格によるシャッキリ感だったりする。身体のフォルムを見せる皮膚っていうのは、内部の筋肉によって支えられているのだろうし、皮膚細胞同士の結合力が垂れるか否かに拘わっているだろう。いい姿勢=歪んでいない骨格ということだろうけど、骨格が歪まないのはそれを支える筋肉が必須の筈、、、、つまり、いい姿勢も、緩んでないボディラインも筋肉が不可欠だと思うのである。、、、、筋肉っていうのは、使わなければ痩せ細るモノであり、使うことで生成するもの。つまり、後付け品であり、減量の事をダイエットというならば、それは別に後付けで増量すべきものなのだ。そういうのは、やっぱり良く食べて、良く動くっていう、自然の摂理に従った生活習慣を続けないと手に入らない、、、、そう思うのである。

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固定コグ変更

 ラングスターTT号、3000km程走行したのだが、最近はチェーン鳴りというか、ギア鳴りというか、そういう音がうるさくなってきた。
 見ると、コグが結構摩耗している、、、、、。交換時期だ。僅か3000km如きで結構摩耗するもんだと関心するところ。

 因みに、ギア鳴りが気になり始めたのが10ヶ月程前の事。チェーンを交換した頃の話だ。その時は、チェーンかな?ということで、チェーンのみを交換して、暫くは音は気にならなかったけど、程なくして気になるように為ったのである。不思議なモノで一度気になると、凄く気になる。走る度にチェーンに付く埃、砂を綺麗に拭き取っても、その音が小さくなるのは極一瞬であり、直ぐに気になるような音になるのである。
 それで、このキロ数如きでコグが摩耗するなんて、、、、って先入観だったのだが、コグを良く見てみると、、、、その摩耗の度合は結構激しい状況。それで、今回のコグ交換に到った訳だ。

 今のギアは44T×17Tである。ロールアウトで5.42m程、、、、重くもなく、軽くもなく、、、、イイ具合である。純正が42T×16Tの5.5mなんでチョット軽いくらい。今の17TのコグはEURO-ASIA(EAI)のクロモリ製コグだが、何時もお世話になっているイトーサイクルさんで更に安価なコグを取り扱われ始めたので、安価なミスターコントロール製のコグに換えてみた。EAIのコグは2940円、ミスターコントロールのコグは1880円だから1000円安いのだ。今回、歯数は従来通りに17Tで、予備を含めて二個購入した。

 チェーンはHKKのブルーチェーンにチョイ前に交換しているので、そのまま使う予定だが、音鳴りが気になる様で在ればチェーンも交換するつもりだが、それでも駄目なら、チェーンリングも交換しようかな?と考え中。

 因みに、今のチェーンリングは44Tだが、これを45Tにするか思案中。45Tなら5.55mだ。ホントは44Tで良いのだけど、現行ラインナップでは44Tは廃盤であり45Tからしか選べない。1Tを増やすかどうか?これが問題である。

 ところで、今の両切りのハブには17Tと16Tのコグが付けてあるけど、今度は両方とも17Tのコグにするつもり。16Tは踏めない。18Tも不要。フリーも不要っていうか、両切りハブも不要っぽいのが現状。もう一本ホイールを組もうかな?とも考えたりするところ。

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2009年5月15日 (金)

新型インフルエンザで死んだのは、、、

 5/9配信のネットニュースである。

 表題は『<新型インフル>メキシコの死者、半数に持病や肥満』って奴でネタ元は↓

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090509-00000031-mai-int

 この記事によると、新型インフルエンザによるメキシコの死者45人のうち半数が、肥満、持病、喫煙などの健康不安を抱えていたとのこと。死者の24.4%は肥満で、その半数以上は標準体重の2倍の極度の肥満だった。糖尿病患者もいた。
 更には、11.1%は狭心症や高血圧などの心臓疾患を抱えており、8.9%がヘビースモーカーだった。がん患者も1人いた。

 世界保健機関(WHO)による重症患者の症例を検討した結果、

1.若くて健康な人
2.糖尿病などの持病がある人

 の2タイプだったことを確認したそうだ。因みに、8日現在の感染者1364人を年齢別で見ると、最も多いのは9歳以下の357人、30歳未満で全体の7割を占め、死者の3分の1は20歳代だったそうだ。

 今回のインフルエンザでは致死率が0.4%とも報告されており、スペイン風邪以下でアジア風邪並とのこと。

 これって、致死率は高くないけれど、死に至るのは生活習慣病該当者で免疫力が弱まった人ということ。興味深いのは、生活習慣病発症というと概ね40歳代以上だが、今回のインフルエンザでは、重症症例の70%が30歳未満、、、、その一方で、半数が生活習慣病で健康不安を抱えた人、、、、、30歳未満で肥満傾向のある人というのが一番ハイリスクのグループって事のようだ。30歳未満で糖尿病等の持病があるグループっていうと、糖尿病の発症自体が生活習慣病による疲弊の蓄積による末期状態という認識から考えると、若くして糖尿病を発症している人が重症化するというのは、案外、遺伝的な要素が関連しているのかな?ともとれるものだ。

 強毒性でなく、致死率も1000人の感染者中4人、重症化例が生活習慣病等の患者という事だけ聞くと、何だか安心しても良い様な印象を与えかねないが、感染力自体は強力とも言われている。特に、新型と名の付くインフルエンザはウイルスが感染を繰り返すタイミングに同調して毒性も変化しかねないものであり、安心は禁物だ。

 取り敢えず、言えるのは、各自で衛生を保つ習慣を身に付け、自然な形で免疫力を高める様なライフスタイルを確立することが重要ということだ。

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無免許ほう助する親

 連休中、いつものコースをラングスターTTで走行中、毎日のように見た光景が印象的だった。場所は、安佐大橋から安芸大橋に南下する際に走る太田川西岸の堤防道路から見た河川敷での光景。勿論、そこは車が入ってこれる場所であり、道交法的には公道に類別されるエリアだが、家族連れがバイクを持ち込んで、小学生に運転させている風景。

 これが殆ど毎日で、連休明けの日曜日もやっていのだが、、、、、バイクはGS50にノーヘル小学生が運転している状況、、、、これって、良いのか?と思うのだが、道路でなければOKという認識なんだろうか?

 免許不要で乗れる場所っていうのは、完全に封鎖された場所(私有地或いは、それに準ずる専用の隔離空間)しかNGだが、GS50の持ち主的には道路で無ければOKという認識なんだろう。

 もう一件は、同じくラングスターTTで走っているコース上で、今度は歩道エリアでの話。
 往路区間で戸坂近辺を向かい風の中を北上していた時だが、対向してくる自転車?で追い風ながら物凄い速度で南下してくる自転車、、、よく見ると、運転者はやはり小学生で、その後方に親が笑いながら付いてくる状況。物凄い速度で南下する自転車は、全くペダルを漕いでいないのが違和感を増長しているのだが、その自転車は、折り畳み、小径、モーター+大きなバッテリー搭載、、、、、つまり、フル電動自転車って言われるタイプの自転車で、ネットで見かける中国製の電動自転車だ。

 これも、本来は自転車でなく、バイクに属するモノ。バイクに子供が歩道で乗る事を奨める親が居るということだが、これって、有りか?と思うと、、、、、、これまた凄い違和感である。

 いっちゃぁなんだが、、、、GS50でバイクの練習させる親も、フル電チャリ乗せる親も、、、、アホちゃうか?っていうのが印象。

 親が子供に教えるのは、利用する場所で許されるモノに限るべきだと思う。少なくとも、自転車、一輪車、スケーターの範囲では無いだろうか?原動機が付いた乗り物は有り得ないし、それでも教えたいならば、ミニバイクサーキットなりに出掛けてやるべきだと思うのである。

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今更ながらCoppermine

 メインで使っているCUV4X-D(Coppermine 1BGHz Dual)が調子が悪い。っていうか、所々、コンデンサーがヤバイ感じ、、、、、

 でも、このマシンは本来は安定度抜群で非常に使いやすいお気に入りのマシン。

 この度、ヤフオクでサラピンのCUV4X-DとCoppermine 1BGHz二個組が出品されていたので、少々割高だけどスペアのつもりで確保した。
 今更、河童デュアルでも無いのだろうけど、それでも自分の用途には十分な性能故に決断したところ。今の目で見ても、十分なメモリー搭載容量、拡張性で最速を狙わなければ十分に使えるマシンであり、同世代の類似機に比べるとメモリーの相性による制約も少ないのが良い。

 取り敢えず、稼働状態にさせないけれど、今のCUV4X-Dが死んだらマザーの入れ換えを行う予定だ。

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2009年5月14日 (木)

単なる睡眠不足かなぁ?

 血圧が低めっていうのは事実だが、世間でいう低血圧症に思いっきり当て嵌まる程低血圧か?っていうと、数値的には、そんな事無いのだ。

 冬季がどうか?っていうと、上が120~130mmHg、下が65~75mmHgである。夏季がどうか?っていうと、上が105~115mmHg、下が55~65mmHgって程度である。数値的には、若干下の数値が低めかな?と言う程度で、健康を害している程の低血圧には該当しないのである。

 ただ、気温が高い状況、食後の状況っていうのは、起立性で立ち眩みを感じたりする事もあるし、デスクワークで意識が無くなりそうな事もある。
 しかし、いつもそうか?っていうと、そうでもないのが実際だ。

 もしかしてだが、日々の運動習慣(概ね3時間)による生活時間の圧迫、その圧迫による睡眠不足が原因かな?とも思えるところなのだ。睡眠不足と変化の無い日常の繰り返しによるマンネリ感というか閉塞感が意識レベルの低下モードを作り出しているのかも知れない。

 実際、学会に出掛けたり、激しく肉体労働に近い事を行っている時は問題を実感する事は皆無なのだ。

 単なる、睡眠不足かなぁ?とも思う今日この頃であr。

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携帯は無い方が良さそう。

 自転車に乗って走り回る時は、車道、遊歩道に限らず、割と速度が出ている事もあり、前方には細心の注意を払って運転している。運転の際には、ふらつきが無いのは当然だが、基本は左端を走り、進路変更、減速時には後方を目視確認して実行するという細心の注意も払っている。

 そんな中、すれ違ったり、追い越したりする際の自転車は、確かに速度こそ出ていないけれど、、、、安全か?って思うモノばかりである。

 具体的には、二台いれば並進、ふらつき、対向していていも脇見というか前見ていない、、、、、そんな運転が殆どである。

 で、そんな運転を行う人の大きな共通点はというと、それは、携帯電話の操作、或いは、携帯音楽プレーヤーの装着で目をつむった運転、、、、、運転において必要な集中力が携帯機器に占有された状態なのである。

 今、自動車の運転では携帯電話が禁止されているけど、実際の街の風景では、主婦を中心として世間的には普通の人に分類される方の携帯電話運転が物凄く目に付くのが実態。主婦、若い世代、営業、、、、に限らず、殆ど全ての層の人が携帯電話運転に罪悪感を持っていないような状況なのだ。

 歩行者でも携帯電話で話ながら歩く人は、ぶつかったりして前見ていない場合が多いのだが、こういう風景は、果たして現代的でスマートか?って考えると、どちらかというと、堕落したバカな落ちぶれた風景として見えるのは自分だけだろうか?

 思うに、最近は携帯にGPSを搭載するのは訳無い話。車とか自転車に携帯電波を受信させない機能を入れるのは普及に時間が掛かるので、機種更新のサイクルの短い携帯側に受信を制限する機能を入れて貰いたいと思うのである。

 例えば、GPSによって常に移動している携帯電話では強制的に通話不能にするようなロックがあっても良いと思うのである。なんらかの制約を加えないと、使用者のモラルに任せて何とかなる社会では無いように思うのである。

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夏にな~ると、、、

 薄着の季節だ。
 街では薄着が目立つ。薄着が目立つと、、、、つい、視線が、、、、、何処に向くか?っていうと、最近は、失礼な話だが他人の腹周りに向かってしまうのである。

 別に、自分がどうこうでなく、あまりにも豊かなお腹の持ち主が多いのにビックリである。

 三十路以上では特に顕著だが、二十代の若い世代でもガリガリ体型ながらお腹ポッコリっていう人、少なくない印象なのだ。実際、当人にとっては大きなお世話だろうから、それ見て、どうこう言うつもりもないけど、つい、そこを見てしまうのである。

 それで、どういう思いというか、決意を持つか?っていうと、何て言うか、強迫観念みたいな感情を持つのである。

 そう、不惑以上の俺なんか、油断すると直ぐにアチラ側になるぞ!って事。そういう声が頭の中に渦巻くのである。
 自分の経験上、二十代のお腹、三十路での肥満っていうのは、見た目の症状+血液検査数値に見れる少しずつの変化であり、実質不具合は無いのだが、その軽度の不具合の蓄積が臨界点を越えた時に重大疾病の兆候が現れるのである。
 その重大疾病が発症するのが、二十代、三十路世代の二十年間の蓄積が露わになる不惑世代なのだ。実際、自分の二十代、三十路世代は結構いい加減な生活であり、逆に言えば、その世代は不惑になって頑張れば少なくとも疾病発症前に健康を回復できるのであり、それまでは、思うがままに生活するのが良いと思うのである。

