女競輪王
なんとも凄まじいタイトルである。
女性が競輪でトップを狙い引退して幸せに結婚するというストーリーである。
内容がどうか?は良く判らないが、そのタイトルにインパクトを感じる。そのインパクト故に、番組表で見つけ録画して見たのだ。
この映画は1956年の作品で、日本映画専門チャンネルで放送されており、そこでは当時の競輪関係の映像が所々用いられているのが興味深い印象。
そこで、懐かしい!っていうのは、その自転車を街乗りで使っている構図だ。天返しステムでハンドルをひっくり返して付けてアップハンドルで街乗りに女優さんが乗っている。そういえば、天返しステムはそのために存在していたんだっけ、、、、
この自転車を見て思い出したのが、、、、1980年頃流行したブリジストンの自転車、『カマキリゴンザエモン』である。誰も知らないかも知れないが、今で言う軽快車にアップハンドル、ブレーキは前はキャリパー、後はコースター、そしてフェンダーレスという仕様。超シンプルな自転車で、単車でいうなら当時の自転車のスカチューンのような自転車だが、当時のピストバイクのハンドルひっくり返しが、そのカマキリ号の祖先のような印象。
そんなパーツの使われ方、歴史とその後に登場した色んな自転車がフラッシュバックで繋がる。昔の映画を見ると、そんな所にも目が行く。
結構、楽しい。
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