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2009年8月31日 (月)

選挙が終わった

 日曜日、選挙が終わった。今、月曜の午前1時、大方の結果が出てきた。
 民主党が300議席オーバー?で圧勝、一方で自民党は120議席程度で大敗。

 さて、どうなるか?という事は置いておいて、今日の選挙で思ったこと。

 今日は、朝買い物帰りに選挙に行った。投票所に駐車場は無い。しかし、車で乗り付ける人が多く、投票所近辺は大混雑、、、、、で、嫁だけ選挙に行かせて、タイムラグを置いて連れて帰る。自分は?っていうと、夕方、バイクで投票へ、、、、

 もう少し、普通の人の生活パターンを見込んで、実情の合わせた場所を投票所に選ぶ等の配慮ぐらいすれば良いのに、、、、、って事が第一印象。

 思えば、そんな小さな事、決め方等々も全部、過去の体制で決めたことなんだろう。そんな事が、これからどう変化するか?
 1993年の細川連立政権の小数野党連合による不安定な政権とは異なり、中身は別として数的には安定な状態であり、4年という期間がじっくり使えるのが大きい。

 この4年で、本当に変わるか?それを注意深く見守っていきたいところだ。

 それにしても、1989年の世界の既存体制の崩壊から遅れること20年、ついに自民党から政権が移る。何が起こるか知らないが、結構楽しみ。

 今週の関心は取り敢えず、為替と株価だ。実社会はどう思っているか?が非常に関心が強い。

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誰がどうした!

 良く聞く言葉、それは、誰がどうしたから、俺も、、、、ってフレーズ。此処で言う誰っていうのは、競技の世界なら有名な選手だったり、或いは、ネットの管理人であったり様々だが、誰がどうしたの誰っていうのは、案外定まっていないもの。

 誰がどうした、、、そういう情報は有用なモノもあるかもしれないが、誰がどうしたから、自分もどうするってなると、それは、確定的に結果が得られるの?って思うと、疑念の方が大きいのが現実。

 でも、殆どの人が誰がどうした!に惑わされている。

 ランスが90回転だから、おいらも90回転!とか、誰々がコレ付けて優勝したから、オイラも付けるぜ!とか、、、、そういうのが目茶多い。

 笑っちまう。

 誰がどうした!って部分で多くの人がトレースするのは、誰が何つかったとか、どんな事したとかの、表面的な部分だけだ。表面をトレースして同じ結果を得られると思う奴が居るとすれば、チャンチャラ可笑しい。有り得ない。

 真似する奴は、憧れの対象である『誰』と、同じモノ、同じ経歴、資質を持っているとでも思っているのだろうか?それとも、真似たり、装備を揃えただけで望む結果が得られるとでも思っているのだろうか?絶対に有り得ない。

 形から入るっていうのは否定しないが、形から入るばかりで、結果が得られないと、別の形を求めるっていうのは、思考の流浪である。
 形から入るのは普通だ。でも、形から入っても望む結果に得られないのに気付くのが普通。そして、普通の人は、そこで形の意味を考えるのだが、そういう考えのパラドックスの深さに嵌る人が趣味人となって長く世界に留まるのだろう。
 しかし、形から入って結果を得られないのを繰り返す人は、繰り返す程に結果が得られない事への苛立ちが蓄積し、いつしか世界から離れるものだろう。

 最近思うのは、形から入って過ごすという過ごし方を繰り返す人っていうのが、考えて奥に進む人より増えたのかな?って印象。これは、単車でも、自転車でも、或いは、研究とか開発といった業務でも感じる事。トレース志向が強い人がとても多いように感じる。でも、トレース志向では、トレースするモノが見出せなくなったら、行動の行き先を失うモノ。すると、結果、その世界から離れていく。

 最初の一発目こそ何事でもトレースするのは大事だが、トレースするのが目的でなく、トレースすることで、トレースしたモノが何を目的に見出されたモノか?を見抜くことが目的なのを本能的に気付いている人は少ないようだ。

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頑張れバイク!

 自転車が人気な一方、単車はダメダメである。
 チョイ前には、販売台数が最盛期の1/10に落ち込んでいるとか、中小型の二輪車の生産をタイに移管するとか、、、、そんな話題である。

 1980年代はオートバイ生産国世界一が日本で、日本国内では空前のバイクブームだったのだが、今や見る影もない。

 オートバイを牽引しているのは、先日の記事でも話題にしたけど、殆どが、オッサン、オバハンで1980年代のバイク乗り、、、、、良いのか?これで、、、、リターン世代が乗っても、リターン世代故の乗り方、、、、当時と今の環境で、免許取得が簡単になったという理由で大型をマッタリ乗るパターンが殆ど、、、後は、団塊の世代の大型車とか、、、そんなのばっかりだ。
 他は?っていうと、アニメ系SSとか、よくわからないスクーター、チョイ前のトラッカー、SRカスタム、TWカスタムとか、、、そんなのばっかり。後は、チョイ悪コスプレのV-MAX、忍者、刀とか、そんなのばかり。

 Mr.BikeのBGなんかでは、1980年代のミドルバイクを使った競技が盛んに紹介されているが、そんなライディングスポーツを至高とする価値観のブームは残念ながら起こっていないのが現状。そもそも、1980年代の懐古をターゲットとしている時点で、現代人のハートには響きにくいだろうなぁっていうのが感想だ。

 バイクの現在進行形的な楽しさが生まれない限りは、一発モノのブームがせいぜいで、結果的に廃れてしまうのがオチだ。

 単車に乗って風を切る。意のままに操りながら旅をする。最適な言葉が思い浮かばないが、単車というのがブームでなく文化として定着するような時代は来るのだろうか?面白いのに何故、誰も乗らないのか?凄く不思議だ。

 今、自転車ブームって言われているけど、少なくとも、今のスポーツサイクルブームは長続きしない気もする。単車でスポーツバイクブームが廃れた理由も何となく同じように思う。

 そもそも、スポーツ○○ってブームというからには、雛型にスポーツが存在する。スポーツとしての楽しさは上達の実感であり、上達の実感に必要なのは、技量に併せたステップアップだと思う。
 そう考えると、関心持ったら即買える、即使えるって構造は、スポーツの楽しさの大きな部分であるステップアップの楽しさが味わえない事を意味する。

 思うに、80年代のスポーツバイクブームは、規制、免許制度といった柵が序列を生んでいたからかな?とも思う。その序列に従って皆が、階段を上った、、、、それ故に、ステップアップの楽しさを感じれた、、、、そんな風に考える事も多い。

 今、単車に関して言えば、誰でも望めば手に入る。手に入るのは、あくまでもモノだが、モノを手に入れたところで欲望が減退する。それが、ブームが起きない理由かな?とも言える。
 逆に言えば、今のスポーツサイクルブームでも、ふと手に入れたバイクが如何に高額でも、乗り手次第という現実に気付いた時に、ブームは以前のレプリカブーム同様に廃れるかな?という気もする。

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較べてみると?

 単車と自転車、どっちが楽しいか?というと、答えは明白、、、、断然、単車だ。

 理由は、自分の理想と実践の結果にギャップが存在するから。理想を見繕う時に高すぎる理想を掲げているか?或いは、イメージをトレースすべき実践で想定通りに出来ない場合が少なくないから。つまり、自分の想定と結果が完全に一致していないからとでも言おうか?そんな感じ。精度の低さが、自分の単車観にあるからだ。

 自分が出来ると判断した事が、イメージ通りに出来るか?出来ないか?で、単車の場合の方が出来ない事が多いっていうのは、その精度を高める工夫の余地がある。そういう意味というか、それこそが楽しい理由である。

 自転車の場合、自分のイメージで自分の出来る理想をイメージすれば、ほぼ100%、思い通りの結果を得る事が出来る。他人に大してどうか?でなく、自分の持てる能力から自分が出来る程度がどうか?を考えた時に、そのイメージに対する実現度が非常に近い。
 それ故に、今とは他の事が出来るか?というと、それが思い浮かばないし、自分以上の他人を目標とはしていないし、自分が出来るレベルで上が狙えるか?というと、それも出来ない自信がある。
 言ってみれば、今の自分で自転車に大して出来そうな事は一通り行っているし、行ってきて得た結果を今以上になるよう方法は?っていうと、在ったとしても望まないというのが理由。
 実際、自転車に乗る機会は少なくないけど、乗る都度、自分のイメージ通りなのは言うまでもない。思いの外、ダメとか、、、、そういう事は無いのである。

 単車の場合、或る峠道に出掛けて、そこを走る。走る際には、視界から走りのイメージを組み立てる。組み立てた結果をトレースするのだが、その実践の結果、どうか?っていうと、イメージをもっと上にしても良かったのでは?とか、イメージ通りに身体が動かないとか、そういう時が少なくないのだ。イメージに対する再現性が低い。少なくとも、イメージしているのは、それを実践するための方法も判っているのだが、それが何らかの理由で出来ないのである。その理由も殆どの場合、判っている。判っているから修正できる。修正の余地があるっていうのは、自分の持っている何かを更に引き出す事が出来るって事。
 だから、想定通りの結果を得れる様になりたいという願望が興味というか好奇心に大きな力を与えているのである。

 実際、大昔の学生時代でも、テストなんぞは、想定の点数がどうか?に対して、同じ点数が得られるかどうか?が最大の関心事であり、科目によっては例えば、狙いが80点なら80点を得れれば自分でOKという判断なのだ。苦手科目で狙いが60点なら望む結果は60点であり、別に100点を目指しているのではない。
 大事なのは、想定に治まるかどうか?である。

 そういう意味で、自転車に関して言えば、自分のイメージと結果は殆ど一致している。単車では、一致していないのが実際だ。

 まぁ、自分がもう少し、幼く、幼稚で、、、、自転車でも競輪選手とか、ロード競技者を目指すのなら別かも知れないが、今の自分で今出来る事、今実現出来る事自体、今が限界か?という判断が働くと、そういう意味では、閉塞感というか停滞感が一杯にもなるのである。
 勿論、単車でもロッシとかペドロサに憧れている訳ではない。ただ、今の自分で狙えるレベルに対しての精度不良が興味追求の理由になっているだけである。

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2009年8月30日 (日)

携帯工具に関心

 先日、アーレンキー+ドライバーのマルチツールが便利!って話を書いたけど、ついでにスパナ系のマルチツールが欲しくなった。
 スパナ系のマルチツールでは、DAHONを買うと付いてくるようなツール、板に様々なサイズの六角穴の空いたコンビネーションスパナがあるけど、あれは実質使えない。それで、何か面白そうなのは無いかな?って100円均一ショップに出向いても良いのは無い。

 で、もしかしたら?とニシダサイクルさんに出かけてみた。

 で、そこで前回調達したアーレンキーのマルチツールがぶら下がっていた棚を見ると、HOZENの怪しい年季モノの板系ツール、、、、で、そこの先代社長の奥さんが、これあげるよ!って事で、取り敢えずもらって帰ってみた。

 このツール、鉄板打ち抜きのツールだけど、鉄板厚が5mm程度で厚め。さすが、HOZENとでもいおうか?で、ツールは二枚組、、、、スパナ口は6mm、8mm、10mmがあり、六角穴が12mm、さらに、14mm、15mmのスパナ口、さらにさらに、、、見ると、ハンガーのロックナット用のフックレンチ、最後がノーマルヘッドのロックナットのサイズ、、、、、二枚で一通りのナットに対応している。

 これ、良い感じだな!

 このスパナ系ツールと前回買ったアーレンキー系ツール、これで完璧だ。これに、小型のプライヤで、ウエストバッグの補助ポケットに収納!こういうのがグッドである。

 まぁ、スパナっていうと小型のモンキーでも良いのだが、ヘッドとかハンガー迄対応できるのは、自転車専用のツールならではの話。

 基本、重整備をこなす工具類(KTCのセット)は殆ど持っているし、コンプレッサー、溶接機、旋盤、フライス程度も持っている。当然、電動ドリル、グラインダーはもちろん、インパクト系レンチ等々もある。
 しかし、簡易系ツールは案外持っていない。単車で出る時は、出先での修理こそ楽なのが大事ということで、結構、本格的にラチェット、ジョイント等々を持ち出すが、自転車の場合は本格工具は重量がかさむので、超簡単で簡易軽量工具が良さそうだ。

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8/23~8/29の週の検索ワードピックアップ

★緊急地震速報機
 緊急地震速報機としてアイリスオーヤマから発売されている。これは、専用回線とかを使用せず、警報取得媒体としてFM波を利用しているというのがポイント高い。情報媒体としては、旧来のメディアから最新迄様々があるが、ラジオ波というのはベーシックで受信設備が簡単で、災害時等の異常時には非常に有効と言える。
 少なくとも、警報の類の情報伝達は双方向はNGで、送信のみっていうのが大事だ。
 双方向通信では、状況によっては負荷の増大による機能停止って状況が少なくない。携帯電話、インターネット関連の最新の媒体は、そういう点でガラスの媒体とも言える。
 因みに、この速報機、価格で8000円程であり、家庭に義務づけられている警報が5000円程と言う事を考えれば結構リーズナブルである。
 この度、我が家でも一台購入した。設置場所はリビングダイニングルームのラックの上だ。

★ルイガノMV-F
 ルイガノMV-FのフロントW化を試みる人が居るみたい。
 ベースモデルの年式次第といえるだろう。独特なフレームワークであり、フロントメカホルダーがスイングアーム側に在れば可能、無ければ簡単には出来ないというもの。

http://homepage1.nifty.com/firstsource/Motorcycle/bicycle/lgs_mvf.htm

を参照すれば、年式別で判る。ズバリ、可能なのは2006年モデルのみ。2007年モデルでは難しい。
 更に、MV-RではVブレーキ台座が無いのでキャリパーブレーキオンリー、そして、リアのブレーキマウントがチェーンステーの上側となる。
 そう、MV-Rではフロント多段化ではインナー枚数は小さく出来ないのだ。キャリパー本体とチェーンの干渉が不可避だからである。

 フロントの多段化+インナーギアの歯数を落とす、、、これが出来るのは、Vブレーキ台座+Fメカ台座を持つフレームのみである。具体的には、2006年式のMV-Fと、ビアンキのフェニーチェってモデルのみなのだ。
 因みに、2006年モデルではVブレーキである。これにSTIレバーを併せると、ホイールリリース時のブレーキリリースが確保出来ない。そのために、ワイヤーの途中にインラインアジャスター等を用いるのがお奨めだ。

★Theっ学健究所!壱元亭
 今回は、当サイトのタイトルズバリで検索される回数が多かった。多分、同一人物だろうけど、他にも、『Theっ』とか『健究所』とか、、、ある。
 思うに、タイトル名称としては今更ながら悪くないかな?とも思う。
 最近は、自転車ネタが多いけど、要は健康追求のサイトである。自転車マニアの道楽系とは一線を画すつもりなんだが、実際、自転車マニア、オタク系のサイトになっているかもしれない。
 但し、そのようなサイトと類推されないような名前にしている理由、、、、それは、ブームな世界では、色んな人が居る。そういう人全体の目に触れなくても構わないという考えがあるのは確か。記事内容の検索ワードで辿り着く人は、検索の結果のお客さんで、そのような人の目に触れるだけで十分という判断があるからだ。

★シルク
 シルクの自転車の特徴は、、、、、やはり二枚肩とユーテクティックロウ付けによるラグレスフレームというのでは無いだろうか?
 クラウン、ラグが無い時にベストを見出した当時の先進性とオリジナリティこそ、シルクのシルクたる所以だと思っている。
 後のシルクラグとか、、、普通のクラウン、ラグとかも悪くないけど、それは、シルクの特徴で判りやすいモノが一つ減っていると思うと、初期のシルク程、心にグッと来ないのが正直な感想。
 自転車は機材と同時に、趣味のアイテム的な要素がある。その場合、拘れるポイントは人それぞれにあるだろう。自分の場合、シルクを選ぶならば、二枚肩、ラグレスフレームっていうのがポイントになる。
 因みに、我が家の自転車はフレームに関しては全て選ぶ理由を以て選んでいる。コンポは二の次なのは言うまでもない。

★犬印鞄製作所
 自転車のフロントバッグといえば、コレしかないでしょう!型くずれしない、扱いやすい、言う事無しです。現代の復刻バッグでも、バッグの両サイド、手前のポケット、、、重宝するデザインです。バッグ上のマップケースもイイ具合。
 フロントバッグをバッグハンガーを使って高い重心からぶら下げる現代のタイプよりも、フロントキャリア上に座らせる方が安定しますし、容量も稼げます。
 問題は?というと、現代のSTIレバー装備で変速ワイヤーがバーの内側に伸びるタイプには使いにくいかも知れません。フーテッドレバーが必須で、フロントキャリアも必須となります。フロントキャリアはクロモリ中空パイプ加工品がお似合いでは無いでしょうか?
 自転車、単車のような乗り物では荷物が目の届くところに在る=安心感です。
 つまり、自転車ならフロントバッグ、単車ならタックバッグ、自転車なら犬印、単車ならコロナと決まります。定番が定番たる理由は、使えば判ります。

★CCDトイデジ
 トイデジの定義はなんぞや?次第だけど、一般的には高画素機が存在している時代に敢えて30万画素とか、液晶モニターを持たないとか、そんな区分けだろうか?画素数で定義するのは高画素が一般的になると違うだろう。液晶モニターを持たないという条件の方がトイデジを括りやすい。
 トイデジの多くは超安価であり、殆どがCMOSセンサーを用いたものだが、知る限り、CCDのトイデジっていうと、Intel Pocket PC Camera CS630ってモデルしか思いつかない。このモデルは単四電池を4本で使うモデル。PCカメラにも使えるカメラで、カメラの機能はシンプルながら付属ソフトが充実して結構遊べるモデル。
 30万画素ながらトイデジという先入観で見ると、相当にまともな写真が撮れる。驚異的なのはストロボ未装備故に、室内で撮影すると、思いのほか雰囲気を良く映し出す。自分も持っているけど、お気に入り最右翼のカメラの一つ。
 トイデジでは無いかもしれないけど、30万画素機時代末期の液晶モニターレスのデジカメで富士フィルムのClip-it DS-10ってモデルも似た感じ。本機は、液晶付きのDS-7、DS-8からDS-20に進化する過程に生まれた亜種。このシリーズで唯一の単三電池二本駆動だが、そのために液晶モニターを捨てている。機能面はDS-20と同等故にトイデジとは言い難い。機能に普通のデジカメを持たせ、コストを徹底的に削減しているのが特徴。絞り選択までも手動。でも、機能は当時のデジカメスタンダードで性能は当時レベルで十分。これもお気に入りだ。
 液晶レスなデジカメをトイデジと言うならば、それでCCD搭載っていうのは創成期1996年以前の機種を除けば、この2機種しか存在しない。
 ただ、CCDで無ければ映らないか?というと、そうでもなく、WS30(カメレオン)系、AGFAのEphoto CL18、konicaのE-miniは結構マトモ。トイデジらしく構成が愉快なのは、日立のiNC100(GSmart350)、C@Mail F38、E-mini等も面白い。可もない不可もないのがix-20、LV-20といった機種。これらで総じてベストは、DS-10だと思う。

★自転車で100km走る時間?
 走るコースと漕ぐ人次第。平坦路基調だと、どのくらいだろうか?自分の場合、最短で2時間50分、川沿いのコースをピストで周回した時の時間が最短時間。
 サイクリングでは?って考えると、5時間程度では無いだろうか?山間部で山地越えが入ると6時間程度だろう。現実的に3時間未満で走るのは運動経験の無い素人では不可能と思う。3時間で距離÷時間で計算すると33.3km/hである。発進、停止を入れて考えると、走行時は37~38km/h程度は維持しなければ不可能。自身で3時間切りをした時は殆ど走行時は40km/h以上だった。自分の体力では、平地+適合したギア比+エアロポジションがこの速度域を得る必須要素だ。こういう事はもうしない。
 5時間って時間でも単純平均で20km/hだから走行時は30km/h弱となるだろう。6時間で単純平均で16.7km/h、実質20km/h程度っていうのがサイクリングという場合は心地よいペースでは無かろうか?

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金魚、追加!

 先月の祭りですくった金魚が3+6=9匹だ。この内、8匹が感染症によって絶命し、最後が一匹となった。
 この話は、先日、記事にしたとおり。この残った金魚は、ポップアイによって隔離水槽で治療した金魚であり、メチレンブルー水溶液で復活した金魚である。
 因みに、金魚すくいでゲットしたのは全部、小赤って種類の金魚だ。

 さて、この最後の金魚で終了か?とも考えていたのだが、行きつけのパソコンショップであるレッドサンさんでWindowsXpを購入した帰り、その隣のペットショップに入ったのが間違いの始まり、、、、、

 そこで、金魚を3匹購入した。併せて、ミネラルを供給するという石、それから水溶液も購入、、、、合計で2800円の出費だが、今度は、夜店でなくペットショップで金魚を購入した。

 ショップで見た時は金魚、小さいな!って思っていたけど、持って帰ると、デカイ。最後の一匹の金魚より随分とデカイ。チョット水槽が手狭にも見える。これ以上、金魚を増やす事は難しい感じ。因みに購入した金魚は、小赤とか和金では芸が無いので、コメットって呼ばれる金魚を二匹と小赤を一匹だ。
 生き残りの小赤一匹と併せて、小赤とコメットが二匹ずつで合計四匹という体制である。

 なお、水槽は小型水槽だから小さい金魚でも最高で8匹程度、中型金魚なら4匹が上限だ。この体制で飼育出来る事が判れば中型水槽で金魚を増やしても良いかも知れない。

 これからは、金魚は具合が悪くなったら、即、隔離水槽で治療し、感染が広がる様で在れば、水槽全体に薬品を入れて治療しなければならない。
 折角、飼育しているのだから、責めて1年は飼育しておきたい。

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いよいよ選挙だ

 この記事を書いているのは、公開一週間前。
 今回の選挙では、民主党に強い追い風が吹いている様だが、これは、前回郵政選挙の反動のような状況。

 結果は、開票してみなければ判らないが、今回の選挙で民主が与党を担った後の次の選挙が大事かな?って気もする。
 今回、民主が政権を執って、運営の仕方が自民の過去四年と同じであれば、結局、何も変わらないだろう。今回の反動、政局への風向きは、自民党の四年間の政権運営の強引さへの警告という事だと理解しているが、同じ考えの人は案外少ないようにも感じるところ。

 投票日には、嫁も自分も投票に向かう。入れる先は、自民党以外で、投票行動が結果に反映されると期待できる党だ。
 30日は?というと、24時間テレビ~選挙特番とテレビを見る時間が長そう。こういうイベントというか、祭り事は結構好きだ。

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2009年8月29日 (土)

携帯工具で対応可能なのは、、、

 自身、単車でも自転車でもだが、チョット出掛ける時でも、出先を考えてエマージェンシーに対応できる装備を心掛けている。勿論、長距離で当然なのは尚更だが、、、、

 装備が簡略化される状況っていうのは、完全市街地で、徘徊エリアの何処に何が在るって情報を把握している度合次第だ。それ以外の場合は、リスクに応じた装備を持っている。

 単車で出掛ける場合、一通りの整備が出来る最小組み合わせの工具+チューブレスのパンク修理キット+クラッチワイヤー+M5~8のボルト、ナット+ステンレス針金が積載されている。自爆とか転落といった異常事態で無い限りはまずは戻ってこれる装備だ。
 自転車はどうよ?っていうと、手ぶらなのはニシダサイクルさんに出掛ける時くらい。
 インフレーター+パンク修理対応キット(スペアチューブと修理セット)+簡易工具は当然装備している。

 特に、自転車の場合は、生活の時間の隙間を利用しているので、異常時で時間遅延が他の生活へ影響するので、極力異常対応を迅速に行えるようにしているのだ。自転車では殆どの場合、ウエストバックを装備している。ここには、軽量な組アーレンキーセット、薄型プライヤ、コンビネーションスパナが入っている。

 特に、休日のエクササイズ走行と平日の昼ポタでは、その前後にスケジュールがビッチリであり、異常はNGなのだ。

 そんな状況で毎日走っているのだが、木曜日の昼ポタでは、走行時にリアメカ辺りから異音、プーリー位置とスプロケ位置が合っていないような異音だ!早速、症状を確認するために走りながら状況をチェック!、、、、トップ近辺になる程激しく、ロー側では治まる。走りながら目視で確認する限り異常無い、、、、、で、ペダリングトルクを増やしたり、減らしたりして異常の様子を観察、駆動トルクを増やすと収まり、抜くと激しい、、、、そして走る事数十メートル、、、、、

 思い付きました。

 テンションが多く必要な状況で異音、チェーンのテンション自体でメカが支えられているとOK、、、、つまり、メカの保持が緩んでいる筈!で、取り付け部を信号待ちで確認、メカがぐらつき気味、、、、、ウエストバッグからアーレンキーセットを取り出し、取り付けボルトを回す。約半回転程、緩んでいる、、、、で、即、締め直し、、、、信号が青になったらスタートである。異音は無くなった。しかし、これまで走りながら調整していたワイヤーアジャストの御陰で、今度は変速のインデックス位置が狂っている。当然、指定段数に決まりにくく、振動でチェーンが隣のギアに移動し気味、、、、、走りながら、アジャスターで調整して事なきを得た。

 結局、この時は、異常を感知して、信号待ちで対処して終了。実質的なロスタイムは殆どゼロである。

 信号待ちの僅かな瞬間で工具があれば対処可能なのである。これって重要。勿論、日頃の整備をしていれば何の問題も無いのだが、毎日使用している自転車では、案外、不意を打たれるように緩みによる症状が現れるモノ。そして、その症状が突然やってくるので、それに即対応出来る体制というか、装備は重要なのだ。

 以前、ラングスターで全力走行中に微妙に感じるクランクの違和感、、、、帰宅途中でBBを疑いクランクを抜いてみると案の定、DURAのBBのベアリングにガタを見つけ、BB交換で症状は治まった事があるし、オ・モイヨWW号でヒルクライム中に発生していたピキピキ音をペダルスピンドルシャフトのベアリングと判断して交換した事もあるが、何れの違和感も発生して即発見し対応出来た事を思い出す。

 携帯する工具は少ない程良いけど、少ない工具に厳選するには、生じるトラブルを想定し、対応するための最小限が判らないとダメだ。更には、生じるトラブルが大きな症状に到る前に対応出来る程、工具は簡単で済むのも現実。

 簡単な工具で対応出来る事、それは、症状が悪化する前に検知する感覚が必要条件だったりする。症状の違和感を早期発見、早期終了がトラブルとコストを最小限で乗り切る秘訣なのだ。

 その場で対応出来るか否かというよりも、不具合による影響が広範囲に及ばないようにする事は、結局は、携帯工具で対応できる不具合の範囲が広いと言う事。
 自分でいうのも何だが、携帯工具で対応出来る理由は、異常を早期に察知できる経験があるということだ。そして、異常を早期に察知出来る理由とは、装備されたモノが、何のために、どういう原理で動いているか?どんな動きが正常か?を知らなければならないし、そういう事が判るから、発生している症状は、部品の何が不良となったら起こるか?が想像できるのだ。
 そう、乗り手が憧れる速く走るために必要な目的意識同様に、扱うモノ全てが、存在理由があって、機能には理屈が付き物だという意識があるから、なんでも対応できるのである。

 自身、全ての症状を一発で見抜ける程の経験は持っていないかも知れないが、最近は、一寸した事なら、此処が悪いのと違う?という目測は高い精度で当てれるようになってきたと思う。

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世間のロード感

 先日、ニシダサイクルさんでパーツ注文をしていた時に、近所のオジサンとチョット会話した。
 この方、クロスバイクから始めて、この度、ロードバイクを購入された模様。楽しく、沢山走っているようでイイ具合だが、話を聞いていると、走っていると挑発を受けるし、挑発する事もある。それが楽しいのだそうだ。そして、その見ず知らずの人との対峙の際は、相手の自転車、グレード、パーツ、相手の体型を見て、勝てる?勝てない?を判断して挑むような気持ちになるとのこと。
 そして、ロードバイクに乗ったら、今迄の自転車とは違う世界で走れるので、ロードバイク=速い!って豪語されていた様子。

 恐ろしいもんだ。

 ぶっちゃけた話、自転車なんて見ず知らずの人と対峙した瞬間での優劣なら、どんな自転車でも一緒。長時間、長距離を走ると差が出るかも知れないが、抜いた抜かれた、追い付いた、、、そんなレベルでは自転車の差なんて影響は殆ど無いと思う。
 自転車がタイプや価格によって速いとか、遅いの議論は、瞬間では発揮できないモノ。対峙した瞬間に現れる差っていうのは、これは、モロに乗り手の体力と経験だけではないだろうか?もっと言えば、体力に見合わせた走りの組み立てが出来るかどうか?つまり、経験の差がフォームの差となり、フォームの美しさが所謂、速さの差になると思うのは自分だけだろうか?