 そんな当事者意識が無い状況では、健康の重要性なんてホントに危機感を持って聞く事は無いのであり、自分もそうだったけど、気付いて始めれば良いのである。

 そんな自分も不惑も半ばで、後十年もすれば、昔なら定年年齢だ。そんな状況では、気を緩めると、一気に緩っ腹に落ちるのは明白なのだ。今のコンディションは、考えてみれば三十路から不惑への境目故に作り上げる事ができたのだろうけど、今、運動習慣を放棄して昔ながらの生活に戻り、リバウンドしたならば、多分、体力的にも精神的にも今の状態に復帰させるのは不可能だろうし、ダイエットが必要な身体になった時には無茶な運動を行う健康自体が失われ、疾病を薬で対処しているような気がするのだ。

 そんな悪い連想をしてしまうのだが、その悪い連想を考えさせるのが、今の時期の薄着の風景である。自分より高齢かつ薄着で豊かな体型の人を見る度に、自分には強迫観念が襲ってくる。
 精神的には、或る意味不健康とも思えるが、やはり、怠いと思っても運動を続けていこうってモチベーションになっているのだ。

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2009年5月13日 (水)

運動も程々が良いかも、、、、

 嫌な季節である。
 朝は涼しく、日中が暑い。気温差が大きい、、、、これは、体が追随しにくい状況である。別に風邪ひくとかではない。一番のネックは血圧の変動が厳しいということ。朝の血圧でも低めだが、日中は気温上昇+食後で強烈に血圧低下に見舞われる。下の数値が45mmHgって事も稀でない。

 すると、、、、脳が痺れたようになる。視界が暗くなる、立ちくらみが連発する、眠たいというよりも、意識が朦朧とする。

 これでは、デスクワークなんぞこなせない。不可能である。

 で、週末の金曜日は水泳に行ったのだが、意識を覚醒?してみよう!ってことで、久々に65分で70往復(3.5km)程泳いだのだが、すると、血圧もいい具合の上昇し、意識もしっかり、立ちくらみも無縁、、、、、、

 これって、運動しないと調子が出ないって事?って、、、、そんな感じ。

 こんな状況は、ここ二三年のデフォルトであるが、年々酷くなっている感じなのだ。今年は5月上旬にして既にデスクワークが出来ない身体である。

 自分の事をアスリートとは思わないけど、運動しすぎると運動しない状況が快適でなくなるのかもしれない。
 今、まさにそんな感じ。

 大体、血圧が50mmHgを下回る状況が訪れるなんて、普通じゃない。朝の心拍数が45bpmを下回るのも如何なものか?って状況。冬場は下手すると心拍数が40bpmを下回って血圧計で計測エラーが出るし、夏場は血圧値が45mmHgを下回って計測エラーが出る事もある。
 そんなデフォルトな身体では、日々の気温変動で朝の内から気温が高いと、自律神経はそんな状況でも血圧を保とうと、心拍数が55~60bpm迄上昇する。そうやって、上115bpm、↓65bpmを保つのだが、、、、そんな状況では、日中の更なる気温上昇には心拍数の上昇が追いつかなくなり、結果、血圧が保てなくなるのだ。
 こんなになったのも、やはり持久系運動を過度に行ったためかな?と思うのである。

 運動も適当にしなければ体の不調に悩まされるのかもしれない。っていうか、運動せずには快適に過ごせない身体になっているような印象。もう事務職は出来ない身体になっていたりして、、、、

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気温と睡魔と血圧と、、、、

 春から夏への移り変わりのこの季節、、、、、朝は15℃未満、日中は25℃以上、下手すると28℃とか、、、、、

 そんな時期は特に厳しい、、、、

 朝、定例の血圧計測では、上が110mmHg、下が65mmHg、心拍数は45bpm、、、、これは下が低めだが、どうにか許容範囲内、、、、、

 午後、飯を食う。気温は上昇、、、血圧計ってみると、、、、、上が85mmHg、下が50mmHg近辺迄下がる事がある。心拍数も頑張って55bpm程度迄は上昇しているのだが、、、、血圧が追随仕切っていない。

 こうなると、相当に厳しい、、、、眠たいというよりも、意識朦朧状態である。完全に夏場の方が身体が追随するけど、朝夕の気温差が大きいこの時期は厳しさ倍増である。

 下の血圧が50mmHg近辺になるとホントヤバイ感じである。それでも、チョット歩き回ったりすると血圧が確保できるから意識がシャキンとするのだが、文章入力作業なんかでは、ヤバヤバである。この状態から椅子から立ち上がろうものなら、ブラックアウトに近い状態となる。

 体温を下げると意識は戻るけど、滞ったような暑さでは、ホントキツイ。

 ダイエットでの弊害?かどうかしらないけど、超低心拍、拡張期血圧の異常低下は、運動をしていない状態等の活動度の低い状態が厳しいモノだ。

 それでも、減量直後の耳管開放症的な耳鳴りは解消したから少しは楽だけど、今は自分的に高めだった血圧(当時で上が138mmHg、下が88mmHg)こそ回復したけど、今度は低すぎて夏が怖い状況である。これから6~8月がホントの正念場だ。

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2009年5月12日 (火)

ジロ・デ・イタリア開幕

 先週の土曜日からジロ・デ・イタリア2009が開幕した。
 勿論、視聴する!っていうと、そうでもないけど、取り敢えず、関心のあるステージだけは見る程度だ。

 で、どんなステージが関心があるか?っていうと、やはり、気合いで走行しているシーンが満載のステージだ。

 それは、、、、、TT、山岳である。録画するのはTTのみだが、特に、チームTTが好みである。個人のTTも面白いけど、全員が走るのを見るのは疲れるというか、、、、そんな感じである。チームTTが第1ステージ、個人TTが第12ステージ、第21ステージである。山岳は?っていうと、第4、5、10、14、16、17、19ステージだが、これはテレビで見るって程度だろうか?

 そんな具合だが、初日にチームTTが開催されて、最初に走ったチームがトップタイムを維持したまま終了って結果だった。20.5kmを21分50秒ということ。アベレージで56km/hというスピードは驚異的だ。
 第二ステージで逃げと集団の走行速度の表示があったけど、その時は逃げが30km/h、集団が35km/hだったから、TTと通常のステージでの映像から伝わる速度感には圧倒的な差がある。常人離れ感が強いのはやっぱりTTステージである。通常のステージは観戦するには、時間があまりにも長すぎる。眠たくなる。疲れる、、、、ってパターン。録画しても録画するだけで、、、、、見るなら、総集編で良いかな?って事になるのがパターンである。

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やっぱり、多分、みんな似たようなモノ、、、

 先週末の水泳では70往復で3.5kmを1時間5分で泳いだ。
 こういうのって、自分だけの世界か?っていうと実は違う。

 実際、近くのレーンで50分くらいで50往復くらいしている20~30代スイマーが居たけど、多分、似たようなモノだろう。似たようなスイマーはあんまり見掛けないけど、似たような時間帯に、似たような体型で、似たような泳法で泳いでる人っていうのは、多分だが、似たような経歴と生活サイクルを持っている筈。そうなると、似たような所で泳いでいたとして、その泳力は似たようなものなんだろう。

 この考えは全てに当て嵌まる。単車で峠って状況でも、基本は走り込んだ距離に応じて類型的になる筈だ。峠時代を思い起こせば、峠に入り浸っている時の連れは、やっぱり漏れなく入り浸っている。その入り浸り具合で常連扱いになるんだが、その入り浸る時間、走る時間に比例して走りの質は似てくるモノ。

 全ての競技に当て嵌まるのである。

 人間って種類の生き物である限り、似たような積み重ねの結果から得られる違いは極僅かなモノ。それが自分の確信であり、色んな分野における経験からも、その確信にブレは無いのである。
 人間に限らず、マグロとか、鮫の泳力も類型的にまとまるし、チーターの脚力、鷲や鷹の飛行能力も種族で類型的になる。そんなモンである。

 但し、人間の場合は、本能的な分野以外での競い合いが多く、やれば同じになるけれど、同じだけやらなければ、絶対に同じ結果にならないのも真実である。やるかやらないか?やったか?やってないか?って区分は、分野において必要な鍛錬をどれ程こなしたか?が純粋に差違になるのである。

 今なら自転車、ロードバイクがブームだが、ブームで始めた人でも、同じ嗜好性を持つ人っていうのは、その価値観に到る経歴に大きな差違は無いと考えるのが普通だ。経歴に差違が無いということは、積み重ねたモノにも差違が無いということ。それは、結局、パフォーマンスに差違なんて現れる筈が無いってことを意味する。
 色んなサイト、BBSでは、誰が凄いとか、誰が遅いとか、勝った、負けた、、、、なんて話が在るけれど、そんな一瞬の差違なんぞは、大きく見たら多分誤差みたいなものだろう。

 恐らくだが、ロード競技の選手とか、プロの競輪選手っていうのは、トップ以外は、その域で生活するに見合う経歴というか積み重ねの結果なんだと言える。

 結局言いたいことは、人間である以上、同じ趣味性、同じ価値観であれば、似たような経歴、似たような積み重ね、、、、そうなると、いがみ合ったりするような優劣なんぞは存在しないのである。それを感じるとすれば、それは気のせいか、誤差だろう。そういう思いを改めて持ったところだ。

 仮に、負けん気を本当に持ちたかったり、絶対的な優位を誇りたければ、並の価値観を超えた積み重ねが必要であり、その積み重ねの結果が、違いを持っているという自負に繋がるんだろう。必要なのは自負であり、それは無分別な他人との比較で生まれるモノでなく、自身の積み重ねたモノを冷静に見て分析して生まれるものなのだ。

 泳いだり、単車に乗ったり、自転車に乗ったりして、パッと見て、この人は違うな!って思うことがあるけど、そういう対象は得てして類型的かつブームに載ったような雛形には当て嵌まらない人が多い。そういうのは、なんていうか、オーラがあるというか、そんな感じを受けるのである。単車なんかは、跨った姿勢、雰囲気で違いが判るような気がする。自転車でも同じように思う事が多い。

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長寿を願うならどっち?

連休中の番組で興味深いのがあった。
それは、寿命を延ばす遺伝子が生物には備わっており、それを活性化することで長寿が得られるそうだ。
マウスで実験を行うと1.5倍の長寿となるそうだ。
この長寿化で長寿遺伝子の活性化では、摂取カロリーを通常の2/3に落とす事で可能と言う事が紹介されていたが、この方法は、或る意味、ライフスタイルの見直しという摂理的な方法が紹介されていた。

長寿遺伝子の活性化の対極では、細胞の不死化、再生、不老不死(=アンチエイジング)のためのホルモン注射、、、、様々な方法が見つかりつつある様で、研究者の中には、自らの細胞、血族の細胞を冷凍保存し、来るべき将来での復活を本気で願う人も居るし、ホルモン注射を接種することでで還暦を過ぎながら30代の肉体を誇らしげに誇示する人も居る。

一方は摂理的な方法、一方は或る意味強引な科学的な方法なのが興味深いところ。

そんな方法の内、前者の摂理的な方法では、元気な長寿高齢者のライフスタイルの紹介例で納得したのは、、、、

1.一口で30回噛むという行為を習慣付けている。
2.結果、少食ながら満腹中枢が刺激されている。
3.結果、活発な咀嚼により神経系が刺激され続けている。
3.冷水摩擦による体表面の刺激。

って事。冷水摩擦+しっかり噛む食生活、、、、、、これが自然な長寿の秘訣って事らしい。

この方法は、部分的な科学的分析にしたがったホルモン注射、再生医療、不死化処理と同列に語る事の出来ないように感じる。

科学万能の考えは嫌いではないが、人知のレベルで生命科学は殆ど解明されていないのが現実であり、現在の技術レベルで解明された事の過度な実践というのは、予想外の弊害を招きそうにも思う。

自分自身、アンチエイジング、不老不死を願うけど、どっちの方法よりか?っていうと、科学依存度は極力下げて、しっかり噛んだ食生活+しっかり運動っていう摂理的な習慣の実践だ。

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2009年5月11日 (月)

ローマ字入力

 我が家の娘にパソコンを使わせ始めたのが、このGWである。
 以前も記事にした様に、ぱそこんキッズキーを用いて基本的な操作しかできないパソコンんであるのだが、その環境の中でマウスオペレーション等々の操作を覚えている。

 マウスのドラッグ、クリック、ダブルクリック、右クリックは殆どマスターした模様で、今は、メッセージボードへの入力である。メッセージボードの入力はキーボードで行うのだが、その入力はローマ字入力なのだ。そのローマ字入力を殆ど覚えた様子である。

 感心するばかりである。勿論、時間が掛かっているけど、それでも6歳でローマ字入力が理解出来るとは、、、チョットビックリなのだ。

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今度のサイクリングは何乗ろうか?

 今月はサイクリングの予定だ。因みに来月はツーリングである。
 で、サイクリングに使う自転車は何?って思案中なのだ。

 メンバーは?っていうと、確定ではないが、基本はまったりサイクリングなんで、ロードバイク系はパスして荷物が積めて土産が積める自転車にしようかな?って思いが強いのである。そう、そんな自転車は?っていうと、前後に荷台を装備した西DAHON号である。前後キャリア装備、驚異?の54段変速!、ステムハイトはアジャスタブルで楽にも走れるのである。そういう意味で、普通に考えると、この西DAHON号かな?って思うのだが、今回のサイクリングでは、ロードバイクユーザーが多そうなのである。基本は新しめのカッコイイロードバイクが多いのである。みんながロードバイクだから自分もロードバイクって訳では無いけど、自分の性格、、、、そう、豚も煽てりゃ木を登るではないが、、、、煽てに弱く、聞かれたら何でも応えたくなるのである。

 思い起こせば、一人で走ると決めた時以外、ホームコースの併走を頼まれたら、断る事は無しで、知っている範囲で思う事を伝えたり、或いは、人によってはポジションへの私感を述べたり、或いは、実践したり、、、、そういう事をするのである。

 要らぬ気かもしれないが、そういう事を期待する人が一人でも居れば、西DAHON号は辞めてTT風のBSロードを出動させようか?と思ったりもするのである。まぁ、間違ってもラングスターとか中央森林公園専用?的なオ・モイヨWWなんて自転車は使わないし、市街地限定のルイガノMVFとかスピママも使わないだろうけど、BSロードにするか、西DAHONにするかは決めかねているのである。

 思うに、少なくとも数台のロードバイクは集まりそうであり、その辺を考えてどうするか?思案中だったりする。

 そういえば、単車のツーリングもガンマを出すのは昔からの峠仲間とか、ソロの時だけ。会社で行く時は殆どがSVかCXである。何だかなぁ、、、、って感じだ。

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テレビで見た洗顔法の効果は?

