ベンチプレス
ベンチプレスマシンっていうと、普通のフリーウエイト、最近流行りの油圧ダンパー式、既に廃れたラバーかスプリングテンション式の3種類がある。
我が家では、片側25kgのダンベルを用いたベンチプレスを主に行っているが、それとは別に、スプリングテンション式のベンチプレスも行っている。勿論、本当はバーベル式のベンチプレスが理想だが、置き場、重量の関係で見送っている。
当初、ベンチプレスにダンベルという選択肢を持っていなかった。何故ならば、ダンベルっていうと、せいぜい10kg程度でイメージ的にはカールを行うような印象だったからである。
それで、胸板を鍛えるベンチプレスには油圧式を選んで行っていた。
しかし、油圧式のベンチプレスはどうも鍛えている感覚が希薄で、実際、鍛えられているとは言い難い成果しか得られなかったのである。
で、今は?っていうと、ラバーテンション式のベンチプレスの中古を入手。しかし、ラバーテンションでは負荷足らず、、、、、で、Uボルトと引きバネを買ってきて負荷スプリングを作成して使用!これで、丁度良い感じなのである。
で、総括すると、、、、、チョット前のNHKのためしてガッテンでも紹介されていたけど、筋トレにはスロートレーニングが有効って事。スロートレーニングの場合は動きをゆったりと力を保持して続けると言う事。
で、ラバー式とダンパー式の負荷の作り方を比べると、テンション式は変位量応答型、ダンパー式は変位速度応答型である。テンション式での力はバネの力であり保持すると、その時点の変位に比例して負荷が生まれる。しかし、ダンパー式はピストンの移動速度に比例するので、保持した段階で負荷がゼロとなるのである。
つまり、スロートレーニングという低負荷高効率の筋トレを行おうとすれば、原理的にダンパー式は使えないということ。
もしかしたら、将来、ベンチプレスマシンの負荷の掛け方が既存のダンパー式を一気に駆逐するようなマシンが生まれるのかな?と密かな期待を掛けているところ。
因みに、今使っている改造スプリングテンション式は、Uボルト二個でスプリング二本を引っ張る。これを二セット準備しているので、Uボルトが四個、引きバネスプリングが四本必要なのだ。Uボルトは一個が250円位なんでOKだが、引きバネは一本が1000円近くする。結構割高なのが難点である。
それでも、スプリング式っていうのは重量物が一切ないので家庭に設置するマシンとしては悪くない選択である。
少なくとも、25kgダンベルを二個一セットの50kgの重量物よりは邪魔にならないし、危険も少ない。
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