 単車でも同じだが、自転車でも結局は持っているリソースを自分で如何に効率的に運用できるか?が大事であり、自分の持てる力が弁えれる人こそ、強く速いと言える。

 速さ=経験、経験=リソースの活用法だが、それが見えないと、パーツやグレードに傾注し、無謀なトレーニングに強さを求めたりする。この辺りの差が経験の差では無いだろうか?
 勿論、経験によるリソースの認識が、己の弱点の理解に繋がり、その補強を目的としたトレーニングとか鍛錬というのが大事なのは言うまでもない。経験が無ければ、そんな目的意識が欠如して、人がやってるから!とか、誰々が言ったから!という他の意見で良いとされるモノを盲目的に求める傾向になるんだろう。

 これは、最近、自転車、単車に限らず、色んな分野で感じる事でもある。

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自転車重点都市

 月曜朝刊の記事だが、国土交通省が全国で20程の都市を自転車重点都市として公募するんだそうだ。
 自転車を使って安全に通勤や買い物ができるまちづくりを進める自治体を支援する新制度を来年度に創設、モデルとなる「自転車重点都市」を公募で約20自治体選ぶ方針を固めた。
 5キロ程度の移動はマイカーよりも自転車の方が中心になるよう専用道を整備するなどし、自転車の“復権”を目指す。車の利用を控えることで地球温暖化の原因となる二酸化炭素排出量削減などにもつなげる。と、そんな思惑らしい。

 今、何かと自転車が注目されているようだが、注目を浴びる程に、問題点が浮き上がってきそう。

 注目も大事だが、自転車利用に際して適用されるルール、法体系があやふやなのが最大の問題点かもしれない。歩道と車道を変幻自在、、、或る意味、便利だが、自在=取り締まれない=モラル向上は不可能、、、、、そんな、多くの矛盾点を沢山抱えているのが自転車を取り巻く環境だ。
 実際、自治体が進める自転車通行帯の整備っていうのは、車道を原則という法体系から一致しているとは言い難い実態であり、この辺りの意識の統一が無ければ、よりよい自転車社会は生まれてこないのでは無いだろうか?

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PentiumIII、延命対応中!

 我が家の主力マシンはPentiumIII搭載機である。
 PentiumIIIといっても全てギガヘルツのデュアルマシンであり、現状、使用時におけるストレスは皆無である。全機種、ギガバイト級のRAMを搭載しているので、相当に重い操作を行わない限りも大丈夫だ。

 そんなP3のDual機だが、その軽快感はDUAL動作が可能だからでもある。DUAL動作+大量なRAMあっての軽快感だ。

 そんな使い勝手を支える重要なモノが、、、、、、そう、Windows2000 ProfessionalってOSである。これはDUAL CPU、ソケット二個を認識し、現代の必要機能をシンプルに提供してくれるOSだが、このOSの寿命がP3マシンの寿命かもしれない。

 Windows2000のメインサポートは2005/6/30に終了している。そして、2010/6/30に延長サポートも終了する。すると、UPGによるセキュリティー対応も更新されず、更には、これまでの更新も再インストール時にはパッチが当てられなくなる。すると、今のWindows98のようにUPGが不可能な裸のOSになるのだ。そうなると、チョット使いづらくなる。

 で、試験的に導入したのがデビュー時に購入してインストールを昨年行ったWindowsXpだ。WindowsXpでもグレードはProfessionalであり、DUAL CPUが使えるモノ。このXpのサポート期限が2014年ということ。これなら、あと5年弱OKなんだ。

 因みにXpのProfessionalのパッケージは合計で4本保有している。この内、最後の一本を先週入手したばかりで、既にXpの流通は相当に少ない模様である。ショップにお願いして殆ど最後の一本に近いのだが、なんとか入手したところ。
 今、Xpをインストールしたマシンは、嫁のevo W6000、寝室のCUV4X-D、娘のGA-6VXD7だが、自分のCUV4X-D用にXpをゲットしたところ。ホント言えば、GA-6VTXD用にも保持したいところだが、使用頻度から言えば、高額なXpを買うのも躊躇しているところなのだ。

 少なくとも、Vista以降ではHome Premiumではシングルソケットでマルチコア対応であり、それ以上のパッケージが必要な上に、OS自体がPentiumIIIには重すぎるので使えない。我が家のVista運用しているマシンについては暫く安心だが、他のマシンは2014年が一つの目安になるかもしれない。

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2009年8月28日 (金)

政治に望む事

 選挙が迫る。
 そこで、戯言、、、、

 政治に望む事。国会に望む事。それは、何か?

 国会っていうのは議論する場所。採決する場所。つまり、国会と関連委員会等々は全て議論する所。議論っていうのは、多数決の論理が最終手段だが、それに到るには出席者の合議の最終が多数決であって、少数意見の抹殺ではないのである。与党の政策=国会の意志決定というのは、多数決の名を借りた独裁だと言えないか?

 本来は、合議で意志形成を図るべきであり、全ての政党は、政策を議席に応じた割合で反映させる努力をしなければならないし、その形を国民に見せなければならないのでは無いだろうか?

 今のように、過半数とか、絶対多数を勝ちという価値観は、野党意見を抹殺するという宣言の裏返しに見える。

 理想の国会の勢力分布より、個人的な理想は、一党の上限議席は過半数以下、そして政党間の連立は禁止という形。政策毎に複数の政党の賛成で法案が可決される姿が理想だ。その理由は、政策毎に議論が尽くされるから。そして、どの政党にも選挙で掲げるマニフェストを注入できる機会を与える事が出来るから。

 今、選挙前でメディアはマニフェストを見ろ!って言ってるけど、今の仕組みでは、マニフェストを語っても実行できる権利を得れるのは絶対多数政党のみである。逆に言えば、勝ち目のない政党のマニフェストは意味あるの?って印象。
 マニフェストよりも政治姿勢を判りやすくアピールすることこそが大事では無いか?

 そう思うのである。

 全ての政党に議論の場を与え、政策に意見を反映させる機会を与える。そして、その成果を国民が判断できる機会を作るような体制の方が、国民にとっての政治への当事者意識も高まるように思う。

 やはり、自公連立でいつの間にか的に大量の法案成立を図ってきたやり方自体が、過去四年間の政治への評価を招いているように見える。

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政策、批判の前に、姿勢を示せ。

 自民党のネガティブキャンペーン、恥ずかしすぎである。
 相手の批判=弱小野党のやり方だ。一言、考え方が貧しい。

 批判の前に、ビジョンを提示して、スケジュールに精度保証するとか、或いは、過去の反省に立って、評価を国民から問える仕組みを作る様な提案を掲げた方が責任政党としての資質をアピール出来たのではないだろうか?

 今回の反省は、四年に渡る、圧倒的多数による強引な採決の繰り返しで、議論も無し、国民への開示も無しで、結果、聞いてないよ!的な不信感が多かったのが逆風の理由の一つの筈。
 その過信を詫びて、圧倒的多数で野党を無視しても構わないが、国民迄も無視するような政策決定が不振を読んでいるでは無いだろうか?

 批判する前に、国民の声を吸い上げる仕組みを作るというのが、実は、どの政党にも望まれる政権与党の資質の筈だ。その資質をアピール出来るのは与党のみであり、それを何故、選挙戦略の格に据えないのだろうか?

 政策、マニフェストなんて殆どの人が本質迄見抜いていない。そもそも概論的であり、それの実践は時間と共に変遷するもの。それで揚げ足取り的な批判は意味を為さない。
 実際、マニフェストを実現する権利を得た与党でさえ、前マニフェストの実現度というと、解釈次第で○にも×にもなっているのが実情。

 マニフェスト選挙というのは、或る意味、重要だが、一番大事なのは党の姿勢だ。姿勢とは、全ての政策決定、立案の土台を為すのだ。選挙では、党の姿勢を如何にアピールするか?姿勢を見せない政党に未来は無いのだ。

 今回の選挙戦では、与野党共に、姿勢が見えるとは言い難いのが現実。

 仮に民主党が勝っても姿勢があるからでない。それは自民党の姿勢が剰りにも情けなく、恥ずかしく、見窄らしいからだ。しかし、戦後を支えた自民党の姿勢が今の状態迄劣化している現実には、目も当てられないというのが正直な感想。

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ギアレシオ

 ステンレスのロードにはカンパのアテナ11速をインストールする。歯数的には53-39Tというスタンダードクランクを予定しているが、39Tは兎も角53Tはチョイ不要っぽい。如何にも重すぎである。11速用の替え歯は未だ無いけど、色々調べてみると、9速、10速用でも何とかなりそうな情報もチラホラ。少なくとも、歯が厚い事が問題になるなら、薄くするのは可能だし、何とかなるだろう。薄い歯を厚くするのは不可能だが、、、、

 それで、ダメもとで小さなアウター歯を調達する事にした。さて、何丁?っていうと、実は46Tだ。フルサイズバイクでアウター46Tっていうとは、実は小林スポルティーフと同じもの。但し、今回調達する46Tは変速ピンのあるものだ。変速性能は当然低下するだろうが、気になるようであれば、元の53Tの戻せばよいという判断だ。

 因みに、センターというかインナーの歯数は38Tか39Tが規定路線。ヒルクライムというか登坂でもロー側スプロケットに27Tが付いていれば、トリプルの30Tは当然、コンパクトインナーの34Tとか35Tも不要だ。
 前回、BSトライバイクでも、センターを使ったのでさえ一度きりで、その時のカセットも25T迄しか落とさなかったのでOKだろう。

 トップ歯数が15T以上ならばクランク側は50-39T程度で十分、14T以下ならば48-38T以下が理想。今回はトップ12Tでもローが27T迄あるんで、インナーは39Tでも大丈夫っぽいが、トップ側がハイ気味なんで46T辺りが良さそうという判断だ。
 よく言えば、46Tから1T刻みで試したいところだが、如何せん、未体験の11速である。パーツを揃えても使えなければゴミとなるんで、取り敢えず46Tを入手して装着し、機能する事を確認して歯数を詰めていくパターンだろう。

 小林スポルティーフが46-38-30T×14-25T、BSトライバイクが50-39-30T×16-27Tである。現状、46×14(6.89m)とか50×16(6.55m)では場合によっては少々足らない事がある。この感覚は日常でスピママとかオ・モイヨWWの7.05m近辺(700Cなら50×15に相当)でも足らない場合があるので、実際問題、7.5m程度は欲しい。即ち50×14、46×13とかが在れば丁度良い。追い風基調で走る時には必要だ。
 今回、バイクを作るのは、自分の乗り方の変更で10%~15%程高いギアが踏める見通しが付いたから。即ち、従来でいうと7mを一つの目安としていたのだが、その15%アップ狙いだから、8m程度をトップに配したいのだ。全域で長時間新しい乗り方が馴染めば、スタンダードな53Tで全然OKだが、現状、15%アップで踏めるのはトップ近辺で長くても30分程度だから、弱気な46Tチョイスとなる。53Tで全域をハイギヤードにして対応できる自信は剰り無いのが正直なところ。
 今回のコンポではトップが14Tから12Tとなる事で、コレまでのセットで生じる不足は解消される筈だけど、トップが12Tとなってロー側が27Tとなるのは、シマノ9速(14-25T)と較べても、シマノ10速(16-27T)と較べても中間域、つまり18Tが消えて空いてしまうのがネック。
 そこで、前を46T以下で45Tとかを入れるとトップ側がショート過ぎる。ロールアウトで7m未満っていうのは長距離サイクリングならOKだけど、踏むモードでは足らない。7.5m程度が欲しいのは外せないし、インナーの38Tと近づきすぎる。
 アウター45Tなんて選択肢は無いし、在ったとしても歯数差から選ぶインナーを37Tというと、見た目不愉快なコンパクトクランクの類になるのがNGだ。
 ロード用ではPCDに限らずアウターは実質46Tが下限だろう。それに併せるのは歯数差的には38Tか39Tがベスト。一般の53Tアウターなら普通はインナー42Tだろう。最近は多段化が進んだために歯数差が開く傾向に在るのかも知れないが、前の歯数差が大きいのは結構不安定になりやすいし、実際には使いづらいもの。

 ネット上では、欠品だったアテナのコンポもショップによっては入荷中みたい。案外、遠くない時期に揃うかも知れない。楽しみ!楽しみ!

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緊急地震速報機、到着しました。

 発売と同時にオーダーした表題の緊急地震速報機、到着しました。
 到着と同時にセッティング♪

 この速報機、構造は単純にFMラジオである。FMラジオをベースに電波受信状態で音声等をスリープで待機出来るというのが基本。FM放送局から緊急地震速報の警報信号をキャッチした時に、音声スリープが解除されて設置音声が警告音と共に発令されるシステムである。

 セッティングは、電源を入れる。セットボタンを押して周波数を併せる。音量を調整し、最後にセットボタンを押せばスリープ状態となる。電源はACアダプターだが、セット後の状態は電源断となっても保持されるので、停電等で再セットの必要は無い。このセットボタンを使わなければ普通のFMラジオである

 考えてみれば、至って簡単な構造である。至って簡単な構造故に、緊急時には信頼性が高いとも言う。

 因みに、セット状態、つまり音声スリープ状態では前面の青色LEDのインジケーターが点灯しており、動作中である旨は判る。

 我が家では、台所の自作レンジ台の上に置いてある。

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ストラップ

 デジタルカメラは結構便利。
 便利な理由は携帯性ということだが、昔のデジカメはチョット大きい。チョット大きい場合は、ベルト通しのカメラポーチに入れるとかが考えられるけど、最近のデジカメは特にチッコイからポケットでOKである。
 ポケットにOKといってもズボンのポケットでは具合が悪い。考えられるのは、上着のポケットだろうか?確かにカードサイズでコンパクトだから上着のポケットにも入るのだが、、、、

 ふと思った。そういう使い方すれば、かなりの確率でポケットから落下するのでは無いだろうか?って事。最近のデジカメは1.5mからの落下でもOKってモノもあるようだが、ポケットからの落下は場合によっては、そんなダメージでは済まない。胸ポケットといえば、自身、単車で煙草をライターと一緒に紛失したのは数え切れない程だが、デジカメでも同じではないだろうか?

 そんな最新のコンパクトデジカメの携帯には何が良いか?っていうと、これは携帯電話同様にストラップだろう。携帯電話の場合、昔は、ストラップにクリップを付けてポケット口に挟んで落下防止にしていた。その後、クリップのようなプラの挟み口が付いたのが市販で登場してからは、それを利用していたが、それでもプラ故に甘くなって挟み具合が緩くなり落下するって事があり、今はどうか?っていうと、樹脂コイル式のストラップで他端が環式の留め具に為ったものを利用し、留めをベルト通しで固定して絶対に落下しない様にしているのだが、デジカメの場合、構える時に空間的に邪魔になるストラップは使いづらい。

 100円ショップでは最近は様々なストラップが売っているけど、首からかけれるのは、布タイプで結構邪魔な印象。実際、使ってみるとストラップ自体が風になびいてレンズ前を塞ぐ事が少なくないのがNGである。

 そんな中、見つけたの良い一品がある。

 それは、今でも普通にあるのかもしれないが、昔のキャノンのカメラ、イクシーのステンレス製ストラップである。ステンレス部分がビニールコーティングしてあり、首に掛けても大丈夫な感じ。素材自体がステンレスで細く、絡まりにくく、重量があるので、撮影中にレンズ前で揺らぐ心配もない。

 このストラップ、結構お奨め。昔の比較的大きなデジカメには似合わないが、最近のカードサイズのコンパクトデジカメには良い感じだ。

 我が家のコンパクトデジカメといえば、EXILIMのEX-Z250とEX-V8が在るけど、この辺りのカメラには、このストラップが似合いそう。

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2009年8月27日 (木)

古くても、良いモノは良い。

 盆前に発注していたヒラメが入ってきた。
 火曜日に連絡を受けたので、早速、会社帰りに受領しに出掛けて、その夜、BBBのポンプに取り付けて使ってみた。

 これ、最高だ。便利だし、エア漏れ無し、バルブへの負担も無い。使いやすい。

 ポンプヘッドだけで、ポンプ本体の値段を軽く上回るけど、良いモノは良い。それだけだ。

 犬印のフロントバッグではないが、ホントに良いモノは、良い。このバッグ、長く使って初めて判る型くずれしにくさと、使いやすいところに使いやすいモノが配置されたデザインであり、ホントにサイクリングに携行すると違いは歴然なのだ。

 こういうの使うと、新しいだけのモノ、良さを実感出来ないスペックに飾られたモノとのコントラストが鮮やかに出る。
 新しい、古いではなく、良いか?悪いか?これが重要だ。華やかなチラシ、スペック、伝聞だけに惑わされない眼力が必要である。

 チョット違うけど、ビンディングとトークリップでも思う事がある。足の固定の仕方が違う。ビンディングではロックがスピンドルの上にある。実際、踏むとそこに介在物を感じる。でも、クリップの場合、クリートはペダルプレートの後側、動力を伝える拇指球の裏には何もない、スピンドルを間近に感じれる。自身の漕ぎ方では、脚のリカバリー時は脚の裏とペダルスピンドル間の抗力は殆どゼロとなるが、そのゼロ感が感じられるのはトークリップの方が鮮やかに判る。

 勿論、新しくて良いモノも多い。リアのインデックスシフトは便利だし、デュアルピポットのキャリパーブレーキも昔とは制動力が雲泥の差だ。カンチとVも然りである。

 時代とかは別として、ホントに使いやすいというモノをしっかり選んでいきたいものだ。

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メニュー再検討しようかな?

 8月三週から単車時間増量中である。具体的には峠に通う頻度アップ中である。
 で、思う事、結構疲れるという事。疲れ具合は自転車の比でない事。もっと言えば、ここ数年で得た能力は単車向けの部分が案外少ない事。

 自転車っていうのは、ハァハァ、ゼェゼェで、言ってみれば抑揚の無い運動状態。常に動かしている状態。硬直って状況は皆無な状態。水泳も然りだが、一定の負荷?というか、状態を保持するような印象。

 でも、単車っていうのは違う、コーナーを攻める。攻める過程では、操作しながら身体を支えている。瞬間毎に支える部位が変化する。チャッチャッと動かして、或る瞬間に或る部分に大きな力を入れてグッと堪える感じ。大きな速度差、素早し切り返しでは、素早い動きをクイックに瞬間的に力を入れる方向を切り換えて、、、と、そんな感じ。スパッ、グッ、スパッ、グッって切り返し。運動に際しては、負荷の変化と加速度は非常に大きく、瞬間毎に大きな力で保持が入って、即脱力って繰り返しだ。

 思えば、運動の質が全く違うもの。一番大きな違いは、時間軸が考慮に入っているかどうか?の違い。時間軸における変化、負荷の変化というか、加速度が非常に大きいのが単車の特徴である。

 抑揚の無い連続的な運動では、水泳、ローラー台でOKだが、そんな事しても単車向けに必要なフィジカルは保てない。単車でいうと、ダンスとか体操のような踏ん張り、反転、保持というのが大事である。ダンベルを用いた瞬発、反動、反転、保持といった動作を入れた運動が効果的っぽいのだ。

 先週の日曜峠走行で、翌月曜日、脹ら脛に筋肉痛、、、、、これが火曜日になっても残っている。これ、スイムで5kmブレストとか、ピストで100kmを三時間未満というトライでも発生しない症状。
 較べちゃ活けないけど、単車で単車ならでは三次元感覚で走る楽しみを得るには、相当な鍛錬が必要って事の裏返しにも見える。

 これに対応できる身体を保つのが大事。目指すは還暦小僧みたいなもんだ。

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単車タイム、増量予定

 もうすぐ9月だ。9月に入ると単車時間を増量する予定である。単車で気持ちよく走れるのは11月だ。何と言っても、装備を着ても暑苦しくない。着れば丁度良いコンディションとなるからである。この時期に心地よく走るには、そろそろ身体、単車共に準備しなければならない。
 ということで、休日の午後は単車時間に変わる。自転車でいうとオ・モイヨWW号に乗る時間が無くなりそうだが、それはそう。身体作りの目的は、単車で峠を走る体力を維持する事だから当然だ。

 単車というと、やはり2ストバイク+CX+SVというのが自分のライフスタイルに適合している。正直、C200とかグースというのは、熱中度から言うと一歩下がる感じ。ということで、乗るのは、優先度の高いモデルが主体になりそうだ。

 単車の楽しさはレスポンス。レスポンスを活かした俊敏な走り。どこで俊敏?っていうと、峠道で俊敏、、、、、、秋のワインディングが待ち遠しい。

 勿論、だから自転車時間が減るのではなく、自転車時間をシフトさせるだけ。土曜に回遊走行は健在だが、これを2周回基本を3周回に、日曜の午前一本、午後一本のスプリント二本を朝の開始を30分繰り上げて、朝に2周回の回遊に切り換える。つまり、週末は、2+1+1=4本を、3+2=5本にする予定。

 振り分け的には、製作中のバイクの仕上がり次第だが、、、、土曜走行は、これまでのラングスターをステンレスロードに、そして日曜のラングスター+オ・モイヨWWをラングスターに変更、因みに、平日の小林スポルティーフを使っている3本ローラーをシルクのピストに変更する。
 問題は、小径である西DAHON、ルイガノMVFは今もだけど、オ・モイヨWW迄もが乗る頻度が減る事と、フルサイズのBSトライバイク、小林スポルティーフに乗る機会が無くなってしまう事。

 まぁ、身体は一つ、一日は24時間、これは不変だが、単車が9台、自転車も9台となると結果的にそうなるのは当然と言えば当然、、、、我ながら、バカというか、なんというか、、、、

 将来、自転車、単車を絞っていくとどうなるか?を考えた時、多分、自転車で最期に残るのはピストバイクだろう。次点はやはり折り畳み小径車のどれかだろう。フルサイズのロードバイクはやはり使い道が無いのが現実だ。
 単車ではどうか?っていうと、残るのは間違いなくガンマ500、CX、SVってところ。2スト+ミドルツインが必須って感じ。シングル系も楽しいけど、鼓動でなくレスポンスを楽しむ上では絶対的なスケールが足りない感じだ。

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2009年8月26日 (水)

格式は何処?

 自民党、少しは期待していたんだが、最近はダメダメだ。

 最悪なのは、、、、ネガティブキャンペーンだ。動画、PDF配信で盛んなようだが、そういう戦法は、少数野党の特権だろう。政府与党が自分に自信があるなら必要のない戦略。

 こんなキャンペーンが無ければ、比例区は民主、選挙区は自民で行こうかな?とも思っていたのだが、格式もへったくれもない。誰が、選挙対策しているのか?

 他党の否定も不要、過去の実績?の連呼も不要。

 多分、日本人の心を捉えるのは潔さの筈。

 過去の政策の非の部分をクローズアップして、そこを、どう変える?その為のチャンスをくれ!って戦略の方が、国民のハートを捉えられたのではないだろうか?そういうのに弱い国民性だろうと思うんだが、、、、

 今の状態は、破れかぶれ状態、駄々っ子状態にしか見えない。潔さ以前に、始末の悪さが前面に出た選挙戦略だ。

 麻生ちゃんも今一だが、一番NGなのは、選挙戦略を組んだ奴だな。

 

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舛添さん、厳しいな。

『働く能力と機会がありながら働かない『怠け者』に貴重な税金を1円も払うつもりはない。』

 そうなんだ。まぁ、判らないでもない。

 同時期の麻生発言、『金がないのに結婚はしない方がいい。オレは金がない方ではなかったが、43(歳)で結婚した。稼ぎが全然なくて(結婚相手として)尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい感じがする』とかも、言わんとしている事は理解できないではないのだが、、、、やはり、厳しい事いうなぁって感想だ。

 働く能力、機会があっても、人間の場合、気力があるかどうかが問題。正直、気力で働くというよりも、仕方なく給料を得るために時間を提供するって人の方が世の中多いのでは?とも思う。
 能力と機会があっても、それを発揮するに見合う気力が生まれるか?が一番大事なように思うのである。

 気力を労働者世代に与える事ができるか?が一番のポイントであり、それが夢や希望だと思うのである。つまり、舛添さんの言ってる事は正論だが、そこに気力を芽生えさえる様な社会を誘導するっていうのが本来の政治家の役割ではないか?と思ったりするのである。
 このような事を言うのは、舛添さん自体が、厚生労働大臣という立場にあるからだ。つまり、気力が無いのは個人の責任というのは、或る意味、気力の有無の原因の一つである格差のようなモノが自己責任と見捨てるような潜在性が在るのでは?と思ったからだ。立場から期待するのは、そのような人に気力を与える様な政策を誘導する立場ならば、弁明のような発言は生まれないのでは?と思うのである。

 麻生ちゃんの発言も、結局、稼ぎ=甲斐性、甲斐性が無いのは尊敬出来ないって取られかねない。経歴からいうと、自分でツテ無しで金を稼いだ事が無い、苦労した事が無い人間の言い方だ。

 議員さん、大臣さん、、、、彼らは、彼らの価値観で言えば人生の成功者という認識を心の底では持っている筈だ。それをスタンダードと思う潜在意識が、立場を換えて発言しようという配慮の欠落に通じているのでは?というのが感想。普通の人ならそれで良いだろうけど、政治家として色んな価値観を立場を変えて見る力が求められる職業につくならば、思慮不足の役不足と言わざるを得ないというのが結論だ。

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断菓子

 盆休み以降、生活が弛み気味である。
 運動量を減らしている訳でなく、食生活が偏っている。外食が多いのと、何かにつけてケーキ、ピザを買って食べる機会が増えて、それが普通となっている。普通っていうのは、意識の問題で、間食を食べるのが意識として普通となり、それを断つと食べたいという欲求が強く出てくるって事。

 結果、食後、湯上がりに、ケーキ食ったり、アイス食ったり、スナック食ったり、、、、である。体重が変化する程ではないが、自分の意識で弛んだ感じである。

 8月終わって、直ぐ9月だ。そして11月には定期健康診断、、、、となると、実質、二ヶ月の猶予!

 ということで、これから暫くは断菓子ライフという意識を保って過ごす予定だ。

 運動量は不変、基本的な食生活は不変、但し、平日の間食、湯上がりでの菓子は断つ事にした。

 人間、怠ける方向には簡単にシフトしてしまう。ダメダメである。仮に、数年前のダイエット前の状態に戻ると、不惑のオッサンには再度絞るのは至難の業だと想像してしまう。

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淑女ライダーも不惑以上みたい

 NHKの番組でバリバリ!淑女ライダーって特集をやっていた。
 出てくる女性ライダーは殆どが40代以上で、若かりし頃、レプリカブームに接していた世代。勿論、それ以外の人もいるが、、、

 オートバイが当時の一割も売れなくなった時代だが、その一割を支える人口の殆どが、40代っていうのが悲しい現実。実際、平均年齢も高齢化が進み、実際に単車に関心を持つ層は40代以上、、、、

 それはともかく、ビックリしたのがCB750を使ったライディングスクール、勿論、免許所有者対象なんだが、その映像で、単車の引き起こしが出来ない人も免許もってるんだ、、、、って現実。
 まぁ、規制緩和で教習所でトコロテン式に卒業できるからと言えば、そうだが、そういう時代になったもんだ!と驚くばかり。
 勿論、引き起こしが出来ないから乗る資格無い!なんては言わないけど、自分の先入観から見ると、違和感アリアリなのは致し方ないところ。

 まぁ、オートバイの操縦スキルで乗る資格云々なんて考え自体がナンセンスであり、乗って鼓動を楽しむ、デザインを楽しむ、所有を楽しむ、旅を楽しむって考えで、楽しみ方は人それぞれ。現代のバイクは乗りやすくなったとは言っても、人間には感情があり、感情の起伏が行動に影響するのも事実。乗りやすくなって馬力が抑えられているとはいえ、アクセル全開にして扱えるほど大排気量は甘くない。勿論、制御を失った時は、その車重は凶器となるもの。それ故に、不惑デビューで大事なのは、身の程の心得なのだ。

 乗りやすい、カッコイイ、、、、それで淑女ライダーがマーケットを支えるのは有り難いが、彼女達に必要なのは何か?と考えたりする。今回、番組で出演した人は、全員が重量車。更には速く走りたい願望を持つ人も居る。まぁ、それでも出演者は、単車単体で撮影した方が格好良く、自分が乗ったら格好悪く見えるなんて、自虐的にコメントしていたけど、それが本音で理解しているならば大丈夫と思うけど、実際の乗車映像を見る限りでは、殆どの人が顎が出て背中がエビってるんで何か在れば終了っぽいのが現実。
 唯一の例外?とも思えたのは、癌を患いながらも単車に乗り続けていた女性の方、別にSV650Sに乗っているから親しみを感じたとかでなく、純粋にSV650に乗っている姿が普通に見えただけだが、放送が進んでいくと、この方はアマチュアレース活動に没頭されているそうで、なるほどと思いながら、単車の選択の渋さの理由も後から判った次第だ。

 そんな例外を除いた、不惑デビューなライダーにとって一番大事なのは何か?