 アホだからテレビの影響も受ける事が多い。
 勿論、金の掛かる事はしないけど、テレビの放送内容によっては、これやって見よ!って思うモノもすくなくない。

 で、最近嵌っているのが洗顔である。

 洗顔は?っていうと、石鹸をしっかり泡立てて軽く洗顔する事、そして洗顔の際は笑顔系で頬を丸め加減で盛り上げて洗顔というモノ。

 何故に、試そうか?って気になったのか?を説明すると、、、、

 泡立てて泡を顔の表面に覆い尽くすっていうのは、石鹸分子の構造から受けるイメージによるもの。石鹸っていうのは、親水基、疎水基が配位した分子であり、汚れを吸着して引っ張り出すものであり、そのためには皮膚表面に石鹸分子を沢山並べるのが合理的か?という印象からの行為だ。
 削り落とす様な洗い方は、石鹸分子と汚れの会合の度合が低く、汚れの吸引力が低い印象が強いのである。泡で覆い尽くし、毛穴を開く様に刺激することで石鹸分子と毛穴の汚れが結合する印象なのだ。

 それと、笑顔系表情で頬を盛り上がらせるっていうのは、頬をすぼめる行為よりも皮膚の表面の異物が外に出やすいように毛穴が開くのでは?という考えである。

 そう思って、テレビに感化された洗顔法を取り入れて既に一週間が経過したのだが、、、、確かに効果があるようである。

 一番の効果は、毛穴に含まれていた黒い汚れが全く無くなった事である。それと、入浴、洗顔後に鏡で顔を見ると、皮膚表面に過剰な皮脂、脂分が浮き出ており、軽く拭くだけで皮膚が随分としっとりとしながらも脂っぽくないのである。

 ということで、この洗顔法は暫く継続してみる予定である

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2009年5月10日 (日)

幼少期の体験の嗜好への影響

 今は自転車ブーム、20年前はレプリカブーム、、、、自分の趣味は?っていうと、ブームとは関係なしに自転車が好きで、スポーツバイクが好き。

 しかし、自転車ブーム、レプリカブームの牽引役の存在が好きか?っていうと、寧ろ、嫌いだったりする。

 そう、一言で言って、ロードレーサーは趣味としては付き合えないし、80年代レプリカブームの主役である400ccマルチのF3レプリカなんて最低、今のリッタークラスのスーパースポーツも不愉快、勿論、ハーレー、スクーター、トラッカーのブームの中心のタイプは寧ろ嫌い。

 別に捻くれ者って訳でなく、ブームとは関係無しに単車、自転車が好きなだけなのだ。

 前の記事と関連するけど、自転車ではロードも嫌い、ランドナーも今一、好みはスポルティーフなのだ。理由は、一般公道の大部分を占める舗装路で、一番長距離を一番楽に走れるから。中学時代の日本海への日帰り海水浴サイクリングとか、高校時代の400kmオーバーサイクリングには欠かせない存在がスポルティーフなのだが、そのルーツを探れば、小学5年の時に、広島から岩国とか、三次とか、呉とか、、、そういう街に自分だけで出掛けるようになっていた経験に遡るのである。
 そんな行動の理由は?っていうと、行動半径を拡げるのが一番だったのである。行動半径を拡げて見知らぬ場所に出掛ける。走れない距離を走れる様になる、上れない山を上れるようになる、、、、全て、探検のようなもの。探検の為に必要なのは、探検する場所に適応した道具が一番ということで、スポルティーフに辿り着いたのだ。そう、長距離、悪天候、装備、トラブル、軽さ、登坂能力、、、、これを一般公道で一番理想的な存在がスポルティーフというのが当時出した結論なのだ。

 単車はどうか?っていうと、何度も言ってる様に峠が好きなのだ。峠と言っても、、、、それは、行き慣れた峠よりも、初めて通る峠の方が好きなのである。近場の峠を完全制覇すると、知らない峠を求めて距離が伸びるのだ。結果、3桁国道、県道を繋げたワインディングツーリングが好きになり、その度合が過ぎたらワインディングだけで300kmオーバーのプランなんかを立ててしまったりするのである。
 単車で楽しいのは、単車で峠を走る状況では、見知らぬ峠をいきなりハイペースで走れるというのが理想であり、ツーリングと言えば、確実にそのパターンである。
 過去のツーリングで印象深いのは、例えば広島~琵琶湖、琵琶湖で一泊して福井県に海水浴に出掛けて、琵琶湖でもう一泊して帰るってツーリングも行ったけど、行きの道は、走り尽くした広島、岡山の部分は高速通って出掛けたけど、山陽道を降りてからは兵庫のワインディングを縫って琵琶湖に向かったりもしたし、広島から高知県土佐で一泊というパターンでは、わざわざ九州、大分経由で四国に渡り、石鎚山の南からの峠道を攻めて石鎚頂上から今度は四国山地を抜けて土佐に向かうなんて道を選んだりってしていたけど、それもこれも、走った事の無いワインディングを攻めるためなのだ。
 見知らぬ峠を走る。そのための存在というか、それに適した道具として選んだのが2ストロークレプリカバイクであり、ミドルクラスのVツインエンジン車なのだ。ハイペースで攻めるには軽さとレスポンスこそ命であり、2ストを置いて考えれないし、延々と見知らぬワインディングを走り続けるならば、リカバリー能力が高くフレキシビリティーに富みながら軽量+深いバンク角を有するというならばミドルVツインを置いて有り得ないのだ。

つまり、自転車でも単車でも、知らない場所に出掛けるための手段。自転車は見知らぬ山を登るため、限界の距離を伸ばすための道具なのだ。そして、単車は見知らぬ峠を攻めるため、、、、そうなのである。

 これって、多分、自分の幼少時の生い立ちに起因しているんだろう。実家は標高200m以上の10%勾配が続く団地の急坂の上で、幼稚園の頃に最初に買って貰ったのが22インチの子供自転車だが、この自転車にのって毎日急坂を通って遊びに出掛けたという幼児体験に起因しているんだろう。帰りは立ち漕ぎで坂を上り、出掛ける時の行きは、団地の急坂を猛スピードで下っていく、、、、、これが、今の自転車、単車趣味の根底にあるんだろう。自転車では坂道を上るためのギアに固執するようなモノばかりだし、単車で峠って言うと、下りの峠が一番好きって感覚、、、、、

 今の趣味性は、幼稚園~の生活環境に大きく影響受けていそうな感じなのだ。

 思い起こせば、水泳を小学1年から始めて、小学3年でスイミングクラブの指導者の方に平泳ぎを専門に!って勧められたのは、当時、クラブメンバーの中でキックの推進力が並はずれていたからなのだが、そのキックの推進力の根元は?っていうと、実は、変速無しの自転車で毎日10%勾配を上り続けたために身に付いた脚力在ってのものだったんだと思うのである。記憶を遡ると、小学5年の段階で脹ら脛、太股が既成のズボンではサイズが合わず、親に太いサイズのズボンを買って貰って、丈と胴回りの修正を何時もやって貰っていたのを思い出す。

 結局、済んでいる場所+探検好きの性格が、自転車での遠距離と登坂探検や、単車でのダウンヒル趣味に向かい、その結果、水泳で平泳ぎ専門となり、それがエスカレートして、一時的に自転車競技や単車でのジムカーナ、ロードレースに感心を持ったという経歴なんだろう。そのバックボーンが今の自分を作っている、、、そんな感じだ。

 別に臍曲がりでもなんでもなく、趣味性自体が、流行の高い戦闘力を誇ると紹介されるようなロードレーサーとか、300km/hを具現化するような超高性能SSバイクを必要としていないのである。冷静に考えると、自分にとっての趣味の自転車っていうと西DAHONしか無い様子だ。ただ、自転車趣味に費やす時間が割り当てれないのが、乗っていないという現実を表しているようだ。
 そう考えると、日曜日の夕刻前限定とは言え、単車に乗っているっていうのは、単車で峠を走る趣味は未だ健在のようだ。

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ベンチプレス

 ベンチプレスマシンっていうと、普通のフリーウエイト、最近流行りの油圧ダンパー式、既に廃れたラバーかスプリングテンション式の3種類がある。

 我が家では、片側25kgのダンベルを用いたベンチプレスを主に行っているが、それとは別に、スプリングテンション式のベンチプレスも行っている。勿論、本当はバーベル式のベンチプレスが理想だが、置き場、重量の関係で見送っている。

 当初、ベンチプレスにダンベルという選択肢を持っていなかった。何故ならば、ダンベルっていうと、せいぜい10kg程度でイメージ的にはカールを行うような印象だったからである。
 それで、胸板を鍛えるベンチプレスには油圧式を選んで行っていた。
 しかし、油圧式のベンチプレスはどうも鍛えている感覚が希薄で、実際、鍛えられているとは言い難い成果しか得られなかったのである。
 で、今は?っていうと、ラバーテンション式のベンチプレスの中古を入手。しかし、ラバーテンションでは負荷足らず、、、、、で、Uボルトと引きバネを買ってきて負荷スプリングを作成して使用!これで、丁度良い感じなのである。

 で、総括すると、、、、、チョット前のNHKのためしてガッテンでも紹介されていたけど、筋トレにはスロートレーニングが有効って事。スロートレーニングの場合は動きをゆったりと力を保持して続けると言う事。

 で、ラバー式とダンパー式の負荷の作り方を比べると、テンション式は変位量応答型、ダンパー式は変位速度応答型である。テンション式での力はバネの力であり保持すると、その時点の変位に比例して負荷が生まれる。しかし、ダンパー式はピストンの移動速度に比例するので、保持した段階で負荷がゼロとなるのである。
 つまり、スロートレーニングという低負荷高効率の筋トレを行おうとすれば、原理的にダンパー式は使えないということ。

 もしかしたら、将来、ベンチプレスマシンの負荷の掛け方が既存のダンパー式を一気に駆逐するようなマシンが生まれるのかな?と密かな期待を掛けているところ。

 因みに、今使っている改造スプリングテンション式は、Uボルト二個でスプリング二本を引っ張る。これを二セット準備しているので、Uボルトが四個、引きバネスプリングが四本必要なのだ。Uボルトは一個が250円位なんでOKだが、引きバネは一本が1000円近くする。結構割高なのが難点である。

 それでも、スプリング式っていうのは重量物が一切ないので家庭に設置するマシンとしては悪くない選択である。
 少なくとも、25kgダンベルを二個一セットの50kgの重量物よりは邪魔にならないし、危険も少ない。

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2009年5月 9日 (土)

5/2~9の週の検索ワードピックアップ

 20万アクセス突破記念!?というより、暇だから?、検索キーワードで興味深いモノに対する解答をアップしてみることにした。
 WOLとかCATV・BS/CS混合は記事でアップしたので省略するとして、、、、

★本日の『おっ!』は、DOSSHELLでマウスを認識させる?って話。
 DOSSHELLというより、MS-DOSでマウスを使う方法は二通りである。

1.デバイスドライバをConfig.sysで組み込む。
 具体的には、Device=X:\DOS\MOUSE.SYSの一行を加えて起動する。

2.ドライバプログラムを常駐させる。
 具体的には、Autoexec.batに記述するか、マウス使用前にコマンドラインで打ち込む。
 コマンドラインでMOUSEと打ち込んでリターンキーで終了。これで、MOUSE.COMが常駐する。解放する場合は、MOUSE /Rと打ち込んでリターンキーを押す。

★次は、SORAのハブを120mmエンド巾のフレームに使う場合、、、、これは、左側のスペーサーが8mmなんで、これを抜けば122mmとなる。これで取り敢えず行ける筈。フレーム側も2mmくらいは広い場合もあるし、拡げるのも問題無い。でも、オチョコ量が増えるのは妥協すべし。因みに、TIAGRA以上ではハブ内のスペーサーが4mmだから抜いても126mmにしかならない。ナット類の組み換えをすれば対応できるけど、そこまでする価値があるか?を考えて対処すべしだ。

★レアな質問で小径車にFメカ、、、、これはシートパイプ径が合えば取り敢えず装着可能だけど、実は、チェーンステーとの角度がフルサイズとは異なるので、マウントのセットバックを工夫しないと変速性能(干渉)が低下する点を注意。

★コンパクトクランクは、諸説あるけど、アウターとインナーが離れるために、カセットの両端域(トップ近辺、ロー近辺)を使う場合が多い。特に、トップ近辺を使う場合は、ギア比が離れ気味となるし、チェーンの襷も不愉快。ロードバイクでありながら、ワイドレシオ気味になるので昨今流行の高ケイデンスに実は向かない。ヒルクライマー向けのセットだと思う。ビギナー=コンパクトっていうのは、間違いで、コンパクト=ヒルクライム用っていうのが持論。ギアが重いならば、ジュニアカセットを使うか、クランクをネクサスのFC-F600の46-34Tにするとかした方が幸せ。ホントはQファクなんか気にする必要も無いだろうから、もっと言えば、普通にトリプルでギア歯だけスギノで調達するのが幸せ。50-39-30Tクランクならば16-27Tカセットとか、、、、逆に14-25Tカセットしか使えないなら46-38-30Tクランクの方が良いだろう。

★DAHONにナンチャッテアヘッドというのが流行だが、そんな方法でハンドルを変えても不幸せになるだけ。ハンドル遠すぎである。サドルの前出しが必要になるし、直進性が強すぎて曲がらなくなるのでお奨めしない。ステムカットも辞めた方が幸せ。好みの問題だろうけど、ステム迄はノーマルでバーのみの交換で留めるのが正解だと思う。折り畳めてナンボの世界の自転車だから肩幅で縦握りしたければブルホーンバーか、ナローなプロムナードバーをひっくり返して使うか、バイクフライデーのH-Barsがお奨め。

★スポーツ心臓?の作り方、、、、自分の心臓がスポーツ心臓か?っていうと、掛かり付けの医者の診断の範囲でスポーツ心臓ということらしいけど、持久系の運動を年単位で続けるしかないだろう。思うに、、、、毎日運動して最低でも2年以上は必要では無いだろうか?

