ブツリミッター?ビビリミッター?
チョット、久々に単車ネタ。
先日、取引先のお兄さんと話す機会があった。彼は最近VJ23を購入された方。で、GSX-R1100のオーナーでもある。そんな彼の棲息域は、広島県でいうと西部の山間部のようだ。西部山間部のワインディングで、その群れは?っていうと、最新のスーパースポーツの1000ccとか600ccとからしい。
そういえば、西部地域は、コレ系な方多い感じ。雰囲気的には、昔のF3レプリカオジサンが歳取って、、、ってそんな印象。
昔のレプリカ時代、当時のレプリカ乗りが残存する今のSS乗りオヤジ時代を含めて、当時から現在迄、自分は、F3レプリカとか1000ccSSはどうも好きになれない。
今も昔もツーリングから峠迄、お供する事あるけれど、それでもチョット違う印象。
彼と走る機会は少ないけれど、それ以外にも自分の周りと走る時、やっぱり、最近のSS系バイクと走る事は少なくない。
そんなとき、やっぱり違和感を感じる事が多い。
例えば、ツーリングに出掛ける。そんな時に通る道でのアグレッシブさを発揮するエリアがどうも違うのである。
自分の場合、今も昔もだけど、見通しがよく、綺麗な舗装路で、道幅も広い、Rも大きい、特に登り基調のワインディングって状況は、最近の整備された道路で多いけれど、そういうところは、何となく、アクセルを開ける気分にならないのである。勿論、高速道路でもアクセルを開ける気分にはならないのだ。
そういう場面では、何故だか3桁速度を出す事は無い。高速道路では90km/h前後が多い。一般公道でも、、、、メーター誤差の10%程度を考慮して丁度制限速度で走ることが多い(多分それ故に、お巡りさんのお世話にならない)。
そういう場面でアクセルを開けない理由は、機械の限界は?っていうと、道を見る限りでは200km/h以上も可能だと思える場所であり、物理の限界は遙か天上の世界という思いから、出す意味を感じないのが理由である。
一般に普通のライダーの公道上での恐さを感じる速度っていうと、150km/h前後って思う。少なくとも、自分は純粋に恐さを感じる速度は、そういう速度だが、その恐さは自分の恐さであって、機械の限界とは異なるモノ。
自分の心と物理の限界を比べて、自分の心が下回る状態では、物理の限界が見える訳でないので、そういう状況では、最初から乗り気にならないのが自分である。
ところが、よりタイトであったり、路面状況が酷く悪かったり、下り勾配だったり、、、、そういう物理限界が低く抑えられる状況では、心のリミッターの方が上に来るのである。そういう状況では、自分としては、物の限界に迫りたい!って気持ちになるのだ。
明確に、物理の限界、心の限界の区別は付けれないけれど、そんな感じなのである。多分、意気地なしの弱虫オジサンだから、物理の限界が低いところで遊ぶんだろうけど、案外、こういう気持ちが安全の秘訣なのかな?とも思ったりする。
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コメント
速度で感じる感覚は、道幅、乗ってるモノ、、、、様々なファクターで変化しますね!
怖さを感じる要因は、人によって様々ですが、、、、結局は、それを恐いと判断するビビリミッターがモノの限界と判断しているのだとも思います。
投稿: 壱源 | 2009年5月18日 (月) 08時30分
二輪はアメリカンタイプでしか高速道路を走った事が無いから良くわかりませんが、普通車で120km/hくらいは平気だったのが今の軽(旧規格)だと100km/h超えるとちょっと怖いです。
S2000の助手席でテストコース160km/hをオープン状態で、という経験が有りますが、さすがに怖かった。
投稿: yama | 2009年5月18日 (月) 07時46分