 それは、乗車経験もあるけど、それ以上に重要なのがある。

 なんといっても、身体能力だ。重量車の制御を失った時への対応力は身体能力次第とも言う。筋力、反射神経、柔軟性、骨の強さ、視力、、、そうなのだ。経験によって養われる判断力、対応力も重要だが、そのような経験の蓄積は、年数に比例する事も確かだが、何よりも、体力が全てである。

 自身、水泳、自転車を取り入れている理由は、単車を扱うためのフィジカルを維持するためっていうのが当初からのコンセプト。自身も不惑だ。不惑っていうのは、何もしなければ衰える一方なのである。

 特に、不惑から始めた人は、衰えたという変化の実態を自覚出来ないはず。ティーンエイジャーから乗り続けているから変化が判るのだ。衰えているという実態を自覚できない分、体力維持に十分の注意を払うべき、、、そう思うのだ。

 これからは、単車のシーズンだ。単車に乗る事の素晴らしさは、自転車とは違う。人間の本来の速度域外で身体を駆使して自在に走る。自転車は筋力、持久力だが、単車はそれに加えて、反射神経、平衡感覚も重要。9~11月はベストシーズンだが、去年より一歳年老いた自分が去年と同じフィジカルを維持しているか?それを、確かめるシーズンの到来だ。

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モノコック

 自転車カテゴリーの記事よりも、ネタカテゴリーとしておくけど、それは、モノコック自転車の驚異的な高性能を紹介したサイトと、サイトに紹介されている実車。この実車はモノコックフレームを持つロードバイクであり、最高速度が77.8km/hとか、、、、そんな話の自転車である。
 こんな自転車について調べてみた理由は、盆前に太田川沿いを走っている時にTREKのモノコックの自転車に乗った方を見かけたから。因みに、TREKのモノコックの自転車はトライアスロンバイクらしく、その後、調べてみると、当時、フレーム価格で30万円以上の品だった様子。
 自転車を変えたくらいで常人離れした速度域に到達するなんて考えられないし、数字だけで真偽を判断すると、真とは言い切れないという疑念が多いのも確か。

 実際、その数字だけを簡単には信じれない人が多いかも知れないけど、、、、そのサイトには実車が紹介されているし、実車自体もホンキな作りなのは見て取れる。それ故に、サイトに書いてある事の安直な否定は行わない。肯定的に捉えると、数字なんて風向き、勾配等々によって大きく変わるので、実際は数字自体で真偽を判定する事自体無意味な訳であり、そのように顕著な差が出る乗り物とか、乗り方が在ると言う風に捉えれば、誰も反論しないようにも言える。

 興味がある人は、次のキーワードでググルと出てくるだろう。

 キーワード:『モノコック自転車』、『トガシモノコック』

 パッと見ると、ブルホーン+DHバー、モノコックフレーム+ディスク/エアロホイールという仕様。ロードというよりも、ファニーバイク+トライアスロンバイク+TTバイクという印象。ポジションの特徴としては、相当な前乗り気味な感じ。最近思うのは、このようなポジションは、一応理由があるんだろうと思いつつある。仮に、これで漕げるなら、恐らく、オーナーの発言である70km/hオーバーも現実かも知れない。勿論、このバイクに乗ったら誰でもOKという筈はなく、このバイクでしっかり漕げる乗り方を理解した人が乗れば、それなりの性能を発揮するのかな?って印象。

 このバイク、高剛性を謳っているけど、確かに、そのように見える。ヘッドパイプから直線的にリアエンドまで構造体が一直線に通っている。その手法は、1980年代後半以降メジャーになったオートバイのレプリカ系のフレームでメインとなったツインチューブのフレームの様。ツインチューブといっても必要な部位で必要な断面が確保できるという、デルタボックスデザインに近いように見える。構造体として、ヘッド、ハンガー、リアアクスルは高い剛性の三角形構造体の頂点に位置しており、その三点の剛性は確かに高そうだ。

 オーナーによると、この高剛性構造体に併せた乗車方法(バイセコ走法?)で能力が発揮出来るとの事。引用すると、、、、、

『まず背中の中心をテコの中心に意識づけして、右肩と左腰、左肩と右腰をペアで動かし、テコの原理であるかのようにして働かせながら走る走行方法です。腕は出来るだけピンと延ばし、脇を締め、背中をそらすイメージで走行します。トガシモノコックでこの走行方法を行う事で、平地で77[km/h]、亀石峠の下りで97[km/h]もの高速度が記録したのです。』

 繰り返しになるけど、このバイクの基本は、モロにトライアスロン用のバイクである。トライアスロン用+TT用のバイクって印象。つまりポジションも、それ系。このスケルトン、このポジションで想像出来る乗り方っていうのは、基本はTTバイクその物。数字の否定に拘りすぎた先入観を取れば納得できる部分もある。
 高性能なTTバイクに、TTに似合うフォームで、備わった身体を使えば、それに応じた結果が出ると言う事は否定しない。

 以前、ガンマ500?多分、元は400だった筈だが、そんなガンマのオーナーがワークスパーツを入手した上で竜王のテストコースで300km/hオーバーを記録したと豪語するサイトがあったけど、そのガンマサイトの次元とは違い、もっと真実に近い気がするのが正直な感想だ。

 自身はワークスパーツを組み込んだ4発ガンマも、モノコックフレームを有する自転車も乗った事が無いけど、どちらも、バイク、自転車に相当凝った人だなぁっていう事。
 更に言えば、怪しいワークスパーツを組み込んだというガンマは嘘くさいけど、このモノコックの自転車は、ホント、一度見てみたいというのが正直な感想だったりする。

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2009年8月25日 (火)

与謝野さんの発言

 与謝野さんの発言、、、、一党独裁の危惧、、、、これって、これまでの自民党の一党独裁での好き勝手な視線で野党を見た時の、野党の状況に置かれる事への危惧であり、国民に向けての意見でない感じ。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/08/post-cbd1.html

にも記事にしたけど、結局は強引な手法への嫌気が野党への追い風となっていると思う。彼の意見で、自民党への逆風は四年の政権運営への評価という点は、正しくだろう。

 政策について、殆どの国民は理解していないだろうと思う。思うのは、四年間の議論を行わない強引な法案成立という、、、、国会が議論の場でなく採決の場として好き勝手やったツケで、国民の意識としては、成立法案の盲点に、『聞いてないよ!』って事が、与党への逆風なんだと思う。

 その辺は、野党も馬鹿でないから、同じように数の論理で法案成立は行わないと信じているが、仮に、与党の過ちを繰り返せば、四年後は野党は再び勢力を失うのは間違い無い。四年間でダメになる?って与党の意見もあるけど、与党が適当にやって済んだ事、野党がやっても同じ筈。そもそも日本の実情を決するのは政党では無いのが現実。

 時代における日本の立場が刻々と変化している時代。今の世界的な不景気が脱却した時に、日本が従来通りに好景気の恩恵を受けるとも限らない。そんな時代では、旧来の手法とは別の手法が期待できる政党の方がマシだ。
 政府与党も、国内の既存企業も一度崩壊した方が良いかな?っていうのが正直な意見。

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寝たきりにならない筋力作り

 先週の本当は怖い家庭の医学でのネタ。
 ネタは、高齢となった方が負う事の多い脚の怪我の一例で、脳の認識と実際の体力のギャップが引き起こした怪我の事。つまり、跳べると思って跳んだら骨が折れたって話で、体力への思い込みと実態のギャップが原因って話だ。

 これによると、高齢者が健康な生活を営むために必要な歩数が8000歩/dayって話。この条件を満たさなければ老化は40歳代から始まるという警鐘である。この対策は何よ?っていうと、やはり元気なおばあちゃんを例に挙げて、しっかり歩いているって事と、適度なスクワットがハムストリングスを鍛えて具合が良いって話。因みに、適度なスクワット姿勢を一日200回は行っているんだそうだ。

 ただ、この放送で出てくる数字、つまり8000歩/dayとかスクワット200回っていうのは、実際、どうなの?っていうと、検討が付かない人が殆どだ。
 8000歩っていうのは少ない様で、案外、多い歩数なんである。それが認識できるのは、幸いな事に、自分が常時万歩計を付けているからだ。8000歩っていうのは、結構歩き回る必要がある。少なくとも事務職では、その半分も行かないだろう。通勤で徒歩が在れば楽勝とも言える距離だが、車通勤で会社勤めでは到達するのは難しい距離だ。
 自身、40歳代だが、自分と同じ会社で勤務している人の99%は通勤を除けば、そんな距離は歩いていないと断言できる。

 更に、スクワット200回、、、、これは、中腰の作業が生活に無い限りは難しい回数だ。自身も以前は、自重スクワットで100回×10=1000回は行っていたけど、今はダンベル負荷(合計10kg)付きで15回×6=90回である。

 今の時代、便利な車とか利用してデスクワーク中心だと、間違い無く身体は動かしていないのが実際だろう。そうすると、今の高齢ながらも元気な人達って状況は今の中年世代が高齢になったときは難しい光景となるかもしれない。

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沐浴~風呂入れにて、、、、

 2歳の息子は生まれた時から風呂に入れている。7歳の娘の方は、生まれてから三ヶ月程は沐浴を担当したけど、その後は嫁が風呂入れをしているのだが、息子の方は、生まれてからずっと自分が風呂入れをしている。

 風呂入れで最初に遭遇したトラブルは、巨大児で巨大頭故に、耳に水が入らないように手の指で塞いで頭洗いを繰り返した結果発症した左手首のド・ケルバン腱鞘炎である。
 丁度一年前の7月~8月が痛みのピークで朝起きたら手の感覚が無い程だったのだが、その痛みの原因が腱鞘炎か?と認識して手首に負担が掛からないような生活に改めて治癒に到ったのだが、、、、

 今回は二つ目のトラブル?である。自分のトラブルではなく、息子の方の問題。
 小児科に連れて行くと、おちんちんの掃除はしっかりしなさい!と健診で聞いていたので、垢が溜まらないように綺麗に掃除していたのだが、ある日、包皮の奥の方に米粒大の白い固まりが透けて見えたのだ。これが三つである。
 息子自体は痛みを訴えることは無いようなので放置していたのだが、これが徐々に大きくなる。大きくなって先端方向に移動しつつあるように見える。

 そこで、色々調べてみると、これは脂肪の固まりで乳幼児には良くある事、、、、ということで気に留めずにいたのだが、念のために二歳健診で医師に尋ねると、先に出てくるので、出てきたら綺麗に取って洗う事ということで、出口に出てきた時に取り除くようにしている。

 合計三個あったのだが、最初の一個目が6月頃に先端にやって来たので摘んで出した。出てきたのは、モロ脂肪の固まりで、ニキビの芯のようなモノ。これを取り出すのは結構大変なのだ。息子は嫌がる。逃げまくろうとする。でも取りたい、、、、取る時は、小さなちんちんの小さな脂肪の固まりだから、これが難儀なのだ。一個目を取り除いた時、その瞬間は嫌がっていたけど、取り除いた後は息子自体は気にしていない様子。但し、おむつの中でオシッコをしている最中はチンチンが浸みるように痛みを感じていた様子。

 その後、二個目が出てきたのが8月頭、但し、海水浴前で海水浴で痛みを感じると可哀相なんで、海水浴終了後に再度除去、、、、二個目は一個目の二倍程のサイズだが、これが大変。取り除く作業は息子との闘いである。それでも、二個目も一個目同様に取り除き、出てきたモノも一個目と同じく脂肪の固まりっぽいもの。

 残すは最期の一個だが、これは未だ先端からは距離がある場所故に、暫くは放置予定。出口に到達してきたら自然と取れるのを促す程度で再度トライするつもりだ。因みに、これは、恥垢といっておちんちんの垢の集まり。恥垢は塊が大きくなることで包皮が自然に剥離するのを促す効果があるとも言われている一方で、そのままでは良くないという意見もある。今回は医師の指導に従って、取れそうな状況のモノに関して取るというスタンスで、無理矢理取るという事はしない。

 いろんな説があるようだが、二個程取れると、おちんちんの皮が剥けやすくなってきたようで、赤ちゃんの仮性包茎を恥垢が改善してくれるって説も尤もなのか?と納得している。

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2009年8月24日 (月)

Vツインで峠

 本日から日曜の午後は、自転車から単車メインに変更だ。
 ということで、昨晩からバッテリーメンテを施して、SV650Sで峠に出撃だ。

 峠は、通い慣れた峠を通って東広島方面を経由して帰還というコース。今日は、曇天で装備を纏っても嫌な暑さは無く、単車シーズン到来という感じ。峠では自転車で一生懸命登坂している人も居たけど、単車に乗れば、単車目線だ。単車目線では、路面の荒れ、カントを読みながらメリハリ付けて走る。Vツインでピッチを上げて走ると、ギアの選択が肝要。低回転域のダルな領域ではシフトダウンでのレスポンスが今一で、ブリッピングしても併せにくいので、上の回転域でメリハリが大事だ。そんな状態で走るまくるのだが、やはり2ストとは違い、減速時が神経質なのがVツインである。
 但し、深いコーナーでパーシャルが長い状況からジワッと加速する時はトラクションで路面を蹴る感覚が良く判るのが心地よく、そういう意味ではダルな側面もある。

 ところで、夏休みの休日、峠道なんだが、誰一人、それ系ライダーが居ないのにはビックリ。80年代では三桁台数を見ることも珍しくなかったのだが、、、、

 久々に本気に近い状況で走らせると、やはり、単車は面白い。特に、路面が荒れて車体が暴れがちな状況程愉快。ステップで身体をホールドして尻はシートには殆ど荷重をかけていない状況だが、股の下で単車がギャップに併せて踊るのだが、それはあくまでも股下での話。股下で200kgを越える重量を遊ばせる感覚。これって、自転車では味わえない意のままの重量を扱うという征服感である。
 下りのアプローチでは下半身で身体をホールドして、ハンドルには力が乗っからない状態で舵のフリーを保ったままリーンさせていく、アクセルを開けると下りでもガンガンに旋回していく感じ、上りでは、半身をインに入れて肩を押し出すように車体を持っていく、ガードレールから道路側に飛び出た雑草を肩に感じながら、雑草が太そうなのが目にはいると瞬間的に身体毎アウトに10cm程スライドアウトさせて走る感覚、、、、これって、如何にも機械を操っている感じ。

 チョット前は自転車でのダウンヒルも結構なモンか?って思っていたけど、全然違う。同じ場所下ると最高速度域で1.5倍、平均速度的には2倍以上は違う。風景の流れ具合は異次元だ。単車で峠道を走る場合、ダウンヒルが一番得意で攻めるのは大好きだが、それに較べると重力で落下するなんて平和そのものだし、何処まで行っても恐怖感を感じないのは、単車での速度感覚が脳内基準になっているからなんだろう。因みに、単車でのヒルクライム程眠たいものも無い。或る意味、誰でも走らせれるのはつまらない。下りコーナー、出口狭くて逆バンク、、、、そんなのが面白い。

 走りながら、四肢をどう動かしているか?自分の姿勢がどうなっているか?目線は?ラインは?が全て客観的に見える感覚は健在だ。頭の中での記憶は、目線視界にあらずで、客観的な自分の全体の撮影画像の記憶に近い。これが大事だ。自分の格好がどうか?が判るのは大事な事。これが自分が単車に乗る理由だ。この感覚が得られずに、訳判らずにのって、目線の記憶しか残らなくなったら、単車は降りるかも知れないのだ。

 時間にして2時間程の走行だが、走り終わったら、午前中にラングスターで30km程走った時以上の疲労感である。車体を振り回す速度域は、自転車の三倍の速度域、重量は20倍、、、、大きな重量を短い時間で正確に素早く制御するっていうのは、案外疲労を呼ぶモノ。疲労の質は違う。

 自分レベルの域に自転車、単車で到達するには、どっちが難儀か?って振り返ると、今のような感覚で単車を扱う方が難易度が高いように感じる。単車で攻めて思ったのは、自転車での自分域、あんまり大したこと無いって事実。昨日迄は、自転車でも結構満足できる領域?って思っても、自転車の場合、積み重ねれば到達出来るのは間違いないけど、単車の場合は、どう考えても不可能っぽい。
 その理由は、やはり単車の速度域は、その操作の向こう側にはリスクを想像しているから。自転車では運動の向こう側に恐怖は存在しない。これが大きな違い。単車で命掛けている訳でないが、万が一を考えれば、速度、重量から考えてタダでは済まないのは重々承知。勿論、そのリスクを回避するように神経を張り巡らして鳥瞰モードで走るのだが、それでも何も起こらないっては言い切れない。そして、峠を攻めるという行為では、その征服感=読みの深さ=読み損ねたリスクということ。コレばっかりは、どうしようもないのが現実。この読みって部分は、単純に身体を鍛えるとか、動体視力がどうこうの問題では無い。走っている時の空気感を読む事。環境に身を置いて感じるセンサーを身体に養う事が必須で、その感覚は、然るべき時期に、然るべき時間を割いて、犠牲を払って初めて得ることの出来るモノ。これは結構大事なモノなのだ。それが、異様に速い流れがゆったりとした時間の流れに感じる事の出来る感覚なのだ。ある瞬間での動作が、どのような挙動を生み出すか?これがスローモーションのように判る感覚なのである。

 この違い、やはり短い時間を長く感じるという凝縮感、つまり、神経的、感覚的に慣れていないと到達出来ない世界っていうのは、歳負う程に失われる反射神経が鍛える上で必須だからだろうか?単車で久々攻めて、100%では無いけど、それなりに乗れた!って満足感を得た時の満足度は、自転車で100kmを3時間切った時の満足度より遙かに上である。やはり、単車は面白い。満足できる乗り方が出来た時は特に最高だ。

 来週はCX、再来週が500ガンマの予定。基本は、三台のローテーションで身体を単車モードに作り替えていく予定。ヒヒヒヒッ・・・・・

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新型インフルエンザ

 夏と言えば、高温多湿、、、、そんな雰囲気ではインフルエンザは流行しにくいと言われているのだが、新型インフルエンザは7月の終わりから一週間毎に倍々の割合で患者数が増大している。

 そして、8/19時点で3人の死者(57歳、77歳、81歳)を数えるに到っている。

 ただし、3人の死者は何れも別の疾患を患っており、透析患者であったり、糖尿病等の基礎疾患を患ったりしており、新型インフルエンザの毒性のみで死に至った訳ではないようだ。
 但し、このような基礎疾患を患う人とか、妊婦といった免疫力が低下している人にとっては致命的な状況に陥りかねないのである。

 このような状況に対して、リスクを多く見積もる人、そうでない人がいるのだろうけど、実際には、自覚症状が無い基礎疾患を患う人は少なくない訳で、そのような自覚症状が無い事=リスク意識が乏しいという事でもあり、それは、新型インフルエンザに対しても自分は大丈夫!って意識にも繋がっているかも?って言える。
 本格的な流行期に入ると、前述の基礎疾患を患う人が重症化するという認識以上に、基礎疾患を患っていても自覚症状の無い人、あるいは、集団生活がデフォルトな学生の間で急激に拡大する可能性も高そうだ。そうなってくると、インフルエンザに対する免疫過剰反応によって脳症で重症化する乳幼児も多く出るかもしれない。特に6歳未満の子供がリスクに晒されるわけで、その辺が特に心配。

 ちなみに、インフルエンザ脳症は発熱症状から数時間の内で症状が進行するので、意識障害等の異常に対しては保護者が注意深く観察する事が大事なのだ。

 9月以降の空気が乾燥し始める時期を迎えると、学校も始まる、、、、思いの外、多くの感染者が生まれるか?と心配するところだ。

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選挙迄一週間だ、、、

 この度の選挙は何かと話題が多いのだが、実は、マニフェストとか、党首討論とか、、、そんなのは殆ど見ていないのである。通常では、関心を持って見るのだが、今回ばかりは、実は見る気が起きないのだ。

 勿論、関心が無い訳ではない。敢えて言うならば、選挙前アピールを見る事に意味が見出せないからとでも言おうか、、、、、今迄、見ても、その通りになったか?というと、かなり怪しい。見るだけ無意味とでも言おうか、、、、だから見ない。その判断基準は、やはり政府与党だが、与党だけがマニフェストの実行権を持っているが、その権利を行使してマニフェスト通りの社会が出来てきたか?というと、やはりNGとしか言いようが無い。それ故に、マニフェストというのは絵に描いた餅に過ぎず、これは野党についても同じ人間故に同じ事だろうと思うのだ。つまり、マニフェストと言えば聞こえは良いが、それは選挙運動時の演説ストーリーにしか過ぎない印象が強すぎて見る気にならないのがホンネだったりする。

 しかし、既に投票行動はどうするか?これは決めている。覆らない。前回選挙から今回選挙の中で、政権与党の政治運営の仕方が根本的に気に入らないので、与党には入れないだけである。そもそも、前回選挙の論点は郵政改革か否か?であり、その目的が達成出来て総裁が替わった時点で本来は選挙が行われるべきだった筈だが、その圧倒的多数で議論が尽くされたとは言い難い状況で、強権的に政治運営された様に、チョット恐怖心を感じたのが理由である。

 議会制民主主義において必要なのは、議会であり、議論である。議論が行われない勢力分布というのはナンセンスであり、議論が行われるべき数の再分配が必要と強く感じている。
 敢えて言うならば、理想は、政党の連立は認めず、単独過半数を認めないような分配こそが健全か?と思うのである。議題毎に多数を占める党派の賛成で物事を決するような仕組みが一番理想的と言える。
 そういう意味で、絶対多数も、安定多数も不要。今回の選挙では与党が過半数を得るのは難しいかも知れないが、野党民主党勢力も過半数を得るとは考えにくい。そういう意味では、議論をもって政策が決定される健全な国会勢力が生まれるか?と期待している。議論無くして、世界の潮流に対応は出来ないだろう。

 今の日本の世界における立場は、政治的にも経済的にも大きく変化している。国内の国民性も、一寸前の『バブル世代』と『おゆとり様』ではないが、影響力を持つ層も変化している。そのような変化に対応できる柔軟性が必要であり、柔軟性とは議論から生まれるモノである。議論が尽くされる土壌こそが重要なのだ。

 今回の選挙で望むのは、従来体制からの変化である。兎に角、一度、変わるべしっていうのが希望なのだ。それ故に、従来体制の延長線上にあるような政権は望まないという一点が決定事項なのだ。これは、与党を否定するものでなく、特定勢力の圧倒的多数による議論の軽視体質を否定しているのである。記事的に与党を否定しているように見えても、最近の与党政治の数による強権体質を否定しているだけである。

 政権がどうなっても構わないが、経済環境、国際環境が変化する中で、国民の意識が政権を変化させる事ができるかどうか?それに関心がある。そんな感じだ。

 キーワードは、、、、、『変化』である。変化とは知識や意見の集約からもたらされるのである。そのために重要なのは、議論だと思うのだ。議論されない体制でなく、議論が必須となる体制への変化を望むばかりである。多数決の論理であっても、野党、少数意見というものが存在するのが現実、その少数意見を如何に反映させるか?が本来の与党の甲斐性な訳で、それが無かったのが今迄の政権運営形態であり、その運営の在り方からの変化を望むのである。

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2009年8月23日 (日)

アンバランス

 フォームを修正しながら乗っている。フォームの勘所は上体、上腕部の使い方だ。結構、握力、上腕部の疲労が激しい。下半身の筋肉や心肺は余裕があっても、上体を積極的に導入してアベレージを上げて走ると、悲鳴を上げるのは上腕部だ。

 この走り方をして顕著な問題点が明らかになってきた。

 それは、、、、どうも右半身の方に負担が集中している様子。これは、どんなポジションでもだが、右側の装具の痛みが激しいのだ。
 例えば、DHバーでも右グリップはアルミ塗装が剥げて地金が剥き出しになる。バーテープもボロボロ、レバーのラバーも摩耗が激しい、、、、そんな感じである。
 そして、フォームを意識して乗っていると、一番最初に出る疲労は右の上腕部である。痙攣気味になるのだ。向かい風で35~40km/hで持続的に走行すると距離で30kmも走らない内から疲労が出る。勿論、フォーム変更の意識を解いて走る途端に痛みは消えるのだが、同時に速度も32~34km/h程度に低下する。
 つまり、筋肉疲労が出ているのは、その部分の筋肉を積極的に使っているからであり、実際、上体の疲労が出た状態ではアベレージで1割以上はアップするので、それが新しいフォームでの追加動力分に相当するのだろう。

 勿論、瞬間的に無酸素運動領域で速度を上昇させるような乗り方での話でなく、持続的な話だ。

 言えるのは、新しいフォームで乗っている時、上体の利用度は右半身に偏っているのだ。或る意味仕方ないとも思えるのだが、それでも身体のサイズ、各部のパワー的には左右は殆ど差は無いのだが、それでも右よりっていうのは、まぁ、悪い癖でもあるのだろう。
 自身、過去のトラブルを思い返すと、左は大腿骨を粉砕骨折して一時は左の太股は右に較べて周囲で5cm以上細くなったこともある。他にも、左の手首の関節も単車の競技で骨折をしたのは一度でない。左半身は右に較べると怪我の履歴が多いのは事実。但し、脚も腕も太さは同じ、握力も左右で殆ど差違は無いレベルだ。それ故に、身体の使い方の癖なんだろうと理解している。

 それにしても、上体の筋肉でアベレージが上げれるっていうのは、逆に言えば、従来のアベレージに落とせば、下半身の負担が下げれる訳であり、とても効率的である。

 下半身については競技的なスイムでブレストを専門で30年以上やっているので、不惑のオッサンとしては人並み以上なのは間違い無いし、同様に、心肺、循環器系能力についてもスイム習慣から言うと自身の現状に十分納得しているが、30代前半で単車のアマ競技への再起に向けて始めたのが切っ掛けで、幸いというか、運良くというか、上体基本のウエートトレーニングでも既に15年以上続けているので、実質的なパワー的には鍛えるという考えは特に無いのだが、その筋力を上手く使うことで、1980年頃の自転車ライフでは持ち得なかった上体の筋肉が使えるというのが今の大きな違いである。
 今の段階で、上体を積極的に使うかどうかで、下半身の負担が同じ状態でアベレージで1割も違うのである。この1割は左右のアンバランスがあっても現れる差なのだが、この上体の左右のアンバランスが取れれば、更に+αが望めるかもしれない。

 この年齢のオッサンが、今更心肺機能をアップさせるとか、筋肉量を増やせると思うのは愚かな幻想だし、顕著な差を得ようとすれば一朝一夕では得られないのは明らかだが、今の考えでは、左右の癖を修正することは、もしかしたら出来るかも?って考えている。このアンバランス、癖の修正が自分の能力にどれ程の差を生むのか?凄く関心があるところだ。

 因みに、15年の筋トレで得た上体のパワーっていうと、ダンベルフライ、ダンベルプレスでは片手で25kgで20RMのレベル。フリーウエイトでベンチプレスなら、10RMで100kg、1RMなら110kgって状況。200RMなら40kgって感じで、胸囲的には108cm程度だから、オッサン的にはまぁまぁのレベル。15年前は1RMで55kg、胸囲で90cm。このアップに15年を要したのは、効率的には誉められたものではない。最近は、負荷を増やして追い込む事は殆どしていない。それ故に、1RM負荷は変わっていない。どちらかというと、持続回数、筋持久力がアップしている感じだ。

 この増強した上体を利用した結果がどうなるか?これが関心処だ。

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8/16~8/22の週の検索ワードピックアップ

★CATVとBS/CSデジタルの混合
 これ、CATVを意識する必要は殆ど無い。CATVがパススルー配信ならば、アンテナ線の中ではCATVも一般地上デジタルも同じ周波数の信号が流れている。つまり、機器から見ると、CATV配信電波か地デジ配信電波かの区別は付かない。
 つまり、CATVとBS/CSデジタルの混合は、CATV、即ちUHF帯の周波数を混合させるだけの話だ。
 一般には、CATVの引き込み線からCATVのインターネットを利用していれば、CATVが分配されている筈。一方がケーブルモデルへ、一方が屋内のブースターに向かう筈だが、分配後、ブースター迄の間でUHFとBS/CSの混合器をいれて混合する。
 混合後は、ブースターの確認が重要で、ブースターがCATV専用ならばBS/CS波はカットされるので、ブースター自体をUHF/BS/CS対応に交換する必要がある。一般に、ブースターにはAC100Vから電源供給されているが、そのブースターからBS/CSアンテナに給電させる。その際、先程混合したUHF/BS/CS混合機は給電をカットさせないように切り換えスイッチを設定する事を忘れない様にする。以上で完了だ。

★コンパクトクランク
 関心は相変わらず高いようだ。山登るなら必要かも、、、ただし、この歯数組合せは初心者用では無いのは確か。仮に初心者ならば、スタンダードクランク+ジュニアカセットを選ぶべき。トリプルっていうのは、一見、初心者用っぽいけど、アウター、ミドルは変わっていない。つまり、スタンダードクランクを普通に使える人向きであり、脚が無いからトリプルっていうのもナンセンス。トリプルっていうのは、スタンダードクランク+相当な急勾配を想定ってもの。トリプルでアウター封印でセンター、インナーというのは使い方として違和感を感じる。チェーンリングの位置毎に常用すべき?カセットの段数は概ね決まる。アウター封印すると、センターの場合は、カセットは真ん中辺を使うのが通例と考えると、少々短い事になる。
 何はともあれ、トリプルだろうがコンパクトだろうが、クランクセットのアウター歯数は殆ど一緒と考えれば、ギア比が重い事を改善するのに、コンパクトとかトリプルを選ぶ事自体ナンセンスの筈。
 ギア比が重いならば、アウターリングを思いっきり小さくするか、カセットトップ歯数を大きくするしかない。敢えて言うなら、高ケイデンス系ならカセット歯数を増やして、そうでなければアウターリングを小さくってパターンが自然。
 初心者用ならば、アウターは最大で46T程度のもんだろう。カセットで対応するならばカセットトップは最小でも14T以上は欲しい。それが大前提。脚が弱い?からという理由で、コンパクトとかトリプルに拘って、アウター歯数が50Tのままとか、カセットトップ歯数が13T以下って言う事自体が変だろう。
 現実問題、ジュニアカセットはフレームを選ぶ。ならば、クランク側を46-38Tとか、44-34T程度で組むのが一番現実的。何にしろ歯数差を付けすぎるのは使いにくい。それでも足らない位なら46-38-30Tとか、44-36-28Tでトリプルとかが現実的な対応では無いだろうか?