★トークリップ&ストラップの固定でのペダルキャッチ、、、、停まった状態で片足を入れて縛る。踏み出して反対のペダルが上がってくる時に、ペダルスピンを脚裏で蹴ると自然と入る。そして次に上がってくる時にストラップを引っ張って終了。慣れるとクランク一回転の内に全て完了できる。ペダルを目で見た時点で車体がふらつくので却って入りにくくなるので見ずにやるべし。

★膝が痛いのは、単純に重いギアを踏んでいるから。何時も踏むギアより15%軽いギアで乗ると多分解決する。その分速度が15%落ちるけど、いやなら15%沢山漕げば良い。腰や背中が痛いのは、多分ハンドルが遠すぎるか、低すぎるから。尻が痛いのは、脚の回転で不要な摩擦があるから、、、具体的にはハンガー位置とサドル位置の相対性が狂ってるから、、、、細かい点は他にもあるだろうけど、最初にチェックすべきはコレくらい。

 ということで、毎週末に気になる検索キーワードへの思い付きを記事にする事にした。

 あくまでも私感なんで、責任は持てません。

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アンテナ混合、WOL設定等々

 最近は、表題のキーワードで検索される方が多い。

 折角訪れて下さるので、判る範囲で記事を作ってみた。

★アンテナ混合
 この件を更に詳細に解析してみると、CATVとBS/CSの混合についてである。最近は、CATVを利用している家庭が多い。CATVもデジタル化が進んでいるのだが、CATVは今一の点がある。それは、、、、

・パススルー以外のBS/CSコンテンツがトランスモジュレーション配信

って事。即ち、一般家庭ではSTBが無いテレビでは、パススルーの地デジしか見れないのである。多分、多くのユーザーはコレが不満なんだろう。
これから、BSデジタルのチャンネルが充実するという流れの中で、契約の一台でしかBSデジタルのコンテンツが視聴出来ない点がCATVの欠点だ。

 そもそも、CATV契約している家庭は、地上波の難視聴地域というのが大きな契約理由だろう。我が家もそうだ。でも、BS/CSのデジタルは地上波よりは受信しやすい場合が多いのだが、これまでのチャネル数とコンテンツ内容から、CATV契約している家庭ではSTBやHT(ホームターミナル)で見れるから良いや!って理由でパラボラを立てていないのが殆どだ。

 そんな訳で、CATV契約家庭の多くが、BS/CSデジタルを受信しよう!って思い始めたのが最近で、それが検索件数の増加に現れていると思うのである。

 CATV契約している家庭のパターンは、殆どがCATV会社任せだろう。多くの場合が、新築に併せてCATVの引き込みってパターンでは無いだろうか?地上波が見れてた家庭では、CATV契約よりもスカパー契約に奔っていると思われる。
 それ故に、CATV契約家庭=新築=他のアンテナ無し=屋根裏も知らないってパターンだろう。

 で、CATVはどうやって家屋に入るか?っていうと、外部から保安器に入る。ここで、場合(インターネット契約の有無)によっては二分配されて、一本がアンテナ、一本がネットとなる。ネットのラインは終端にケーブルモデムが接続されている。アンテナのラインは屋根裏に入って各部屋への分配機の手前にCATV会社が設置したブースターに接続されている筈だ。つまり、ブースターでCATV波が増幅されて分配され各部屋に向かっているのである。

 そんな家庭でBS/CSを視聴したい人は、どの部屋でも見たいというのが自然の流れだ。で、そんな人が多分BS/CSパラボラを設置する手順をどうするか?を箇条書きにしてみる。

1.パラボラが受信可能かどうかを確認する。
 シンプルにBSチューナーを内蔵する家電に直付けする。その際、チューナー側からアンテナへの電源供給を忘れずに行う。直付けして、方角、仰角を併せアンテナレベルが最大となる位置を見つける。レベル値に単位は無い事が多く、目安だけどフルスケールの半分あれば大丈夫。最低で1/3以上なら何とかOK。アンテナは家電店で5000~7000円程度で入手可能だ。

2.BS/CSをCATVと混合する。
 保安器から出て屋根裏に入る前(屋外)に、CATV線とBS/CS線を混合する。保安器の手前で混合すると、保安器でBS/CSがカットされる場合があるので辞めた方が良い。
 『屋外用CS・BS/U・V・FM混合器 M-SUV-SP』がオススメ。安価で防水カバーも付いている。

3.屋内ブースターを交換する。
 新築家屋でいきなりCATV契約の場合、CATV会社の設置するブースターの場合が多く、BS/CS波は未対応でカットされるので、交換が必要。この記事↓を参照、

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/04/catvbscs-3e63.html

である。勿論、既存のブースターがBS/CS対応なら交換不要だが、新築時のCATV契約家屋なら、まず交換が必要。このとき、ブースターにアンテナ電源供給用スイッチがあるので、忘れずにONにする事。

 これで終了。アンテナはサン電子のCBD-40STの最小型をホームセンターで調達したけど、これが6,000円程度、混合器は5,500円程度、ブースターはヤフオクで概ね5,000円位、後はケーブル等小物を併せて20,000円でお釣りがくる。

 これで、2013年以降のBSデジタル多チャンネル時代への準備は万全だ。

★無線LANでのWOL設定
 これは、無線LANでもLAN端子装備の無線子機『WLI-TX4-AG300N』のみで可能な話。カードバス、USB接続の子機でLAN接続されたマシンはWOL起動は不可能である。BUFFALOにて直接確認済み。

 細かい設定を記述するのは面倒臭いので、↓のメインサイト記事の3-3).を参照願いたい。

http://homepage1.nifty.com/firstsource/DigitalItem/Kinds/p6t.htm

である。これは、P6TをWOL起動させるための設定を紹介している。
LAN端子子機の設定、P6TのM/Bの設定、OS内のNICの設定、OS側への.NetFrameworkのインストールで可能だ。

なお、WOLソフトも同じページに紹介しているので参照願いたい。起動に関してはマジックパケットの送信だから前述の制限(USBやカードバスの無線子機では原則起動は不可能)があるけど、終了動作はRPCコマンドの発行なんで制限は無い。どれでもOKだ。

但し、選ぶWOLソフトとWindowsのバージョンによっては、終了動作にはパスワードを設定した管理者アカウントが必要とかの制限があるので、その辺は、臨機応変に対応すべし。

 ということころで、最近のアクセスで皆さんが知りたいことへの解答となっていると思われる。

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趣味で言うと、やっぱりスポルティーフ的なのが良いなぁ。

 自転車って一言で言っても色々である。
 人によっても様々、自分でも用途によって様々である。

 確かに、自転車は楽しい部分もあるし、趣味性を求めたくなる部分もある。

 そんな自転車だけど、過去を振り返って考えて、自転車を趣味として捉えたら何が一番か?って考えてみた。
 因みに、単車ならば2ストバイクで峠を走る事が一番なんだが、、、、、自転車の場合は、なんといってもサイクリングが趣味である。サイクリングで知らない場所を延々と走る。こういう行為が一番楽しかったように思うし、今でもそうだ。

 今、毎晩ローラー回して、週末はコマネズミのように決まったコースを周回しているけど、正直、怠いと思う事がある。多分、その際の使い方は趣味でなく、手段として接しているから怠いと思うんだろう。

 しかし、、、、、月末に参加予定のサイクリングは今から楽しみである。このワクワク感は、単車で峠ツーリングを待つ時のワクワク感に通ずるものである。

 過去を振り返ると、自転車で競技も行ってきたけど、その前、大昔に自転車が好きになっていく過程を思い起こすと、、、、、、

 中学2年の頃に、実施した日帰りサイクリングだが、広島から中国山地を越えて日本海側に出て、海水浴して、再び中国山地を越えて帰宅するっていうのが印象に残っている。この時の愛車はBSのロードマンだが、そのロードマンは、中国山地を越えるべく、フリーに今で言うメガレンジなフリーを装着し、メカはクレーンを装着したのを覚えている。そうやって、自分の力で往復300km+海水浴をした時の満足感は今でも覚えている。

 高校2年の頃は、日帰り(というよりも一日)で何キロ走れるか?にチャレンジしたのを覚えている。これは午前零時発のサイクリング?だが、広島から三次、庄原、日南、新見、神石、府中、福山、沼隈、向島、尾道、竹原、呉、広島という行程で合計422kmを走った事がある。これも、三次~沼隈に掛けての山岳を走るためにプロダイのクランクにアダプターを入れてルネパターンで48-38-28Tという構成、リアはDURA ACE EXのカセットで挑んだのを覚えている。機材はBSダイヤモンドスポルティーフであるDF-7110だったと思う。

 このように、地図でしか見た事のない未知の道を自転車で走り回るっていうのが一番楽しかった様に思う。兎に角、未知の道を計画し、国土地理院発行の1/25000の地図を買ってコースを読んで、応じたセッティングを施した愛車で気の合う友人と走りきるっていうのが一番楽しかった様に思う。他にも、いろんな無茶な計画を立てては出掛けたりしたけど、上の二つのサイクリングは今でも道から何迄全て覚えている。

 そういう使い方で辿り着いたのが、途中、ランドナーも考えたけど、舗装路故に、軽い走行感で必要な積載性を持つスポルティーフこそ最強って考え方だ。

 そういうのが根底にあると、今持っている自転車の中では、乗る頻度が少ないけど、西DAHON号が一番それに近い感じである。積載性、クロウスレシオだけどワイドレンジ、速く走る事は捨てて、何処でも走れる部分に力点を置いた自転車であり、こういうのが多分、一番の好みなんだろう。旅に出掛ける自転車は、荷物が積めないと駄目だし、今のオッサンな俺には途中の挫折で持って帰れる可搬性(折り畳み収納力)も重要。これが、多分、自分にとっての趣味の自転車なんだろう。他の自転車は趣味の自転車というよりも、フィットネスマシンに近いもの。自転車に興味はあるけど、趣味のモノとしてでなく、フィットネスマシンとしての感心に近いのが現状だ。

 趣味は遊び、健康増進は遊びというより一種の義務感に近い。それ故に、遊びに避ける時間が少ない分、乗る時間が少ないのだろう。割ける時間が少ないってことは、趣味として成立していない状態だ。

 万が一、自転車ブームが旅とシンクロしてホントに旅するって部分にシフトすれば、自分の中で趣味の自転車が復活するかもしれない。今のロードバイクの狂騒状態に馴染めないのは、自転車に対する接し方、見方が違うっていうのが一番なんだろう。今のブームはロードバイク自体を趣味として捉えている人が多いけど、同じ場所を走る自分が、ロードとか固定シングルを純粋にフィットネス機材として捉えているから、今の雰囲気に馴染めない(健康器具なのにレースの如く競うのは嫌よ!健康増進なのに集団走行も嫌よ!って感覚)のだろう。

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新型インフルエンザ、警戒中

 新型インフルエンザの感染者が連休明けには2100人を越えている。そして、近い内に警戒レベルをPhase6に引き上げる方向で検討に入っているという(5/7時点)。

 そんな中、興味深いのが、GWで海外旅行から帰国した旅行者の感染報告が無いということ。

 今回の新型インフルエンザは、当初危惧されていた鳥インフルエンザ発祥のH5N1の強毒性のインフルエンザとは異なり、H1N1型の弱毒性インフルエンザということ。但し、弱毒性といっても、冒される範囲が呼吸器官近辺に限定されるだけであり、その重傷度とは別の話であり安心できるものではない。

 それにしても不思議なのは、メキシコを中心とした北米、南米が危険とされているのだが、その方面への旅行者がGWとはいっても少なくない事。まぁ、通常のインフルエンザ対策でOKなのかもしれないが、それにしても日本人、逞しいなぁと感心するばかりである。

 確かに、そのリスクが低いかのようなニュースが実際に飛び交っているのも事実。
 例えば、メキシコ人の死者に集中しているとか(アメリカ人も亡くなったけど、、、)、或いは、60代以上の世代には重症患者が見られず、何らかの免疫を持っている可能性を類推したり、、、、

 俺的には、この時期に敢えて渡航者の集積拠点となるような空港を経由するような旅行は計画しないのだが、そういうのは少数派なのかもしれない。

 今回の新型インフルエンザは日本で言えば夏季における発生だが、11月以降となると別の形で影響が出るのかも知れない。
 実際、従来型のインフルエンザ用のワクチン製造を行うか?新型にするか?その辺の問題は既に危惧されているけど、この状態から万が一、鳥インフルエンザを発祥とするH5N1型の新型インフルエンザが登場したりすると、一体どうなるんだろうか?

