長寿を願うならどっち?
連休中の番組で興味深いのがあった。
それは、寿命を延ばす遺伝子が生物には備わっており、それを活性化することで長寿が得られるそうだ。
マウスで実験を行うと1.5倍の長寿となるそうだ。
この長寿化で長寿遺伝子の活性化では、摂取カロリーを通常の2/3に落とす事で可能と言う事が紹介されていたが、この方法は、或る意味、ライフスタイルの見直しという摂理的な方法が紹介されていた。
長寿遺伝子の活性化の対極では、細胞の不死化、再生、不老不死(=アンチエイジング)のためのホルモン注射、、、、様々な方法が見つかりつつある様で、研究者の中には、自らの細胞、血族の細胞を冷凍保存し、来るべき将来での復活を本気で願う人も居るし、ホルモン注射を接種することでで還暦を過ぎながら30代の肉体を誇らしげに誇示する人も居る。
一方は摂理的な方法、一方は或る意味強引な科学的な方法なのが興味深いところ。
そんな方法の内、前者の摂理的な方法では、元気な長寿高齢者のライフスタイルの紹介例で納得したのは、、、、
1.一口で30回噛むという行為を習慣付けている。
2.結果、少食ながら満腹中枢が刺激されている。
3.結果、活発な咀嚼により神経系が刺激され続けている。
3.冷水摩擦による体表面の刺激。
って事。冷水摩擦+しっかり噛む食生活、、、、、、これが自然な長寿の秘訣って事らしい。
この方法は、部分的な科学的分析にしたがったホルモン注射、再生医療、不死化処理と同列に語る事の出来ないように感じる。
科学万能の考えは嫌いではないが、人知のレベルで生命科学は殆ど解明されていないのが現実であり、現在の技術レベルで解明された事の過度な実践というのは、予想外の弊害を招きそうにも思う。
自分自身、アンチエイジング、不老不死を願うけど、どっちの方法よりか?っていうと、科学依存度は極力下げて、しっかり噛んだ食生活+しっかり運動っていう摂理的な習慣の実践だ。
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