★WHR-G300NのWOL設定
 宅外から自宅マシンをWOLで起動させるのはWHR-G300Nでは不可能。これが出来るのは、WZR-RS-G54HPのようなモデル。WHR-G300Nを親機として無線子機をWOL起動は原則出来ない。出来るとすれば、WLI-TX4-AG300Nに繋がった一台目のPCのみが設定可能という事。この設定は、

http://homepage1.nifty.com/firstsource/DigitalItem/Kinds/p6t.htm

を参照。我が家で実際に行っている。但し、P6TでACPIでS3サスペンドを利用して動かす場合、BIOSは0603以降でないとハングしまくりとなる。P6TのBIOSを最新にした上で行う。

★ロードバイクのハンドル
 押すか?引くか?の検索キーワードも多い。ロードバイクの進化の歴史から見ると、ステムの剛性アップは結構顕著。その進化は、必要に応じたモノなのは間違い無い。それ故に、ロードバイクに乗る時、ハンドルを介して動力が伝わっているのは事実だ。ハンドルを利用して動力を増幅させているのは事実であり、仮にそれが出来たら、多分だが、スタンダードクランクも或る程度踏めるのでは無いだろうか?
 今、トライ中だけど、少なくともギア一枚分は踏める感じは得ている。

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疾病伝染中、、、、

 7月半ばの夏祭りで娘が金魚すくいで金魚を捕った。夏祭りで3匹、盆踊りで6匹、合計9匹だった。

 9匹の飼育ということで、ポンプ、敷石、水槽、水草を調達して本格的に飼育を始めたのだが、、、、、

 最初の3匹の内の一匹が横になったままになり、目玉が飛び出してくる症状、、、、これ、ポップアイだ!ということで、隔離水槽を準備して、メチレンブルー水溶液にいれて治療、、、、

 で、メイン水槽には8匹いたのだが、その中で一匹が黒くなってきた、、、これって?って思っていると、黒ずみは取れて普通の色に戻った。
 因みに、金魚が黒くなるのは疾病状態からの快復過程ということで安心していたのだが、金魚の色が元通りに戻った頃、何だか、水槽の水の汚れ方が激しい、、、、そして、金魚の身体全体が白っぽくなってきた、、、、白点病?って思いで食塩浴しても快復せず、、、、白雲病?って思いで、水の交換+メチレンブルー水溶液にいれて治療を試みても快復せず、、、、

 結局、最初に隔離水槽で隔離した一匹を除いた8匹が二日の間に死滅してしまった。

 で、現在、最後の一匹が大きな水槽で泳いでいる。一時的とは言え、同じ水槽で死滅した金魚と同居していた時期があり、念には念をということで、水槽、敷石、フィルター類の完全清掃+メチレンブルー水溶液内で飼育中だが、なんだか長く無さそう。

 動物を飼育するのは、結構大変。特に水棲生物は、一匹が感染すると一気に伝染するのが質が悪い。

 自身、思い起こせば、犬、インコ、ジュウシマツ、文鳥、鶏、カメ、カブトムシ、クワガタ、鈴虫等々色んな生き物を飼ってきたけど、そういえば買い始めたのは小学校3年生くらいからの話。娘は一年生、、、、飼うのは少し早いかもしれないし、今の状態では、結局、世話するのは自分、、、、そういえば、電子ペットゲームのたまごっちでも娘は簡単に殺してしまうので、どうやら世話をするって事自体、時期尚早なんだろう。

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2009年8月22日 (土)

緊急地震速報機

 最近、結構大きな地震は頻発している。

 で、その対策に良さそうなのが表題の商品である。その商品の中でも安価かつ手頃なのが、アイリスオーヤマが開発した緊急地震速報機だ。発表は8/19の商品で、↓

http://www.iris-bouhan.com/earthquake/spec_eews.html

である。詳細は民放FM局の地震速報を受信して警報を伝えるもの。価格は8000円程と手頃なのが良い。
この手の速報機は、大元の速報をキャッチして警報を発するもので、速報の配信メディアによって運用コストが大きく変わる。
そういう意味で、民放FM局の電波を利用するっていうのは、月額コストも10円に満たず、殆ど、待機電力以下の世界というのが良い。下手にネットを使ったり、、、、そのような伝送媒体よりも緊急時の伝送は、とにかく簡単で安定的でっていうのが大事。日中とかならテレビがあれば問題無いけど、深夜、早朝はさすがにテレビは消している。要は、24時間付けっぱなしで運用できる機械が一番なのだ。

 発売後、入手可能となれば一台くらい買っておくのも悪くないと思う。因みに、自分も一台購入してみた。

 因みに、我が家は中国地方で震度5を記録した平成13年芸予地震の際でも、花瓶一つさえ倒れなかった程に揺れない地域なんだが、油断は禁物、予断は許さない。

 因みに、この芸予地震の際は出勤しており研究室で作業を行っていた。当時の記憶は鮮明で、地震発生で、P波(初期微動)を感じてから、即座に加熱操作中の焼成炉に近づいて、S波(主要動)の大きさから、緊急加熱停止操作を行い、即座に研究室から出て、四方20mの範囲に何もない広場に移動して地震が治まるのを待ったのを覚えている。
 因みに、同時刻に同じ研究所で作業していた他の作業員2名は、社屋内で硬直していたのも覚えている。

 そういえば、地震速報機より急務なのが、家庭用の火災報知器だ。これも設置義務があるので、近々、見繕って導入予定だ。

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紫煙は嫌いじゃない

 別にメインサイトの2ストローク話ではない。
 本来の意味での話、即ち、煙草の煙の話。

 煙草を吸わない人は、人の煙草の煙とか臭いを嫌がるもの。特に、禁煙中の人は喫煙衝動を駆り立てられるためか、とても嫌がる。

 自身、煙草をストップして3年目、今、煙草を吸いたいという衝動が抑えられない事は無い。
 しかし、朝、会社の休憩室では普通に煙草を吸う人が居る。その煙に触れて、正直どう思うか?

 『良い香だなぁ、、、、』

っていうのが正直な感想。煙草の煙が周りに在っても嫌でないし、気にならない。寧ろ、心地よい位だ。

 勿論、それだから吸おう!って事にはならないのだが、決して嫌でないのだ。
 不思議なモンだ。

 禁煙が成功するかどうか?成功したかどうか?その判定基準は何か?多分、吸わなくなっただけでは禁煙が成功したとは言えないのだろう。

 禁煙=嫌煙、煙が嫌いになって初めて禁煙といえるのかもしれない。自分のように煙草は吸って無いけど、煙は嫌いじゃない、吸っても構わないという意識がある以上、禁煙が完了しているとは言えないのかも知れない。

 煙草の煙が嫌!って言える状況になる状態は、本当に訪れるか?その辺が興味深い。

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今更ながらマーフィーの法則か?

 先日、二度とお目に掛かる事がないだろう!って思いから強引に入手したステンレスフレームだけど、そんなフレームと似たようなフレームが今度はオークションで出品されている。
 トップ長540mm、シート長550mmでチョット大きめながら、間違いなくステンレスフレームである。

http://page4.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/d98265133

である。細かい所は違うけど、結構、造作は似ている。台座関連、ワイヤートンネル等々はそっくりだし、パイプ形状も多分同じパイプ?って思える程。

 今まで見た事の無いという判断だったけど、このように短期間でネット上とは言え、二度も見るとは、、、、、驚きである。最期のチャンスと思い買った途端に、更に一品、、、、、これって、昔流行った『マーフィーの法則』みたいな感じである。

 大抵、レア物狙いの場合は、そういう事多い。

 最近、新品で入手したクレードル充電できる最期のデジカメであるEX-V8もそう、随分前の話だが、スガヤのガンマ200用チャンバーの際もそう、結構、そんな事が多い。

 そして、同じ様なモノの場合、これなら次の機会でも良いだろう!って思うと、全く入手できないって事も少なくない。
 過去の後悔で印象的なのは、ガンマ500の輸出用チャンバーの際が良い例。デジカメでは、以前から気になっていた簡易ズーム+パンフォーカス、電池二本っていうDX3215Zoomってカメラが在るけど、大昔にゲットしようかな?と思った時には逃して、その後、入手出来たのは3年程経過してからだ。

 なかなか思い通りに行かないが、そういうのが楽しみでもある。

 それにしても、ステンレスフレームっていうのも、案外、既成概念に無いだけで探していないから見つからなかっただけか?とも思えるのだが、不思議なモンだ。

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2009年8月21日 (金)

ダイエット生活、再起動

 最近、日々の運動による身体の変化が少ない。スポーツの面で見れば多少の変化はあるけど、それは身体能力による変化というよりも、技法の洗練による効果の方が大きい感じ、、、、、

 これでは、日々の運動の目標に繋がらない。

 ということで、チョット気合いを入れて体脂肪率を一桁%で保てる様に生活を再起動させてみようと思う。

 今の食生活では、記録に掲載していないけど、結構、間食を食っているのだが、コレを断って、運動メニューにおける運動強度をチョット上げてみようと思う。

 試験的に二週間程実践して、コンディションがどう変わるか?である。

 何だかんだ言って、8月も後半戦だ。定例の健康診断は秋である。秋に向けてコンディション作りに励んでみよう!

 勿論、今のコンディションが悪い訳ではないので、今のライフスタイルの中で、就寝時間は早めて、夕食後のデザートを半減させる事と、サーキットトレーニングでの負荷をアップして回数を減らす方向。食生活的には糖分、炭水化物はそのままで蛋白質を増量する方向。ダイエットというよりも筋肉量を増大させて結果的に体脂肪率を落とすという方向でトライしてみる。

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ヒラメ注文

 我が家にはコンプレッサーがある。しかし、ロードバイクにエアを入れる時はコンプレッサーは使わない。コンプレッサーは屋外ガレージに併設した倉庫に格納しており、ロードバイクは室内保管だからというのもあるが、そもそもロードバイク用の高圧までコンプレッサーでは昇圧が難しいのもある。

 そんな理由で普通の手押しポンプを使っている。ポンプは何を使っているか?っていうと、昔ならばシリカのポンプだけど、今はニシダサイクルさんで1500円程で購入したプラポンプを使っている。このプラポンプ、見た目はチャチだけど十分機能するもの。これで十分と思っていたのだが、プラポンプのグリップ部分が破断し、逆止弁が不調で補給が難しくなったので、ポンプを新しいモノに交換した。

 今度のポンプも安価なポンプだが、今度はBBBブランドのポンプである。ポンプシリンダーとプランジャーが鉄製であり、前回のプラポンプより頑丈な構成なんだが、これがエア補給が難しい。

 難しい理由は、ポンプ本体というよりも、ポンプヘッドである。ポンプヘッドは所謂、英式、米式、仏式の全対応なヘッドであり、仏式で使う場合は、穴にバルブを差し込んで、ロックレバーを引き上げて使うタイプなんだが、この差し込み口へのバルブ差し込みが結構キツイのだ。キツイ部分にバルブを差し込んで使う。そして補給後にリリースを試みたら、難と、バルブとチューブの付け根が破断してチューブ交換になってしまったのである。

 これは良くない、、、、、そういえば、ここ最近のチューブ交換というと、バルブとチューブの付け根での破断が多いのだが、ポンプヘッドの使い方が良くないのか、、、、

 ということで、この度、昔の記憶を遡り、ヒラメポンプヘッドを注文した。未だ入荷前だけど、これなら安心である。

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2009年8月20日 (木)

キザシ登場、、、でも

 景気後退で開発中断?って思われていたスズキのプレミアムセグメントセダン、キザシが登場した。何でも、2011年にはHV車もラインナップする予定らしい。情報自体は古い情報だが、ここに詳しく掲載されている。

http://response.jp/issue/2009/0731/article127948_1.html

 だ。これによると、全幅が1820mm、全長が4650mmと相当にデカイ。全長は兎も角、全幅が気になるサイズだ。ラインナップ的には2.4LにCVTと6MTが、、、ってあるけど、国内販売されるとしても6MTは無いだろう。
デザインの雰囲気は、SX4のセダンにそっくりである。SX4セダンは全幅が1730mm、全長が4490mmだから、長さ、幅ともに100mm程度ほど拡大したのがキザシなんだろう。

 MTが出る可能性も無くはないけど、車自体が大きすぎるので多分購入には到らないだろうなというのが感想。このクラスならアテンザとかレガシーとかにMTの選択肢があるのだろうけど、どうにも最近の車は大きくなりすぎだ。或る程度のサイズに抑えて、機能は最小限、、、、そういうのが理想だが、なかなか登場しない。

 先日、エリオで山陰に海水浴&水族館と高速で二往復したけど、何れも燃費で15km/Lオーバー、MT故に1500ccでも親子四人乗ってもパワー不足は感じない。必要にして十分な状況。この必要にして十分というのが大事。実際、高速の登り区間で登坂車線に逃げる必要も無いし、普通に走る。5速ホールドで全行程走行可能だから、実際、馬力的にはコレで十分なんだが、このような頃合いの良い車っていうのが少ない気がする。

 ほんの一回り大きく積載性を確保して、機能は最小限、、、、トヨタならプロボックスワゴンみたいな車が一番の理想。プロボックスに行きたいけど、嫁の同意が得られないので踏み切れないけど、、、、今となっては、そんな車は未来永劫登場しないような気がしてきた。

 景気動向からいうと、ホントに不景気となって質実剛健が望まれる時代にならなければ無理かも知れない。なんちゃって不景気でエコ!ってノリのHVカー流行りな状況では、質実剛健よりもエコで善人ぶる方がトレンドに合っているんだろう、、、、

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最先端と旧世代

 デジカメネタを書いた。そこでは、嫁用にEX-Z250を購入する一方で、自分は旧世代機であるDS-10とかCS630、C-120、C-160を愛用したりしている。旧世代機を使う一方で、望遠+連写の最新の機種に感心を持ったりしている。
 別に最新でなければならないとか、旧式格安で無ければならないという縛りは無い。望遠+連写という用途に大して時代は問わず、必要な機能が備わっていれば、何時の時代の製品だって構わない。偶然、それ系の機種は最新気味の機種になりがちって感じなのだ。実際、買うとすれば、、、、カシオのEX-FH20か、オリンパスのSP-590UZだろう。
 ただ、新しいから買う訳でなく、その用途向けに時代を無視して選べば、この辺りが良いかな?って印象に過ぎないのだ。
 それ故に、Webネタ用には殆どVGAカメラでOKであり、写真品質も何も期待していない。そもそもWeb掲載時の解像度は320×240が最大であり、8万画素程度のモノなのだ。ズームは振動で壊れるかも、、、って思うと、3倍程度なら撮影時の立ち位置で対応するし、AFさえも不要だと思っている。要は持ち運んだ先で壊れていないのが大事。壊れない=シンプル、、、結果的に昔のカメラに為りがちなのだ。

 この考えはデジカメに留まらない。例えば、PCもそうだ。動画編集とかデジカメ画像ストレージということで大容量、高速マシンでcore i7マシンを組んだけど、これはコレ。自分で使うならCoppermine程度で十分という判断であり、結果、それ以上を望まないのが実情だったりする。でも、最新のマシンに無関心という訳でもない。実際、i7マシンで殆どの場面でストレスは感じないけど、マシンパワーを過信して多くのプロセスを同時で行わせると、これが案外弱いのだ。勿論、そんな使い方は河童なんかに行う様なモノではないのだが、それでもi7だから出来るだろう!?って思いが、無理な使い方をさせるのも事実であり、更なるハイパフォーマンス自体にも関心はあるのだ。だから、core i7マシンのアップグレードも将来は多分行うだろう。実際、i3、i5、i7がLGA1156でリリースされるという話とは別に、LGA1366向けにi9が登場するという。登場すれば、、、、今のM/Bを使っている限りは間違い無くUPGするだろう。

 自転車でも同じである。用途によっては小径でOKと言ってみたり、旧世代9速、或いは10速で組んでみたりする一方で、最新のカンパの11速はどう?って思いは捨てきれないし、そういう関心がある限り、やはり使ってみる決断を行うのである。Wレバーで十分という意識もあるけど、今のスタイルも試すのである。

 つまり、新しいモノも大好き、自分の希望を満たすのであれば旧世代の型遅れも大好きなのだ。結局、関心が湧けば時代を問わず触手を伸ばしてしまうのである。

 最新を知らずして、旧世代に拘りすぎるのも貧乏くさいし、そうは言っても、旧世代を古いという理由だけで黙殺して最新を渡り歩くのも違う。やっぱり、新旧だけで判断するでなく、新しいという事で進歩するモノを認めつつ、それ以外にも価値を見出すような見方を保ちたいと思うのが本音だったりする。

 まぁ、時代の新旧というよりも、どの時代のモノでも、どのクラス、どのグレードのモノでも構わないが、モノの仕様が自分の価値観から見て、個性と思えたり、一芸と思えたりするような、自分の価値観とシンクロする何かを持つモノが購入や収集の判断だったりする。敢えて、シンクロしない場合では、自分の知らない世界への好奇心が購入の判断となりうるくらいだ。

 例えば、単車ならミドルVツイン、キック始動+鉄スリーブを有する2ストロークとか、デジカメだったら、画素数よりも明るめのレンズとか固定焦点とか広角とか、低画素+CCDとか、、、、PCのM/Bならば搭載可能なメモリ容量であったりするのだ。

 そんな拘りっていうのは、単車ならマルチエンジンは飽きたという経験に基づいたり、メッキシリンダー車のOHコストに辟易したり、デジカメでは夕暮れで映らないカメラとか、PC-98時代のメモリ制限で泣かされた記憶だったりするのが理由で、その後の選択では、後悔が殆ど無いから、それ故に拘りが続いている。

 話が見えにくくなったけど、要は、新旧は選ぶ尺度に非ずであり、拘り仕様の有無が判断となるのである。

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やっぱり低画素機が良いなぁ

 嫁用のデジカメを買ったのは前記事通り。機種はEX-Z250である。型落ちだが広角からの4倍ズーム機、カードはSDカードのモデルだ。
 悪くないし、今風だし、値段も安い。全部込みで13,000円程で購入したのだが、それでも自分で使おう!って気にならない。

 ところで、盆休み中には子供を連れて緑化センター森林公園に出掛けた。そこで持っていったカメラは、嫁はEX-Z250だが、自分は昔のC-730UZである。ところが、ポーチの中でC-730UZは一番外側のレンズが崩落して遂に壊れてしまった。(その後、レンズを清掃して再度組み付けて使える状況に復帰はしたけど、、、、)

 そんな訳で、比較的望遠迄撮影可能なカメラを一台!って思い、DEODEOに出掛けてカメラを物色した。

 カメラ売り場で見たのは、望遠+連写カメラと、EX-Z250のようなコンパクトカメラである。最新のカメラはどれもコンパクトで高機能、多機能、価格も安め、、、、なんだが、取り敢えず、今回は購入を見送った。

 まずは、当初の目的である望遠+連写カメラについて。これは、望遠は十分だが、最近の望遠カメラに漏れなく付いてくる連写機能。これは連写中はバッファメモリに保存するのだが、バッファが一杯になると、それを一端保存する等の処置が完了しないと次の連写が出来ないのが普通みたい。できれば、メモリ一杯迄、ダイレクトに保存出来て連写を連発出来ないと機能を活かせないというのが正直な感想。
 カシオのEX-FH20は悪くないけど、そのバッファ画像のハンドリングに違和感を感じるし、オリンパスのSP-590UZも悪くないけど、連写画像サイズが小さくなるのなら別に静止画像が高解像度でなくても良いのでは?というのが感想。ならば、メディアからも使い勝手の良いE-100RSで良いかな?という結論。
 仮に買うならどちらかだろうけど、敢えて買う必要は?っていうと、それも無いかな?っていうのが正直な感想なのだ。

 次が再度見たコンパクト。これも以前記事にしたとおり、コンパクト故に専用電池、専用電池はクレードル充電出来ない。それ故に、実用的には専用電池が必要っていうのが購買欲を萎えさせる。本体価格がブランドにもよるけど、PENTAXなら1万円からある。カシオとか、キャノンでも2万円弱からあるのだが、電池が5,000円仕事、、、その時点で買う気力が萎えるのだ。

 そして、これらの高画素カメラの違和感はRAW形式でなくとも最高解像度近辺で保存すると、ワンファイルが5MB以上のサイズ、、、、これでは、保存ファイルサイズが大きすぎ。勿論、低画素で保存すれば問題無いけど、それなら高画素のカメラを買う事自体に違和感を感じる。今の技術故に、高画素機で低画素保存しても十分以上に綺麗なんだろうけど、それでも、仮に今の技術で低画素で作った方が綺麗かな?と変な考えを持つと、使わない高画素機を買う必要性が希薄に感じられるのだ。

 天の邪鬼なんだろうが、なんだか、高機能が進むほど、使うのは低機能なモノの方が良いような印象を持つ。手元のカメラで一番気に入っているのは、30万画素のVGAデジカメであるDS-10とCS630って機種。そりゃぁ、綺麗さでは最新のカメラに敵わないけど、潔い程に低機能で単純。
 正直、カメラで撮った映像なんてWeb掲載にしか使わないので、ホント数万画素しか必要ないのが現実。数万画素のために1000万画素オーバーは必要無いと、最近は特に強く思う。
 画素数が300万画素レベルの時代では、それでも、、、、って思っていたが、今の高画素機はファイル容量ばかり消費する印象の方が強い。

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2009年8月19日 (水)

不謹慎

 盆休みが終わった。盆休み、朝自転車に乗って、その後は家族サービス、夜は適当にのんびり過ごし就寝、、、、こういうリズムは穏やかで悪くない。正直、ゴロゴロ過ごすっていうのは大好きだ。出勤しなければ給料は出ないけど、サッサと引退して悠々自適に暮らしたいのが本音である。

 今の時代、働きたくても働けないとか、早期退職とか、そんな話は身近でもよく聞くし、テレビ番組でも派遣労働者の悲哀を特集したモノも少なくない。当事者になると大変なんだろうと思うのだが、それでも、隔絶した空間でノンビリ過ごしたいなぁ!って思う事が多い。

 こういう感覚は昔からだ。周りの人は、サラリーマンは羨ましい!なんて言う人も少なくないけど、サラリーマンは正直つまらない。基本、企業における職場、職種っていうのは、殆ど一定で変化無しである。同じ事の繰り返しってパターンが多い。自身、この同じ事を繰り返すって行為が一番性分に合わない。更には、組織の常で、理不尽ながら仕事のルールが決められていれば、それに従うのが美徳とされるのが普通。これもダメだ。理不尽なルールには絶対に従えないという気持ちが、相変わらず在るために、そういう理不尽を目の当たりにすると、途端に、モチベーションが下がったりする。そんな感じ。

 多分だが、自身がサラリーマンに似合わないんだろう。性格的に同じ事が出来ない。納得出来ない事はやりたくない。人と同じは嫌、、、、、そういう性格では、自分が社長になるしか無いようにも思う。

 仕事を一生懸命探している人、働きたい人が居るのは知っているが、逆に、チョット羨ましくもある。

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景気先行き

 最近は、政府の景気対策によるエコカー減税、エコポイント、公共投資、高速1000円等で景気が回復過程?って報道も目に付く。
 最新のGDPでは、久しぶりにプラス成長となり、その推進力には、アジアの景気回復による輸出増大、政府の景気対策による効果って論評も目に付く。

 景気の回復は皆が望む事だが、何を以て回復しているのか?どういう状態が回復した状態なのか?は今一つ明確で無い様な気がする。

 景気指標において好景気な状態って言われている時期は、全て、サブプライム問題が表面化する前の浮かれた状態であり、その状態を正と考えるのでは、無理があるのでは?っていうのが正直な感想。

 逆に言えば、今の状態がそんなに不景気?っていうのも実感として湧いてこないのが正直な感想だったりする。

 景気の良い状態が、サブプライムバブル崩壊前だとすれば、その状態に戻すには、別の見せ掛けの景気誘導が必要ということで、それは、その後の崩壊を誘導するに過ぎないというのは考えすぎだろうか?

 本来有り得ない筈の購買力を生み出す事で得た好景気な状態自体はイレギュラーであり、その有り得ない筈の購買力が生まれる前の状態が本来の景気状況では?と思うと、ここ数年の狂乱的な好景気っていうのは生まれない方が自然と考えるのだが、実際、どうなんだろう?

 アジアの経済発展というのは確かに世界経済に大きな影響を与えるだろうが、アジア地域で必要なモノを、適価で供給できてこそ、経済発展に恩恵を被る景気回復を享受出来るというのが自然な考えであり、アジアの経済発展が日本の景気回復に大きく作用するっていうのは、何となく幻想のように感じるのが正直なところである。

 アジア地域の経済発展=アジア地域の生活水準の向上であり、そのために必要な製品の供給元が日本となりうるか?が、今一つ、判らないのである。

 不謹慎な話だが、この夏休み期間中の番組では、40代以上の世代の就職難を扱うモノも少なくない。それを見て思うのは、そんな状況は暫く続くのでは?という印象だったりする。前の記事、自転車、単車ネタの記事では、40代後半世代がムーブメントを作るなんて記事も書いた。その一方で、その世代の影の部分が存在するのも事実。

 今思えば、その世代は、教育制度の転換点に該当する。学歴社会、受験戦争という言葉もあるが、逆に落ちこぼれとか、校内暴力って言葉を生んだ世代。よく考えれば、勝ち組、負け組って言葉もそうだ。
 ただ言えるのは、その時代までの競争が高度経済成長を支え、技術立国を可能としたのも事実。其処までの資産で、世界への製品供給基地としての機能を担ってきたように思う。
 少なくともニーズに合わせた牽引力を生み出す力が無いと活けないが、時代のニーズを具現化出来る人間が存在するのは、今の40代以上かな?って思うのは幻想だろうか?