 そんな事は兎も角、インフルエンザが何故発生して、パンデミックのような流行で多数の死者を出すのだろうか?そのこと自体を考える事もある。ウイルス自体が人に感染するのだが、感染先を殺すと言う事はウイルス自体の存続原理に反するようにも思う。
 これは癌と同じで、癌も新生物として発生して増殖したとして、その患者の命を奪うことは新生物自体の生命の終焉に直結するという点で似ているように思う。

 このような疾病、感染症は病原性物質にとっての存在価値を考えると、それ自体の種の繁栄とは別の存在理由があるように見える。
 別の存在理由っていうのは、地球環境というシステムの維持のために、定期的にパンデミック等で感染症が人口調節しているようにも見える。これは、戦争という行為を含めて地球系システムの養える人口に調節する一つの機能のようにも見えるという考えは無しだろうか?

 人の命は皆等しく尊いモノって考えは、道徳的には正しくその通りなんだろうけど、環境システム自体がその数の増大を受け入れる事が果たして出来るのか?と考えると、摂理的に間引く機能が働くのも自然のように思うのである。
 野生における食物連鎖の生物ピラミッドで捕食関係、天敵というモノを人為的に可哀想という考えで干渉を入れるのは間違いという通念が一般的になっているが、感染症と人間の対応に関しても同じ考え方を当て嵌めれば、新型インフルエンザ等によるパンデミックでの死者増大っていうのも、或る意味、摂理的な現象なのかな?と考えたりするのである。

 そうは言っても、個人には生存本能があり、死ぬ方、生き残る方と選択するとすれば、皆、生き残る方を選択したがるのは明らか。しかし、確実に、どちらかに意志とは無関係に振り分けられるのが現実だ。

 自分とて、生き残る方を望むのだが、その生き残る方、死ぬ方の敷居は何によって定まるか?を考えると、、、、、色んな考え方があるけど、自分としては、正攻法で健康管理を行っている集団が生き残る方に近いのかな?と思うことが多い。

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2009年5月 8日 (金)

アクセス急増!?

 ここ1~2週間、アクセスが急増している。
 不思議だな?って思って見てみると、この記事だ。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/04/post-8561.html

 である。これは、笑福亭鶴瓶さんが番組で宣言した減量目標値を達成したことを箇条書きにした記事だが、結果は兎も角、方法があまりにもコンベンショナル故に、放送で取り上げられなかった点が人々の関心を呼んだようである。

 ダイエットは相変わらず多くの人の関心を集めるようだが、あんまり難しく考えないで良いのでは?っていうのが正直な意見。

 結局は収支(出入り)の調節だけの話であり、摂取を控えて、支出を増やすのが最低限のお約束。

 これに加えて、収支の量の絶対値を如何に多くするか?が新陳代謝という意味で効果的。

 そもそも、Metaborism(メタボリズム)をテクニカルタームとして捉え和訳すると、『新陳代謝』である。何処にも、デブとか、豚とか、肥満とか、、、、そういう事は書いてないのである。
 言うなれば、代謝不良、収支不良である。代謝不良というのは、結局、摂取量が少なく、消費量が少ないという状況にも当て嵌まる訳だ。
 人は身体に応じた基礎代謝量を持っており、生活パターンに応じて必要エネルギーが決まっている。

 代謝改善っていうのは、適正な摂取と適正な消費が必須であり、絶対的に、基礎代謝分+活動分のエネルギーを摂取して、相応の活動を行えば済むことなのだ。

 極当然の話で、考えてみれば、これ自体がニュースになったり、成果を威張る事でも無いのである。収支を整えれば結果は誰にでも等しく訪れるものなのだ。

 大事なのは、収支を整えるための生活を如何に律するような気持ちを保てるか?ってメンタルな部分なのである。
 即ち、笑福亭鶴瓶さんのダイエット成功っていうのは、番組の期待を答えて、笑福亭鶴瓶さんは凄い!って状況を番組でアピールしたいとかいった気持ちが根底にあるんだろう。
 その根底のメンタルな部分っていうのが、人によっては、レコーディングとか、或いは、痩せてオシャレするとか、、、、そういうモチベーションの部分なのだ。

 Metaborismの改善には、Mentarismの確立が必須なのである。

 因みに、俺的なMentarisumというか、モチベーションは、我が子より長生き?不老不死の実践である。

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速度感

 この連休では、自転車と単車に乗ったのだが、改めて思う事。以前にも記事にした事があるのだけど、自転車と単車っていうのは、実に大きく違う点がある。

 それは、何と言っても速度感である。

 乗り物としては、重量差はあるけど、目線の高さ、車体の大きさという部分では、自転車も単車も殆ど一緒。

 しかし、自転車で感じる速度、単車で感じる速度には、物凄く大きな差異を感じる。

 自転車で30~40km/hも出せば、結構速い!って印象だけど、単車では、眠たくなる様な速度感である。以前は、その感覚の違いは、自転車は目線が近いから、単車は目線が遠いからって結論付けていたけど、DHバーを装備してからは目線は自転車でも相当に遠くであり、目線の違いでは片付けられない印象だ。

 単車の大きさ、重さ、、、、、そういう安定感が原因か?とも言えるけど、これが、単車の場合は、不安定なレジャーバイクであるAV50に乗っても自転車の速度感とは全く異なる印象。

 なぜか?っていう部分を明確に指摘出来ないけど、自転車っていうのは実際の速度以上にスピード感がある。この速度感っていうのは、自分が運転していなくても感じる。他人の自転車を見て、その自転車が30km/h程度で走っていても、結構速いなぁ!って印象を持つけど、単車が50km/h程度で走っていると、、、、トロイなぁ!って印象。

 結局は、単車、自転車に対する先入観の違いなのだろうか?自分の納得できる説明が見つからないけど、違いを感じるのは確かだ。

 後思うのは、峠のダウンヒルにおける自転車の速度に関しては逆の印象も感じる事がるのも不思議な感覚、、、、例えば、70km/h級で下っている時の印象だが、今度は逆に、非常に穏やかな速度感しか感じないのが不思議、、、、、眠たくなるような、のんびりとした印象。勿論、同じ場所を、同じ速度で単車で下っていたらどうか?っていうと、更に眠たくなるような印象。そんな場所は自転車では、それ以上の速度になる事はありえないけど、単車の場合は、下りの勢い+エンジンパワーで更に高速のダウンヒルも可能だが、その高速域で緊張感が出る事はあるけど、それ以下では、、、、、全く感じない。
 そういう時は、絶対的な速度域が感覚を支配している様子。

 このように、自転車の場合は、下り等ではトロクサイ印象が出て、真っ直ぐ平坦路では、思ったよりスピード感を感じたりする。

 不思議なモンだ。

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OSの進化に望むこと

 Windows系OSはバージョンアップ毎に機能を多く実装して登場してくる。基本は多機能路線であり、新しい程、ハードウェアに欲求する要件がシビアになる。
 そして、新バージョンが登場する毎に、旧バージョンのサポートが打ち切られていく。

 それは当然なんだろうけど、機能的に出来る事って部分が大きな変革が無いのに、ハードの要件が厳しくなっているのが最近の流れ。
 そして、ハードを構成する部品を眺めると、物理的な寿命以前に、環境的な寿命で使われなくなる傾向が強いようだ。

 具体的には、コンデンサー、CPU、HDD等の物理的な故障の前に、機能の革新が無いにも拘わらず、OS等のバージョンアップによる要求仕様の高度化でゴミのようになっていくモノが少なくないという印象。

 エコを掲げるならば、本当は、機能を少ないリソースで実現するような進化があっても良いのでは?と思うのである。
 OSがWindows2000、WindowsXp、Windows Vistaと進化して、要求ハードのハードルが高くなるのとは別に、OSが進化する程に、要求ハードのレベルが下がるような選択もあって良いのでは?と思うのである。、

 これは、資本主義の原則から見れば反する事かもしれないが、今考えれば、出来る事はP55C時代、Windows98時代と大きな革新は無い訳であり、それならば、当時のハードでも快適に時代を過ごせる様なプラットフォームがリリースされても良いのでは?と思うのである。

 OSが進化したからPentiumIIIでも快適に使える様になった!って方が、古い資源を有効に利用できるように思うって考え方はNGなのだろうか?

 我が家を例にとれば、PentiumIIIのDUAL構成のマシンが沢山あるけど、これを活かすには、Windows2000、XpのProfessionalしか無い訳であり、Vista以降ではBusinessとかUltimateのエディションであり、PentiumIIIという構成自体が快適に運用できない。。

 チョイ古のマシンが快適に蘇るようなプラットフォームの方がビジネスとしては面白いように思うのである。

 

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2009年5月 7日 (木)

身体は老化、精神は未成熟、、、、、

 連休最終日にラングスターでホームコースを回遊走行してた。
 コースのみの距離的には50km弱である。一往復が24km、片道が12km前後の堤防道路であり、この所要時間で老化の程を確認している。

 所要時間は如何ほどか?っていうと、風向きの影響が一番、二番目がウォームアップが出来ているか否か?が一番影響するけど、速い時で片道が18分を切るくらい、時間が掛かる時で23分程度、平均的には19~20分ってところ。因みに、信号は3箇所しか無く、信号に全く掛からずに走れる事も結構多い。

 そこで単独走行しながら老化の度合を計っている。そして、ここ1、2年は衰えは感じていないのだが、走っている最中に別の意味で衰えを感じる事がある。

 それは、、、、、、このコースは多くのロードバイクユーザーの定番コースでもあり、結構多くの方から挨拶を頂く。面識の或る方から、無い方迄様々だ。

 で、連休の最終日には対向車線で大きく手を振ってくれた赤いロードバイクを発見!
 一寸前迄はロードバイクのブランド迄目視で確認できていたのだが、この日は、色が赤で、装備の様子から、、、もしかして○○さん?ってレベル迄しか判らなかったのである。

 帰宅して、その方のサイトを確認して初めて納得したのだが、それ程に視力が衰えている。

 やっぱり、確実に老化に蝕まれているようだ。

 自転車で気持ちよいのは、やっぱりすれ違ったり、追い越したり、、、、そういう瞬間に交わす笑顔である。笑顔ってコミュニケーションは非常に大切だ。笑顔と会話が在れば、仮に追走を受けてもOKだ。一言あれば、それで意志の疎通が出来るのである。

 この赤いFELTに乗られた方もそうだが、別の人から、私とコースで会話したらしい方(FANTICさん)が私の事をサイトで紹介しているよ!って話を聞いて見に行ったのだが、自分自身、その方と話をしたのを覚えているし、その方のサイトを読んでみると、実際、その方とはすれ違う度に笑顔でコミュニケーションを行っている事に気付いたところ。

 やっぱり、笑いが大切である。笑える関係が一番大事だと思うのだが、自転車に限らず、単車、自動車といった乗り物系は、抜いた抜かれたという事から敵対的な反応をする人が居るのは悲しい事だ。抜かれたら素直に感嘆すれば良いし、抜く時は笑顔で敵対心を煽らない様にすれば良い。
 しかし、そう思って笑顔を絶やさず挨拶しても、目を三角に挑発的な人が居るのは悲しいものである。

 そうなると、どうしても、売り言葉に買い言葉、そういうモノである。そうなると、どうしても敵対心が現れるのは仕方ないのである。そういう時は、つい、その程度で!って見下した気分になってしまうのだが、そういう感情を抱く自分自身、未だ成長仕切れていないのだろう。超越すれば、そんな状況(笑顔の挨拶で睨まれても)でも、『苦しゅうない!』って思えるのかも知れない。

 身体は早くも老化し始めているが、精神は未だ成長仕切っていない部分があると自分自身思うのである。

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土手を走る人

 GWは5/3を除いて全てホームコースを走行した。
 朝っぱらから、さすがに連休かと思う程に多くのロードバイクを見た。

 その中で印象的だったのが、最終日の5/6の朝に見た5、6台のロードバイクの集団だ。ヘルメットは玉ヘル系で、一般的な肉抜きロード系ヘルメットは一人も被っていない人達で、印象的なのはガッチリとした体格。脹ら脛、太股、胸、腕と超マッチョ系な皆様。

 基本は流して走行されていたけど、見るからに体力ありそうで、パッと見は本職か?って印象。

 で、こういう人も居るんだなぁ、、、、って思ったのである。

 それ以外は、所謂、普通の趣味系オジサンが多いかったけど、概ね、愛想良く、挨拶も普通に交わせるような人が多かった。

 普段の週末では、好戦的な方が多いのとは対照的な印象だ。

 さて、そんな印象だったけど、思い起こせば、このフィールドで出会う人を思い返すと、好印象な方、そうでない方に分けられる。

記憶に残った方は?っていうと、、、、ショップ等で面識のある人を除き、すれ違う人、追い越す人限定で羅列すると、、、、

先ずは、好印象な方では、、、、

・青/白/赤の配色が記憶に残るTREKに乗った方
・可部方面から南下されるディバッグを背負ったスペシャライズド
・青のPOSとORBEAを乗り分ける50代の方
・ワインレッドのキャノンデール
・三連勝のピスト、銀白TREK、もう一台の三人組で出会う方
・白のミヤタに乗られた50代の方

逆に、特に追い越す時に面倒臭い印象が顕著な人は、、、、

・祇園新橋近辺を北上中に遭遇する白いインターマックス
・高瀬堰~安佐大橋を南下中に遭遇する青白のピナレロ、赤白のピナレロ
・安芸大橋~安佐大橋を北上中に遭遇するビアンキ
・親子連れでロードバイクながら二列並進する人

ってのが記憶に残っている。

 記憶で特定できないロードバイクも多いけど、笑顔+挨拶で普通にスルーさせてくれる方、そうでない方を分けると、、、、6:4に比率だろうか?気持ちよく無干渉で瞬間の挨拶でコミュニケーションが成立するのは全体の6割程度、4割方が何らかの反応がある印象だ。
 見方によっては、半数以上が普通ともとれるけど、、、、これは統計を取った訳でないので数値的にはいい加減だろう。しかし、悪い印象っていうのは、どうしても鮮明に記憶に残るモノ。

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窪みフェチ?

