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2009年5月22日 (金)

二輪車に乗る理由を回想すると、、、

 最近、なんだかしらないが、明らかにバリバリの競技志向の方とも思えるような検索が多く、アクセスも自転車にカテゴライズした記事に集中する傾向があるようだ。
 確かに、ポジション、ロールアウト、コンパクトクランク、ロード、ピスト云々について記事にしているから、そういう方々の検索にヒットするのだろうか?

 でも、自身の自転車への取り組みが競技志向でも無ければ、速度を追い求めているのでもなく、要は、楽に、快適に、苦痛を伴うこと無く走るという方向であり、疲れる事無く快適に走るために自分が自転車に求めている事を記事にしているのであり、ガンガン走りたい人から見ると、意見が?って思う事が多々ありそうに思うのである。
 あくまでも、オッサンがオッサンなりに横着して走るには何が都合が良いか?ということと、そのオッサンから見て、最近の機材に疑問を持つ事が多く、それに対する勝手な意見を述べているのだ。(勿論、オッサンがオッサン化するのに抵抗すべく体力維持に勤しんでいるのは否定しないし、自身の状況に満足しているのも事実で、それを踏まえて、売られている機材は使うの?って疑念が振り払えないから、、、)

 自身、競技や競争、他人との張り合いには全く関心が無いのだが、その理由を思い付きで羅列することにしてみた。

 最近の自転車ブーム、とりわけ、ロードバイクブームに今一つ馴染めない理由は、自転車や単車が好きになった理由は何か?と大きく関わっている。

 遠く過去を遡ると、、、、自転車以前に何が好きだったか?を思い浮かべると、それは、

 『探検』

 である。そういえば、団地に建つ実家を取り囲む山々の中の獣道を走り回って山の反対側の団地に行ったり、山に点在する高圧電線の鉄塔を目指して数キロの山の尾根線伝いに探検に出掛けたり、、、、あるいは、広島という土地柄、昭和40年代には点在していた山の防空壕巡りをしたり、、、山とは別に川でも、地元町内の川に降りて、川の中を歩いて通学したり、下水管を通って市内を徘徊したり、、、、そんな事ばかりを、幼馴染みと連んで遊んでいた。
 その際に選ぶコースは?っていうと、基本は、行った事の無い未知の場所ばかりだったのを思い出す。
 そんな案配だから、一般の道、民家の裏庭、畑や田んぼの畦道伝い、極狭路地なんてものは殆ど全て通り尽くしていたのは当然で、通った事の無い場所を求めて、川、山、下水管を探検していたのである。

 そんな幼少期を過ごし、成長と共に、足が変化する。足とは、最初は子供車、その後が、ジュニアスポーツ車、通学スポーツ車、本格スポーツサイクル、そしてエンジン付き、、、、、が該当するけど、そんなモノで得られるのは、何と言っても行動半径の広さだ。

 その行動半径の広さで虜になったのが自転車が好きになった理由である。思い返してみると、小学校高学年で100km/day、中学生で300km/day、高校生で400km/dayのサイクリングを行ったけど、行き先、コースで二度と同じコースは走っていないのである。
 兎に角、行った事のない道を選んでコースを選定する。そう、これは探検なのだ。探検のツールとして自転車が良きパートナーであり、自転車に求めるのは、探検で遭遇しうる様々な事件やトラブルに如何に対応できるか?如何に目標の場所に到達できるか?であったのを思い出す。

 自転車で拡げた公道半径は、バイクに乗り始めても加速度的に広がり、免許取得後の排気量アップに伴って公道半径は兎に角増えまくっていったのである。その結果が、自身の最高距離としては840km/dayという見知らぬ道を走る冒険に到ったのだ。

 結局、自転車も単車も冒険の道具っていうのが好きの根底にある。それ故に、自転車ではスポルティーフ系が相変わらず好きで、単車でもレプリカが好きな一方で、ミドルツインのようなツアラー系(昔を遡ればXZ400D)が外せない状況となっているのだ。

 探検っていうのは、行った事のない所に行く事。探検の素晴らしさは、何が起こるか判らないという不安と期待が根底にある。そんなドキドキを求めての行動故に、万全のレールの上で距離を走るとか、そういうのにはときめかないのである。そして、探検のステージとして長きに渡り心を捉えて離さないのが、そう、、、、山道である。