 それより若い世代は、モノを生み出すというよりも、生み出されたモノを利用するのに長けているような印象。作り手というよりも、使い手って印象を受ける。

 今後の世界不況からの脱却では、アジア地域への製品供給なら徹底的なコスト低減、それ以外なら、欧米に勝る技術力で高付加価値製品の供給といった、どちらかで外貨を得る必要があるだろう。その為には作り手こそが必要という気もする。ホントの日本の景気回復っていうのは、そんな時代のニーズに合わせた具体的な商品を供給出来ないと訪れない印象である。

 偶然、この記事をアップする時に、今後の景気は『おゆとり様』の消費動向次第みたいなネットニュースを見掛けたけど、案外、そんな次の世代が景気の動向に大きな影響を及ぼし始める時代が直ぐ其処まで来ているのかも知れない。今更、バブル世代相手では駄目で、そんな世代では思い付かない価値観が時代を作るのかもしれない。

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2009年8月18日 (火)

二輪車のブーム

 二輪車のブーム、、、、っていうと、

 1970年代のジュニアスポーツ車ブームからロードマン、ユーラシアといった自転車が流行した時代だろうか?1970年代初頭のジュニアスポーツ車は当時の小学生10歳前後のムーブメント、1970年代後半のロードマン、ユーラシアっていうと当時の中高生が引っ張ってきたムーブメント。そのブームの牽引がサイクル野郎ってマンガだろうか?

 その後、1980年代に入ると自転車ブームは沈静化して、ブームとなったのがスポーツゼロハンでAR50~MBX50、ガンマ50といった時代。1980年代初頭の高校生だ。この世代が1980年代半ばのレプリカブームを形成している。
 で、ブームの牽引が『あいつとララバイ』、『バリバリ伝説』だろう。

 1990年代に入ると、レプリカブームは去ったけど、それはブームを牽引していた世代が就職、結婚、育児と忙しくなったから?

 1990年代後半で、その世代の生活が落ち着きを持って、更に、免許制度の改定からブームになったのが教習所で大型二輪免許を取って重量車ってムーブメント、時にして、ブーム形成世代が30代となっている。

 そして、2000年代半ばでは、その世代の関心が健康にシフトして、大型二輪車から自転車に回帰し、今のスポーツサイクルブームを作っている、、、、そんな印象。

 二輪車のムーブメントは勝手な想像だが、1960~1965年生まれの世代が作っているように感じる。というか、この世代が昨今の日本の消費ムーブメントを形成しているようにさえ見える。

 そう言えば、数年前のアラフォーって言葉の生まれた時、十数年前の29歳ってキーワード、昨今のトレンド傾向、、、、全部、高度経済成長世代向けの印象だ。

 この仮定が正しいとすると、この世代の二輪車への関心は単車でも自転車でも持続期間は5年程度。1975~1980年頃がサイクリングブーム、1982~1987年頃がレプリカバイクブーム、1995~2000年が大型二輪免許ブーム、2005年~がスポーツサイクルブーム、、、、とすると、今のブームは既に終焉期かな?って気もする。

 どの時代でも周辺世代からもブームに乗ってくる人は居たけれど、その世代と、周辺世代、特に、若い世代とは考え方が違う印象。この世代の前後で、日本人の資質も変わっているように思うし、成長する時代背景も違っている。勿論、受けてきた教育指針も変わっている。そんな印象。

 この世代の関心は、自転車から次のステップに移る直前かな?って印象。さて、どうなるだろうか?

 因みに、単車ブームの時代、年間300万台~400万台が売れた。今40万台以下で全盛期の1/10って状況。当時、買い換えスパンが如何ほどか?知らないが、その購買力を担っていた層が、今の高級ロードバイク市場を活性化しているのでは無いだろうか?この金遣いの荒い層が何処に向かうか?これが、ブームを作っているようにも思うのだ。

 この層は、速い!強い!が好きな人達で、考えてみればレプリカバイクとロードバイクっていうのは、結構、同じベクトル上にあるように見えるのである。

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フェンダー、、、、便利なのに。

 自転車ブームである。用途は通勤、通学が多く、目的としては健康、省エネ、節約、、、、である。
 通勤、通学時間を利用して、省エネ、健康を期待する。そこで選ぶのが自転車!ってノリなんだろう。

 で、よく見かけるのが、スーツ姿のロードレーサーとか、、、そんな自転車だ。ロードレーサー以外で目立つのはMTBってところ。まぁ、目立つだけで絶対量が多いか?っていうと、実際は、ママチャリが多く、フラットバーロードとか、クロスバイクが多いのだろう。

 で、そんな自転車で特徴的なのは、ママチャリ、一部の折りたたみ小径車以外では、泥除け(フェンダー)が付いていないのである。

 昔々と比べると、昔の自転車ブームでは、殆どの自転車にはフェンダーが付いていた。

 この違いは大きい。

 フェンダーっていうのは、路面からの泥はね、水はねで背中、車体が汚れるのを防ぐもの。もちろん、絶対に雨の降らない、濡れていない路面だけを走るのならOKだけど、ちょっとした水たまりを通過するだけで、フェンダーレスでは水はねは激しいので、実際、実用上、水と遭遇する場面が想定される用途では必須だと思うのがフェンダーだ。

 フェンダーが必須なのは、実用上、たまり水と遭遇する頻度が高い街乗り自転車、、、それから、長距離走行で天候の変化に遭遇する率の高い長距離走行自転車とか、天候の変化が激しい山間部を走行する自転車が思い浮かぶ。

 一方でフェンダーが必要でないのは、少しでも軽くしたいとか、絶対的に雨やウエット路面に遭遇しない使い方だ。

 不思議なのは、フェンダーがある方が具合がよさそうな使途で、フェンダーレス自転車が多いという現実。この辺りの風景に、やっぱり強い違和感を感じる事が多い。

 他には、自転車で荷物というと、今なら背中に背負う姿がデフォルトで、ピストではメッセンジャーバッグなんかが思い浮かぶけど、自転車や単車のように身体全体で操縦する乗り物では身体に荷物を付けないのが第一だが、そういう意識も少ないようだ。
 自転車で荷物と言えば、キャリア、キャリアはスポーツサイクルならフロントフックキャリア、そしてフロントキャリア、実用で積載重視するとリアキャリアってパターンだが、今のスポーツサイクルユーザーの選ぶ自転車にキャリアが付いていることは稀。

 ニーズが無いためか、フェンダーもキャリアもカッコイイ商品が少ない気もする。かっこ悪いから皆付けないのか?ニーズが無いからカッコイイ製品が生まれないのか?よくわからないけど、なんか不思議な感じだ。

 今の時代、実用にプラスアルファで健康を期待するうような乗り方でこそ、スポルティーフとかランドナーが見直されても良いといえる。その象徴がフェンダー+キャリアだ。

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2009年8月17日 (月)

自転車選び

 自転車を買う時、何で選ぶか?
 値段?新しさ?コンポ?ブランド?

 さまざまだろうが、誰であれ、拘れる何かを見つけて納得して買うのは間違いない。ところで、自分が買う時はどうか?を改めて考えてみる。

 大事なのはフレームである。パーツ類はハッキリ言ってどうでも良い。無関心に近いとも言える。

 フレームで一番重要視するのは、自転車のタイプにもよるけど、、、折り畳み自転車や小径自転車の場合は、収納性、構造の特異性を重視するが、フルサイズの場合は、どうか?

1.第一はスケルトンだ。
 最重要はトップ長、次がシート角、そして、リアセンター、フロントセンターというところ。それが装着部品の見繕い方で自分のポジションが作れるかどうか?が特に重要。この数値が合わなければ全く感心が無い。何よりも最重要。
 これが全て同じスケルトン?って言う訳でなく、自分が用途に応じて選ぶ時、自分の用途毎に当然、スケルトン的な希望は変わる。そうすると、その希望に応じて望む形が変わるのは言うまでもない事。ロード志向ならコレ!旅行車傾向ならコレ!というようなモノで特定の数値でないのは言うまでもない。

2.第二が色褪せない個性だ。
 色褪せないというのは、道理が時代と共に変化しないという意味。その道理を具現化する方法が特徴的、孤高、合理的と自分が見えるかどうか?である。つまり、モノに与えられた機能に賛同できるか?そして、それが自分の理解できる理屈と合うか?最後には、そのモノを特定する理由、つまり固有な拘りが持てるか?が重要なのだ。どれでも良い、どちらでも良い、来年以降は別の形かも?って思いが入らない事が重要なのだ。
 素材にも拘りが無い。アルミならこういう用途で、こういう作り、ステンレスならどう、クロモリならどう、、、ってモノ。

 そんなところだ。少なくとも、選ぶ理由によって選ぶ物が年度によって変化するような買い方は好みでない。買ったら、ずっと手放せなくなる。大金持ちでも気持ちが移らないような拘りが持てるモノかどうか?がとても重要。
 つまり、大雑把な判断で選ぶとか、額面だけで選ぶというのが一番嫌な選び方だったりする。

 宝くじに当たったから、持っているモノ以上のモノに目移りするようなのは違う。年度が替わったから新しい方に目移りするってのも違うのだ。選んだら最後、とことん拘れる様なモノが一番である。

 例えば、小林スポルティーフ、、、これはレイノルズ531でもスーパーライトな特異的に軽量なモノで出来たフレーム。これが、TTレコードホルダーだった小林氏によって組まれたというもの。他にもメリットは沢山あるけど、この二つだけで、二度と手に入らないものとも言える。
 シルク買うなら、やはりユーテクティックロウ付けによるラグレス構造+二枚肩だろう。ラグレスでユーテクティックというのは後のTIG方式等に大して個人的には主張があって好み。
 ステンレスフレームっていうのは、二度と乗る事は無いであろうステンレスパイプをロウ付けで組んだというモノに対する好奇心が一番。
 アルミフレームなら、やっぱり軽量高剛性で、適した形、適した用途なら良いと思う。アルミの良さを活かした作り方なら否定しない。そういう使われ方なら、今なら有り得ないアルミポリッシュ仕上げなんかが好み。

 そんな感じで選んでいる。それ故に、自転車に乗っていて横に最新のブランド系高級車が来ても、なんていうか全然欲しくも何とも無いのが正直なところ。批判はしないが、自分の物欲が刺激される事は有り得ないし、羨ましいとも思わないのだ。
 まぁ、そういう考えは自転車に限らない。単車でも然り、、、最新のバイクを見ても、流行のバイクを見ても、それを欲しいとか乗ってみたいとも思わないし、デジカメでも、パソコンでも然りだ。
 そのように思えるのは愛着ってエッセンスがあるからだが、愛着の強さっていうのは、選ぶ段階で気持ちとシンクロする度合次第って部分があるから、やはり、愛着とは、所有してからも続く拘りであり、結局は選ぶ段階の拘り次第って要素が大きな割合を占めているのだ。

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ゆっくりは安全か?

 夏休み期間中、道路は走り難い。特に、盆休みとかも言える。平日でも午後、昼下がりの時間帯は趨りづらい。

 理由は、決して飛ばした車が多いからって理由ではなく、寧ろ逆の理由。

 制限速度50km/hの一本道で35km/hでフラフラとか、車線を跨いでノロノロとか、、、或いは、停止線で停まることなくユラユラと進む運転とか、道路の真ん中で突然合図無しで停車したり、、、、他にも、信号が青の時間が10秒も無いような場所で、青になっても暫く動かない運転とか、、、、

 こういうのは特にイライラする。遅い運転は2パターンある。一つが、携帯電話での通話、操作に夢中になった運転、もう一つが、ハンドルにしがみついて前しか見てない運転。このパターンのドライバーの運転が恐いというか、苛つくというか、、、そんな感じ。

 本人は速度を抑えているつもりで、安全運転のつもりだろうが、後続はイイ迷惑である。

 先日、海水浴に出掛けるのに浜田道を通った。一車線の追い越し禁止道路である。制限速度は70km/hなんだが、先頭の車は50km/h~75km/hの範囲で速度が上がったり下がったり、、、、

 要は、運転に集中していない人の運転、運転に慣れていない人の運転が苦手なのだ。どちらも、運転時において前しか見ていない。直近の視野しか見ていないので、運転状態が非常に不安定。
 勿論、そういう車は見た瞬間に嫌な空気を感じるけど、こういう車が増えすぎると、、、これが乗りにくい交通環境となるのである。そういう車は、長期休暇とかに結構増えるのだ。

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2009年8月16日 (日)

8/9~8/15の週の検索ワードピックアップ

★過酢酸廃液の処理
 表題の薬剤について、取り扱い企業からの検索が結構ある。
 そもそも、過酢酸薬剤というと、過酢酸+過酸化水素水という殺菌剤である。ここで過酸化水素水っていうのは、多くの人が知っているように、水と酸素の分解する。
 さて、過酢酸は?っていうと、これは、酢酸と過酸化水素水に分解する。これはOKだ。
 で、過酸化水素水は普通に分解するが、酢酸はどうよ?っていうと、酢酸の化学式は、CH3COOHである。これ、高校二年の化学で習っているように、Na+イオンがあれば、緩衝溶液となってpHが動きにくくなる。そう、CH3COONaの緩衝溶液だ。
 つまり、酢酸は海水等食塩水中では処理が困難となる可能性が極めて高いのでは?というのが直感的な感想。

 それ故に、コレ系の薬剤は何処が使っている?っていうと、処理対象にNaイオンの含まれない医療機関関連に限定されていると判断している。

 しかし、この過酢酸+過酸化水素水の薬剤を、海水中微生物殺菌に利用する事をトライする企業も少なくない。一般に有機酸の分解には微生物を使う事が多いが、中和自体も結構厄介と思うんだが、この辺が解決しているのか?とても関心があるところだ。

 薬剤で処理するなら、やっぱり水産関連で実績が十分な塩素系では無かろうか?保管に温度管理が必要で、分解過程で酸素が発生するような薬剤はやはり危険かな?っていうのが正直な感想だ。

★スポルティーフ
 この記事に紹介したとおり。

 http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/07/post-c2e9.html

 である。基本は、一般公道を走るロードレーサーみたいなもの。ロードレーサー+フェンダーという出で立ち。ギア構成等は殆ど一緒。機材的な違いは?昔流に言うと、フェンダーを入れるためにブレーキアーチが大きなセンタープル等を利用する事が多いという程度だろう。
 ただ、現代の解釈では700Cサイズの旅行車という判断に近い。タイプとしてスポルティーフと違い定着していないが、BSが名付けていたディアゴナールも今の人から言うとスポルティーフに属するみたい。ディアゴナールっていうのは、ランドナーでホイールだけ700Cのようなモノ。ギア構成、カンティブレーキ等々は完全にランドナーと被る。
 言葉の定義は難しいが、やはり速度域がロードと同じく高めという事を考えれば、今流にいえばフェンダー付きロードレーサーがスポルティーフと捉える方が自然かもしれない。
 今風には、コンフォート系ロード+フェンダー=スポルティーフかもしれない。

★ペダルスピン
 別名、蹴返し。トラックペダル、クイルペダルの踏み面の裏面側後方に出っ張った突起の事。これは、ペダルにクリップ+ストラップを付けたらペダルが反対側にひっくり返っているのだが、乗車する時に足裏でペダルスピンを軽く掻く事で、ストラップの中に足を滑り込ませる時に使うモノ。クランクの回転と足裏の使い方、タイミングで足をクリップに入れる。慣れると簡単だが、これが出来ないと固定ギアのピストに乗るのは面倒臭いかもしれない。
 因みに、プロムナードペダル等に後付けで付けれるペダルスピンもある。
 自分的には、ビンディングペダルは嫌い。トラックペダル+クリップが好み。これで十分。

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日焼けで皮むけ

 8/7に海水浴に出掛けた。着いたのが午前10時前、、、天気は曇り、、、、これなら日焼けは大丈夫か?と油断した。

 ところが、間もなく天気は晴れ、、、、このとき、既に子供と海の中、、、、まぁ、いいや!

 気が付くと、午後3時、、、、実質5時間の海水浴である。子供は日焼け留めのクリームを塗っている。嫁も然りだ。自分は、、、、って状況。

 すると、その日の夕方には身体中がヒリヒリ痛い。見れば、かなり真っ赤っかである。火傷みたいな状態。
 翌日の8/8にホームコースにラングスターで出掛ける。しかし、、、、DHバーを握って前傾姿勢を作ろうとすると、シャツと背中が痛い、、、、、で、アップライトで乗ったのだ。当然、8/8の夜も背中を中心に痛いし、風呂に入る時は相当に抵抗感アリアリ、、、、

 そして、8/8の夜、妙に身体が突っ張る感じ、、、、8/9の朝、日焼け後36時間経過の段階だが、今度は顔から日焼けした部分の皮が剥け始めた。ボロボロボロボロ、、、、

 8/9には身体の痛みは殆ど無し。寧ろ、体中にテープを貼り付けて動かすたびに肌が突っ張る感じ。正に、身体の皮が密着して伸縮しない異物のような感じに感じる。

 8/10の朝になる。皮が結構向けてきた。日焼けから3日後だが、この頃から、痛みというよりも違和感とでも言おうか?そんな感じが顕著なのだ。

 そういえば、二歳の息子も8/8、8/9辺りは風呂に入れると日焼けした脚を風呂の湯から出したがる仕草、、、、ヒリヒリ感を感じたのだろうか?娘も然りだ、、、、、。
 日焼け後の肌の回復時間なんかも年齢によって差があるというか、新陳代謝の速度で個人差が多いもの。

 果たして、不惑過ぎのオッサンの肌がどれ程か?というのが気になるところだが、個人的な感想では、10代以降の頃と回復の速度は変わらないような気がするのである。
 不惑過ぎのオッサンと7歳の娘、二歳の息子の肌の回復力に対して、どの程度か?が関心のあるところ。間違っても自分が一番って事は無いだろうけど、その回復力がどの程度かは興味が凄くある。
 因みに、自分は8/10には顔の皮は向けて8/11には背中の皮が半分取れた状態。ガキどもも8/11から顔の皮が向け始めた状態。チョットリード?している様子だ。

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2009年8月15日 (土)

迷惑メール対策

 BBSスパム対策は良好だが、メールがダメだ。特に、niftyのメアドには海外からのクソメールが大挙来襲してくる。これがウザイ。勿論、nifty以外のメアドにもやってくる。何故に?と思う程に、やってくるけど、特に@niftyのメアドが酷い。

 そういえば、BBSも今はフリーで配布されているCGIモジュールをベースにカスタマイズして使ってスパム対策を施しているけど、自製BBSを使う前は、niftyの提供掲示板を使っていた。この掲示板が激しくスパムに曝されてSPAM対策モジュールも提供されないというもので、実際、スパム対策とスパム書き込みの状況を見ると、圧倒的に迷惑行為が多い状況だったが、niftyのサービスは結構狙われやすいみたい。

 そんなniftyだが、メールに関しては、それなりにフィルターが装備されているのだが、これが設定が難しいというか、思いつきにくいもの。
 一般には宛名、差出人、タイトルで受信メールの処遇を決めるというもの。一応、学習機能等ついているけど、これがなかなか有効に迷惑メールを防いでくれないのだ。そんなフィルターもメーラーには届かない設定にできても、メール操作アプリ上には迷惑メールが蓄積される。

 そこで講じた対策、、、それは、(1)HTMLメールはゴミ箱へ、(2)国外からのメールは拒否、(3)差出人詐称メールも拒否という設定。ホントはHTMLメールも拒否にしたいけど、時折、HTMLメールで送ってくる人もいるので、一応確認して捨てるようにゴミ箱経由だ。

 (1)の設定は、Content-Typeにalternativeがあればゴミ箱へ、そしてtext/htmlがあってもゴミ箱へ!(2)の設定は、Dateに+0900がなければ拒否、同じことだけど、Content-Typeがiso-2022-jpが無ければ拒否、さらに同じ事だが、Content-Typeにiso-8859-1があっても拒否、Content-Typeにus-asciiがあっても拒否って設定だ。
 (3)の設定は、差出人名称に自分の名称があれば受信するけど、差出人アドレスに自分もメアドがあるだけの場合は拒否ってパターンに変えたのである。

 そうすると、とりあえず迷惑メールの襲来に遭遇していない。

 だけど、、、

 それはそれで嬉しいのだが、剰りにも迷惑メールが無くなってメール受信数が激減しているかのような錯覚、、、必要なメールも拒否していないか?と心配になりかねないけど、チョット様子見中。

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設計と開発

 企業での人事採用では、設計、開発業務って普通に書いてある。
 でも、設計と開発を区別して行っているのは一部の大企業であり、技術的な素地の無い企業では開発といっても開発と呼べるの?ってレベルを開発と言う事が少なくない。

 そもそも、設計と開発って言葉の意味がどうか?によって、その実態、理解は大きく異なっている。
 人事採用可否を担っている手前、そういう言葉を聞く事が多いのだが、その言葉を聞く度に考えてしまう。

 個人の勝手なイメージだが、これらの言葉に持つ印象を羅列してみると、、、、

 設計、これは、手順に従って、仕様を具現化する作業。つまり、決められた手法、公式、手順が存在し、仕様で与えられた条件を満たす解を導き出して、それを作図する作業とでも言おうか?勿論、その中には工夫的要素もあるだろうけど、導入される知恵には大きな飛躍はあまり無いのが実情。スケールアップ、スケールダウン、そんなモノから、既知の論法を利用する業務全般が該当する。

 一方で、開発、、、、これは手順自体を生み出すような作業。つまり、原理現象の原則論に基づいて、選ぶべき手順は何か?の規則を生み出す作業。つまり、無から何か新しい事を作り上げる作業。スケールアップ、スケールダウンではなく、原則に従って新しい価値を見出す業務が該当する。

 で、設計、開発を希望する人には、専門性の確認では、語句、式、法則を字面で覚えているだけか?或いは、そのタームの生まれた理由、必然性迄説明できるか?を見て、設計止まりかな?開発できるかな?って判断する事が多い。
 そして、開発できるかな?って判断した人は、正直、人生の選択の再考を促す事が多かったりする。

 ぶっちゃけ、本当の意味での開発なんて、そう簡単に出来るモノでないし、それが出来る人材も稀なら、それが、どれ程の苦労を伴うか?を理解する組織も稀。そんなもんだ。
 そういう思いがあるのだが、結構気安く、簡単に、開発が重要!とか、開発したい!とか、言う人が多いのは驚きだ。0から1を生み出すっていうのは、公式に現れない概念的な真理を掴まなければ出来ないし、そこに真理を見出すための、問題意識と目的意識から結論を導き出す思考的な展開も出来ないと見えない筈。

 でも、なんだか知らないが、募集してくる学生さんは、熱力学が得意中の得意とか、流体力学が得意分野だ!とイイながら、その基本的な知識というか内容の必然性が判らないのは当然、下手すると、言葉も知らない人が多いのにはビックリだ。
 まぁ、企業によっては、そういう人しか雇う資格が無いような企業が多いのも現実だが、、、

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2009年8月14日 (金)

人が捨てるモノはゴミかどうか?

 チョット驚いた事を一つ。
 勤務先の重役が放置自転車を貰ってきて社用自転車に転用!

 これ、パッと聞いた範囲では、リサイクル?良いねぇ!っても思えるのだが、何だか違和感を感じる点がある。

 そもそも、放置自転車といってもシルバー人材センター等で入手したものでなく、リサイクル体制の終端に到る前の、どこかしこの段階で調達してきたものだが、気になる点がある。

1.防犯登録制度上の問題
 自転車を使う場合、防犯登録を行う事が義務化されている。本来は任意だったけど、今は義務である。そして防犯登録は自転車販売店で行うモノ。それ以外の授受の場合、新たな使用者が警察署にいって手続きを行う筈。
 特に、放置という判断が私的に行われて、所有者の明確な意志確認が為されていない場合、どうなるの?

2.所詮ゴミでないの?
 使わなくなった自転車っていうのは、二通りある。それは、、、、、用途を失った場合と、機能を失った場合だ。用途を失った場合は、機能を有していれば問題無いが、機能を失っている場合、その機能を戻す事が必要だが、その辺の判断はどうするの?社用で使う場合、その機能欠損状態で使用中に事故に到った場合、その対応はどうするの?

 ってところ。

 そして、現車を確認したけど、元店員的な目で見ると、、、、そのまま使うには問題アリアリだろうし、機構的な機能を失っている以前に、本来的に消費期限を過ぎたようなモノばかり、、、、パッと見、ゴミ以外の何ものでもない。正式に直すようにすると、、、、って言うのはNGか?

 なんか、嫌な感じだ。

 大抵、違和感を感じるような事はマズイ事が多いが、何か怪しい。

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ポジション、リフォーミング中

 8月に入ってから、ペダリングを若干変更中だ。
 脚力主体から、それ以外も導入って事で、熟練者なら多分会得した世界なんだろうが、自分にとっては新しいトライ。勿論、無酸素領域に近い状況では全身を使う場合っていうのは当然あるけど、それとは違うトライだ。
 よく言われているハンドルは引くモノ?押すモノ?って議論があるけど、それを更に一歩進めて重心の周りを質量を移動させる際の慣性も利用するような印象。つまり、そういう風な質量のコントロールと力の加減を上手く併せるようなイメージとでも言おうか?押すとか引くだけなら、自転車のポジションはそれ程選ばないけど、自分の体重等も利用する時は結構、身体の位置関係が大事なように感じるのだ。堅くダイレクトに操作してもダメ、本来の脚回転に脈動を与えるのでなく、原則としてはあくまでもスムーズに!が基本だ。

 それで、一番はイナーシャというか出力の順送りを脚の回転に同期させるリズムの作り方に注目して試して遊んでいるのだが、負荷の割りに回転数を高めれる3本ローラーで遊んでみると、そういうリズムを作るには、従来ポジションからは或る部分を大きく変える事が有効って事に気が付いた。負荷が大きいとどうにでもなるけど、軽い負荷でも、そういう意識が働くようにしないと結局は身に付かない。従来のポジションでは、リズムが取れているかどうかの感覚が普段乗りでは希薄だったのだけど、新しいポジションでは、比較的ゆったり走っている時でも、リズムが取れているかどうかの判断が付きやすいのである。

 こういうポジションを作ろうと思えば、持っている自転車を見渡して見ると、、、、ラングスターとBSトライバイクでどうにか出来そうって感じ、ステンレスロードならイイ感じ?って様子である。勿論、シルクピストで大丈夫。でも、小林スポルティーフとか、、そういう自転車ではチョット難しい部分がある。

 色々と見方を変えると、色んな発見がある。こういうのが楽しい。

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2009年8月13日 (木)

心拍数の静定時間

 毎朝、血圧測定を行っている。
 血圧測定は、出勤日の始業前ラジオ体操後、職場巡回後、測定器設置場所の3階フロアで計測している。計測は、就業中故に、階段を上がって即測定である。

 そんな状況での血圧測定値だが、血圧測定では測定前に安静な時間が最低でも1~2分程度は必要。その前の活動状態から言うと5分程度の安静時間は合った方が正確に出るのは承知だが、取り敢えず、日々の経過測定を目的としているので、気にしなかったのだが、最近は、始業開始後デスクワーク後に計測する事も少なくない。

 測定すると、血圧数値自体は大きな差異は無いけれど、心拍数値が随分と変わっている。心拍数は夏場で45~48bpmと、朝っぱらの体操と職場巡回後より5~10bpmも低くなっている。実際、冬場でも体操、巡回後では40bpmを下回り35~38bpmって事も少なくない。

 つまり、この辺りの安静時、平常時の血圧数値近辺では、余程に安静にしておかないと血圧数値は下がらないのである。
 最高心拍に近い近辺、180bpm以上の心拍数値で運動している時には、1分間で70bpm以上は楽勝で降下する事に較べれば、血圧降下速度っていうのは運動強度次第って事になるようだ。

 一般に回復率って言葉があって、一分間で降下する心拍数値を10で割った値の事で、この数値が6を上回ると心肺機能は相当に優れているとされているが、回復率を測定するには、手前の運動で運動強度を幾らにしておくという条件が無ければ、いい加減な数値となって、比較する意味も無くなる。

 考えてみれば、どの程度の運動で、どの程度の負荷を如何ほど作用させた結果、平常時に戻る速度を以て回復率は定義されるべきであり、一意的に運動強度も決めず、平常時にどれ程戻るか?も決めていなければ、それこそ意味が無い数値かもしれない。

 器官、機関の全ては激しい運動状態程、フリクションが高いのは事実であり、高い運動状態程、落ちるのが速いのは常識と言えば常識だ。

 思えば、身体の仕様?を定義する数値が様々だが、最終的に数値で比較するには、絶対的に言えるのは、無次元数を用いる事だ。単位が有次元の場合、その数値は個体間の比較には使えない。一見、運動強度なんて数値は%であり無次元数っぽく見えるけど、それは、無次元数の定義とはならない。あれは、単なる個体能力の割合であり、工学でいうところの無次元数の創られた原理的な定義に当て嵌まる筈が無いからだ。
 工学の世界では常識だが、この手の世界では、そういう論法が未だ無いのが、或る意味不思議だ。もしかしたら、自分が知らないだけで、その状態を比較するのに適切な無次元数が定義されているのかもしれない。

 運動能力の資質を定義するならば、測定条件、運動状態、個体スケールから運動パターンへの適応性が判るような因子で定義されないと嘘だ。

 血圧測定で心拍数の降下についての戯れ言が、あらぬ方向の記事になったけど、世間で言われている心拍数がいくらだから心肺機能が高いとか、、、そういう単純な言葉では絶対に無いはずである。そのような個体の違いを包有した無次元数を定義しなければ、何も言えないように思うのだ。

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ブレストで肩

 8月に入ってから、スイムは1セット4000mに増量した。
 増量しても速度は落とさない。寧ろアップ気味に推移させたいので、後半失速気味な状態を立て直す必要がある。それには、スタミナを温存して速度を保つってこと。つまり、同じ速度を得るのに、推力を分散させて得るのが大事なのだ。

 以前、プルで手首の強化の結果が推進力に効果的って記事を紹介した。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/06/post-93e9.html

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/02/post-93b7.html

 がそうだ。この辺りは、手首が水流に萎えないように!がコンセプトだったのだが、今のトライは更に変えている。
 今、自分の行うブレストはストレート泳法とは違い、ウェイブ泳法である。つまり、身体は垂直上下方向にも周期的に動いている。このウェイブ泳法では、基本は最深部から浮力の力も推力に利用したいというもの。しかし、深部への進入で速度を失ったら無意味なのだ。キックによる推進力が生きた状態から、深部で上昇方向に反転すると同時にプルで身体を持ち上げるのだ。勿論、推力の中心であるキックの効果が最大となるように、上昇から下降にタイミングを移す際のキックでは水面を蹴るようではいけないが、そのキックの段階では身体が入水しながらも姿勢が整っていなければNGであり、そこでは上体自体は深部への進入角を保って居なければならない。
 そのためには、ブレスのタイミングで上体を大きく水面に出して入水の角度を保つ必要がある。

 そこで必要なのは?と考えた結果、自分の出した答えは、キックでも手首のプルでもない。上昇しながら姿勢を保つ動作、、、、そう、ブレスのための身体の引き上げ動作であり、肩から上腕二頭筋辺りの筋肉で身体を引っ張る動作で、そのための筋肉が重要という結論である。

 ということで、ブレスで身体と飛ばす動作に注目して泳ぐと、、、、これまた、プルで手首のスナップのみ注意していた時よりも速度のノリは随分と改善した。

 しかし、この泳法を行った翌日は、四十肩の如く、腕を持ち上げる時に、筋肉痛を伴う感じである。

 でも、従来のキック重視では、キック:プル=8:2くらいだったのが、手首プル重視では、キック:プル=7:3、ブレス時の意識改善の今ではキック:プル=6:4で推進力が増えた印象。勿論、キックの部分は絶対値として不変だから、プルの効く割合が高いということは、絶対的なパフォーマンスが高く出ているとも言える。

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2009年8月12日 (水)

判断は誰のため?

