高齢者は働くしか能が無いそうだ。
麻生太郎ちゃん、どうも言葉の選び方が下手くそである。
高齢者は働くしか能が無い、、、、今更、遊びが覚えれる筈が無い、、、、、チョット、悪ふざけ過ぎである。
ただ、この言葉の揚げ足を取るマスコミも如何なモノか?
文言自体はギャグのつもりなんだろうが、そんな事はどうでも良い感じ。
一番の問題は、高齢者を働かせて納税者にしろ!って部分。
言葉の言い回しを批判するつもりはないが、高齢者になってまで働かせて税金を納めさせる?っていうのが、気に入らない。
多くの企業では年功序列である。定年延長すると、上が詰まる。高給取りが増える。これが人件費を圧迫しているのに、、、、、上が出ないから、下を入れない。若い世代が入らない。それで就職難とちゃうの?人件費高騰で競争力無い原因の一つはオッサンが大杉だからだろう。
企業で採用面接なんかしてたら、モロ思う。少なくとも企業活動は新陳代謝が必要。それが思想の停滞防止、実質人件費の高騰防止になる。新しい時代に合わせた発想で、発想を生んだモノが対価として賃金を得る、、、、そういう構造が就職率を高め、人件費を抑制し、結局は税収増加にも繋がるのではないだろうか?
定年延長なんて大反対。60歳定年を65歳定年とかにするでなく、55歳定年とか、50歳定年にするほうが良いのでは?というのが持論。早く退いて貰って十分退職金を払って、悠々自適な暮らしが出来るようにするのが大事ではないだろうか?
行政も、企業支援するなら退職金を公的に支給するような施策の方が多分、社会として元気になるように思う。
元気な内に十分な生活保障を貰い、第二の人生を国家、社会のためでなく、自分のために過ごす。それが見えれば多分、次世代は国家を信用するのでは無いだろうか?そうすることで、若い世代を積極的に雇用する。そして昇進、昇級を50歳迄目指し、そこで一線から退く、、、、こういう考えは間違いなんだろうか?
リタイヤした世代が楽しく過ごす社会があれば、若い世代も社会貢献に参加する意欲が芽生えるように考えるのは甘過ぎだろうか?
理想は、本田宗一郎的な組織への関わり方と、組織の運営の仕方。
本田宗一郎氏はやっぱり一番尊敬できる存在。あんな人が国家の舵取りをすべきと思う。
今の政治家は、どうも違うような気がするし、経団連のエライ人達もチョット違う。選挙迄の時間が長いから、政治ネタは記事にしたくないのだけど、それでも雇用に関しては今回一言記事にしたくなった。
今の状況で絶対に言える事。それは、、、、自民党には投票しないって事。これだけは確実。勿論、その連立相手も論外。ただ、民主党に入れるかどうかは、決めかねている。小沢さんを党首としてまとまるような政党だったならば、投票したかもしれないが、、、、、
さて、何処入れようかなぁ、、、、、、何処応援しようかなぁ、、、、但し、支持はしない。応援したとしても、それは今回だけで、次の選挙で同じところ投票するとは限らないから、、、。
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コメント
麻生さん、チョット調子に乗る傾向が強いですね、、、
以前、自費でジャングルの奥地に探検に出掛ける若い企業家のドキュメンタリーみたいな映画を作成されていたくらいですから、兎に角、ウケ狙いで動いているのかもしれません。
投稿: 壱源 | 2009年7月26日 (日) 23時01分
麻生総理は嫌いではないのですが、論理的思考に欠けてるかもしれないですね。
マスコミが漢字が読めないみたいなくだらないことで騒いでるのは不愉快でしたが(読めるに越した事は無いですが)
投稿: yama | 2009年7月26日 (日) 22時12分
鋭いですね!
仕事量が一定なら人は増やせない事、忘れてました。
仕事が生める人しか働く価値無いっていうのは言い過ぎかも知れませんが、新しい、仕事=雇用が生めるのは、既成概念に囚われない人、組織に染まっていない人かもしれません。
投稿: 壱源 | 2009年7月26日 (日) 15時44分
>>高齢者を働かせて納税者にしろ!
仕事量は無限では無いので明らかに論理的に矛盾している。
金を刷れば国が豊かになる、くらいバカげていると思います。
投稿: yama | 2009年7月26日 (日) 14時54分