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2009年6月 7日 (日)

5/31~6/6の週の検索ワードピックアップ

★本職さんの脚力、筋力
 週の中の記事にも書いたけど、脚力=筋力、筋力=筋断面、筋断面=脚の太さで間違い無い。筋断面っていうのはエンジンでいうと排気量に相当する。つまり、筋断面=発生トルクだ。
 因みに、競輪選手のS級S班の選手の脚の太さを眺めると、、、太股は57cm~74cm、平均では63cm程。脹ら脛は40~43cmで平均は42cm程だ。
 ところが、日本人の30歳未満で肥満傾向に無い男性の平均はどうよ?っていうと、太股で周長51.5cm、脹ら脛が35.6cm程だ。
 実際、周長=筋肉ではなく、脂肪、骨格等々も含まれているが、荒っぽく計算するとどうか?断面積比は周長比の二乗に相当する。つまり、大腿部では63/51.5の二乗で1.49倍、脹ら脛でどうか?っていうと42/35.6の二乗で1.39倍である。実際は、アスリートは脂肪断面も僅かだから、その倍率は更に広がるのが現実だ。
 筋力というと体幹云々って言う人もいらっしゃるけど、アスリートは脚が太ければ、体幹の筋肉も最低でも同じ比率以上に強化されていると考えるのが普通だ。
 この筋断面比=発生トルク比、発生トルク比=ロールアウト比と考えて差し支えない。
 ママチャリ、一般車のロールアウトが4~5mと言われているが、この1.5倍は6~7.5mである。これは何を意味するか?っていうと、700Cでのギア比が3~3.6っていう事。正しく、ピストレーサーのギア比に一致する。納得できるのだ。
 つまり、本職さんは1.5倍のギアを軽々と踏める。1.5倍のギアを踏めるということは、抵抗で1.5倍の抵抗を受けても大丈夫ということ。1.5倍の抵抗というと、速度の場合は速度の二乗に抵抗は比例するので、1.22倍の速度が同じキツサで出せるということ。
 素人が50km/hを頑張って出せれば、同じ体感で60km/h以上を具現化できるということ。正にスーパーマンである。
 逆に、どんなに偉そうな事を言っても、露出する脚に備わった筋肉を見れば、そのパフォーマンスも類推されるといのも紛れもない事実なのだ。

★速くなる?
 速くなるなんて希望は願っても叶わないのが現実。そう思うなら、サッサと諦めるのが吉だ。或いは、今の自分を速いと思いこむのも大事。
 理屈に従うと、前項の筋肉を増やす、持久力を増やす、イイ機材を揃える。そうなるんだろう。
 でも、鍛える事は一朝一夕に為らずだ。筋肉なんて、そんなに簡単に増えない。持久力も当然だ。つまり、諦めるしかない。
 それでも、なんとかしたい、、、、となると、如何に楽して走るか?に見方を変えるのが大事だろう。楽して走るのは、無駄な力は入れない。最小限度の力で同じ速度を得る。これが重要。
 速くなるには、ありのままの自分の身体で出来る事を無駄なく行う事。これしかないだろう。それが出来れば、自分なりに速いという実感が得られる。
 無駄が無ければ、無理もない。そうすると痛みも無い。良い事づくしだ。

★コンパクトクランク
 興味があれば付ければ良い。それまでだ。
 只言えるのは、アウターインナーの歯数差が広く、ギアのレンジ比率が拡大すること。つまり、アウターとインナーで重複するギアが減るということで、アウターロー~インナートップという範囲を含めて遣う事が前提のギアとも言う。それで生まれる(ラインの捻れ、ユルユルテンションでの踊り等の)ロスが気にならない走り方は?っていうと、実は回転数が高くないと言う事を暗示もしている。回転数がアホみたいに高くない。そして絶対的にインナー掛けではローギヤード、つまり、完全なヒルクライム用のギアだ。決して、初心者用のギアではない。この手合いのアウターインナー比1.47とかのクランクは峠越え自転車向けとして昔から普通のギア。どんな自転車に使われていたか?っていうと、70~80年代的には安価なランドナーだ。高級モデルはトリプルだった。安価なランドナーの狙うのは峠。今風に言えば正にヒルクライムである。
 多分、正統派ロードバイク向けとしてのコンパクトクランクは廃れるのでは無いだろうか?普通にジュニアカセットを選ぶのが本当の初心者向けの正攻法。

★Z200
 Z200で検索する人というか回数が多い。これ、キャブはVM18だ。フロートチャンバーはネジ留めでなくクリップで固定するタイプ。何故に、このキャブレターのネタを覚えているか?というと、実は、、、、、これ、CB125JXに200ピストンで175cc化するときにジャストなキャブレターだからだ。Z200のキャブで完璧にセッティング、出ます。インシュレーターもそのまま小加工で使える。
 なお、Z200の特徴は、前のディスクがワイヤー駆動。この系統は、KH125の初期型とか、同じ構造ならば大昔のCB50/125JX、CB125Tなんかもそうだ。このブレーキは効かない。
 Z200の逸話というと、古くなると?荒く使うと?シリンダーの中でスリーブが踊り出す事。これはビックリである。
 生まれはコミューターだけど、カワサキZを名乗る最小のバイク、最小の4stZなのは変わらない。KSR110はZと違うし、AV50もZで無い。Zを名乗るミニマムバイクなのだ。なお、初期型は小豆色のタンク、後期型ではガンメタに白/緑の細いラインが入った型。

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