 世の中、色んなモノが存在する。論理、主義から趣味、性能、学力、、、、色々だ。
 生きていく上では、その色んなジャンル、ジャンル毎の色んなモノから自分で選択するって場面が実に多いのである。選択とは判断である。

 客観的に選択対象がどうだ?って情報は色んな所(ネット、雑誌、他人の伝聞)から仕入れる事が出来る。しかし、それらの選択対象から何を選ぶか?っていうので、選択後には大きな影響を及ぼすもの。

 物事を判断するって事は、選択する事、出来る事に通ずる。客観的事実から自分で判断する。勿論、コマーシャル的な一方の作り手から他方を揶揄する表現を見て、一方を凄い!と判断するレベルではダメで、一方からみた他方への判断は、客観的な判断であるとか、双方からみた相手に対する論評とか、そういう公平性を持って判断しなければならないのは言うまでもないが、理想としては、第三者の判断同士を見て、挙げられた項目の数で判断するのでなく、第三者の判断が何に起因するか?を理解した上でなければ何の意味もない。
 結局、他人の判断であれ、自分の判断であれ、判断すべきターゲットにおいて自分の意志で重要な項目に順位を付けて、その順位に従って、内容毎に基本的に懸案する問題や目的が自分の考えに従って優位かどうかを見た判断でなければ、全く意味を為さないのは言うまでもない。

 この極端な例が、値段によって高価=高性能という期待から、多くの投資をしているから優れているとか、使い方における出力特性でなく、スペック上の最高出力仕様値を見て選ぶと思っている勘違いとかである。

 勿論、値段が高いモノが欲しいとか、スペック上の最高性能数値が欲しいというのが純粋に選択者の目的であれば、それはそれで良いのだろうけど、知る限り、全ての人は、高い価格を選ぶ人の意志というのは、最高の性能が欲しいけど判断材料が無いから値段だけを見て選ぶって人と一致している。
 同様に、スペック上に優れた値を選ぶのは、やはりスペックの数値でしか、モノの実態が見えない人故の習性と言える。

 話が逸れるかも知れないが、昔からベテランライダーに好まれるのが中間排気量って言われているが、中間排気量の地味さっていうのは、決して地味ではなく、そこに潜む本当の意味が理解出来ない人には見えないから地味っていうだけで、それが見える人から見ると、そこにしか存在しないから選ぶ訳であり、それは或る意味派手とも言えるのだ。
 そして、中間排気量が人気が無いって事実は、多くの人がモノの本質に気付いていない結果と言えるのである。

 これは、いろんな世界で言える事である。自転車なんかでも然りである。重量とか素材名称だけで判断して、新素材とか華やかな横文字が無いと性能が悪いという判断を下す人も多いし、ギア比なら単純に絶対値だけを揃えて満足って人も多い。

 そのような見た目、判りやすい数値しか見てない人っていうんは、それしか見えないという事。見えないっていうのは、気付かないって事。気付かないっていうのは、状況の想定が現実的でなく、現実的でないから、その瞬間で考えるべき必要な事、知識、求める機能っていうのが曖昧になる事の証明と言える。

 どんな行動であれ、そこには絶対に目的が存在する。目的って事は、実行者には理想的な形をイメージしている筈。理想的っていうのは、事例を分解して、単位毎に正しい論理の展開が出来ているはず。自身の目的を達成するには、何と何が絶対という優先順位を付けて、その優先順位毎に正しい理屈で判断する事が大事なのだ。
 もっと言えば、判断できるようになるために、成人に至る過程を過ごしている筈であり、逆に言えば、判断が出来ないとか、判断をスペックとか額面でしか出来ないというのは、成人に至る過程で身に付けている筈の方法が欠落しているのかな?と思う事が多い。

 口は悪いが、行動を自分で選べない人が剰りにも多く、此処まで言う必要があるか?とは色んな場面で思う事が多い。

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今のデジタルカメラ

 嫁が外に持ち出すのにカメラが欲しいとのリクエスト、、、、で、一年落ちながら比較的新しめのデジタルカメラを調達した。
 別に何でも良いので、安く、小さく、、、、取り敢えず、新しい機種なんで、一般的なニーズは満たしているという推測の元で選んでみた。というより、其処にあったから買ってみたというノリ、、、、

 敢えて条件は?っていうと、アダプター付けてマイクロSDを読むなんてタイプは面倒臭いので、SDカードで直接って機種にする程度。xDカード搭載機はカードが割高なんで没。で、取り敢えず、ソニーとオリンパスはパスとして、売り場で安価だったのが、カシオの機種。これが一番安かった。機種は型落ちのEX-Z250って機種。現行はZ270ってモデル。

 まぁ、可も無し、不可も無しって感じ。取り敢えず小さい。取り敢えず今風。液晶はデカイ、ズームは28mmからの四倍、、、、悪くないモノ。まぁ、自分が使う気がないので、どうでも良いけど、今の機械は確かにコンパクトで洗練されて、、、、って思うのだが、なんか惹かれないというか、そんな印象だ。

 まぁ、嫁が持ち出して使うなら、人目で言うと、小さく軽いのが今風ということで、自分が選ぶ様な旧式では格好悪いし時代遅れと思うのだろうが、自分としては旧式の単機能機の方が好みである。

 多機能コンパクト=機能は階層メニューから取り出す=結局使わない=コンパクト故にボタン類はミニマム=結局使いづらい

 そんな印象だ。今の時代、コンパクト系デジカメは個性も旨味も無いかな?って印象だ。
 今のコンパクトデジカメ、買うなら、、、、買った後気が付いた話だが、この機種はチョット失敗っぽいのが正直な感想。っていうか、カシオのエクシリム=クレードル充電って思い込みだったのだが、違うのである。電池は別体で充電、、、、、この手の小さな機種は電池が小さい専用電池、実際使うとなると、最低でも予備電池が一つは必要という感じで、自分としては乾電池が使える方が何倍も有り難い気がする。純正の電池なら一個5000円以上の売価である。カメラ本体の売価が15,000円もしないのであり、結局、電池代、充電器代を惹いて考えると、本体自体は数千円のモノ。逆に、使える仕様にすれば、最低でも電池が1パックは必要、、、、すると実質、本体+バッテリー+メモリーカードとなる。そして出た価格の中に締めるバッテリーの割合が多い、、、金額は掛かるけど、本体価格はタダみたいなもの。そういう目で見ると、そういうモノにしか見えない。

 この手のカメラは既に存在価値が無いかな?っていうのが正直な感想だ。この程度の機能なら、携帯電話で良いような印象。
 実際、軽薄短小カメラなら携帯電話並の使用頻度とも言える。ならば、製品寿命もその程度で良いような気もする。ならば、バッテリーは一体型にしてクレードル充電でバッテリーが終わると製品寿命、、、、そんなコンセプトの方がスマート。そう、昔のAXIAのカードタイプみたいな使い勝手で良いのでは無いだろうか?

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2009年8月11日 (火)

確信、、、、

 昨今のコンパクトクランクとかトリプルクランク、或いは、ジュニアカセット志向という軽いギアへの要望が多いのは知っているが、その一方で、その反対のスタンダードクランクを始めとする伝統的なセットはダメなの?って所を探ってきた。

 似た様な話で、単車のレプリカ全盛の時代を思う。超高剛性なフレーム、負荷を掛けないとストロークしないサスペンション、積極的にマシンコントロールする意識がなければ苦痛を伴うであろう乗車姿勢、、、、、それを苦痛としてネイキッドが生まれて、リアルレプリカが衰退したのだが、果たして、その装備が不要だったか?というと、それは違う。

 つまり、伝統的な流儀っていうのは、そこに意義があるからであり、それを否定する前に、その意義を理解しなければ否定も不完全になる。そんな印象だ。

 事実、どんな2ストロークバイクであってもツーリング等で苦痛を感じた事は皆無。それは、やっぱり単車の装備を活用する正攻法に従ったから、快適以外の何物でもない、、、その結果である。
 自転車でも同じか?って印象。確かに、競技者で無いかも知れないが、それでも過去のスポルティーフ等を見れば、今のロードバイク以上のギア比を装備している事が多く、そんなセット自体が普通の旅行車に使われていたという現実を見れば、それは使えないセットでは無いと考える方が普通なのだ。

 つまり、セットが不快とか、使えないというのは、深く考えれば、使い方が判っていないという事にも繋がるように言えるのだ。
 実際、その高いギア比を踏むには何が必要と考えて、それに応じた扱い方を試行錯誤すれば、不思議と踏めるのである。踏めるっていうのならば、そのセットが其処に存在するっていうのは、レプリカのセパハン、バックステップと同様に、有意義なのである。

 今思うのは、そういう考えで接すれば、そういったモノを装備する本当の方向性を考えると、装備を多様化して何でも活ける!って考えで万能を求めるような構成を作るのは、或る意味、ナンセンスに感じる訳だ。
 今回、ピストとロードを再構築させながら、至って当然の理屈と、その様を使う方法っていうのに改めて気付かされたところである。その方法っていうのは、知らなかった訳でなく、普通に知っていた乗り方。ただ、その乗り方を意識して何時も実行するという質のものでないのだが、それを意識するだけで、普通に伝統的な構成が無理無いものと感じれるのだ。
 そんな再認識に到ったていうのは、自転車を増殖させて、その過程で色々と考えた結果の事。

 考えてみれば、二輪車関連で大事なモノ、、、それは、自身の考えに沿った道具を作り上げる事だけど、それ以上に、自身の考えとして、道具を道具なり使える壺を心得る事だ。Vツインを峠で楽しむ勘所とか、2ストレプリカで攻める時の自分なりの方法論とか、自転車ならば、回転で出力を生む時の気遣い、高い動力を生み出す時の身体の使い方とか、、、、そんな所。
 まぁ、実際は、そんな実践を行う上で最も自分にとって都合の良い形を作り出すっていうのが、道具のカスタマイズという行為であり、乗る行為、作る行為っていうのは表裏一体なのは言うまでもない。

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Registered メモリ装備で延命

 寝床用PC、これはPC133の512MBメモリーモジュールを四枚刺して2GBで運用していた。このRAMはあんまり良い品じゃないみたいで、Xpのインストールでも失敗してたし、時折ブルースクリーンを来したりしてる。で、インストール時は信頼の於ける256MBモジュール二枚で512MB環境で乗り切ったのだが、それでも使う際には2GBが良いか?という判断で使っていたのだが、この度、表題のRegisteredメモリを1GB×4=4GBを3000円で入手できたので、早速実装した。
 メイン機も同じマザーで同じCPU、そしてメモリはRegisteredメモリで4GB実装しているが同じ仕様だ。当時、Registeredメモリは高価過ぎて使えなかったけど、今の時代、リースアップ品が1GBで1000円程度で入手可能!で、4GBも実装すればPentiumIIIクラスでも十分使える。

 しかし10年前のマザーが4GBのメモリー載せて現代のOSで今風に使える、、、、或る意味、エコかな?とも思う。そして、PentiumIIIのDUALって構成は、我が家のXeonのDUALとか、Core i7よりも愛着がある。不思議なモンだ。果たして、今のi7マシンは10年後に普通に使えるのだろうか?i7が使える時代の内は、PentiumIIIでも使える、、、、そんな気がする。

 勝手な印象だけど、現代のアーキテクチャーへの転換点がP6、それが結実したのがCoppermineかな?とも思う。車でいうと、R32GTRのような印象。スポーツバイクでいうとNSR250Rって感じ。それ以前と以後で何かが違うような感じを受けるのは自分だけだろうか?時代の転換点を感じるというと褒めすぎかも知れないが、そんな印象。

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2009年8月10日 (月)

なるほど!

 好きか?嫌いか?というと、好きになれないのがCFRPモノコックフレームの最新のバイク。でも、これが主流なのは間違い無い。この主流のバイクは、30年前のバイクとは随分と形も違うし、姿勢も違う。でも、この形が主流というのは利点が多いからっていのは紛れもない事実。

 昔のバイクに較べると、剛性は相当に高い。そして、ハンドルポジションは相当に低い。それが大きな違い。そして、興味深いのは、、、、ギア比が相当に重くなっている。

 今、トップは11T~12Tでアウターは53T程度、、、、、、昔はトップは13~14Tでアウターは同じくらいで52T程度、、、、、これ見ると、トップ歯数で1Tから2Tは重くなっているのだ。
 使い方にも寄るけれど、ロールアウトで相当に違う。そんなギアが付いているのは取り敢えず必要からなのは間違いない。

 でも、乗り手は昔も今もそんなに変わらないだろう。所詮、人間である。同じ人間が乗っても機材で1割以上のロールアウト差が出ている。ロールアウト差=動力差である。そんな動力差が人体の進化だけで生まれたモノではない。

 なら、何処から?????

 それ、多分、機材と機材の使い方から人体のパワーから使える要素が増えたってこと?と思うのである。

 こんな事考え出したのは、シルクピストやステンレスフレームを手に入れてから、、、、もっと言えば、コンパクトクランクやトリプル、ジュニアカセットの必要性を見直し始めてから、、、、、

 何故に、自分が軽いレシオを望む?っていうと、それは、自分が昔の人だから!って気もする。昔の乗り方、主体がスポルティーフというよりも、横着、楽々、長距離系だからかも、、、、そんな印象だ。

 軽いギアでないと乗れないのは、軽いギアしか踏める動力が生めないから。動力とは筋力だけとは限らない。なんたって、自分がそんなに体力が無いとは思えないから。なのに、重いギアが、、、、っていうのは、使い方が不十分では?っていうのが疑問を持つ発端だ。
 で、膝に負担を掛けることなく高い動力を得るには?を考えると、脚力以外を如何に利用するか?ということ。脚力以外の質量、エネルギーを如何に使うか?である。

 軽くないギアで走れないか?というと、これが不思議な事に走れるのだ。当然、走るための意識は必要で、積極的に運動というか、機能を活用する意識がないと使えないけど、そういう意識を持てば間違いなく使えるのだ。そして、そんな使い方をするのにはどんな自転車が良い?って考えると、、、、、今のスタイルのバイクなんか最適っぽく見えるのだ。アヘッド構造でステムが低い、ハンドルも低い、ヘッド周りの剛性も高い、それでいてメイン三角自体はアホみたいに堅くするのでなく、程良い弾性を持つカーボンモノコック、、、、そういえば、ハンドルパイプも直径を見ると、25.4mmから26mm、そして31.8mmと太くなっているけど、それって、ハンドル周りの剛性アップだけど、その辺が効くような乗り方が存在するから、そういう機材が生まれたと言える。逆に、そのパーツの進化の歴史が必然となるような乗り方をすれば、高い動力に繋がるのも真実だ。

 意識を変えて眺めてみる。そう、ヘッド周りの形状では、より高剛性に、より低く、よりステム長も長く、、、一方で後ろ三角はトルクバランサー的な意味合いでは剛性はアホみたいには高くない。その前と後の剛性の違いを滑らかに構造体として繋ぐにはモノコック構造が最良とも言える。そこで、そういう形の必然は何故に?と逆説的に考えると、それが必然となるような動力の掛け方も思い浮かぶ。そのような動力は脚力以外の要素も積極的に利用することで生まれるという仮説も思い付くのだ。(あくまでも仮説であり公には出来ない。)ここ暫くは、その仮説に基づいて乗り方を変えて見ている。

 今、何となく、現代のトレンドを活かす乗り方が少し判ってきた感じ。これは脚力にプラスαで効いてくるようなモノ。マッチポンプ、或いは、シーケンシャルターボのセカンダリータービンみたいなモノ。これが使えれば、ホント、コンパクトもトリプルも不要である。ただし、そういう乗り方がしやすい自転車とそうでない自転車が存在するのは間違いない。どちらかというと小さめな自転車の方が簡単な印象である。勿論、どんな自転車でも出来るけど、しやすいのは?感じやすいのは?という点で微妙に差がある。遠い支点で動力を2カ所から伝える印象故に、力点で発生するモーメントも不要な成分については無い方が望ましい。

 実は7月の終わりから、それを意識してスピママとかにも乗っている。実際、速度のノリは良いし、疲れも少ない。これ、結構重要かもしれない。この乗り方がバッチリ決まるようなロードで走ると、どんな世界に出会えるだろうか?見方を変えると色んな発見がある。面白い。

 勿論、今までの経験で得た自分の乗り方、ペダリング時の感覚、判断は全て大事だが、それに加えて新しい感覚をプラスするもの。選択でなく付加である。従来のペダリングに加えて重心のコントロールを積極的に行ってみるのだ。そういう思いが自転車を新規調達の決心の後押しになったのも紛れもない事実だったりする。
 それ故に、シルクピスト、ステンロードはそういう方向で造るけど、それが確信に変わると、他のバイクもセットを変更するつもり。

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使い方によっては、、、

 スイムでは泳法によって進み方が違う。これは、スイムしている人なら誰でも知ってる事。特にブレストでは泳法が大きく変化したので顕著だし、今でも泳法的にプルが2パターン、キックが2パターンだから、現代泳法でも2×2で優位性を無視すれば4パターン選べる。

 さて、そんなスポーツでなくても普通に歩く行為を考えても、実は似たような現象がある。
 例えば、ポケットに手を入れた時、そうでない時、、、、、進むのは脚だけど、進み具合は随分と違う。手の送り方もしかりだ、現代歩行の手と足を対角に振り出す方法と、忍者のような手と足を同じ側を同時に振り出す方法もある。この歩き方で、結果としての進み具合は随分と違うのである。

 実際、歩行に興味があったときに、そんな歩き方で何を感じるか?を試した事もあるのだが、身体の動きっていうのは、動力を直接伝える部分以外の使い方次第で、動力部分から伝わる力自体は結構変化するモノなのだ。

 今の関心事は、ロードバイクに脚力でなくタイミング、質量送りを加えて大きな推進力を得るというトライ。トライを行う理由は、ロードレーサーは伝統的にランドナー系とは一線を画する構成のギア比を持っているが、その理由が絶対にあると考えているから。
 そして、何となく、今の段階で身体の使い方次第で、より大きな駆動力を生む事が出来つつあるから。従来の乗り方とは明らかに違う。従来の乗り方にブースト掛けるのにタイミングとイナーシャを使うのである。これによって、ワンランク上の効率が得られる感覚である。これを皆が知っているかどうかは知らないが、自分の場合、この歳にして、漸く気が付いたのである。

 チョット、小林スポルティーフ、BSトライバイクの構成を見直してみたい気もする。この辺りの自転車、無駄が多すぎだ。自転車なんて人力車である。リソースを無駄なく使うには、為るべくシンプルにが大原則、、、、そんな原点を今更ながら再認識するところ。

 そういう割り切りで見れば、最新のカーボンバイクも趣味性が一致出来れば悪くないとも言える。

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2009年8月 9日 (日)

8/2~8/8の週の検索ワードピックアップ

★コンパクトクランクは良い?
 って検索ネタ、相変わらず多い。言えるのは、大した金額で無いので興味在れば試せば?って事に尽きる。
 でも、他の記事にも書いているけど、昔は歯数はもっと大きく、もっと近接していた。そもそも軽いギアはあんまり無かった。だけど、人の体力は昔も今も変わらないのも事実。で、言えるのは、ロードレーサーをそれらしく乗る乗り方で接すれば、言えるのは、コンパクトクランクは必須とは限らないって事。要は道具の使い方。これが判れば問題ない。

★小径車は?
 普通にはフルサイズと殆ど変わらない。慣性、乗り心地で差はある程度だ、、、、、と思っていた。
 しかし、ロードバイクをロードバイクらしく乗る、、、、そう、コンパクトクランク不要でも坂を楽に上る方法みたいな乗り方を実践すると、小径車は、その効果を発揮させづらいと感じる事が多い。勿論、意識次第だが、小径車とフルサイズで楽に重めのギアを高回転で回そうとした時に、車体の落ち着きを左右する部分が明確に異なっているのは事実である。
 その乗り方で落ち着かせる術っていうのは、何が違いか?に気付かないと対処不能だし、その影響ってのは車輪サイズ以外の要素からも受ける。影響を与える要素の一つにホイールサイズがあるのも事実。小径車で、フルサイズなみに動力を伝えるには、ホイールサイズによるネガだけに留める様な他の部分への配慮が必要。
 因みに、配慮する場合、例えば寸法的な絶対値でなく、絶対値が占める割合の相対性に注意する事が重要なのは言うまでもない。

★通電焼結の原理
 純粋に電極間物質の電気抵抗に抗して得られた発熱を利用しているだけ。
 電気の通り道が焼結体ケース(モールド)なら黒鉛モールドが熱源となる。試料ケースへは絶縁して試料を対象とするときは試料が熱源となる。
 しかし、99%、熱源は試料ケースである黒鉛だ。黒鉛自体は抵抗値が様々であり、焼結条件の監視は絶対的に測定温度に従わなければならないが、電極間ケースへの通電が均質に行われ居ないと偏熱が発生し、正確な温度測定が出来ない。更に、偏熱で試料ケースの温度差が激しくなれば、試料ケースの破壊が多発する。
 通電焼結という言葉は有り得ないのが持論、何故ならば、試料粉体が通電経路と為り得ないから。つまり、放電焼結って言葉もナンセンス。
 実際、黒鉛モールド、黒鉛パンチ等に絶縁処理を行って実験して、黒鉛モールド側への通電を遮断すると電気自体が流れない。出力を上げると絶縁皮膜を破壊して黒鉛モールドに流れるだけだからだ。
 つまり、通電とか放電といった粉体への効果を謳う事自体が嘘だ。実際に試験したので断言できる。
 通電パターンは加圧軸~加圧軸へのパターンと黒鉛モールドの水平方向と選べるが、結局、試料外側の黒鉛を抵抗発熱させているだけなので、一般の抵抗加熱炉の内部に試料を目一杯充填しただけであり、これを通電焼結と言う事自体が実は可笑しいのだ。
 10年程前にパルス通電焼結って言葉、装置が持てはやされた。事実、当時はそうかな?とも思ったけど、結局、それが可能な材料は金属材料に限る。セラミックス粉末等に対しては殆ど意味が無い。金属材料でも通電経路の粉体金属部と緻密黒鉛部が存在すれば、電流の流れから考えると、流れやすい方に流れる訳で、電気抵抗の大きな粉体部を流れて、その酸化被膜を破壊するようなエネルギーが作用するとは考えにくい。
 少なくとも、パルス放電を謳うならば、黒鉛部への通電を絶縁するような措置が無ければ有り得ない筈である。

★くれよん?
 クレヨンって検索が多い。これ、80年代~90年代に広島のカワサキ好きなら知っているショップの名前。コンプリートカスタムも結構渋いのが多かった。勿論、カワサキ中心だ。
 GPZ、ゼファー、珍しいところではCS250、GPZ250とか、、、基本は足回りスワップ、ハンドルステップ周りのワンオフカスタム、時折、タンクとかシートもワンオフ、そしてマフラーはクレヨンブランドで製作、モノの名前は『ブレイブ・ヤング』って名称。
 性能はどうか?というと、オーナーの拘りが反映された独特なマフラー、性能も好きなら最高だろう。いろんなグレードがあって、オールステンレスもあれば、オールチタンもあった筈。因みに、仕上げは高級品らしいモノ。
 ここの社長、それと最終的にはショップ自営を果たした友人とは、昔から、この世界のネタでのトークバトルを繰り広げたものだった。
 ただ、クレヨンさんは途中から四輪方面に軸足を映し、スーパー7を扱っていた。
 彼らとは色んな人間関係の中では、愉快でホンネを言える関係だったけど、今はどちらとも残念ながら、会えなくなっている。自分が健康への意識を強めたのは、彼らとの別れからというのもある。もう3年、4年も経った。

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ロードレーサーの真骨頂は?

