アンテナ混合、WOL設定等々
最近は、表題のキーワードで検索される方が多い。
折角訪れて下さるので、判る範囲で記事を作ってみた。
★アンテナ混合
この件を更に詳細に解析してみると、CATVとBS/CSの混合についてである。最近は、CATVを利用している家庭が多い。CATVもデジタル化が進んでいるのだが、CATVは今一の点がある。それは、、、、
・パススルー以外のBS/CSコンテンツがトランスモジュレーション配信
って事。即ち、一般家庭ではSTBが無いテレビでは、パススルーの地デジしか見れないのである。多分、多くのユーザーはコレが不満なんだろう。
これから、BSデジタルのチャンネルが充実するという流れの中で、契約の一台でしかBSデジタルのコンテンツが視聴出来ない点がCATVの欠点だ。
そもそも、CATV契約している家庭は、地上波の難視聴地域というのが大きな契約理由だろう。我が家もそうだ。でも、BS/CSのデジタルは地上波よりは受信しやすい場合が多いのだが、これまでのチャネル数とコンテンツ内容から、CATV契約している家庭ではSTBやHT(ホームターミナル)で見れるから良いや!って理由でパラボラを立てていないのが殆どだ。
そんな訳で、CATV契約家庭の多くが、BS/CSデジタルを受信しよう!って思い始めたのが最近で、それが検索件数の増加に現れていると思うのである。
CATV契約している家庭のパターンは、殆どがCATV会社任せだろう。多くの場合が、新築に併せてCATVの引き込みってパターンでは無いだろうか?地上波が見れてた家庭では、CATV契約よりもスカパー契約に奔っていると思われる。
それ故に、CATV契約家庭=新築=他のアンテナ無し=屋根裏も知らないってパターンだろう。
で、CATVはどうやって家屋に入るか?っていうと、外部から保安器に入る。ここで、場合(インターネット契約の有無)によっては二分配されて、一本がアンテナ、一本がネットとなる。ネットのラインは終端にケーブルモデムが接続されている。アンテナのラインは屋根裏に入って各部屋への分配機の手前にCATV会社が設置したブースターに接続されている筈だ。つまり、ブースターでCATV波が増幅されて分配され各部屋に向かっているのである。
そんな家庭でBS/CSを視聴したい人は、どの部屋でも見たいというのが自然の流れだ。で、そんな人が多分BS/CSパラボラを設置する手順をどうするか?を箇条書きにしてみる。
1.パラボラが受信可能かどうかを確認する。
シンプルにBSチューナーを内蔵する家電に直付けする。その際、チューナー側からアンテナへの電源供給を忘れずに行う。直付けして、方角、仰角を併せアンテナレベルが最大となる位置を見つける。レベル値に単位は無い事が多く、目安だけどフルスケールの半分あれば大丈夫。最低で1/3以上なら何とかOK。アンテナは家電店で5000~7000円程度で入手可能だ。
2.BS/CSをCATVと混合する。
保安器から出て屋根裏に入る前(屋外)に、CATV線とBS/CS線を混合する。保安器の手前で混合すると、保安器でBS/CSがカットされる場合があるので辞めた方が良い。
『屋外用CS・BS/U・V・FM混合器 M-SUV-SP』がオススメ。安価で防水カバーも付いている。
3.屋内ブースターを交換する。
新築家屋でいきなりCATV契約の場合、CATV会社の設置するブースターの場合が多く、BS/CS波は未対応でカットされるので、交換が必要。この記事↓を参照、
http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/04/catvbscs-3e63.html
である。勿論、既存のブースターがBS/CS対応なら交換不要だが、新築時のCATV契約家屋なら、まず交換が必要。このとき、ブースターにアンテナ電源供給用スイッチがあるので、忘れずにONにする事。
これで終了。アンテナはサン電子のCBD-40STの最小型をホームセンターで調達したけど、これが6,000円程度、混合器は5,500円程度、ブースターはヤフオクで概ね5,000円位、後はケーブル等小物を併せて20,000円でお釣りがくる。
これで、2013年以降のBSデジタル多チャンネル時代への準備は万全だ。
★無線LANでのWOL設定
これは、無線LANでもLAN端子装備の無線子機『WLI-TX4-AG300N』のみで可能な話。カードバス、USB接続の子機でLAN接続されたマシンはWOL起動は不可能である。BUFFALOにて直接確認済み。
細かい設定を記述するのは面倒臭いので、↓のメインサイト記事の3-3).を参照願いたい。
http://homepage1.nifty.com/firstsource/DigitalItem/Kinds/p6t.htm
である。これは、P6TをWOL起動させるための設定を紹介している。
LAN端子子機の設定、P6TのM/Bの設定、OS内のNICの設定、OS側への.NetFrameworkのインストールで可能だ。
なお、WOLソフトも同じページに紹介しているので参照願いたい。起動に関してはマジックパケットの送信だから前述の制限(USBやカードバスの無線子機では原則起動は不可能)があるけど、終了動作はRPCコマンドの発行なんで制限は無い。どれでもOKだ。
但し、選ぶWOLソフトとWindowsのバージョンによっては、終了動作にはパスワードを設定した管理者アカウントが必要とかの制限があるので、その辺は、臨機応変に対応すべし。
ということころで、最近のアクセスで皆さんが知りたいことへの解答となっていると思われる。
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