原付小僧♪イイねぇ。で、やっぱりMTが良いなぁ。
先週の金曜日、例によって畑賀峠を通って泳ぐために急いでSCに向かっていた。
偶然、前方を塞ぐ車両が居なかったので、エリオ号でしっかり踏んで峠を駆け上がった。高校下の横断歩道から踏みっぱなし、、、、そして、何時も以上に踏みっぱなし!?
何時も以上に踏みっぱなしにした理由は、後方に原付がピタッと付いてきたから。譲ろうか?とも考えたけど、登り勾配では、仮に80ccにボアアップしていたとしてもエリオ号の方が遙かに速いと思ったから。先に行かせて後から煽るスタイルは気の毒だし、転かせるリスクを背負わせるかもって考えたからだ。
さてさて、という訳で峠区間に入ると、気分はガンマを運転している気分でセコ、サードでしっかり踏んでヒール&トーは当然にキッチリ回転を併せながら駆け上がる。ラインは?っていうと、単車で攻める時のレコードラインに内輪側を揃えるライン取りである。平地区間ではそれ程離れなかったけど、神社前のS字、その前のコの字ヘアピンあたりから徐々に離れ、、、、その後は車間でいうとバックミラーでは確認出来ない状態となったのだが、そんな原付が峠に居る事自体がチョット嬉しかったりした。
思い起こせば、高校時代、原付バイクで、ここ畑賀峠を上がったり下がったりしていたのを思い出すし、多分、今回のライダーもそんな感じである。因みに、出で立ちは?っていうとは、布ツナギ+フルフェイス、そしてバイクはNS-1+チャンバーという仕様である。正に、自分の高校時代を思い浮かべる感じである。チョット良い気分♪
更には、こういう遊び?が出来るのもMT車故の事。この程度の峠なら1500ccで十分。勿論、ギャラリーコーナーの立ち上がりの登坂車線で抜く事は難しいけど、抜くのを目的とせず、自分のペースで自分なりに遊ぶのは、曲がった部分から立ち上がる瞬間迄。そんな場所では、1500ccでホント十分である。
その後、SCで3000mを50分程で泳いだ後、帰宅する時も、、、やはり、前方クリア!ってことで、下り貴重の峠を心地よく駆け下りる。下りで好きなのは、やはり神社下のS字~コの字への区間。手前の下りから奥に行くほどタイトなコーナーの連続に変わる部分。ここは大好き。滑らせながら向きを変えるのが何とも言えない醍醐味である。勿論、速度は控えめだ!?
こういう所を走って思うのは、やっぱり3ペダルのMTの楽しさだ。エンジンブレーキの強弱自体もコントロールして減速させながら重心の前後位置を支配下に置く。そうすることで、下り勾配でも前のめりに為ることなく自在に向きが変えれる。ATではブレーキでの減速故に、トラクションが連続的に掛けるのが難しい。パドルシフトに乗った事は無いけど、減速時のクラッチミートのタイミングでエンブレ自体の抑揚を付けるってのが想像出来ない。その辺が我流ながらも自分で支配下に置いている感を保ちながら操作出来るって言うのは、やはり3ペダルのMTならではの世界。単車ならクラッチ付きのバイクならではの世界。単車ではS字の立ち上がりでの全開加速では、リアブレーキを引きずりながらパワーリフトを抑えての加速だったり、減速時はリアブレーキで姿勢を制御しながらって芸当も普通の世界。車も前後輪のブレーキが独立制御だったら更に楽しいかも知れない。
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コメント
今晩は!
MB-5ですか、いいですね!ホンダ初の原付2ストローク、ベル型燃焼室、バランサー、クロスバックボーン、ケースレスヘッドライト、トップブリッジ一体型ハンドル、、、、実は、私はブルーが鮮烈なMB-8にAR80の前に乗ってました。
確かに、当時のCB50JX/S系統の方が楽しい部分は有りますが、絶対的に速いのはMBですね!
当時のピーキーは今の尺度ではトルクフルかも知れません。
有れば、欲しいですね!
投稿: 壱源 | 2009年6月24日 (水) 22時10分
大学2年のとき実家に帰るための実用目的で原付免許を取ったのですが、当時発売されたホンダMB5が他の原付6.3PSに対し7.2psが目にとまり購入しました。
同級生がCB50に乗っていたのですが、正直そっちのほうが良かったです。
あまりにピーキーで乗りにくかったのは確かですが、今なら面白いと言えるかもしれません。
投稿: yama | 2009年6月24日 (水) 22時01分