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2009年6月13日 (土)

プルが効き始めた感じ

 前にも紹介したけど、今はブレストストロークで3kmを50分ピッチを目安で泳いでいる。
 最低気温が20℃以下、最高気温が30℃以下なんで、未だに温水プールで泳いでおり短水路故にタイムに意味はないけど、それでも25mを6ストロークで泳げるようになってきた。
 チョイ前が7~8ストロークだったから、1ストロークで進む距離が伸びたのは間違い無い。
 因みに泳ぎは、昔はストレート泳法だったけど今はウェイブ泳法である。キックもプルも変わったし、そもそも、昔の昭和泳ぎから今の平成泳ぎに変更しているので、随分と泳ぎ方が変化している。

 但し、ジュニア時代に水泳部は昔泳ぎであり、2ストローク1ブレス、ストレート泳法で、今は全く違う泳ぎなんだが、癖を抜くのが超大変。更に、癖が抜けきれないのが難点。キックこそどうにかなったけど、プルが難儀である。

 現代の1ストローク1ブレス、ウェイブ泳法では、プルで上体が半身は水面に浮上し、そこから大きく入水してキックで伸びて推進し、ある深度から浮力の勢いも借りてプルで上体を持ち上げるのだが、上体を持ち上げる程のプルのパワーが確保出来ないのが難点だった。

 しかし、ダンベル体操でリストスナップの強化をメニューに取り入れて以来、手で水を捉えている感覚が随分と判るようになってきた。実際、スナップに疲労を感じる程である。
 その効果か、金曜のスイムでは上体半身が相当に浮上してプルで随分と前進しているのがコースロープの後ろへの流れ具合からも判るようになってきた。
 かなり満足である。上体での推進が大きくなった分、キックで入水する時に初速が在るせいか、伸びでの進みも進化した感じ。

 そんな泳法では疲労度は少ないままに3000mを50分チョットでペースを落とすことなく泳げる感じ。この感覚は忘れたくないモノ。
 因みに、今日のスイムでは近いレーンで泳ぐ他の自由形、平泳ぎの方と比較しても、或る意味、圧倒的な速力をずっと維持出来ていたのが見て取れたけど、これこそ自分の理想としていたブレストストロークだ。

 夢は大らかなブレストで、ワンストロークを伸びやかに泳ぎながら、並の自由形よりも速く泳ぐこと。少なくとも自分の泳ぐ自由形より速く泳げる事。これが目標だ。

 そして、リストの強化がプルに大きな影響を与えるっていうのは、遠い過去を思い出すと、小学校の水泳部時代にインストラクトを受けた事があるオリンピックメダリストの田口選手の言葉。そう、プルでは手首の力が重要で身体の下で後方に水の抵抗にぶれずに手の平で水を捉えて後方に押し出すって話。そして、田口選手が握力自慢だったって話。

 ダンベル筋トレでは、リストのスナップの強化メニューを増量してみようと思う。

 泳力を強化すれば、局部疲労無しで更に速く長く泳げるようになる訳だ。因みに、ブレストではブレスの回数はストローク数に依存するけど、身体の動かし方と呼吸のリズムが心肺を高めるのに効果的でもある。更に、推進を得るキックでの力の出すリズムというか波長は、自分の理想とする自転車のペダリングにも通ずるところがある。特に、推力の大多数を下半身の筋力で生み出すという点が自由形以上に自転車に近い有酸素運動なのだ。

 そういう意味で、ブレストの匠を磨くっていうのは、大きな呼吸で心肺を効率的に強化できるのも事実。こうやって老いと闘いながら、現役時代のスイムとバイクのトレーニング時代を回想しているのである。

 それにしても、今日のプルは良かったもんだ。スイムで久々に満足が得られた。

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