Windowsへの期待は?
Windows7、内部コードWindows NT 6.1が、10/22に発売されるという。Vistaが2007/1/20の発売だから二年半でのバージョンアップである。
今回、販促キャンペーンで7,777円で1パッケージをゲット済みだが、世間ではWindows7がOKっぽく、Vistaがダメダメだったという風評を耳にするが、果たしてそうか?
実際、Vistaを運用しているが、速度的にも安定性的にも文句ないのがVistaだと思う。何が、どう遅い?という印象。
Windowsの進化を見るとWindows2000がNT5.0、XpがNT5.1、VistaがNT6.0、7がNT6.1という仕様である。つまり2000とXpは同系OS、Vistaと7も同系OSである。
過去からOSを見ると、OSの世代毎にハードに何を要求するか?と考えると、、、、OSの世代とはカーネルの大きさ、カーネルが要求するのはメモリ容量である。つまりWindows2000~Xpでは最大でも512MBもメモリがあれば快適であるのだ。しかし、VistaではビデオRAMで512MB以上、メインメモリでは2GB以上が要求されており、Xpとはハードに要求する仕様が剰りにも高く為っているのが特徴である。
Vistaの登場である2007年を振り返ると、メインメモリに2GBとか、ビデオメモリに512MBは一般的でなく、Xp世代のPCには剰りにも負担が多かったのが伺える。そして、Vistaの特徴を表現するのにAeroを前面に出したために、その所要能力ばかりが目立ったのが今の風評の元だといえる。
実際、VistaのHomeBasicでは1GBメモリー、シングルコア1.4GHzでも十分快適であり、VistaがダメというよりもOSの進化に付いていけるハードが普及していなかったのが大きな理由のように言える。
今回、Windows7が評価されているが、その殆どがVistaに対応したマシン、、、、ならば当然、快適に動いて当然である。2000とXpを比較すると、運用時こそ2000が快適だが、起動時等、ユーザーが気になる部分ではXpが進んでおり、そのような工夫が7でも為されていると想像できる。そうすると、印象的に7は凄いOSだ!という期待感が先行するのも頷けるのだ。
ただ言えるのは、少々の速さとかよりも、市場でユーザーに揉まれる事で洗練される事が一番重要であり、そのためにはサービスパックが何度か当てられた後かな?という気がするのである。
| 固定リンク
コメント