 今更ながらだが、オーソドックスと呼ばれるロードレーサーの流儀がそれなりに意味があるような事に気付きつつあるのだ。

 例えば、歯数差の少ない、大きな丁数のダブルのクランクセット、歯数刻みの細かいクロウスしたカセットセット、、、、他にも、ポジション、マテリアル、スケルトン、、、、色々な点で、他のタイプと異なるところが顕著な部分はあるけど、その顕著さっていうのは、意味があるようだ。

 自身、ロードバイクっていうと縁遠い存在。遡ると、基本はピストバイク、趣味はスポルティーフってノリ。つまり、ロードバイクでどうのこうのって言うのは実は初心者並みなのだ。
 そして、公道ではスポルティーフ系統、その結果、軽めのギア大好き、トリプル大好きって事なんだが、案外、その対局のシングルギアのピストバイクでも少々嗜んでいたせいか、今乗って不都合を感じることも少ないのだ。

 で、そんな選択肢の少ないピストバイクと幅広い選択肢の軟弱系スポルティーフに乗って気付いた事、、、、それは、乗り方が随分と違うのである。同じリズムで乗れば、明らかにピストバイクの方が長距離走るにしても何割か重いギアを同じ疲労感で走れるのである。
 で、走りながら身体の各部の力の送り方、各部の動きに注意しながらのると、やはり違う。恥ずかしながらだが、ピストに乗る時とスポルティーフ系に乗る時は、無意識に乗り方を変えていた様で、意図的に、ピスト的な意識で乗ると、結構踏めるのである。限りなく楽して、、、って考えでは踏めないけど、身体全体を使う様に、この部分をこの瞬間にって意識の持ち方で随分と違うのだ。

 最近思うのは、ロードバイク、それは昔からあるもの。そして、その構成、昔の構成は今以上にハードに見える場合が多い。今の機材は結構細かくソフトに作ってある。それでも、乗り手は昔も今も、そう変わっていない。
 結局、そういう構成がスタンダードな理由っていうのは、そういう構成が使える使い方っていうのがあるんだろう。

 そんな事を思い付いた理由、、、、それは、昔から行ってきたスイムでの経験だ。スイムでもブレストは時代と共に泳法が変わってきた。泳法が変わって、身体の使い方を変えて、、、、するとタイム(効率)が大きく変わるのだ。持っている筋力という資源は一緒でも、結果が大幅に変化する。これが現実なんだが、それが自転車でも言えるのでは?というのが発想の原点。
 そう、ロードレーサーと他の自転車の構成ギアの違いは、乗り方の違いがあるからか?って疑問が原点である。他の自転車の乗り方に従えば、ロードレーサーは踏めない。
 しかし、ロードレーサーがスタンダードに存在するには、それを踏める方法があるのでは?というのが発端なのだ。
 実際、ブレストなんかでもウェイブを掛けて浮上する浮力を推力に利用して泳ぐと楽に速く泳げたりする。そのリズムを活かすのに、キックはウィップか、ウェッジが良いかが決まるし、プルも内と外でどっちが効率的?って決まってくる。プルとキックのタイミング一つで随分と変わるもの。
 そうやって、1970年代に泳法が変化して、結果、新しい泳法ではワンランク上の次元の速度が得られる様になっている。

 バイクでも然りだ、ロードの構成はロードバイク固有の身体の使い方が無いと、ぶっちゃけ、重すぎなんだろう。適切でない乗り方でハイギヤードに挑めば身体は壊れるが、そんなハイギヤードがスタンダードって言う事は、皆が皆、アホみたいな筋肉お化けって訳でもないのだ。そういう乗り方があって、それを理解すれば案外踏めるんだろう。
 実際、軽めのギアで回転数のみに注目していた時と、回転数は同じながら身体の使い方の工夫で少し大きな負荷に対応できる感覚を得た今とを較べると、負荷の増大分程、沢山進むのだ。これって悪くない感じだ。この感覚こそ、ロードバイクの真骨頂なのかな?と思うのである。

 今の時代、そんな事考えず、コンパクト=軽いとか、トリプル=楽とか、ジュニア=負担小さい、、、と自在に選べる時代だけど、元々、そういうモノが選ばれていない時代でもロードレーサーは存在していて、多くの愛好家が居たのも事実。愛好家=競技者とも限らないのも事実。ならば、そんな制約でも普通に走れる筈、、、、そこに気付くかどうか?がホントの意味での発見かな?とも思うのである。

 いま、そういう使い方が何となく判ってきた所。そうすると不思議なモンで、何をどう調整すべき?どの部分は、どのように選ぶべき?って所が連鎖反応的に思い浮かぶのだ。その発想を、ドンドン取り入れてステンレスロードに反映させるのだ。そういう使い方をするために!って考えると、持っている自転車の多くは、そうなっていない場合もある。そうなている自転車は?って眺めると、オ・モイヨWW号、シルクピストくらいである。BSロード、小林スポルティーフは、どちらかというと旅行車系の組み方だ。
 まぁ、気付いただけ良かったけど、未だに判らない事、沢山ある。奥が深い世界である。
 でも、考えた時に、何をどうすれば、何向きっていうのがイメージできる分、幸せなのかも知れない。

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ハイギヤードなレシオに挑む!?

 別に剛脚では無い。勿論、貧脚とも思わない。普通な脚だ。普通な脚だが、最近始めた自転車乗りよりは脚力は或る方だと思う。

 そんな状態だが、基本、軽いギアが大好きで、最近始めた人よりも明らかにローギヤードなレシオでクルクルクルクル走ってる。

 しかし、、、、、ラングスターに乗って、オ・モイヨWWに乗って、スピママGTRに乗って、、、色んなトライを行っている内に、チョット今迄と違う漕ぎ方で簡単に乗れる様な感じが判ってきた様な感じ。

 未だイメージだけど、モロ、全身の筋肉を使っている感じ。全身の筋肉を同時に使うと言うよりも、順送りにリズムをとってペダルに伝える感じ。或る筋肉から次の筋肉へ、、、順送り的に、筋力的にはマッチポンプ的に上乗せする様なリズム、そんなリズムを取るのに具合の良い機材、そうでない機材があるのも何となく感じる今日この頃である。印象的には、慣性とか重量も使って漕ぐ。慣性を殺さない漕ぎ方というか、そういう感覚。そのためには持っているモノを上手くペダルに乗せないとダメだが、それがしやすい自転車とそうでない自転車は間違い無く在るみたい。先に紹介した自転車達は、それがしやすいのだ。リズムを生んでも発散しない感じとでも、イナーシャを上手く使っているとでも言おうか、、、、勿論、低い回転域では判りにくいけど、回転域が高い程判りやすい。重心は固定して、その回りを歳差させて、その慣性を駆動力に上乗せるとでも言おうか?結構、微妙な感じで小径車では結構難しい感じ。フルサイズの方が簡単。小径車で感じるには条件が必要、、、そんな印象だ。

 ポジション的には、自分の今迄のポジションと違うか?っていうとそうでもない。ポジションは変わらずとも、質量の取り回し方は多少違う。使う筋力の瞬間最大値自体は大して変わらないだろうし、パワーの積分値も変わらないだろうけど、パワーの質が違う。敢えて言えば、明らかに上体、上腕部の筋肉も使っているくらいだが、駆動のために使うというよりも、直接的には別の意味合いの方が大きい感じ。

 従来の乗り方がリズムを消し去る様な乗り方、今、気付きつつあるのがリズムを積極的に活用する乗り方、従来より少しハイギヤードが踏める感じ。勿論、膝がどうこうは無い。

 一般的な乗り方での分類で似た様な切り換えでは、前乗り、後乗りで疲労箇所を切り換えながら乗る方法が有名だが、チョット違う。乗る位置で使う筋肉の部位を変えるのとは違って、リズムの作り方で筋力をシーケンシャルに順送りでって印象。言葉では表現し辛いけど、そんな感じ。身体の動きを駆動力に上乗せるとでもいう感じ、高ケイデンスで従来の志向は、身体の動きは止めて回転力を駆動力って印象だが、現実問題、身体の動きを完全に止めることは不可能。そこで身体の動きを駆動力に上乗せよう!って事が最近の考えだったのだが、これが難しい。上手くできる自転車、そうでない自転車がある。一番やりやすいのがピストバイク。ロードでも、モノによっては出来るか?って感じ。従来より、重いギアが楽に回せるっていうのは、筋力+αが駆動力として使えているからだと思う。勿論、実質的に大きな力が掛かっているのは間違い無いので、そのダメージを貯めない様には、どうする?って意識は常に働かせている。パワーの掛け方と、リミッターの掛け方を決めた上でのトライだが、漸く判り掛けてきた?って感じなのだ。

 これをマスターできたら、ホント、カッコイイ、ダブルなスタンダードクランクなバイクに普通に乗れるかも、、、、チョット期待。

 因みに、シルクのピストはそれ系を確認するようなギア比で作る予定。ラングスターは44×17T、シルクは48×18Tなのだ。ロールアウトで5.4mを5.6mに変更するのである。僅かに見えるかもしれないが、ギア比で3.7%である。同じだけ回したら、純粋に3.7%程速度が乗る。同じギア比なら、その分、急勾配も対処出来るのである。3.7%、、、侮る無かれなのだ。この質量の扱い方が壺に嵌ると、ラングスターでのヒルクライムもホントに驚く程にハイペースで楽勝に上がれる事も在る。いつもではないが、確実にそういう時はあるのだ。この感覚を何時も取り出せれば、その分、間違いなく効率はアップするのだ。

 自転車の面白さ、、、それは、使い方と機材の関連を試せる事。そこで気付く小さな小さな積み重ねこそが大事だと思う。

 こういう考え、実は、ステンレスフレーム&スタンダードクランクを強く意識し出してからの話。今、イメージトレーニングでは無いが、そんな感じなのだ。
 ただ、こんな質量の送り方っていうと、やっぱり自転車次第で行いやすいのと、そうでないのがあるのも確かの様子。

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2009年8月 8日 (土)

メモリーカード

 デジカメで撮影不可能になったのが先週の事。PCではデータ取り出し出来るけどデジカメでは再生も出来ないし、撮影もカードが書き込み禁止って表示で出来なくなる。取り敢えず、カード内のデータは全て取り出しているので問題無いけど、何か変。

 カードの初期化もデジカメでは不可能。PCからなら可能。デジカメでも機種を換えれば出来る機種もある、、、、そんな感じ。

 最初は、デジカメの故障?って思ったけど、デジカメを複数で試すと、カードのエラーみたい。カードのエラーはどうにもならない。直しようがない。で、廃却したのだが、こういう事もあるのだ。そして、廃却序でに中身を見ると、結構小さな所に莫大な記憶が出来る、、、感心である。

 それにしても、カードのエラーからの復帰は相当に面倒臭いというか、、、最近のデジカメはデータサイズも膨大だからカード内にデータ入れっぱなしって人も多いかもしれないが、こまめにPCなりに移動すべきだ。
 勿論、自分はそうしていたから問題は無いけど、サッと検索すると、カードのデータ復旧も結構需要が在るみたい。それだけ壊れやすいのだろう。

 カードもHDDも結構容量は大きくなっているが、これが壊れると面倒臭い。

 因みに、最近のカードのサイズはギガオーダーである。512MBクラスでも多いって思っていたけど、1GBじゃ少な目、3GBなんてサイズも普通。一回目一杯取ると3GBの領域を占有するのだ。
 これをどこに保管するか?っていうと、結局はPCで管理。一回読み込む毎に3GBずつディスク領域を圧迫する。100GBクラスのHDDは簡単に溢れそう。

 今、我が家ではP6Tに1TB×3と言う構成で画像データ保管を行っているけど、簡単に容量は潰れていく。1GBを小さいといっても、実際には膨大なサイズ。サイズの絶対値自体は昔と変わっていない。
 今と昔を考えたら、溜まるデータと待避可能なディスクスペースを見ると、少々のディスク媒体では使い道に為らない。少なくとも、CD-R、MOなんてモノは前時代的になっている。DVDで辛うじて、、、、BD位は欲しいという感じだ。

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絵に描いたアホ

 通勤途上災害が多いそうだ。特に、二輪車がらみの事故、単車と車、自転車と車、、、、そんな事故。

 聞けば、ドアの急な開放、右直事故、巻き込み事故、、、、、これって、絵に描いたような事例に従った事故。まるで、訓練しているかのような事故が起こっている。

 で、、、、、、思うのは、これで悪者になるのは実質被害の少ない車がそうだが、ブッチャケ、大きな的に突っ込む二輪車が悪い方が殆どだろう。

 絵に描いたような事例で紹介された事故に向かうって、、、、、ゴキブリホイホイに捕まるゴキブリとか、そんな印象。

 絵に描いた事例は誰でも知っている。他人事の場合は、笑ってる人が殆ど。

 それでも事故に遭う。事故に遭う人の殆どが、繰り返し遭う。そんなもん。学習機能が付いていないとかというよりも、不思議でしょうがない。

 労災でも事故を集計して、災害予測して災害防止運動っていうのは普通。でも定形化した状況以外の事故が多いし、定形化しても同じ事故は減らない。
 交通事故も同じ。どんなに定形化されても事故は無くならない。

 これって、ルールや傾向を知らしめても、殆ど意味無いのでは?とも思える。事故が起きる原因は、その分析結果を情報として提供しているかどうかは関係ない。結局、作業時における注意力が無いから。状況判断が出来ないから。以前、鳥瞰って記事を書いたけど、其処しか見ていないから、そこしか見えないから、もっと言えば、バカだから。

 不運な事故もあるけど、少なくとも、出会い頭とか、右直事故とか、巻き込み事故とか、、、そういうの、有り得ない。

 まぁ、事故に限らず、何度言っても同じ過ち繰り返すのは多分、同類項だろう。

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スイム耐久テストに向けて、、、、

 6月の終わりから最低でも週1回のペースでビッグウェーブで泳げている。
 大会等が開催される場合は、曜日をずらしてでも強引に通うペースを守っているのだが、やっぱり長水路でゆったり泳ぐのは気持ちいい。
 チョット?残念なのは、オフシーズンで泳ぐプールのあるSCの受付の方とのコミュニケーションが取れなくなる事かも、、、

 それはさておき、長水路で泳ぐとターンの回数が純粋に半分となる。結果、速度的には少し遅くなるのだ。実際、ブレストで短水路60往復では50分を切るのは楽勝だが、長水路では50分を切るのは結構難しい。3kmのスイムで一割ほど時間が余分に掛かっているのだ。
 しかし、不思議なのは、それでも1ストロークで進んでいる感覚は長水路の方が遙かに大きい。ワンキック、ワンプルでしっかり進んでいる感覚が得られる。

 子供が居なければ、5km程度のスイムは行いたいところだが、今の時間配分から言うと1日3kmがせいぜい、、、、仕事も毎日残業無しなら毎日泳ぎに行きたいところだが、定時帰社は金曜のみだから、やっぱり週1回ペースとなるのが残念。

 実際、最近は3km/55分ペースで泳いでも、きつくも何ともない。脂肪燃焼は間違い無いけど、筋力、持久力、心肺機能がアップしている感覚は皆無。備わった能力でお釣りが或る程度の負荷なんだろう。

 やはり、備わっている能力にたいする使用率が高い強度の運動を行わなければ、新しい負荷に対する適応能力は身に付かないのかも、、、、やはり、今の無休3kmスイムではダメっぽい。何とか最低でも5km泳げる様な生活時間の確保をしないと活けない。

 実際、ダンベルでの筋トレも今のプレス、フライでは片手あたりで25kgダンベルでどうにか鍛えている?感が在る訳で、今更、軽々ダンベルで10回やっても意味無いだろう。

 ダンベル、ローラーの場合、負荷調整は自由自在だが、健康維持方法のメインである水泳も負荷が決まっている以上、負荷時間を延長して結果的な運動強度を高める様にしなければならない。そんな感じ。取り敢えず、8月からは4km~5kmを時間を見繕いながら取り入れて行く予定。

 まぁ、それとは別に年に一度は、燃料切れ迄の耐久スイムも実施するのだが、それは例年、9月エンドだ。会社休んで朝からプールに通う。そして、力尽きるまで泳ぐのだ。取り敢えず、今年も最低でも12km程度は泳げる事は確認したい。そのためには、先に言った様に負荷を与えるスイムを8月は取り入れて準備する予定。

 自身、健康、不老不死?のために獲得すべきと判断している最大の能力は、自分なりに到達できる、自分なりで満足できる、心肺機能である。高い負荷を連続的に維持し続ける事の出来る循環器系を維持する事が、自分にとっての目標だ。

肺活量で5000cc以上、冬季最低心拍数で40bpm以下、夏季最低心拍数で50bpm以下、到達可能最高心拍数で200bpm以上、心拍回復率で6以上(1分間で降下する心拍数÷10)は、動ける間は確保しておきたいのが願いだ。

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2009年8月 7日 (金)

LAN接続、高速化!

 以前、寝室パソコンを無線子機59Mbpsで接続して苛ついた話を記事にした。その対策は、結局LANケーブルを用いた有線接続にして解決したのだが、娘のPCも無線子機の59Mbpsを無線子機で300Mbpsのモノに交換した。

 偶然、先週末の飲みがDEODEOの屋上のビアガーデンだったので、時間前に売り場を覗くと、一世代前の300Mbpsの子機が一つだけ安くなっていたので買って帰ったからだ。

 で、確認すると、前の59Mbpsは接続速度は18~36Mbpsの場合が殆ど。そして、リビングのPCは全て無線子機で300Mbpsだが実質は130Mbps、、、つまり、公称の1/2~1/3程度が実際の実力の様子。

 実際接続して使ってみると、100Mbpsあれば普通に使えるが、それ以下では遅さを痛感する感じ。これからPCが増える予定は無いけど、取り敢えずイイ感じだ。

 ところで、寝室マシンのCUV4X-Dは、LANを有線にしたのと同時に、メモリをフル実装した。ECC Registeredで1GBの4枚刺しだ。4GBで3000円、VIAのチップのマシンで4GB実装できるのは、我が家ではCUV4X-Dだけ。GA-6VTXD、GA-6VXD7は最大2GB迄、実際、搭載メモリーは1GB~1.25GBである。同じチップセットでも搭載メモリーに差がある。更には2GB搭載可能といってもPC133、CL3な普通のDIMMで512MBモジュールが使えるのはCUV4X-Dだけ。GA-6V***は認識しない。メモリ刺すと起動しないのだ。

 このCUV4X-DはCoppermineで1BGHz、GA-6VTXDにはTualatinな1.4GHzが載っているけど、安定して使いやすいのはCUV4X-D、クロックの1.4倍差よりも搭載メモリ量の差で自分のメイン機の立場が決まっている。因みにCUV4X-Dは一台がXp、一台がWin2K、GA-6VXD7はXp、GA-6VTXDはWin2K、i7がVistaである。
 何れにせよ、CoppermineでもTualatinでも十分だ。実際、core i7(920+RAM12GB)マシンも滅多に使わないし、XeonのDUAL機(2.8GHz*2+RAM2GB)も殆ど使わない。

 マシンの一般的な使い方で決まる速度は、今の時代は、、、、、表題のNICの接続速度、そして搭載メモリの規格でなく絶対搭載量だ。実効値で100Mbps以上、メモリは1GB以上、これが基準で、CPUのクロックとかアーキテクチャは二の次かもしれない。

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懐古

 この間、深夜のCS放送のCM枠で流れていたのが、アラフォー・ユーロビート、、、、のCD宣伝、、、で、懐かしい音楽が流れていた。そういえば、懐かしの音楽CDの販売が好調と言うけど、殆どが80年代中心の音楽だ。

 で、以前も書いたけど、商品CMソングを見ると、やっぱり1980年代のモノが多い。

 話は相当に遡るけど、1994年放送のドラマでも29歳のクリスマスって番組も、結局、1980年代に青年期を過ごした人の話だし、一寸前のバブルへGO!って映画も然り。

 いろんな意味で1980年代に青年期を過ごした世代が、このところの消費動向のターゲットとされているようにも思う。

 バイクブームで1980年代のレプリカブームがあって今は悲惨な状況だが、そんな状況でバイクユーザーの年齢層分析では、殆ど40代以上であり、結局、業界を支えているのは当時のレプリカ乗りだ。
 自転車ブームと言われてる今、良く見ると年齢層は40代が中心、、、、

 結局、今の40代っていうのは、金遣いが荒いのかな?とも思うし、そんな世代故に、そんな世代の活力が景気に連動しているのかな?とも思える程。今の40代が生活に追われる卒業~結婚、育児で消費行動が大人しくなっていた時期が、実はバブルの崩壊って事だったり、、、、て思うほど。

 自身、金遣いは荒い方だ。単車は3桁乗り換えてきた。今13台あるし、登録車両が9台、自転車も既に9台目製作中、パソコンもデジカメも溢れ返している。
 そして、アラフォーとは言っても、今、思うのは既に40代半ばの世代が、その中心に居るのでは?とも思う。今の30代後半っていうと、平成元年でも未成年、バブルが弾けたのが1991年、実質1990年だから、浮かれた時代っていうのは1985~1989年程、その時代に20~25歳くらいが対象か?とも思うのだ。浮かれた時代に浮かれれるっていうのは、やはり成人以上で独身、大学生~入社間もない世代だろう。1985年に25歳というと1960年生まれ、1989年に二十歳っていうと1969年生まれ、つまり今の40代こそがバブル馬鹿野郎ってこと。
 過去に色んなジャンルで小さなブームがあったように思う。例えば、組立PC、デジカメも然り、スキー等も然り、、、でもブームを支える世代って、この世代が大きな役割を果たしているようにも見える。

 今の商品宣伝等々を見ると、全部その辺をターゲットにしている様子だ。メタボ、美容から全て、そんな感じ。

 振り返ると、この世代は幼少期を経済成長と共に過ごし、責任の無い時代にバブルを謳歌し、何の苦労もなく社会に出た世代。苦労知らずの馬鹿野郎が多い。でも、指導要綱からいうと最も大量の知識を詰め込まれた世代でもあり、それ故に、イジメ問題、校内暴力、、、、そんな弊害も抱えた世代。つまり、強者と弱者が明確に別れている世代でもある。
 実際、前田典子さんのような43歳にしては有り得ない美貌を保つ人もいれば、同じ世代で、既に手遅れ的な人も多数居るのが、この世代。

 感覚的な話で申し訳ないが、この世代は、世代の常識という価値観では纏める事が出来ないほどに多様性があるようにも思う。

 それはさておき、マーケティングの結果だろうけど、何時までも、この世代ばかり向いている様では、将来、社会的には後ろ向き故に衰退していくのでは?と危惧さえ抱く程。
 そんな印象だ。

 この世代、ろくな奴が居ないように思う。でも、自身、この時代に、このように過ごせてラッキーとも思っている。

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ブレストでフォームを、、、

 長水路の50mプール、水深は2~2.2mであるのだが、そのプールの他のプールとの違いで最大の要素は、水の透明度である。水が綺麗なのだ。人が少ないのも在るだろうが、泳いでいる最中、ゴーグルを付けて水中を見ると、殆ど対岸の様子迄見えるのだ。それ程に透明度が高い。

 そんなプールは3つ程度に区分けされている。センターのレーンは殆どが水泳部と思われる本格的な方々、、、当然、自分はサイドレーン、まぁ、サイドでもセンターと仕切るコースロープ沿いの場所を泳いでいる。

 すると、透明度もあってだが、センターレーンを泳ぐ熟練者の泳ぐ様子も良く見えるのだ。勿論、それ以外の人も見えるのだが、つい、見てしまうのはセンターレーンを泳ぐみなさまである。その中で特に視線が奪われるのは、ブレストで相応に速い人。

 実際、プールで泳いでいると連続で泳ぐ人のペースは、泳法に依らず速度的に大きな差異が無いのが実際の様子。勿論、クロールでは相当に速い人も居るけど、一部の例外を除き、大抵3000mなら50分~1時間程度で泳いでいると思われる。

 理由は、自分のペースとセンターレーンを泳ぐ人のペースに違いは感じれないからだが、、、実際、目に飛び込むのは、そんな速い、遅いなんて問題とは違う部分。

 似た様な速度で泳いでいても、それ系の人のブレストっていうと、綺麗なウェイブを描きながら、プルでも、キックでも綺麗に推力を得ているのが判るし、泳ぎ方が凄く伸びやかなのだ。そういうのを見ると、速度の高低とは別に、上手いモンだなぁ!って純粋に感動するのだ。あんな風には泳げない、、、そう思う事、結構多い。

 速度も持久力も大事だが、もっと気になるのはフォームだ。フォームが綺麗っていうのは、とても重要な事。
 自転車でも、バイクでもだが、速い、遅いの前に姿勢が重要だが、スイムも同様だ。如何に美しいフォームを身に付ける事が出来るか?これが鍵。

 フォームが綺麗=無駄がない=省エネ、、、だから、熟練者が3000m泳いでも、素人が3000m泳ぐのに較べると全然疲れないのかもしれないが、それでも、どうせ泳ぐなら美しく、無駄なく、ロス無く泳げる様になりたいものだ。

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2009年8月 6日 (木)

今日から4000mスイム/80分

 今日は、午後は採用面接、夕方から取引先と打ち合わせ、、、それで用が終わったのが午後6時過ぎ、、、、昨日から左目の調子が宜しくないのだが、体調が悪い時は昔から、、、、お・よ・ぐのである。

 で、今日から連続4000m、長水路で40往復を行うことにした。

 今日はとても人が多く、同一レーンで何人も泳いでいる状態。そんな中、ちょっとした問題があった。
 それは、オッサンが、レーン間を行ったり来たりして泳ぐ、、、、挙げ句の果てには、レーンは右側通行だから!なんて、いろんな人に注意している。勿論、自分も言われたが、レーンは基本は同一レーンで往路と復路はコースを50cm程ずらして人と干渉しないように泳いでいるのだが、そのオッサン、往路がわで行ったり、帰ったり、、、そんな状態。

 まぁ、それはヨシとして、今日は4000mを80分未満を目標にスイム。

 結果からいうと、楽勝である。4000mスイム、80分スイム中に近接レーンの泳者は全員入れ替わったので、同じ時間を泳いだ人は皆無。そして、速度も同等以下の速度だったから、今日はプールでオッサンが泳ぐエリアでは、最速最長だったようだ。まぁ、当然である。

 面白いのは、4000mスイムで一番ノリが良いのは、2000~3000m程度の時、程良い疲労で無駄な力は入っていない。でも力は十分って状態。3500mを越えると無駄な力以前に必要な力も抜け気味でペースはスロー、1000m迄は無駄な力が多く推進には効いていない感じ。

 この泳ぎの感覚を忘れないように、来週も4000m以上にトライだ。

 しかし、4000mスイムの後の疲労感は、ピストで100kmを2時間50分より疲れる。ピストも結構ハードだけど、スイムは違うなぁって改めて実感する。

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ひ・に・く

 採用面接に面接官として出席した。
 勿論、自分が出ると言う事は、工学系なら当該専門分野に関連する知識の理解度を調べるため。

 で、専門分野に関しては質問を三つした。

 以前の一次の採用面接でも、受験者には、漏れなく同じ類の質問を行う。

 で、期待する解答は?

1.ずばり正解

2.言葉は知っているけど、説明する程には理解していない、でも、何とかって状態

3.言葉を知らないくせに、知ったフリするレベル

4.知らない事を自信満々にさらけ出す

 ここで、4.は論外。3.も論外なのだ。この辺は、突っ込みまくりで戦意喪失させる程に攻める。

 普通なら、経営者なら、或いは、採用する側なら、1.を採用して、2.は人となりを見てってパターンなんだろうが、自分の場合は、1.は非採用、2.ならOKって判断である。

 そして、今回の面接では、質問に対する状況からいうと、明らかに2.って状態。2.っていうよりも3.に近い2.って状態だ。

 それで、採用可否を経営者から尋ねられて答えたのは、絶対採用ということで決まった。そして、何故に質問に答えられなかったのに採用?って、経営者&重役に聞かれたのだが、そこでの解答。

『社長には失礼かも知れないが、同じ質問をして答えられる技術系従業員は皆無の筈。逆に、サラッと答えられるような人間を扱う組織の形態、体裁を持ち合わせていないから。更に言えば、勧誘の文言と業務の実状が剰りにも乖離しているから。仮に、そういう高いレベルの人材を入れて受け入れても、入社後に後悔を抱かせたくないから。』

 って答えてみた。すると、お偉いさん達の表情は曇ったけど、誰も反論して来なかった。そんなモンである。

 会社にしろ、個人にしろ、見栄を張ってとか、威張ってとか、嘘つくとか、、、ダメダメだ。勿論、それが故意だろうが何だろうがだ。つまり、勘違いもダメ。

 身の程を弁えて、良い時も、悪い時も、自分がどのレベル?って事を見失ったらダメ。特に、他人の人生に拘わる判断を下す時は特に注意が必要なのだ。

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ペダリング、チョット見直し中。

 上体をクランクケースの如くとした感覚から、上体を弓のように扱う感覚で踏み方を変えて乗っている。この方法は、先週から試験中だけど、速度のノリが良い感じ。同じ場所での感覚、基本、ケイデンスは同じ、しかし、踏むギアが一枚ハイギヤードより、、、

 因みに、弓のように扱っても、別に身体を伸ばしている訳ではない。見た目の姿勢は傍目からは変わらないだろう。動力と伝える事が出来る力や慣性をシーケンシャルに追加させるような感じ、、、、これって、正確な表現かどうかしらない。

 でも、結果的に楽に踏めるのは間違いない。勾配になっても、加速段階でも、、、意識を一つ変えるだけで従来より高い負荷が許容出来るような感覚。

 上限近辺の速度域でも身体の局部自体は限界に達していないためか、車のドライバーから話しかけられても横向いて会話が出来る程度。実際、昼ポタ時にハコバンのオジサンに50km/h以上でてるよ!って言われても、笑いながら手を振りながら返事が出来る感じとでも言おうか?いつもの時間に、同じバイクで、同じ様に走っているけど、一寸前に、そんな示度の時は笑えたりする余裕迄は無かったけど、、、

 弓のように大きな動きをコンパクトに局所に纏めるようなイメージだが、そんなイメージを大切にしたいもの。

 雰囲気的な話になるけど、仮に従来と同じ動力であるならば、動力の元を分散して取り出している事だから、局部の負担は軽減されている状態。つまり、局部の疲労限界が遠のいた形で同じ動力が生み出し続ける事が出来る訳だ。
 ただ、最大動力を狙った時っていうのは、元々行っていたスタイル故に不変だ。動力を落とした時の力を分散させるって部分で、長持ち運動出来るって事に過ぎない。

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裁判員裁判

 裁判員制度の運用が始まった。
 悪くない制度だと思うけど、量刑を決めるのは非常に難しい。量刑を決めるのに、事件の背景が影響するからだろう。
 しかし、今の社会、背景が剰りにも複雑な事件が多いような気がする。

 先日、母親が惨殺され、娘が拉致された状態で逃亡の果てに沖縄で捕まった事件があった。事実だけ見て、被害状況のみから量刑が決まるのなら問題無いだろうが、その背景が量刑に影響するとすれば、一体どうなる?って考えてしまう。生き残った被害者と加害者の接点、その最初が出会い系サイト、その後、同棲、、、、、そして破綻、破綻後のストーカー行為、、、、これって痴話喧嘩の延長とも言えるし、最初の接点が、そういうリスクを持つ部分で始まっているという現実。これを素人が判断するとすれば非常に難しい。

 似た様な事件では、耳かきで月40万円を貢いだ男が押し入った犯行っていうのも、背景を理解するのは非常に難しい。耳かきが商売になるってのも驚きだが、そんな商売での人間関係も普通では見えない世界。そこで何があったか?そんな事は判らない世界故に、その背景を量刑に反映するのは至難の業だ。

 事件では突発的、衝動的なモノもあるけど、殆どの場合、被害者と加害者の間には何らかの関係がある。関係の最初が、リスクを含んだものの場合、そのリスクの見積もりを見誤った側が無知だったという訳でもない筈。そんなリスクを承知で関係は始まっている筈だ。このような関係の破綻は、事件に到らなければ、基本的には、双方に非がある場合が殆ど、事件となって被害、加害という関係が生まれると、その双方の非っていうのは言えなくなるのが風潮だ。そんな風潮で量刑を加減するのはホントに適切か?という印象である。

 今後、更に社会が複雑になり、人間関係が想像出来ない形が現れ始めると、その量刑を判断するのは、非常に難しいし、裁判員の選定自体、見直さなければならない時期が来るかも知れない。

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2009年8月 5日 (水)

梅雨明け!