 筋肉つけて脂肪絞って、、、これがダイエットの大方針だが、不要な部分を削ぎ落とすのが好み。
 で、最近、自己満足に浸っているのが、身体の各部に見える窪みである。

 一般に筋肉強化!っていうと、腹筋が割れるとか、胸の筋肉が動くとか、、、そういうのだろうけど、それは別にどうでも良い。勿論、腹筋は割れてるし、胸の筋肉も動かすの自由自在だけど、そんな事よりも、その近くの窪みに満足度が高い。

 具体的には、首下の鎖骨の付け根はビー玉が嵌り込む程に凹む。他にも、足首の後ろ側がそうだ。幅10mm強、長さ40mm程度で深さが15mm程の窪みが生まれるし、肘の外側にも深い溝が見える、膝の皿の隣よりやや上にもパチンコ玉が楽に入る様な窪みが出る。

 こういうのを見て、自己満足に浸っている。これは、ダイエット前から行っていた筋トレで筋肉を維持していた状態では決して見えなかったモノ。筋肉強化は前提で、それに加えて不要な脂肪を削ぎ落として初めて浮き上がるモノ。
 筋肉の形状がダイレクトに浮き上がり、その形状の変化が鋭角的に見えて、関節近辺の形状がくっきりと見える。こういうのが一番理想。絞るところは削ぎ落とすかの様に絞り、欲しい筋肉の部位は人並み以上に筋肉の形状を隆起させる。こういうのが良い。

 ただし、ボディビルダーのように豪快すぎるのはチョットパス。服を来た状態では良く判らないようなのが理想と言えば理想。そして、そういう身体は、特保、サプリ、健康食品、プロテイン等は一切使用せずに、普通の食生活+運動習慣のみで作り出すのが理想。

 最近は、漸く理想の形状に近づいてきた感じ。数字的には、体重70kg以上、ウエスト68cm以下、骨格筋率40%以上、体脂肪率10%、結果的に基礎代謝量は1700kcalっていうのが今の数値から見た相対的な目標というか、そんな感じ。数値的な根拠は無いけど、そういう方面に向かってアンチエイジングを計りたいのが願いだ。

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アンチエイジングのために、、、、

 少し前にアップした記事にも書いたけど、当サイトというか自分の目的は何か?っていうと、アンチエイジング(=不老、不死、若返り?)である。

 この事自体は自然の摂理への反発であり、実現不可能なものだが、落ち行くままの老化への抵抗とでも言おうか?それが、目的であるのだ。

 老化というと、心身、身体の機能が少しずつ失われ、衰えていく現象であり、それを如何に防ぐか?老化は何処に現れるか?老化させないには何が必要か?が最大の関心事なのである。

 それで、結論付いたのは、最終的には新陳代謝を高める事に尽きるということ。新陳代謝とは、物質交換を活発にすること。摂取を消費するのは、筋肉、脳細胞であり、大量の摂取を迅速に消費するには、よく動き、よく鍛え、よく考えると言う事が大事という考えに帰結したのである。

 よく動き、、、、、速く動く、強く動く、長く動く、、、、それが出来る様な機能を高める。つまり、筋力増強、持久力増強、回復力アップ、心肺機能アップ、、、、、を考えながら実践すると言う事。
 そうやって得られた若さを駆使して単車を軽やかに扱うのが最終目標なのである。

 例えば、そのために行っている水泳とか自転車があるけど、これ自体は目的でなく単なる手段なのだ。別に好きとか嫌いとかの尺度で付き合っているのでなく、先の機能を得るのに自分が摂るべき手段で経験、慣れ、知識等々を含めて一番効率的に行える手法ということで、泳いだり、漕いだりしているだけなのである。
 だから、水着でLZRを着用してタイム云々には全く関心無いし、自転車でも人の後走ったり、機材に金掛けまくってタイムを削ろうなんて事にも関心無いのである。

 そんな事よりも、大事なのは、水泳ならば曇らないゴーグル、浸水しないゴーグル、、、というレベル。自転車でもそうだ。筋トレ系ならそれに見合った自転車、持久系なら同じくそれに見合った自転車ならば何でも良いのだ。
 何れも単なる道具なので、必要な機能が満たされれば、後は何でもOKで、最安構成でさえ許されるのである。

 これが趣味と置き換わるとそうでないかもしれない。機能が同じでもグレードが上が在れば、絶対的に、上級を選択するっていうのはモノが趣味の対象となる場合だが、そういう考えは、道具として見ている限りでは大きな要素を占めないのである。そんなもんなのだ。

 アンチエイジングに効果的な手段が、自転車や水泳以外に見つかれば、サッサと移行するのである。

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2009年5月 6日 (水)

三十代で感じる衰え

 連休突入前のネットニュースだが、三十代で衰えを感じる人が87%にも上るという、、、、。そして、その症状は、肩こりと腰痛に出るという。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/news/20090430/1025898/

にニュースとして掲載されている。

で、四十代の自分が回想してみると、、、、確かに、三十代で腰痛の覚えはある。
しかし、これは大学卒業以降の運動しない生活習慣+姿勢の悪いデスクワークの結果であり、その疲弊が凡そ10年程経過して腰痛となって現れたようなもの。

筋肉の衰え云々というよりも、体重増加+悪い姿勢の結果と言える。

現に、四十代以降での運動習慣の復活と適性体重の維持の状況では、腰痛はおろか、肩こりも全く皆無である。

様々な情報源では三十代以降は衰えが顕著って話があるけど、寿命等を考えると、高々三十代で不具合を感じる程に疲弊するというのは考えること自体が不自然。
三十代で現れる一般的な症例っていうのは、生物学的な老化現象というよりも、学生生活を終えて、社会人生活に入りライフスタイルが大幅に変化し、その変化における顕著な違い、即ち、飲酒頻度の増加、運動習慣の喪失による高カロリー摂取+エネルギー消費喪失という収支異常による症状と考える方が自然に思うのである。

老化による不具合が現れ始めるのは、三十代ではなく、早くて四十代、一般的には五十代以降では無いか?とも思うのは自分だけだろうか?

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HD編集マシン

 表題のタイトルでネットで特集記事を見つけた。

http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20090502/sp_start2.html

 である。

 これ、春先に組み立てた我が家のAVPCマシンとよく似ている。クワッドコア、HDDは1TBを複数、メモリも上限以上、ビデオカードはGeforce9600GT、で地デジ関連のチューナーキャプチャーカード搭載、、、、殆ど同じ構成。

 我ながら、今が旬のマシンか?ってチョット嬉しい感触だ。

 でも、、、、、

 HD動画を編集しない限りでは、

 我が家のセカンドスペックのXeon2.8GHzのDualマシンと使い心地で差異は無いし、Tualatin1.13GHzのDualマシン、Coppermine1BGHzのDualマシンとも差異は無い。殆ど誤差みたいな感じ。っていうか、Celeron520の1.7GHzマシンとも変わんない。

 そして、スペックを上げる程、実用目的が変わり、設置状況からメール、ワープロ、ネットブラウズを行いにくいマシンとなる。
 このようなハイエンド構成では、完全にテレビ代わりで映像編集、DVD作成にしか使わない。

 そう思うと、、、、、結構、無駄遣い的なマシンとも言える訳だ。

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2009年5月 5日 (火)

ラグ

 なんだか、当ブログ、メインサイトの記事を引用したと思われるラグに付いての論評が偶に見えるのでチョット補足。

 ラグドフレーム、ラグレスフレーム、どっちが強いか?なんて論法は基本的に有り得ない。
 パイプ接合部の強度なんざ、パイプの径、肉厚、ラグを使うなら部材の製作方法等々によって答えは一通りでないからだ。

 盲目的にラグドフレームが優れるとか、ラグレスフレームが優れるとかは決めれない。

 そんなモノである。

 パイプを溶接する時は母材の肉厚の問題、溶接距離の問題、溶接品質の問題、溶接時の処理温度による構造体への残留応力の蓄積等々によって色んな問題が出てくる。
 ラグでも然りだ、ラグをどんなラグを使っているか、ロウ付け接着面積はどれ程か?で色んな問題が出てくる。

 自分的にラグドフレームが好きだよ!って理由は、

 ロード系フレームのように非常に薄肉のパイプの場合、溶接構造の場合は溶接自体が難しいのと、非溶接部、溶接部における肉厚変動の大きさが応力集中の起点となりやすい点が気になるところで、面で接着力が確保出来るロウ付けの方が信頼しやすいという判断。そして何よりも見た目に溶接ビードや、ラグレスでも残る接合部の盛り上がりが全く無く、ラグ自体の造形的に美しいから好きなのだ。

 厚肉パイプならラグ付きよりも溶接構造の方が合理的だし、薄肉パイプならラグ付きの方が合理的に見えるという判断である。

 ラグが弱い!って人も居るけど、衝突自転車のフレームの首折れはラグで折れることは皆無。殆どがラグから出たパイプ部分での歪みが衝突痕で残っている。これは経験的な印象だが、少なくとも、ラグの強度がフレームの強度を律するモノではないのは間違いない。
 ロストワックス、鍛造、、、、このようなラグは非常に強固であり、少なくとも強度的にはパイプ部を大きく上回るし、パイプ突き合わせ部における応力集中は有り得ないのである。

 それにしても、ラグレスとラグドを一意的にどっちがどう?って判断を付けたがる人の多いこと、、、、ビックリである。これって、コンパクトクランク論でもよく見える傾向だ。

 そうそう、カーボンフレームでも然りだ、、、、カーボン!っていうだけで凄い良い!って判断だが、カーボン!っていうのは、金属材料でいうと鉄!ってレベルの判断。鉄でも組成、処理方法、形状で規格、グレードが細分されているように、カーボンでも然りなのだ。
 カーボンをどれ程の人が知っているか知らないが、繊維を開繊して、その均質性を保った上で延びない繊維を斑無く形状化していく、形状を作ったモノをカーボン化していくのにも処理は一つじゃない、勿論、樹脂で固める工程でも然りだ。ホントは良いカーボン、ウンコカーボンと様々。そういうモノ。カーボンだからOKっていうのは幼稚すぎ。

 色んな情報が散乱し、聞き手が話し手から情報を得る。そして、有名な話し手が、こう言ったからこうだ!って話も聞くけど、それは、聞き手のレベルに併せた話し手が核を省略している場合もある。その真意を理解せずに、聞いた範囲が全てか?っていうと、絶対に違うのが世の中の話。一言で聞いた事で判断できる内容ばかりだと、専門って分野が存在しないはずだが、実際は、そうじゃないのだ。

 安易な判断で決めたがる人っていうのは、自分で考えないからそうなるんだろう。

 今日も皮肉、辛口気味になってしまった、、、、。

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経営者が変わるとどうなるか?

