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2009年7月16日 (木)

住宅ローン破綻急増か?

 表題のニュースが日曜日の地方新聞に掲載されていた。元ネタは、これ↓。

http://www.j-cast.com/2009/06/11042853.html

 である。

 このニュースの中の一例では、1999年に住宅金融公庫でローンを組んだ人が景気後退で収入が減って、消費者金融等で自転車操業しながらも破綻して住宅を手放すって話。
 政府は景気の底を打ったって宣言をしたけれど、実態はどうだか、、、、少なくとも、今の製作は需要の先食いで、この先の方が心配って状況。

 1999年と言えば、我が家の住宅ローンの開始年でもある。当時を振り返ると、それまでのゆとり返済による弊害が指摘された後の話であり、多くの人が公的金融機関での資金調達に走っていた時代。
 当時は?っていうと、バブル崩壊後の話で金利も低め誘導な時代。実際、当初十年間の普通融資金利が2.0%、特別融資が3.0%って事が話題になった。ただ、この金利は当初10年の話で、11年目からは4.0%になる。よって、支払い金額が今年から増える人が結構多い。
その後、金利は上昇するぞ!って言われながら低金利のまま10年が過ぎたのだ。

 さて、そんな10年目以降の金利上昇と昨今の不景気による給与所得減少が当時住宅を購入した今の40代の生活を直撃するのである。

 今回の景気後退は次に快復&好景気が来る様な景気後退とは異なり、世界の地域毎の役割が大きく変わる地殻変動に到る過程のように思え、新しい価値観、新しい経済格差が生まれる過程の序章のように見える。

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