趣味の方向性、、、ツーリストだ!
先日のサイクリング、或いは、単車で出掛けるツーリングで思った事。
自分は結構飛ばし屋さんであるのだが、飛ばすステージは見慣れた風景というよりも見慣れない風景をステージとして好む傾向がある。
ラングスターTT号とかオ・モイヨWW号で定例のホームコースを走っても何にも楽しくないけれど、先日のBSのTTロードで走っている時は純粋に楽しかった。
そういえば単車でもそうだ。単車でも県北のワインディングをハイペースで走るのは純粋に楽しい。
問答無用の理屈抜きで楽しいと思うのは、一人で淡々をペースを消化している時。それが至福の時である。そんな至福を感じる時は、殆ど単独走行の時。
走り方的には、単車でも自転車でも飛ばし屋さんかもしれないが、場所的には慣れない場所でなければ至福が味わえない。
単車ならレーサー志向とか、、、、自転車でも自称ロードレーサーとか、そういうのをアピールする方もいらっしゃるが、自分はチョット違う感想。
敢えて、系統的に分類すると、、、、、ツアラーって感じか?いや、旅という行為というよりも旅のステージでかっ飛ぶ感じであり、ツーリスト・トロフィーって印象かもしれない。
ツーリスト・トロフィーっていうのは、本来は公道で公道用の車両を使っての範囲で優劣を競うってモノであり、正しく、自分の好みに近い。公道用の車両で、車両なりに自分でパッケージの限界(乗り手、車両、条件)に挑み爽快感を得るのが目的と言えば、ツアラーでも、ましてやレーサーでも無い。敢えて分類すると、ツーリストってモノだろう。
そう考えて、書きためた記事を見ると、やっぱり速さとか強さよりも、快適さ、自己満足度に軸足が強く、レーサー志向というよりもツーリスト志向って方が当て嵌まる。
自転車も速度の絶対値を求め他人との優劣や駆け引きよりも、勝手に自然を相手に自分なりに精一杯走るスタイルを好み、それ故に、向かい風や未知の峠を探検するのが好きだったり、単車での峠走行でも直線部分は程々に、曲がりのみに全ての神経を張り巡らして挙動を楽しむのが好み。
速さを求めれば、アクセルを緩める状況は無いし、他人を利用しない手は無いが、速さを求めなければ別だ。緩めたり、敢えて負荷を満喫するっていうのは、やはり、根が競技志向とは違うのだろう。
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コメント
そういえば、昔の思い出深い愛車、ダイヤモンドDF-7110はスポルティーフとは違い、当時はロードとスポルティーフの間のファーストランディングってモデル。公道は高速で旅するための自転車である。
正しく、ツーリストトロフィー的なモデルだ。
投稿: 壱源 | 2009年5月29日 (金) 12時51分