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2009年6月30日 (火)

これからはアナログだぜぃ!

 先日、血圧測定で変化の傾向を把握するのが大事って記事をアップした。
 その際に思った事。それは、何事も瞬時値よりも、その経時変化が大事ってこと。勿論、瞬時値の積み重ねが傾向変化になるのだが、瞬時値には較差というものが存在する。変動要素だったり、ノイズだったり、較差だったりする。その変化というものは、ものによっては結構大きな値であるが、その瞬時変動を見て一喜一憂する程バカげた行為は有り得ないのだ。

 よく、毎日の体重を測って増えた、減ったで一喜一憂する例を見かけるけど、、、、滅茶苦茶バカくさい。
 日常生活において、出入りする水分量は2kg程度ある。排便も1kgは無いけど、500gはあり得る話。つまり、幅として2kgの変動はあり得る筈。それ故に、日々の変化で幅が2kgっていうのは、目的とする減量脂肪量には該当しない。単なる、脱水量の有無次第である。
 血圧も然りである。起床後、測定前後の感情、運動等々でまるっきり異なってくる。それ故に、数値の変動を持って血圧数値が高い低いは意味がない。他にもそんな例が山程ある。
 勿論、健康によらない。自転車でも単車でも水泳でもそうだ。何かのタイムを測定するとか、速度を測定するにしても、その数値には必ずと言って良い程に誤差要因を含んでいる。その誤差要因を無視して出てきた値だけで判断する程に愚かな行為は無いのだ。

 瞬時値というと、比較の対象が前日だったりする。そんな変化でマクロ的な変化はとらえれない。

 結局大事なのは何か?っていうと、測定期間を長く取った上でのマクロ的な変化、つまりアナログ的な見方こそが大事なのだ。大きな変化から傾向を読む。これこそが重要なのだ。

 体重の変化では最低でも1週間の定時測定が必要だし、血圧の場合は1年は必要。スポーツでも数ヶ月以上は必要だろう。そんなもんだ。

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