ギア比の不思議
最近、コンパクトクランクが関心高い様子。コンパクトクランクっていうと、インナーが特にチッコイのが特徴的。これ、ロードバイクのヒルクライムクランクと理解しているけど、最近思うのは、スポルティーフ等にもアウターが48T、インナーが26TとかのようなフロントWで極端にインナーがチッコイ自転車を見掛ける。そういう仕様はロードバイクの改造車でも見掛ける。
思うのが、あんなにギアの歯数を離して快適なの?って印象。
軽いギア比が必要で、インナーを小さくするなら、アウターも小さいのが普通だし、アウターに一定の大きさを確保したいなら、素直にトリプルにするのが普通では?って思うのは間違いだろうか?
カセットセットではクロウスレシオ、1T刻みに拘る人多いけど、それに較べると、前の歯数については、そんな人は少数派みたい。個人的には、歯数の絶対差よりも、クランクセットの歯数比率は一定の範囲にすべきって思うのだが、、、、その理由は、リアの多段は全段使用はイレギュラーで、アウターロー、インナートップって近辺の使い方は原則行わないと考えている。それ故に、前アウター、インナーで構成ギア比は、オーバーラップさせるべきと思う。
つまり、後のカセットがクロウスしている程に、前の歯数組合せ比率は近接していないと有り得ない。後のカセットがワイドなら、それに応じて前の比率が離れていてもOKだろうが、そういうのが自分の思い込みなんだが、今の多くのカスタム自転車は、そういう形になっていないようだ。
大体、前2枚、3枚、×後10段で20段、30段っていっても、使うのは限られ所。そうなると、オーバーラップを無くすため?で、仮に、前の歯数比を大きく取るのは現実的でない気がする。
レシオがナローかワイドかは人それぞれだろうが、レシオの刻み巾は、走る人のケイデンス領域で決まる筈。高回転志向なら近接ギア比だろう。
ギア比で議論するのは、使い方(ペダルの回し方)次第であり、レシオの絶対値でなくレシオの繋がりで議論すべきという印象、、、、もっと言えば、絶対値志向の人って、ホントに乗ってるの?って思うのは言い過ぎだろうか?
| 固定リンク
コメント