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2009年7月 9日 (木)

プリウス、バカ売れ中!

 プリウスがバカ売れしているらしい。
 何でも、ワゴンRを抜いてオーバーオールでナンバー1と言う事。凄いじゃないか!台数は22000台オーバーで、それ自体は凄い記録だ。

 個人的には前記事で言った様にインサイト型の方が好みだが、どっちにしろ、低燃費目的の車に関心は無いのが正直なところ。反社会的かも知れないが、低燃費、低公害、減税、、、、どうでも良い。

 今、車がハイブリッドカーを中心に売れているそうだ。補助制度、エコの風潮に乗って売れ行きが伸びている。そして、下取りされる車は?っていうと、13年オチの車も多いけど、案外多いのが高年式のモデル。それがハイブリッドカーに変わっているのが特徴。

 つまり、本来、購入者が購入した段階の意志より早めて車を買い換えているとういこと。その推進力がエコ、低燃費、補助金、、、、なんだそうだ。

 でも、ホントのエコっていうのは車なんぞ使わない事。近場は徒歩、公共交通機関、自転車って事。多分、購入者の多くはエコってイメージよりも、実は低燃費で財布に優しい!っていうのを相当に入れ込んでいるんだろうと言える。

 でも、ハイブリッドカーっていうのは、車格に対して割高なのは事実。その割高なコストが低燃費で回収出来るか?というのが必要な判断である。逆に言えば、悪い燃費が家計を圧迫していなければ効果が薄いとも言う。

 低燃費による家計への負担軽減は、何と言っても走行距離が問題である。月に500km走る人、これ、自分だが、500kmで燃費が20km/Lなら、ガソリンは25L必要である。レギュラーが115円/Lとすると、月のガソリン代は、、、、115×25=2875円である。
 そんな自分のエリオ号、今の燃費が13km/L程度である。ガソリンで38Lである。ガソリン代は115×38=4370円、差額は1500円弱である。年間で、、、、18,000円である。これが大きいか小さいか?、、、、、微妙である。

 仮に新車を買う場合、年間の出費額が18,000円の差だとして、10年のって180,000円、5年では90,000円の差額である。新車購入時の金額差の目安がこの数字となるわけだ。

 勿論、人気、不人気での下取り時の値落ち率もあるだろうけど、すくなくとも、同じメーカーで同じ実用性を持つ車両で選ぶ場合、その初期の価格差は無視できない差である。
 金額差が多くてもOKとなるには、相応の走行距離を稼ぐ人でないと難しいかな?というのが正直な印象である。

 車を道具として考えると、こういう計算で選ぶことになるが、少なくとも道具的に考えた時に自分の選択肢では燃費という観点でハイブリッドカーを選ぶ事は無さそう。
 ハイブリッドカーを選ぶとしたら電動アシスト機能付き自動車という意味、名称としては間違いだが、電動ターボ的なハイブリッドカーとしてなら有り得るかもって結論。

 前記事でインサイトの方が、、、っていうのは、少ないパワーを電動で補って苦手な加速を一枚上手で発揮するという面に気持ちが揺れたから。
 燃費という銭勘定ではハイブリッドに魅力というか必要性を感じないのが正直な気分だ。

 エコって事は大切かも知れないが、日頃の自動車利用を限りなく減らしているけど、その理由を敢えて言うならば、80年代の2ストロークバイクに乗っているからか?まぁ、これは冗談。

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コメント

環境保護の一番は、やっぱりモノを大事に長く使う!に尽きますね!

投稿: 壱源 | 2009年7月 9日 (木) 23時37分

文系ばかりのマスコミがお経のように「二酸化炭素」を連呼してますが、資源枯渇の観点から言うと鉄鉱石、ボーキサイト等の節約も考慮しないと片手落ちでしょう。

企業がスポンサーだからそんなこと無視に決まってますが

投稿: yama | 2009年7月 9日 (木) 20時05分

コメント有り難うございます。
そうですね!まさしくkさんの仰る通りです。
>基本的には買い物=非エコ、という式が成り立つのに、エコだからという謳い文句で製品を売るという行為が、矛盾しているような気がします。
これこそが真実ですね!如何にモノを大事に長く使うか?そういう価値観こそエコでしょうね!

案外、自動車メーカーは生産年数の長いモデルの延命処置で資源の有効活用するようなパーツ供給とかデバイス開発に舵を取るべきなのかもしれません。

投稿: 壱源 | 2009年7月 9日 (木) 11時32分

最近気になっているのが、「エコ製品を作るのにかかっているエネルギーやCO2排出量」です。

プリウス一台作るために発生したCO2、使われたエネルギーと発電時のCO2排出、加えて材料のための石油、など考えると、乗換えが本当にエコかというのは疑問です。

やはり壱源さんが仰ったように、財布にやさしいというのが一番の目的でしょうね。 車の買い替えなんて、結局は新しい製品を買うわけですし、高年式であれば中古で売られるわけですから、環境にやさしいわけがないというのが私の持論です。 基本的には買い物=非エコ、という式が成り立つのに、エコだからという謳い文句で製品を売るという行為が、矛盾しているような気がします。

投稿: k | 2009年7月 9日 (木) 10時44分

その昔、燃費で車を換えた事があります。
新車エスクードのV6、2000ccMT車ですが、これが6km/Lでした。月に3000km程走行していた時代です。
3000÷6=500L、110円/L×50L=55000円/月でした。
1年で経済破綻?を来たし車を換えました。
中古エスクードのDEです。これが11km/Lです。
3000÷11=272L、75円/L×27L=20400円/月です。
その差、3万円、、、、、、車の買い換えで追い金が25万円です。
半年チョットで回収し、その後は+に転じました。
このくらいでないと、効果は望めません。

投稿: 壱源 | 2009年7月 9日 (木) 07時59分

昔新人研修で販売店にいたとき、あるお客さんが「おれの〇〇はリッター8kmくらいしか走らないからここの××に代えようかな・・」と言ってたのですが、商売上のトークとは裏腹に「そんなに変わらないよ、今の乗り続けたほうが経済的に決まってる」と思ってました。

投稿: yama | 2009年7月 9日 (木) 07時14分

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