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2009年6月 5日 (金)

薬とか

 最近、テレビの通販案内で良く見るのが薬のような食品、サプリメント類である。
 薬とは異なり、栄養補助食品扱いなんだろうけど、謳う効能等を見ると市販の薬みたいにも見える。

 この薬のような食品は、注意書きであくまでも食品であることを謳い、体験者の体験談の中の字幕には、商品の効果を示したモノではなく、あくまでも、個人の感想を放送しているという説明をテロップで流している。
 しかし、字幕には血圧がどのくらい下がったとか、、、、そういう話も出ている。

 この放送構成を見ると、あたかも、サプリで効果的に減量したとか、、、、そういう連想を普通にさせかねない構成だ。

 100歩譲って、そのサプリ、薬で効果があったとして、その効果がサプリ、薬による効果の場合、それは、人間的に幸せか?っていうと、チョット怪しい印象だ。
 その愛用者にとっては、その薬剤に全面的な信頼を置いている人も当然居るだろうが、その場合、その人にとっては、多分、薬や薬剤無しで健康が保てないだろう。

 そもそも体調不良は薬でもたらされたモノでなく、何らかの原因があるはずで、その原因が疾病の前段を引き起こし、重症化するというのが通説だ 。
 つまり、サプリを使っている人の不具合は、以前の自然の行いによってもたらされたモノなのだ。そんなセオリーに従えば、身体の抱える不具合は原因を除去した生活を行うだけで事足りるのだが、どうも、そういうのは流行りでないらしい。

 昨今のソフト路線な薬、サプリの斡旋というか通信販売でのCMを見ていると、依存症、中毒患者の養成番組のように見えるといったら言い過ぎだろうか?

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