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2009年7月11日 (土)

旧式ルイガノMVF

 ルイガノのMVFは娘や家族とのサイクリング専用機だが、このモデルは既に旧式型遅れで今はまるっきり違う自転車が同じMVFの名前を名乗っている。

 現行のMVF/MVRは、IF-Reachの横折れ式のモデルで、自転車としての使い勝手は更に向上しているようだが、なぜか、旧モデルの方が好みである。

 自転車の機能は、折れ曲がり方がどうであれ、普通に整備していれば普通に使えるっていうのは間違い無いのが持論だけど、なんていうか、現行の横折れモデルで前後サス付きっていうのは機能的に必然性が見えにくいというのが印象なのである。
 確かに、横折れながらも独特の機構で、畳んだ時の可搬性も素晴らしいモノもあるのだが、そういう進化よりも、旧式の使い憎いかもしれないが合理的な思想が好みだったりする。

 自転車にサスペンションが必要か否かの議論は置いておくし、折り畳み機構が必要かどうかの議論も置いておくが、少なくとも、サスペンション構造とか、折り畳み構造と機能を加えるほどに複雑化するのは宿命的なモノ。

 確かに、折り畳みは小さく運べる意味で有用だし、サスペンションはマイルドな乗り心地が素敵っていうのもある。それは否定しないが、そうすることで複雑になったり、重くなったりというのがトレードオフな関係なのだ。

 そんなトレードオフに挑んだのが初期のルイガノMVF/MVRでは?と思うのである。
 初期のモデルは、サスペンション構造によるピポット部分の自由度を利用してフレームをコンパクトにするというのがコンセプトであり、サスペンション構造を付ける事で、付随的にコンパクトさも手に入れるという点で非常に合理的というか効率的に見えるのだ。
 そういう意味で、この愛機であるルイガノMVFはお気に入りなのである。

 何でもない事だが、なんかそういうのに惹かれるのである。余談だが、ホンダインサイトのIMAシステムはアシストモーターを装備したから、それを利用してセルモーターレス、、、そんな感じ。

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コメント

おはよう御座います。そうですね、ルイガノMVFも前後サスともにエラストマーです。乗り心地云々を言うと決して快適では無いですね、あくまでも、衝撃をマイルドにする程度のもので、過度な期待を抱くと期待外れかも知れませんね。

投稿: 壱源 | 2009年7月11日 (土) 08時06分

>>自転車にサスペンションが必要か否か

走る道に制限があるか、路面状況を常に注意する必要があるか、の問題だと思います。

フルサス(安物)リアエラストマー(KHS)リジッドクロスバイク(ルイガノ)を持ってますが、KHSは砂利道レベルの悪路だとちょっと厳しく、フルサスには敵いません

投稿: yama | 2009年7月11日 (土) 07時25分

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