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2009年7月18日 (土)

ダンベル選び

 ダンベルを用いたダイエットプログラムというか筋トレは結構効果的である。
 ダンベルを用いる理由は、鍛えたい部位に負荷を与えたいからである。負荷を与えて何を得るか?によって、ダンベルの負荷、使い方は変わってくる。筋力強化ならば10RMな負荷を三セット行うというパターンになるし、筋持久力強化ならば20RMなんて話になる。

 この辺りは、専門のサイトの方が詳しいから放っておくとして、ダンベル選びで言われているのは、調整式ダンベルが良いって言われている。調整式なら鍛え方に併せてウエイトを調節できる。そして、ウエイトの脱落防止、脱着性からスクリュー式が良いなんても言われている。

 確かに、理屈の上ではそうだけど、実際使うとどうか?っていうと、こういう話を掲載しているサイトの多くは、もしかしたら、記事の執筆者はダンベルでトレーニングしていないのでは?と思う事が多い。

 まず、ダンベルで体操を行うとなると、使い方様々で、使う場所に応じて負荷が違うのは当然と言えば当然。

 そこで、使う場所に応じて負荷を調節するか?を考えると、実際行っていれば判ると思うけど、ウエイトの調節自体が面倒臭いのである。

 更に、ウエイトの固定であるスクリューナットは実は結構緩みやすいのだ。カールとかプレスとか行うと、バーを中心にウエイトが回転する方向に慣性が付く。すると、ナットの一方が緩みがち、、、これが不快なのである。

 で、結論はどうか?っていうと、調整式自体はOKだけど、日々のメニューで付け替え調整は行わない。調整は筋力の変化に併せて行うモノ。そして、部位によって異なるウエイトのダンベルを別個に準備するのが吉と言える。
 調整範囲の広いモノはバーが長くなる。すると、身体の近くで行う運動ではダンベルの容積自体が邪魔なのだ。プッシュアウェイとかフレンチプレスでは特に顕著だし、背筋、腹筋で用いる追加負荷としてのダンベルの場合、ウエイトの直径自体が使いにくさを招く。

 結局、軽負荷用ダンベル、重負荷用ダンベルと分けるべき。軽負荷用ダンベルはバー長は短く、基本ウエイトも1.25kg~1.5kgのウエイトを組み合わせて作る方が持ちやすく、扱いやすい。重負荷用ダンベルではバー長を長くして、基本ウエイトは2.5kg~5kgのウエイトを組み合わせて作る方が使いやすい。
 一番の理想は、固定ダンベルで1~5kg刻みで5kg~30kgまで揃えれば良いけど、そうもいかない。

 そして、緩みやすいスクリューナットでは、ネジ部にビニールテープを蒔いて緩み止めの処置を施している。これがないと直ぐ緩むのだ。

 因みに、我が家で準備しているダンベルを紹介すると、、、

1.軽負荷密着使用タイプ
 身体に密接させて腹筋、背筋時に首に乗せて使う。グリップがプラスチックコーティング、0.5kgウエイトを両端に4枚ずつ計8枚+バーで合計5kgである。一個のみ。

2.軽負荷用
 立ちでのダンベルプレス、カール、サイドレイズ、フレンチプレス、スクワット時の肩上負荷等で、両手に一個ずつ持って行う時に使う。1.25kgウエイトを両端に1枚ずつ計2枚+ショートバー2.5kgで合計5kgである。二個を一組で使用。実際に使うときは、片手に5kgずつで合計10kgで運用。

3.軽負荷用、その2
 片手で行うプッシュアウェイ、バック、サイドベントで使用。片手毎に行う時に使う。2.5kgウエイトを両端に1枚ずつ計2枚+ショートバー2.5kgで合計7.5kgである。一個のみ。

4.中負荷用
 片手で行う。リストの強化用。リストのスナップと捻りのために、慣性による負荷を考慮している。1.5kgのウエイトを両端に4枚ずつ計8枚+ロングバー3.5kgで15.5kgである。一個のみ。

5.重負荷用
 両手で持って行う。10~20RM×3で寝そべって行う。ダンベルベンチプレス、ダンベルフライで使用。2.5kgのウエイトを両端に4枚ずつ計8枚と1.5kgのウエイトを1枚ずつ計2枚+ロングバー3.5kgで26.5kgである。二個を一組で使用。片手に26.5kgずつ、つまり両手で合計53kgで運用。

 となっている。つまり8本のダンベルが転がっているのである。やっぱり、必要な本数分準備するのが一番なのである。

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