 勤務先の企業ではトップが交代しつつある時期だ。

 先代社長(現会長)さんは、超高齢ながら未だ一線で活動を望んで居られる方。
 タイプ的には物作りに情熱を持つ町工場の経営者(何作るか?何処へ売るか?誰に売るか?を自分で全部決めるような)タイプとでも言おうか?社長時代の末期でも、とにかく自分の代でもう一製品程レパートリーを増やし、それで市場を席巻したいという願望が強い方。
 経営者の例に漏れず、基本はせっかちで結果を直ぐに求めるタイプで、他人を信じないタイプでもある。新製品、新技術、新開発という言葉を多用するけど、せっかち故に、強引な面もあるというか、、、、それでも、新しいネタに食らいついて兎に角形にしよう!って情熱はあるようなタイプ。
 何か新しいことというよりも、その何かを具体的に決める事が出来て、形にしようという情熱に掛けては一流かもしれない。

 それに対し、現社長さんは、製造業の経営者ながら、金勘定、営業戦略に軸足を置くタイプ。為替運用をどうするか?資材管理をどうするか?それで、如何にコストを削減して利益を稼ぎ出すか?に思考の90%以上は集中している方。
 新しい製品を作りたいという願望はあっても、何が新しいか?何処の分野に可能性があるか?何を作るべきか?を決める力は今のところ備わっていない印象。
 対照的なのは、先代が権力集中的、今が分散指向、、、、

 どっちがどうか?って判断は下せないが、先代を見ていると、実行力はあっても価値を生み出す時間を許せないというか、価値のオリジナルを作る部分に関心が無い所が納得出来ない所。今はどうか?っていうと、剰りにも営業的な数値に関心が強すぎるせいか?製品の競争力を付ける方針であるとか、取り組む分野を定める部分であるとか、そういう所があまりにも希薄なのが、どうよ?って感じ。

 製造業で稼ぎたい!っていうのなら、やはり、二番煎じでなく、価値誘導で市場を創出するような視点で体制や組織を準備しないと、これからの時代は厳しいかな?って印象。

 企業規模から失敗が怖いし、開発に予算が確保出来ないというジレンマがあるかもしれないが、そのままでは、他の模倣から入り、最終的には価格勝負に挑まなければならない。今の製品体系、次世代と位置付けられた商品群には、そのコアは全て他社のモノっていうのが、結局は、営業的、経理的な手法で数字を稼ぎ出す事を宿命付けているように見える。

 ここ最近の管理職会議、トップとの懇談を持つに付け、そういう気分が強くなる。

 他人が思い付かない、前例が無い、それでいて、要求、要望、市場が存在するものを地道に見つける取り組みをコツコツやらないと花は咲かないように思うのである。
 その地道な作業を無駄と思うか否かが、企業の裁量だろうけど、この会社はどっちだろうか?ホント言えば、そういう事が出来る環境を整えれば、相応の人材も集めれるかもしれない、、、そう思う事が多い。

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2009年5月 4日 (月)

棲息域

 SVの車検を受けるのに、観音近辺を彷徨いて、時間があったので西部方面を徘徊して山間部巡りをして帰ったのだが、そこで見たのはロードバイクの多さ。

 ブームである。

 宮島街道、舟入、江波、二号線、八丁堀、紙屋町、、、、、どう考えてもストップアンドゴーばかりで、信号も多く、歩行者、自動車も多く、歩道にしても段差が多い状況だが、ロードバイクがとっても多い。

 サーベロ、レモン、コルナゴ、ピナレロ、、、、、レーパンではなく普段着+ディバッグという組み合わせだが、街乗りにロードレーサーがとっても多いのには驚いた。驚く一方で、強烈な違和感を感じたのも事実。

 むしろ、休日の朝にホームコースで見かけるロードバイクの方が自然というか普通というか、、、、、そんな印象。

 休日に見るのは、ロードバイクに乗る、楽しむのが目的であるのは明白。
 平日に市街地で見るのは、通勤、街乗りの手段が第一位だろう。

 この違和感、昔のレプリカ時代でも然り。

 街乗りに大排気量2スト、レプリカに違和感を感じており、通学とかには125cc~250ccシングルくらいが良いって思っていた感覚に通ずるもの。

 レプリカに乗って街を走る苦痛でゼファーがやって来てレプリカが衰退したように、タイヤの細く、姿勢のキツイであろうロードバイクで街走っても、、、、って思うのである。

 やはり、なんでもだが、その目的に応じた場所で使ってやるのがモノにとって一番幸せで、使い手も楽しいのではないか?と思ったのだが、まぁ、大きなお世話だろう。

 でも、工業製品ってモノには目的があって生まれるもの。それだけは確かだと思うのである。

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評価、昇給の季節

 年度が変わって最初の月は?っていうと、成績評価、それに応じた昇給、新基本給が定まる時期だ。

 昔は少しはワクワク?していたけど、最近はどうでも良いような印象の方が先行jしている感じ。

 給料にしても、昇給額にしても、、、、貰えれば沢山貰える程良いか?っていうと、決してそうではないと思うのである。
 必要なのは、対価に見合う状況か否かということ。

 評価が決まると、昇給額の相対額も決まる訳だ。絶対値っていうのは、労使交渉における妥結額が基準となるので変化するけど、それを基準にした相対値っていうのは、評価が決まると決まる数字であり、その値が例年通り、他に対して同じ相対性が不変というのは、金額の相対性は不変ということでワクワク感が萎むのである。

 人間不思議なもので、みんなが同じ金額貰えば、それは幾ら高額でも嬉しさは額面を超えないもの。
 話は逸れるけど、定額給付金なんて一律ナンボの世界故に、結局インフレみたいなもので得した、儲けたって感覚でないのに通じると思う。だから昇給額も皆同じだけ昇給となると、嬉しい!というよりも、当然!って気持ちの方が強い。

 頑張ろう!とか、やった!って喜んだり、悲しんだりするのは、それは相対性が常に変化するからでは無いだろうか?行ってみれば、みんなが100点取るテストで100点っていうのは嬉しくも悲しくもなく当然って意識だが、人が50点しか取れないテストで100点取るっていうのと意味合いが違うように思うのである。

 そういう意味で、このような評価、昇給額でモチベーションを与えるのは、額面的な平等ではなく、相対的にはばらついた状態で、貢献度の密度比率で平等、つまり相似的に差異を付ける事こそ平等では?と思うのである。やればアップ、実績に応じてアップ、、、しかし、転ければダウン、、、、、そういう緊張感が無ければ楽しくない様な印象だ。

 振り返れば、労働組合に所属していた時期は、昇給額の決定に際しては、様々な項目の積み重ねであり、各項目が年々変動していて、それなりに愉快だったけど、組合を離脱してからは、昇給額は一律要素+成績要素というシンプルな形態な癖に、成績要素は仕事の密度に拘わらずここ数年は完全に一定の値であり、額の絶対値こそ変わっても、他に対する相対率は全く不変であり、なんか、コルホーズ、ソフホーズではないが、そんな印象なのだ。

 まぁ、労働組合へ属していた時代でも、セクションを超えて行った仕事に対する貢献度等が数字で返ってきた事は無いので、結局は、そういう体質の組織なんだろうけど、どうも気合いが入りづらいというか、、、、、そういう感じである。
 勿論、金額が不満とか、そういう表面的なモノでなく、得られる評価の中身、評点の理由が知りたい訳であり、その辺が不明瞭なのは、腑に落ちないというか、懐疑心が増すのである。

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2009年5月 3日 (日)

矛盾

 自転車で走っていると結構な頻度でロードバイクを抜く。
 抜くと反応されるのを嫌がっているのだが、何だか、反応されて張り付かれるのを、もう一人の自分は楽しみにしている部分もある。

 この辺は矛盾した心理である。

 立場を変えて考えてみれば、抜かれると抜き返したくなるっていうのは、自然な心理かもしれない。

 自分が自転車に乗っている時に限らず、世間一般的に、単車、自動車でも抜きつ抜かれつって状況は珍しくないのだ。それって、本能かもしれない。それも理解しているのだが、それを理解しながら、抜くって行為をとるのは、反応されるのを織り込み済みって心理もあるかもしれない。

 今日は、ふと、そんな事を考えたりした。

 抜く瞬間には、深い意味は無く、ペースが違うから、、、って思うのだが、実際に抜くと、後ろに気配を感じるっていうのは茶飯事であり、そう言うことからも、抜いたら張り付かれるのは、結果的に予測できているのである。

 それでも、やっぱり抜くっていうのは、張り付かれるのを楽しみにしている自分がいるのかもしれない。まぁ、心理の深層は自分でもよく判らないのがホンネだ。

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気温が高いと出力アップ?

 この時期になると気温は相当に上がる。朝一発目こそ少々冷えるけど、それでも12kmも走れば体温も上がる。昼前の時間帯になると上がった体温も下がらない程の気温となる。

 で、思ったこと。

 連休に入って二日ほど経過したけど、ホームコースの往路は追い風、復路は向かい風。この風は、鯉のぼりが真横になって元気に泳ぐ程の風であり、結構な強さである。
 それ故に、追い風では楽だけど、向かい風では結構な負担となる。

 因みに、追い風往路では40km/hオーバーは楽に維持出来る程だが、それでも心拍数は165bpm程度のモノ、、、、往路の過程では何台かのロードをスルーしたけど、殆どのロードバイクが35km/h以上で走行している状況。

 でも、自分にびっくりしたのが向かい風でである。この強い向かい風をラングスターで走るのだけど、35km/hは維持可能なのである。勿論、心拍数は185~190bpmを示すのだが、それでも、それ程の負担を感じることなく走れる。

 向かい風の状況でも追い風時と遜色ないペースで走れる事に改めて驚いたところだ。信号で停まっても肩で息するような状況ではない。寧ろ、楽な程。実際、心拍数が180bpm程を維持していても、信号で一分も停止すれば110bpm以下に下がる。一分間で70bpm以上は降下する。呼吸も乱れない。どうして、こんなに楽に向かい風でも速度が維持できるのだろうか?まるで、自分じゃないみたい、、、、

 そして、この心拍数値をみて思ったのが、、、そう言えば、3月以前の寒い時期っていうのは心拍数が高くても170bpm止まりだったのだが、最近の気温なら190bpmを越えるのが珍しくない、、、、そうか!、この気温が自分の能力以上のパフォーマンスを出してくれるのか!このコンディションが全てなのである。

 気温が高いと、体温も高い状態、その結果、血管が膨張して心臓が沢山動くことができる。沢山動いても血圧が自律神経の制御の範囲内ならOKなのだ!即ち、動いた分だけ酸素が送れるのである。気温の御陰で筋肉が欲する大量の酸素を送れるのである。

 つまり、気温で体温が、体温で心拍数が、心拍数で巡航速度が変わるようだ。

 それにしても、強い向かい風の中を35km/hオーバーで走行する。その時には、明らかに筋肉をフル活用しているのが判るのだが、その筋肉に疲労が溜まる感覚が無い。筋肉に十分な酸素が供給され、筋肉で発生する疲労物質が速やかに回収されているような感覚なのだ。
 確かに、ペダルの踏み応えはあるのだが、それが心地よい負荷というか重さになって平衡を保っている。その時のケイデンスは大体だが110rpm程度。不思議なモノで、速度を落として90rpm程度で回す方が疲労が溜まる印象。なお、追い風時には130rpmって状況。感覚としては、110rpm以上回す際には、ペダルを踏んでいる感覚は寧ろ希薄。踏み応えはあるけど、踏み続けるという感覚とは異質な感じ。
 そう言う風な感覚になるのは、やはり気温の御陰だろうか?

 こうして考えると、気温に合わせた体温管理っていうのは案外重要なのかもしれない。

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BBS迷惑書き込み

 そういえば、一昨年以来、BBSの迷惑書き込みが無くなった。
 嬉しいモノであるが、何故に無くなったのだろうか?

 プロテクトが有効というよりも、来訪自体が無くなった様子。以前は、プロテクトによって弾いていたという状態で、その来訪記録をデーターベースに残すようにしてきたのだけど、今は来訪記録を見ても全く皆無である。

 書き込み禁止で弾くようにしていたために、自動投稿ロボット側のデータベースから削除されたのだろうか?或いは、掲示板のトップページをhttpsに変更したのが有効だったのだろうか?パスワード必須にしたためだろうか?

 何にしろ、迷惑書き込みが無くなった。それは良かった点だが、、、、、悪い点もある。

 それは、対策にCGIスクリプトを見直してアップロードするという作業を行わなくなってしまったということ。つまり、忘れちゃうのである。

 チョット、プロテクトを緩くしようかな?とも思う今日この頃である。

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2009年5月 2日 (土)

低めの拡張期血圧

 ダイエットを開始したのが2005年10月、終了したのが12月、実質2~3ヶ月で-20kgの体重減、-20%以上の体脂肪率減、-20cm以上のウエスト減を達成し、2006年以降は維持モードである。リバウンド無しで丸三年以上が経過している。

 この間、血液検査数値は概ね正常範囲で静定しているのだが、ダイエットの決意の発端となった血液数値が微妙に至適数値と異なるのが気に掛かるところ。

 ダイエット開始時点で上が135mmHg、下が90mmHgで異様に高い!と思ったのが発端で、今は、上が105~120mmHg、下が60~75mmHgとなっている。

 上は兎も角、下の数値は至適数値の80mmHgを殆ど常に下回っている状態。一般に低血圧症と言われる上が100mmHg未満、下が60mmHg未満には該当しないが、それでも標準値と比べると下の数値が低めの傾向である。

 そもそも、拡張期血圧っていうのは、心臓が拡張して戻ってきた血液をため込んでいるときに血管壁にかかる圧力(血圧)のこと。一般の推奨値は80mmHgとされているが、これが低いというのは、血管壁の圧力が低いって事。この数値が低いのは、どういう事か?って、自分なりに考えてみると、、、、

1.心臓が拡張する際の容積が大きく、大量の血液が心臓に戻っている。
2.心臓に戻る血流の圧力損失が少ない。
3.心臓とは逆の動きの血管の収縮量が少ない。

って辺りが思い付く。
 1.の場合は、心臓の容積が大きい、即ち低心拍傾向で現れやすい症状か?とも取れる。2.の場合は、血管に血栓等の詰まりモノが無い状態で健全な症例か?とも取れる。しかし、3.の場合は血管の伸縮性が失われ硬化が進んだ状態とも取れる。

 但し、3.場合は硬化が進んだ状態ならば、収縮期血圧、上の数値も高くなり、脈圧自体は相当に高くなる筈。

 そう思うと、自分的には、心拍数の低下、血液検査数値から判断すると、心臓の拡張が大きく、血管の拡張期低血圧が下がりすぎると思うのである。

 血圧っていうのは、心拍数(身体の活動度)で随分と変動する様子。安静時低心拍、低血圧っていうのは、運動状態での収支を保つような機構が出来上がっている訳で、安静時に低血圧っていうのは、心臓肥大状況から限界まで心拍を落としても血流が確保されている状況。そのゆっくりした心拍でも心臓の拡張期には大量の血液が心臓に戻る訳で、血管壁に掛かる圧力が下がっている状態。これって、もしかして体組織から血液が戻りすぎって事になるのだろうか?そうすると、安静時の微妙な怠さっていうか、身体の機能停止具合っていうのが何となく理解出来る気もする。

 これから気温の上昇が顕著な夏季と迎えるのだが、そうなると、低血圧症状で再び悩まされるって事になりそう。なんか、手を打たなければならない。
 運動している時は至って快調で、デスクワーク等では意識障害を招く程朦朧とする場合もある。夏を迎える前に、なんとか対策を講じなければならない。

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カフェインでアルツハイマー防止!?