 山道を探検する。これが、趣味というか好奇心の原動力となっているのだ。

 自転車で山道っていうと、どんな山道でも登りたい!っていうのが、軽いギアに固執する性格になっている。

 単車で山道っていうと、どんな山道でも華麗に舞いたい!っていうのが、軽く扱える様な運動性能に固執する性格になっている。

 日本の山道再発見!の探検の道具として、自転車や単車を好きになったんだと、自覚を新たにしたところ。そして、人間誰しもが持っている負けず嫌い的な要素から、言うと、何に拘るか?っていうと、自転車ならば、どんな急斜面でも上れるよ!的な拘りで、それが見合ったギア比に固執する理由だし、単車ならば見知らぬワインディングなら負けないよ!っていうのは、見知らぬワインディングで遭遇しうる咄嗟の状況に答えてくれるようなレスポンスを持つ機材に拘る理由なのだ。

 それだから、流行のロードバイクでレース志向に向かう事を素直に受け入れる気にならないんだろう。自身、同じ所をクルクル走ったりする事を、時折、怠いとか、憂鬱気分と思う事があるのは、自分の中で自転車を使って楽しむ状況と実際の使い方がマッチしていないからなのだ。
 逆に、単車で峠を走る行為っていうのは、単車を使っての楽しみと直結しているから、気持ちの高揚感が保たれたままになるんだろう。

 ぶっちゃけ、自転車の話題を人とするにしても、DURAの7900がどうだ?とかよりも、犬印のフロントバッグをオーダーしようか?って話の方が遙かに自分の心がときめくのは、意識の根底で自転車とは何か?っていう部分が最近のブームを形成する層とは違うからである。

 まぁ、最近のブームでは、漫画で例えると、『シャカリキ』的なのかも知れないが、自分の世代は、そういうレーシーな漫画よりも『サイクル野郎』的なノリの方がピッタリ来るのだ。

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コメント

なるほど!そうでしたか!

Z250LTDのバランサー無しっていうと、246ccの1型ですね!
私は、その前身のZ200を二台、その後継のバランサー付き249ccのZ250FSを二台乗ってました。
あのエンジン、良いエンジンでしたね。
なんたって、ピストンはZ1000系のピストンと共通部品ですから。

投稿: 壱源 | 2009年5月22日 (金) 23時47分

単車メーカー(当時はそういう印象)に就職したものの四輪の開発に回され、今に至ってますが、2輪に将来性を感じなくなったので返って良かったかも?
ハイブリッドは売れてもあまり儲からないようですが。

大学の時買ったのはカワサキのZ250LTDという不人気バイクでしたが、120kg以下の重量とバランサー無しの強力トルクの単気筒がすばらしかったです。
もう一度乗りたいなあ・・

投稿: yama | 2009年5月22日 (金) 22時44分

いいお話をお聞かせ頂き、有り難う御座います。
誰にでも、そんな思い出が在りますよね!

ところで、yamaさんは、単車メーカー勤務なんですか?
でしたら、羨ましいですね、、、、。

私は、単車作りに携わりたい(それ以外では御社に魅力無しと宣言した上での面接で、、)という希望で川重で内定してましたが、その昔、勤務先が単車とは無関係の研究所っぽい方面で単車は無理だと聞かされた段階で、内定辞退して、今のどうでも良い会社?に腰を掛けた経緯があります。

腰を掛けたつもりが十数年経過し、剰りにもの楽さ加減(労力と収入を見比べると、剰りにも低レベルの仕事しかしていませんね、、、)に駄目人間になってしまったなぁ、、、と自戒の念に駆られることもありますが、就業年数の折り返しを迎えた今、もう一度、自分の好みの世界にチャレンジしようかな?と思いつつあるところだったりします。

投稿: 壱源 | 2009年5月22日 (金) 22時28分

小中高と自転車は単に移動の道具でした。
小学校高学年で初めてセミドロップ5段変速、ウインカー、ストップランプ、スピードメーター付のハイテクマシン?を買ってもらって、ちょっとは趣味的興味を示したような記憶もありますが、メンテをした覚えもほとんどありません。

大学で原付を買ったのも自転車では実家に帰れない、みたいな実用的な理由でしたが30km/h制限と2サイクルのピーキーエンジンがいやになって250ccに乗り換えてから2輪趣味が発生し就職にも・・

自転車に戻った今はただの思い出ですが、うちのガレージには友人のハーレー(883)があります。
彼は古い2輪が趣味で、主に不動のバイクをオークションで買ってレストアする作業場を空けるため一時的にうちに置いています。


投稿: yama | 2009年5月22日 (金) 21時25分

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