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2009年7月31日 (金)

適応現象

 先日、スイムで心肺機能を鍛えるには、楽々レベルではダメとか、ダンベル体操の負荷選びでも無負荷状態での体操ではダメで、動作に応じて10~20回で疲労を感じる様な負荷ダンベル荷重を選ばないとダメって話を書いた。

 これって、身体の機能を高める上で、新しい適応状態に移行する時に必要な原則なのだ。
 身体が変化するっていうのは、変化の必要性を身体が感じるから。その必要性の程度は、本来の機能では負荷が僅かに高めという状態が理想的なのである。そこで、アホみたいな過負荷はオーバーロード、オーバートレーニングとなる。特に、睡眠後に回復出来ない様な負荷は、筋肉痛というよりも、下手すると故障痛にも繋がりかねないので注意が必要。

 ただ、この適応現象の範囲っていうか上限が、ある程度人によって決まっているとも言える。

 それは、人の代謝システムというと、血管系、筋肉細胞数といった成長過程で得た到達結果だが、大事なのは、これを如何に高い稼働率で運用するか?ということ。

 つまり、個体として成長が停止した状態では、成長期において到達した上限が実質的なマキシマムと考えるべきで、成長期のピークから衰退した身体というのは、機能を休眠させる適応生活(怠惰な生活)の結果であり、それを戻すというのは成長期のピーク値に老化による差分を修正した所に戻るという意味だ。

 一般の成長期における成長っていうのは、成長に効く刺激=トレーニングになり、オッサンのトレーニングとは得るモノも、得る量も、変化する割合も全く意味が異なるモノ。 

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