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2009年7月10日 (金)

ふ~ん、、、、

 最近は家族で総合ショッピングセンターに出掛ける事が多い。
 家族はみんなショッピング、、、、暇なんで、何処行くか?っていうと、お決まりのコースは、、、、、そう、本屋さんである。広島ならばフタバ図書だ。

 一応、関心が単車、自転車ということで、それ系の雑紙のコーナーに出向く。

 で、思う。

 最近は自転車の雑紙が凄く増えたんだなぁ、、、、、雑紙の陳列コーナーの大きな区画を自転車雑紙だけで占有するほどの勢い。
 雑紙の表紙が判る様に並べてある。煌めく文言、、、、、ロードバイクインプレッション、速くなる、ヒルクライムテクニック、、、、、

 同様に単車の雑紙のコーナーでも然り、カスタムバイク特集、それからライダーズクラブを中心にしてライディングテクニックの虎の巻的な文言、、、、

 そういう言葉を見た瞬間に何を思うか?

 そう、立ち読みというか、表紙を捲る気力さえ失せる。見る気もなくなる。そんな感じ。

 そういえば、最近買った、二輪関連の本は?っていうと、、、、RG-ガンマヒストリーというもので、歴代ワークスガンマの写真集。チョイ前はNSR500を例に取ったハイパー2ストロークエンジンの探求って読み物。自転車は?っていうと、思い返すと、、、、、、NHKの趣味悠々のサイクリング企画のテキストブック、それから最初にDAHONを買う際に調達した折り畳み自転車のオールカタログくらいである。

 何時の頃からだろうか?単車、自転車の雑紙やムックに関心が無くなったのは、、、、、昔は、間違い無く読んでいた記憶がある。色んな雑紙、色んな情報をワクワクしながら読んでいた記憶がある。しかし、いつの間にか、どうでも良くなっている。

 極論すれば、自転車、単車で乗り方の方法論は、他人の意見に過ぎない。そんなモノ、なんの価値も無いと思う事が多い。過去に読んでいて、読まなくなった理由、それは、毎年同じ内容っていう以前に、読んでも得るモノが全く無いという結論とも言える。

 チョイ前の記事に脳科学おばあちゃんの育児教室が人気って記事を書いて、その育児教室に殺到する親の子には効果ないだろ?って言ったけど、これも同じ印象。自分で考える事が出来ず、頼りたい気持ちは判るけど、雑紙如きの情報に翻弄される、ライダー、サイクリストには多分、何ももたらされない。そんな印象。

 もっと言えば、選手的に実績があったとしても、実績を得た方法論は選手の固有論であり、固有論の模倣は全く意味が無い。よく、有名な選手を持ち出して、誰選手が何して、何できるから、頑張れば出来るでしょ?って問いも聞くけど、そんな固有論持ち出されても、少なくとも、選手と聞き手は別物であり、持ち出す意味が無い。原則に基づいた論理と適性に合わせた手法組合せのバリエーションが個人に固有なもので、それを提供してくれるような正統な指導体制でなければ、本人の糧には為り得ないと言える。

 つまり、万人向けの記事ネタには、本質が見えにくいもの。そこにあるのは、きらびやかな未来とカッコイイ言葉ばかりである。そんな意味が判らない人が、そういう知識だけ取り入れると、変な『知ってるぞ意識』が身に付いて、百害あって一利無し状態となる。
 読むなら、論理に基づいた小難しい本の方がお奨め、、、、そんな気がする。

 まぁ、雑紙の情報もいい加減だが、ネットに氾濫する情報もいい加減。誰でも手に入る情報は、正しいモノも在れば、そうでないモノも多い。その取捨選択が出来ないならば見ない方がよっぽどマシ。そんなもんだろう。

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