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2009年7月 3日 (金)

理想と願望

 サイトに訪れてこられるお客さんの検索ワードでは、理想の体型とか、理想のペダリングとか、速くなりたいとか、、、、そういうのが多い。

 ここでいう理想っていうのは、もしかしたら願望とか夢を言っているのでは?という気がする今日この頃である。

 思うに、理想というのは、頭の中ではイメージ出来ており、そのイメージに必要なアイテムが判っている目標で、願望っていうのは、漠然としたイメージで、イメージが抽象的過ぎて具現化に必要なアイテムが特定出来ない状態ではないか?と感じる。

 理想とは、理に適ったモノ。願望というのは、根拠の乏しい夢みたいなモノ。そんな風に区別できるだろう。

 理想は追い求めれば適うけど、願望とは夢で終わる事も少なくない。何事にも関して言える事。夢が叶う人の夢とは理想であり目標に突き進むから適う。夢が叶わない人の夢とは、他人への憧れとか、根拠の無い欲望であり、ただ願うだけだから夢が適わない。

 そんな風に捉える事ができる。

 理想とは、理に適っている事からなる完成形の事。つまり、理想を叶えるには、必要な正しい論理を組み立てる事が大事。論理に必要なのは、基礎知識と問題解決の手法。そういう風に言える。

 体系だった世界で満足を得る。スポーツとか学問では、基礎知識が必須で、問題解決の手法が必須となる。考えてみれば当然である。知識や手法を知らない人、軽んじる人が成果を出せないのは、ある意味、当然なのだ。

 理想の、、、、、を言うならば、願望を語る前に、必要な教養とか知識を身に付けるという原点に立ち返る必要があるのではないだろうか?

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