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2009年7月 7日 (火)

やっぱりパワーの根元は、、、

 ツールが開幕して、第一ステージのTTはランス選手の走行シーン、第二ステージはゴール前40kmからの大詰めのシーンだけ観戦した。最初はTTを録画しようか?とも思ったけど、番組予定では6時間の長丁場故にパスしたので、見逃したシーンは見れないけど、今のところ割と良く見ている。

 今回のレースでは何に目が行くか?っていうと、やはりTTでの個人の能力の限界が幾らで、その限界の根元は何処よ?って関心、ステージレースで関心があるのが大体ゴール前10km程度からの競り合い~ゴールスプリントだが、それはやっぱり、個人が肉体の限界で勝負しているシーンだからだ。

 勿論、序盤、中盤の逃げとか追走とかも面白いけど、そこでの中継映像での面白さは、風景の綺麗さとか、そんな感じで、仮に観戦していても、途中は他の事やったり、風呂入ったりと集中してみるという見方でない。

 でも目が離せないのは、ゴール直前のスプリントとかTTだ。

 そんなシーンでは常人離れした数値もそうだが、その数値の根拠が問答無用に発達した選手の脚の筋肉である。こればっかりは驚く他無い。

 今回、ランス選手のTTでのゴールシーン、第二ステージの新城選手のゴールシーンが印象的だったけど、実はそれ以上に驚いたシーンがある。

 それは、、、、、

 第二ステージのゴール直前での落車である。落車後、選手が自転車を担いでゴールラインを歩いて向かっている映像である。
 この歩いている映像は正面から捉えられているのだが、このシーンでは、その太股、脹ら脛の太さは尋常で無いのが良く判るのだ。走行シーンでも判るけど、その際は、他の映像情報に意識が分散して脚がどう?って部分は見えにくくなるのだが、歩いているシーンはモロに体型が判る。

 なんだかんだ言って、大きなロールアウトを踏むにはパワーが必要。筋肉無くして速度は得れない。それが改めて判ったのだ。
 自転車マニアには、自転車筋がどうのこうのとか、いろいろ言ってるけど、ぶっちゃけパワーが無いと話にならない。パワーがあるから運動強度もセーブできて長持ちがする。スケート選手が自転車楽勝なのからみても明らか。無目的な筋トレは意味無いけど、意味を想定した筋トレ等は絶対必要だが、それを否定するような自転車乗りが多いのも不思議なものだが、そんなこざかしい話よりも、今回の中継映像では、強烈な筋肉が改めて目に焼き付いて、それが見れただけでも良かったと思う。

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コメント

 多分、自転車を趣味とする人は、その人の付き合い方がスポーツと捉えているような勘違いがあるからだと思います。
 自転車=乗る事、それでOKと思うのは、他の体育会系スポーツの経験が無いことかな?と思う訳です。

 自転車をスポーツとして捉えている人と、自分の接し方をスポーツと勘違いして捉えている人が居て、ブームでは後者の人が多いのが、最近の機材志向、スペック志向、マナーや作法の欠如に繋がっているのでしょう。

投稿: 壱源 | 2009年7月 7日 (火) 07時54分

素人自転車乗りが筋トレを軽視するのは、一瞬の最高速(アシスト条件別)、走行距離(時間別)だけならプロ並みたいな自慢が出来るから、無駄な努力はする必要が無い、ということか?

トータルの数字しか価値の無いゴルフなどではこんな自慢は不可能ですが。

投稿: yama | 2009年7月 7日 (火) 06時24分

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