 老化の恐さを感じる今日この頃だが、老化の象徴である物忘れ、アルツハイマー症等への効果?がカフェインの適量摂取でもたらされるかも知れないという。

http://www.afpbb.com/article/life-culture/health/2558680/3690031

と、

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20090422-OYT1T00635.htm

である。

 これによると、1日1.5gのカフェインをマウスに与える実験で、人間でいうと1日4~5杯のコーヒーに相当するそうだ。これで記憶力の低下が改善するという。科学的な関連性は明確では無いモノの、先の記事ではコーヒーにはアルツハイマー病に有効とされる抗酸化剤が多量に含まれているということ。

 なる程と思いながら、だからといって、高純度のカフェインを錠剤で摂取しようとも思わないけど、、、、、

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2009年5月 1日 (金)

コンパクトクランクは、、、

 気が付くのが遅すぎたかも知れないが、、、、

 さっき、ホームコースを走りながらコンパクトクランクを考えてみた。
 アウターが50Tでスタンダードより-2~-3Tで、リアカセットで言うと一段分軽く、インナーが34Tで通常より-5Tって構成。

 これは、前の記事通りに高回転向けのクランクでは無いという思いは不変だが、、、、、純粋にインナーを小さくしており、結局、ローギヤーを軽くしているだけの構成。アウター領域は殆ど不変。アウターを2T程度減らしているのは、恐らくキャパシティの問題だろう。

 インナーを小さくして実質的に軽くするのは、これって単純にヒルクライム用のクランクセットなんだ、、、、、先入観から初心者用?って思っていたけど、カンパやシマノの上級グレードでも準備される歯数構成であり、純粋にヒルクライム用レーシングパーツなんだろう。

 こんな事を忘れる自分も情けないといえば情けない。コンパクトクランクが初心者用なんて勘違いするなんて、、、、

 恐らく、コンパクトクランクを付ける人は、峠大好きなヒルクライマーなんだろうなぁ、、、と、今更ながら思ったところ。

 ギア比を軽くして高回転走行を望むってのは、ジュニアカセットを使うとか、クランクのアウターとインナーの比率を小さく保ったまま、歯数構成を小さくするとかなんだろう。
 クランクセットで言えば、46-38Tとか、42-34Tとか、39-30Tとか、、、、そういうのが高回転型なのかもしれない。こういうクランクセットにジュニアカセットを組み合わせれば、回転型に適合するのだろう。

 だから、コンパクトクランク=ヒルクライム=登坂用=ワイド=ゆっくり回しって方なんだろう。ギア比がショートで高回転っていうのはクロウスレシオ、ギア比がショートでもワイド気味っていうのはトルク重視のヒルクライム等が元々なのかな?って考えたりも出来る。

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ローギヤードだからといって、、、、

 ロールアウトネタ、ギア比ネタでここ数日アクセスが増大している。
 一般的にはロールアウトでトップが7m以下っていうのは、常用域でも5.5m以下であり、基本的に相当ローギヤードな構成。

 でも、常用域が5.5m程度でも決して20km/h程度での走行を想定しているのではない。5.5mを使っての巡航狙いとしては35km/h(1時間キープしたら1000kcal消費)、トップスピードは50km/hオーバー(到達心拍数190bpm以上)を範疇にしてる。5.5mで、その範囲をカバーするというのが前提で、その際のトップギアである7mもあれば、下り勾配、追い風を利用すれば60km/hに迫る速度も得られるモノ。その数値がどうこう言う訳ではないが、決して、ローギヤード=遅いを狙っているのではない。

 自分の体力なりにアウトプット(運動における消費カロリーの総支出、速度と同義だけど、目的はダイエットだから)が最大になるようにするには?という考えで結果的にローギヤードを選んでいるだけなのだ。っていうか、自分的にはハイギヤードなのである。市販品の既成セットがハイギヤード過ぎるだけなのだ。

 周りの人は、自分のギアを見て、速度でないでしょ?って言う人も居る。でも、自分の出せる速度を出したり、維持するには過不足無いし、寧ろ一番適切と思っているのだが、世間を含め、ローギヤードっていうのは別の印象を持っている人が多い様だ。

 その印象っていうのは、ローギヤード=貧脚、乗りやすい、街乗り、、、、

 でも、自分的には、そうではない。世間的な評価ではローギヤードでも自分なりの最高巡航速度であったり、最高速度を狙ってる。そう、自分の選ぶギア比の中で、アウトプットが最大となるギア比を狙っているのである。

 ローギヤードでアウトプットを高める?っていうと、そう、それは回転数を自分なりに高めるというのが底流にあるのだ。

 世間では90rpmって言ってるけど、自分的には、最低でも100rpmというのが基本。持続を前提とした常用域は110~120rpmを考えている。それで、最高速度の瞬時値的には180~200rpmが回せるギア比という選び方である。因みに、5.5mで180rpm回せば60km/hに迫るし、5.5mで110rpmで維持すれば35km/hはクリア出来るのである。別に60km/hとか35km/hはどうでも良く、その辺が、どんなギア比を使っても限界近辺なのだが、同じ限界値を出す時に較べてみると、軽めのギア比で回転数を高めで走るのが楽というだけなのだ。

 でも、回転数を高めるっていうのは諸刃の剣であり、回転を阻害する抵抗に細かく対応する必要があり、常用域近辺では非常に細かく刻む必要があるのだ。結果的にギアのレンジ自体は相当にタイトになるのだ。レンジがタイトになるので、不要なギアは潔くカットしなければならない。さらに、常用域での刻み幅が実質上タイトで有ればある程有り難いのである。
 一般にローギヤードというと短絡的にコンパクトクランクって話があるけど、自分はコンパクトクランクとローギヤードっていうのは相容れない。

 何故か?それは、コンパクトクランクの場合、50-34Tである。歯数差が16Tで歯数比で1.47である。ロード系の場合、ギア比は2.5~3って所であり、歯数差が16Tあるってことは、カセットの歯数でいうと5~6枚に相当する。クロウスレシオのカセットの場合は5~6段である。つまり、アウターロー近辺から渡す場合は、インナートップ近辺に渡すのである。カセットのトップ近辺では刻み幅が7~8%程度である。
 問題無いと言えば問題無いかも知れないが、その人なりにチョット高めの回転数の場合、8%っていうのは結構大きなギア比の離れ具合である。コンパクトクランクやアウターとインナーで歯数差を広げるっていうのは、そういう面でケイデンスを高く維持し辛いというのが自分の感想である。

 で、どうするのが楽か?っていうと、カセットの歯数差をタイトにしたらどう?って取り組んできたのが学生時代からの考え方。そして、今はそういう事で決めている。具体的には、6%程度を狙っている。つまり、カセットの歯数の大きな組み合わせを使いつつ、フロントのリングの掛け替えを行っても、カセットのトップ近辺でなく真ん中近辺で切り替わるような構成を狙っているのである。
 そのためには、カセットセット自体をローギヤードなモノを選ぶ事に加えて、クランクセットの歯数差もタイトにする必要があるのだ。それ故に、カセットも常用域はセンター近辺で、前後に1T刻みで配置し、チェーンリングもアウター、インナーの歯数比は1.3程度を基本としているのだ。
 ローギヤードは重いからというよりも、回すためであり、回すためには、レシオの近接が必須なのである。レシオをタイトにするには、カセット的にはジュニアカセットが理想だし、チェーンリング的には歯数差の大きいコンパクトは敬遠しがちになるのである。

 山上りに軽いギアが欲しいってだけならば、チェーンリングの歯数差を目一杯とれば良いのだろうけど、それは違う。軽いギア=高い回転数=超タイトなレシオというのがホントのところだろう。
 しかし、そういう切り口で記事を書いている人は皆無に近いのが寧ろ不思議で、興味深い現象だ。

 一言で言って、ローギヤード化するのは思いっきり高回転で失速を防ぐのが大前提なのだ。高回転を長時間維持しカロリー消費の最大値を維持するというのが目的であり、ローギヤード=高回転を保つ=回転落ちに細かく対処するためにクロウス化が必須なのだ。

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CATVではアナログ再配信はどうなる?

 チョット古いニュースだけど、CATVで視聴している人にとっての話。
 今年の頭の話だが、アナログ停波後もCATVに限って3~5年間はアナログ変換で再配信するという。これは政府の指導の話だが、この話、未来永劫、アナログ変換での再配信しても良いのでは?とも思う。

 元々、電波の周波数不足で帯域占有の少ないデジタル化を進めるというもので、CATVでは基本は関係無い話。それ故に、CATVユーザーに対してはアナログ配信しても誰の迷惑も掛けないのでは?と思う程。

 我が家では、各部屋への共聴アンテナにはCATVによる地デジパススルー波、CATV波、更には、パラボラ受信したBS/CSデジタル波を載せているので、テレビさえ繋げば普通に見えるけど、少なくとも、アナログ配信が停まればアナログテレビはゴミになる。

 ところが、テレビの寿命は使い方にもよるけど10年以上、、、、下手すると20年保つ場合も少なくない。そして、1980年代以降の一部屋一台のテレビ多数時代では、日本の世帯には相当数のアナログテレビが未だ活動しているとも思えるのだが、そういうテレビが一気にゴミになるのは、やっぱり勿体ない気もする。

 その救世主?が地デジチューナーだが、少なくとも、CATVでも大元で再配信するだけでアナログテレビが延命できる訳で、基本は使えるモノはしっかり使うという方向がホントのエコだと思う。製品寿命を迎えずして、地デジチューナー無しではゴミになるというのは非常に虚しい感じである。
 アナログテレビ自体、今の価値は極僅かであり、その価値の数倍以上の価格の地デジチューナーを後付けすること自体ナンセンス。

 資源の無駄遣い抑制と、モノを大事に!こそがエコであり、一部の車屋がやってるような『エコ換え』なんてバカな施策こそ虚しい。
 今あるテレビを活かす施策、CATVにはアナログ再配信を義務付け、そうでない世帯に対しては、地デジチューナーを無償配布するというのが一番では無いだろうか?

 自身、素直に今の時代のテレビを買おう!って気力が湧かないの現実。地デジがどうこう、ハイビジョンがどうこう言う前に、どうも今の売っているテレビが純粋に見辛いというか、、、、、地デジが嫌いなのでなく、液晶が嫌いなだけである。今の実質は地デジ=液晶かプラズマであり、ブラウン管=アナログというのが区分となっているが、テレビの視聴を液晶、プラズマでと行為が腑に落ちないというか、嫌なのである。
 地デジしか配信されなければ否応なく液晶、プラズマになる。でもアナログ配信されれば、ブラウン管が使えるというのが個人的には嬉しいのだ。

 この思い、ハイビジョンブラウン管と倍速液晶パネルを並べて置いたがために、余計に拘ってしまう状況。並べると、剰りにも違う、、、、、この違い、驚く程の違い。
 電気店では古いノーマル解像度の29インチブラウン管と液晶テレビの画質の違いをアピールしているけど、最終世代のハイビジョンブラウン管と液晶テレビを仮に並べると、画質や見やすさに対する評価は結構拮抗するのでは?と思う。

 個人的には地デジ云々以前に、もう少しブラウン管で過ごしたいという気持ちなのだ。次世代ブラウン管に限らず、液晶でもプラズマでも、もう少し違和感を感じなくなってから移行したいのだが、その時期が何時やってくるか?が重要。
 取り敢えず、2005~2006年製造のハイビジョンブラウン管に更新したので長くて10年程度は安泰かもしれないが、その間に是非納得できるパネルが生まれて欲しいモノである。

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老眼対策

 このところ、天井裏に入ってアンテナ線の張り替えを行ったり、ブースターを設置したり、、、、或いは、パソコンのマザー入れ換えを行ったり、、、、自転車、単車の細かい部品を弄ったり、ジャンクデジカメの基盤配線のハンダ補修を行ったりと、、、、、老眼+近眼には厳しい作業を続けている。
 それ故に、一段と目の悪さによる煩わしさを感じることが多い。

 老眼っていうのは、原因が二つあるそうだ。

 一つは、加齢による老眼で老化現象。これは防げないということ。

 二つ目は、テレビ、ゲーム、PC、携帯の操作による目の酷使によるもの、、、、或る意味、現代病。

 この二つを考えると、年齢的に老化的要素もあるだろうけど、寧ろ、目の酷使の方が可能性として高い。

 この老眼対策は?っていうと、食生活云々って話があるけど、実際のトレーニング法でも幾らか在るようだ。
 一例を紹介すると、、、、

1.目から15~20センチ離れた位置に細長い棒を立てます。
2.ボールペンの先の部分と、その奥の部分を交互に見て、焦点を『近く』『遠く』を交互に見て焦点を合わせる。
3.この交互に焦点を合わせるトレーニングは、1秒ごとに繰り返し『遠く』『近く』を見る。
4.時間にして1分ほど続ける。

 これなら出来そうである。やるのはタダなんで、チョット続けてみるつもり。

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