 8/4、遂に梅雨明けしたそうだ。観測史上最も遅い梅雨明けなんだそうだ。平年より15日、昨年より29日遅れの梅雨明け。なんたって8月だ。海水浴場なんて8月も盆を過ぎれば秋の気配となる。実質、夏!って言うのがビーチにとっては10日程度か?

 ところで、梅雨明け宣言が最近でされなかったのが1993年だが、実際、宣言されようがされまいが季節は巡っている。それ故に、梅雨明け宣言されていないから、○○なんて事は無いはずだが、それでも、そんな宣言を活動の目安とする人は少なくない。

 長い梅雨!って印象だが、梅雨入りとされて暫くは雨が降らなかったのが今年の梅雨。降水量的には後半の盛り返しで水不足にはならないだろうが、それでも夏場の日照が不足すれば野菜等作物の価格が高くなる。
 前回の梅雨明け宣言無しの1993年というと、米不足の年だったはずだが、今年はどうなるだろうか?

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ラジオ体操

 ラジオ体操って俗称の正式名称は、国民健康体操なんだそうだ。
 そして、このラジオ体操は現代で三代目の体操とのこと。戦前、戦後間もない間、そして今の3パターンらしい。
 戦前と現代の体操は号令で皆で揃って行うのが特徴で、戦後の占領下ではGHQの指導でダンスっぽいラジオ体操だったとのこと。但し、ダンスっぽい体操は覚えにくく複雑でタイミングも取りにくいということで、聴取率が2%と低迷し、直ぐに初代同様の号令で揃えて行う体操に戻ったらしい。

 そんなラジオ体操を思うと、自分が小学生の間は夏休み期間中全てだったけど、今の時代、自分の娘を見ると、、、、、7月で終わりとかのようだ。

 しかし、企業では朝のラジオ体操は定番であり、正しく、始業前、起床直後のラジオ体操っていうのは、国民生活に根ざしているようだ。

 ラジオ体操=国民健康体操、つまり、国民の健康を願う体操、、、、

 ならば、、、、

 国民の多くが抱える問題、、、、

 メタボで不健康

 そこで、テレビ体操でも規格したらどうだろうか?

 オッサンに定着できるように、午後6時にテレビの前でメタボ体操を行う。

 テレビ体操=健康回復体操、それで、メタボからの脱却を狙う、、、、

 良いアイデアだと思うのだ。

 ふと考えた。これって北朝鮮の律動体操によく似ている。北朝鮮の律動体操っていうのは、幼年向け、少年向け、青年向け、成人向け、老人向けと世代に応じたパターンが色々在るみたい。これは、北朝鮮が国民の健康を願って?創作した体操である。コンセプト自体はラジオ体操と同じだ。
 つまり、このような風習が期せずして定着している土壌が日本にもあるという事で、案外、テレビ体操のような運動も盛り上がるかもしれない。夕方の時間帯に行う事が常識となれば、残業無いのがデフォルトになる。そうすると、失業率も自然と改善する。そんな甘い考えを抱く程に、テレビ体操っていうのが定着すれば良いなぁと思うのだ。

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役割分担

 周りからチョット困った質問を受けた。
 前もチョット記事にしたけど、自分で物凄く嫌悪感を感じるのは、話し相手から、その場に居ない他人、第三者の論評を聞かれる事なのだ。色んな人に同じ質問をして、その解答がどうか?なんて評価する事が一番嫌なのである。

 それとはチョット違うかも知れないが、質問としては、自転車部品を指して、その部品の物性、製造法、プロセス等々全てを作っている人は知っているか?って質問。

 答え、、、、そんなの分かんない。

 或いは、一般的には知らないだろう、、、、って事。ただ、一般的には知らないだろうって伝えた時に、本人が第三者が知らないっていう事はレベルが低いと勘違いするのが嫌な気持ちになるのである。知っているかどうかは、第三者次第である。そして、物性、製造法、プロセス等々について、専門家が専門外の分野を専門的に知っている事自体が稀であり、それが分担であるからだ。

 例えば、自転車部品、CFRP製部品が在ったとして、それを取り扱う側が、そのPAN繊維に何つかってる?とか、開繊はどの程度?とか、樹脂は何?とか、色んな事を知る必要も無いのである。そして、メーカー全てが自社で素材から生産している筈もないのである。
 想像するに、必要な性質を与えるに、部材にどのような特性を与えるか?を見繕うのが構造体を設計する側であり、設計側が有する知識としては、その構造体を得るにはどんな手法があるか程度?迄である。
 その選んだ手法で、素材がカーボンならば、求める形状に対して基本物性で、どの程度欲しいという数値が決まる。そして、その数値を製造メーカーに要求するのである。そして、オーダーを受けた製造メーカーは指定された物性を得るには、どんなプロセスが良いかを決めた上で、実際の製造を行うのである。

 言ってみれば、原料繊維メーカーは繊維については詳しいが、それが使われる先の専門性なんかは本来必要無いし、サプライヤー側も原料素材のプロセスや物性を全て理解している必要も無いのだ。そして、その分担する組織の間での共通ワードが機械物性だったりするのである。

 これは、一般機械でも言える事。例えば、産業機械、流体機械の製造ではどうか?っていうと、素材製造、加工、組立というプロセス、そして、流体設計、各部の設計、各部の素材物性、、、、いろんな専門家が携わるのである。そして一つの製品が完成するのだが、例えば流体設計の担当が、素材の製造プロセスなんか知るよしもないのだ。
 下手すると、流体設計の専門家は、純粋に流路形状の設計法しか知らない場合が多いのだ。構造部品の運動形態に応じた隙間設計、素材選定、、、、そんな事を知らない方が多いのだが、それが普通なのである。

 逆に、そういう事を深いレベルで知っているっていうのは、本来、作る側でなく、創る側なのだ。作るっていうのは、手順としては規定のモノ。創るっていのは手順から起こすモノ。

 そういう訳で、聞かれた事を解答しようとしても、その辺の常識を聞き手が理解していない場合、知らないのでは?って解答は、聞き手に作り手のレベルが低いと思わせ兼ねないのも嫌なのだ。

 そもそも、他人が知ってるか?知らないか?そんな事はどうでも良いのだ。他人が言ってる事に間違いが気付く事があるけど、それも客観的な事で、実際、どうでも良いのだ。他人が知っていようが、知っていまいが、大事なのは、問題に対して自分が知っているかどうかなのである。
 自分が知らないけど、他人がどうかを知りたい。そういう考え方自体が受け入れられないのだ。人が何しようが、何考えようが、どうでも良いのでは?と言える。

 ただ思うのは、ネットの情報では、そんな情報が氾濫して嘘も又聞きも多いようだが、情報の発信者がどう?って事が把握出来ない人は、いろんな情報に翻弄されるのがオチのようである。情報があろうが無かろうが、現実を自分で理解して結論を出せないと、結局、何も出来ないだろう。

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2009年8月 4日 (火)

コンパクトクランク!選びませんでした!

 ステンレスロードフレームを完成させる事にしたのは、先の記事に紹介したとおり。
 そして、その造作の渋さから、造型に凝ったパーツ選定を考えている。基本は、コンベンショナルに、普通に、、、、って路線。

 で、今回は前記事にも紹介したとおり、シマノはパスしてカンパを使う、、、、シマノの一世代前のカブトガニのようなクランクセットは頂けないし、現行のヒトデのようなクランクセットもチョット頂けない。

 自転車に願うのは、、、、、そう、テーラーメイドな感じ、つまり、一人一人に最適な、、、って印象。イメージの問題だが、自転車、それも至高の品とは、個人に併せたモノ。つまり、工芸品であっても工業製品に非ずである。工業製品であっても、手工業的に作られたモノの方が、大量生産品よりは好みなのだ。

 どんなに高価で格好良くても、、、、量産効果によって得られるというようなモノは嫌なのだ。

 因みに、その典型はカーボン部品だったりする。個人の印象では、カーボン部品の中でもCFRP程信じれない。カーボンライクな塗装であるとか、表層のカーボンシートの化粧貼り付けとかなら、未だマシ。CFRPは嫌だ。部材としてカーボンならピッチ処理を繰り返して高密度化させたC/C材くらい。でも、そんなC/C材では量産は不可能だし、手元で作っているC/C材部品(直径100mm程度、高さ60mm程度の部品)でも数作っても単価は十数万円以上、、、そんな世界で自転車部品で安いC/C材って在るとすれば、信用できないのが正直な印象。
 CFRPの嫌な点、、、、工程、原料的に選び方色々、、、、それ故に、CFRPって言うだけでは、それが実態としてどうなの?が定義されず、規格化されていない点。実際、安いCFRPの強度は軟鉄、チタン以下、、、、最高弾性のグレードでもクロモリ鋼以下の世界。全てを軽さのためと言えば選ぶ事が出来るけど、軽さ以外の要素では、他材料のメリットも捨てがたいし、規格化された材料は、素材も製法、加工法も安定して信用できるのが大きな違い。勿論、形状的に使える形で売っているのは間違いないけど、今一つ、好きになれない。

 話は脱線したけど、そんな理由で、ステンレスフレームにはデザイン的に古典的なデザインで、尚かつ、カーボン部品の使用は最小限度に抑えた構成で選ぶ事にした。

 で、選んだコンポはカンパである。昔、ロードで組んだ時はスーパーレコードのフルセットだったけど、今回は、、、、調べてみると、スーパーレコードからコーラス迄はカーボンマテリアル主体のシリーズ、そして、アルミ主体の最高がアテナって事らしい。
 すると、アテナっていうのは11速シリーズの底辺コンポとのこと。

 なら、、、、折角だから11速のアテナで決まり。折角の11速、カセットは?って言うと12-27Tが選べる。歯数構成は12-13-14-15-16-17-19-21-23-25-27である。12-27Tを10速の場合で組み合わせると軽い方が離れ気味となるので、この辺が違うようだ。
 自分の常用ロールアウトが5.5m、つまりアウターが50Tなら19T、53Tなら21Tである。普通なら19Tなんだろうけど、この基本で細かくということなら、歯数が高いところで2T刻みの方が使いやすい。通常、向かい風が強い場合、4m程度を踏むことが多い。4mの場合、カセット21Tを使っていたら、クランク側が40Tがベスト、、、そうなると、風が吹いた時にフロントの変速だけで対処出来るのはコンパクトに非ずだ。つまり、最低限の動作で自分の乗り方に簡単に対応できるのは、このカセットを使うならインナーは39Tがベストである。ということで、クランクは?っていうと、スタンダードとコンパクトが在るみたいだが、スタンダードクランクが優性か?

 さて、今回の11SPEEDの最大のメリット、、、、それは、カセット常用域での歯数位置が真ん中辺になって、その前後がクロウスすること。つまり、フロントの変速のみで平地なら全てこなせるという点だ。まぁ、大きな丁数のローギアが選べると同じメリットが持つのだが、歯数的(歯数構成的)には、10速なら13-27T、9速なら14-27Tと同じ事。これこそ自分の望む姿で、シマノならジュニアカセットなのだ。我が家のフルサイズバイクは基本、ジュニアカセットが仕様なのだ。ジュニアカセットを使うのが自分の分相応なのだ。
 特に、この歯数構成では常用を想定する19Tとか21Tが真ん中辺だから、アウターインナー気にせず使えるのが良さそう。更に、絶対ギア比を見てもインナー39Tでロー27Tの場合でロールアウト3m、これは殆どの坂が上れるギアであり、これより軽いのは速度を失うので不要。登坂での目安、60rpmで10km/h以上が目安。それって、39×27Tで得られる数字。サイクリングでダラダラ登るなら、より軽いギアに魅力があるけど、別にディアゴナールを作ってる訳でないので不要。
 今回のコンセプトは実践的なロードバイクである。つまり、必要な機能のみを最もシンプルに得る。なんたってロードバイクである無駄を排除が大前提。

 今度は、乗り手である私事だけど、一寸前の軽いギアで高ケイデンス重視って路線崇拝気味の内容から逸脱するけど、従来よりも一段重いギアでも高ケイデンスが維持できるような漕ぎ方や、軽くないギアでケイデンスが高く無い状態でも無理が脚に掛からない感じの漕ぎ方っていうのが何となく判ってきたような感じがある。今迄、軽さ故に気に留めていなかった部分が、何となく判ってきた様な感じが一寸ある。首から背中、腰、大腿、脹ら脛に到るラインを揃えるというか、勿論、揃えるっていう部分では高さが違う部分故に、動力自体は各部から位相を与えるのだが、その位相の与え方をリズムで取る。リズムを取って芯を揃えるような漕ぎ方、そういうのを意識するようになったのは、オ・モイヨWW号とかラングスターであるが、こういう漕ぎ方で高ケイデンス+高負荷とか、固定シングルのロールアウト5.5mで10%越えの勾配も楽勝って気持ちを得る事が出来る事がある。

 この感覚こそ、もしかしたらロードバイクを乗るコツか?とも思うのである。機材のローギヤードに任せてって乗り方は、ロードバイクに非ずでランドナーとかディアゴナールみたいなモノ。実際、昔のロードとかスポルティーフっていうのは今のレベルから見ると激重な筈だが、それで競技したり長距離走行していたのは紛れもない事実。ランドナー乗りの乗り方では見えず、ロードバイクをホントに乗りこなさないと判らない乗り方っていうのが判れば、そういうギア比が踏めるのかも?って思いが捨てきれなかったのだが、何となく、その触りに気付いた様な、そうでない様な、、、、、そんな感じなのだ。

 この辺りの感覚がホントかどうか?を確かめたいという部分と、従来の自分の考えの部分の双方を取り入れる形で、12-27Tのカセットとスタンダードクランクで組んでみようと思っている。つまり、実用的にカバーできる領域を持つのは当然だが、それ以外にも自分では不要と思っていた歯数領域も常用か?という感触を確かめるには、小さなトップ歯数と大きなアウターリングも無いと確かめれないのだ。

 つまり、今回のバイクのテーマは、所謂スタンダードクランクが入門コンポにも売られている理由を調べたいのと、それが使える様な使い方を感じつつある自分の考えがホントかどうかを確かめるため。

 他の部品はアテナクラスで統一、カセットはコーラス、BBはレコードだが、それはアテナにラインナップされていないから。不満?はというと、レバーがカーボンフィニッシュな点。普通にアルミだったら良かったのに、、、、でもバーのNITTOのM153STIが黒しか無いから良いか?って妥協。それでも、ハンドル回りもメタリックに仕上げたいので、シルバーのバーテープをチョイス。ステムはスレッドステムでオープンタイプが使いやすいので、、、、探すと、NITTOのUI-2だけど、これはデザイン的、光沢的に今一。選んだのはPAZZAZ RAS-05ってステムだ。冷間鍛造のアルミ製、オープンクランプのタイプ。ピラーはDURAかサカエカスタム。ホント言えば、カンパレコードのエアロタイプのミラーリングフィニッシュのタイプが欲しいけど、あまりに豪快に金遣うのも遠慮(誰に?)ということで、一応、構想は完了だ。

 ホイールは手組で考えていたけど、ハブが無い。ハブがレコードクラスで価格を考えると結構高価になる。完組ホイールを見ると、上級クラスはハブボディにカーボンが多い。
 ステンレススポーク、カーボン使わない、スポーク本数多め、スモールフランジタイプ、、、、で見渡すと、エントリーレベルのカムシンしかない。見ると、価格も激安。これなら使い捨て出来そう、、、、ということで、これに決定。

 ペダルとサドルは未定だが、この辺は最後でも構わないかも、、、って感じ。レバーとホイールの黒基調なデザインが今一だが、まぁ、ラングスターもそんな感じなんで、、、と妥協しているところ。

 取り敢えず、コンパクト全盛、トリプルお奨めって時代に、何となく感じてきたスタンダードクランクの良さ、それでも楽に乗れる様な気分が錯覚かどうか?これを確かめるためのバイクが今回のステンレスバイクだ。心情的には、アンチコンパクト、アンチトリプル!さて、どうなるだろう?

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ステンレスフレームを妄想する。その2

 このフレーム、正確に測ると端部肉厚は1mm程である。途中は0.5mm以下なのである。
 ところで、端部肉厚で1mmっていうと、外径が28.6mm、内径は26.6mmとなる。なるほどである。

 で、、、、、その重量が単体なら2kg程の重量、、、、これって、どういう事?って考えてみた。我が家には小林のレイノルズ531スーパーライトのフレームがある。これはシートパイプ径27.2mmだ。つまり肉厚は28.6-27.2=1.4、1.4÷2=0.7mmって事。そう、端部肉厚が1.4倍もあるにも拘わらず重量は遜色ない軽さ、、、、ラグが無い、ヘッドパイプ、ハンガーが薄肉とは言っても端部で1.4倍の肉厚差が在るはずなのに、、、、ましてや、比重は僅かだがSUS304の方が上回っている。001_2  

 空想だが、これでも軽いのは中央部は激薄なのかも知れない。一般にクロモリ鋼では薄くしすぎると割れのリスクが生まれる。
 しかし、ステンレスの場合は結構粘る材料故に、割れのリスクは少ないのだ。割れないから薄くできる。但し、薄くすると強度も低下する。

 特に、素材の応力限界が低いのに薄くするっていうのは、何?って考えてみた。

 もしかしたら、パイプ中央部への応力依存を減らす構造になっているのか?という事。それ故に、パイプの接合を薄肉のロウ付けで完結してネック等のパイプ接合部近辺の強度を過剰に高くしていないのかも?って空想。

 自転車のフレームはパイプワークでパイプ自体の変形、接合部の変形で全体の荷重を受けている。パイプを薄くするっていうのは、変形を局部で賄うのでなく全体で受けるという思想なのかもしれない。薄くしても使用に耐えうる必要があるのは言うまでもない訳であり、堅くて割れるリスクのあるクロモリパイプでは出来ない薄さを得るための選択なのかな?という風にも取れる。
 そうすると、ステンレス材料の靱性という特徴が生きてくるというか、材料を選ぶ必然性が生まれる。
 クロモリ鋼のフレームでは素材ヤング率は同じ。そして、ブランドグレードによって肉厚が大きく異なる。石渡なら015、017っていうのは激薄である。一般的な022が好まれる一方で、軽量目的とは言え015とかのパイプが存在していたのだ。必然的に組成が同じであれば肉が薄いとパイプ弾性は低下するのだが、それでも薄くしている。つまり、元々のヤング率では、それでもパイプ弾性が十分にあるって言う事だろうか?
 何処まで薄くして良いモノか?は想像の域を出ないが、チタン合金の場合は、素材の物性強度が同じであり、同じ強度を持つ場合、弾性の差はヤング率の差となる。そして、そのヤング率はクロモリの半分である。それが製品として成り立つというのは、クロモリとチタンの間の弾性を得るには、クロモリを限界以上に薄く出来ず、チタンを肉厚にすることもコスト的、重量的なメリットを相殺するために敵わないために、クロモリ以上に高靱性で割れにくく、ヤング率という素材物性が等価なステンレスは、クロモリ激薄パイプで実現できなかった弾性が狙えるというのもメリットとして想像できる。
 前回の妄想記事では、より弾くフレームという考えでは、クロモリと同じ結果故に意味が無いかも?って考えていたけど、後のフレーム重量の測定等から言えるのは、このフレームは予想以上に軽く、相当に薄く作られているという事であり、寧ろ、弾くフレームというよりも、しなるフレームということかもしれない。そして、しなりもパイプ単体のしなりでなく、接合部の処理から言えば、構造体全体でしなりを生むようなデザインか?と妄想したりも出来る。

 まぁ、それでもステーの工作、縦管/横管比からいうと構造体として強度を高める方向でデザインされているのも事実であり、構造体デザインからいうと高弾性系とも見えるのも事実。
002_2  この辺りの兼ね合いがどうなっているか?というのは、やはり乗って注意深く把握しないと判らないだろうなぁ、、、、

 単純に素材感とか、耐食性というだけ?っても最初は考えたけど、同じく、オーステナイト系ステンレスフレームをラインナップしているのが超高級ブランドのトップレンジであり、そのブランドの自転車が質感や耐食性のためにステンレスを選ぶ理由とするには無理があるか?というのが感想だが、案外、極薄にすることで何か別の特性を得ようとしているのか?とも思うのである。

 基本、どんな世界でも良いモノは普及している。ダメなモノは普及しないのである。ただ、そんなレアモノでも二種類ある。レアであっても名の通っている世界では見られるものは、レアな理由がコストであったり難易度であったりする場合が多く、普及価格帯にみられる突拍子も無いモノは、インパクト勝負でゲテモノ的な場合が多い。

 そういう意味で、ステンレスフレームっていうのが、チネリとかモールトンに存在しているっていうのは、やはり、そこに意味があるのかな?と思うのである。

 さて、取り敢えずだが、このフレームで組む事は決定した。
 そして、バイクにどんなキャラを与えるか?というと、、、、、ロングライドのロードレーサーはBSテーラーメイド系フレームで組んだDHバー付きロードだし、速度レンジをもう少し低めにした軽快旅行車には小林フレームベースのスポルティーフ、平地限定のフィットネスバイクにはDHバー付きラングスター改、ローラー台スペシャルがシルクピスト、、、そうなると、残りは正攻法のロードバイクであろうか?正攻法は正しく正攻法、、、、由緒正しきロードコンポーネントで組むということ。

 で、シマノかカンパだが、フレームのデザイン、装飾から言うと、カブトガニクランク、ヒトデクランクのシマノは没、、、、クランクデザイン、キャリパーデザインからカンパ系、出来るだけメタリックな質感で仕上げたいので、アルミパーツ主体のグレード、、、、、

 ということで、最新のアテナの11速コンポ、クランクはスタンダードクランクで歯数は53-39T、カセットは11速のメリット狙いで12-27Tで発注した。しかし、納期は最長で半年くらい掛かりそうとの事。基本はアテナのコンポ、ホイールはカンパの一番安い完組みホイール、サドルは未定だが、ステム、ポストは取り敢えずあるので行くつまりだが、コンポの入荷が当分先。まぁ、のんびり行けばいいや。目標製作時期は来春の予定だ。

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夢遊過食?

 仰天ニュースでの放送内容だが、知らぬ間に肥るという人の生活で、寝た状態で本人の意識が無いままに、冷蔵庫で食材を漁り満腹になって意識の無いままに就寝するって人が紹介されていた。

 でも、なんとなく、この気持ち、判らないではない。

 勿論、無意識で、、、っていう部分はビックリだが、人間、怠惰な心というか本能に従うと、一日が全て終わった夜中に何かを食べたいって意志があるような気がするのである。

 実際、自分の生活を振り返ると、、、、帰宅(19:00)→夕食(19:30)→子供の風呂入れ(20:00)→運動(21:00)→入浴(23:30)となる。すると、夜中の午前零時に全てが終わり、リビングで転がって、ノートPCでネット見ながら、テレビ見ながら、、、、そう、ここで片手は菓子食ってるのだ。結構食う。パン、ケーキ、スナック、アイスクリーム、、、、のどれかを食う。そんな生活。食って、くつろいで書斎に戻るのが午前1時頃、そして、ウダウダ過ごして寝るのが2時前ってパターン。

 この一日の最後に、全て完了して、くつろぎながら何かを食う!ってのは、快適なのだ。

 そして、このニュースを見て思ったのは、この快適感覚は、自分の性格というよりも、人の本能に従うものかな?ということである。

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2009年8月 3日 (月)

犬印鞄製作所のフロントバッグ

 その昔、犬印のフロントバッグを使っていた。このサイトに掲載されている。

http://cyclotourist.web.fc2.com/special_43.html 

 当時で確かNo.10ってタイプの大きな製品。色は白、結構大きくフロントキャリアに乗っけて使う代物だ。この鞄に装備を入れてサイクリングに出掛けていた。

 それ以来、自転車でのツーリング=フロントバッグという固定概念が出来た。

 似た様な習慣でオートバイなら燃料タンク上にマグネットで固定するタンクバッグというのがやはり定番だという固定概念も持っている。

 そんな思いは持ち続けている。で、単車の方は一度も降りる時期が無いので、未だに普通にタンクバッグを持っているし利用している。
 しかし、自転車ライフは1985年で途切れ、復活したのが2006年だから21年のブランクである。

 ブランクから復帰したのは折り畳み自転車、その改造車が西DAHONだが、この自転車は当初、折り畳みスポルティーフ的な考えで作っており、やはりフロントバッグが必要?って考えに従って自製の小型フロントバッグを装備している。
 その後、ラングスター、小林ロード、BSロードとフルサイズバイクを手に入れて、仲間内でサイクリング、、、、すると、誰もフロントバッグは持っていない。っていうか、みんな手ぶらである。自分は手ぶらは有り得ない、、、、修理工具、スペアのチューブ、タオル、、、、、が必要だし、帰りの土産も必要、、、、ということで、最初に装着したのがBSロードにBBBのプラキャリア、そしてダイソーの100円ショップで入手したセカンドバッグを装着して利用したのだが、やっぱり鞄は目の前に必要という考えが捨てきれない。

 で、5月エンドに購入を決意したのがフロントバッグ、フロントバッグなら何?っていうと、20年前に知識が止まった自分の選択は、、、オーストリッチ、ブリヂストン、犬印、、、、等々であるが、やはり、犬印だろう。

 探すと、犬印鞄製作所では鞄を受け付けている!

http://inujirushi.net/inujirushi/7.1/CB-09502/

 である。大と小があるのだが。大はサイズ 縦24×横27×まち幅20cm、小は縦22×横25×まち幅17cmってサイズ。
 そして、今回、オーダーしたのは大きいサイズである。ただ、実際に装着してみると小さいサイズでも十分だったかな?とも思える。まち幅、横幅はイイ具合だが、26インチでなく700Cのホイールサイズに合わせると、鞄のハイトが高いかな?っていうのが正直な感想。
 それでも一応はキャリア高さ、ステムハイトの調整で装着時に違和感の無い状況としたから良しとする。

 未だ、未使用だが、部屋の中でロードにキャリア、フェンダー、フロントバッグと装備すると、何とも言えないレトロ感、昭和っぽさが一杯である。こういう自転車がやっぱり一番落ち着くし、鞄一つで自転車の見え方も一気に変わるモンだと改めて思う。
 これなら、容量的にも十分であり、出先でおみやげをしっかり買って帰れる

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短気は損気?

 我が家の娘は小学校一年生である。
 基本、特に大きな期待を持っている訳でもなく、好き勝手育てば良い?って乗りで結構放置プレイ的なんだが、見ていて我慢ならないことがある。

 それは、、、、基本的な事が遅いのである。別に、勉強が遅いとか、、、、そういうのは構わないけど、飯食ったり、風呂入ったりって動作に到るまでの間合いが長過ぎる事、そして、その動作自体も遅いのだ。

 これがイライラするのだ。イライラして怒るのは最終手段だが、約束を決めて一定以上の時間を要すると、サッサと片付けたり、食卓から離脱して他の遊びをしたりするのである。幸い、下の子は割とサッサと物事を片付けるので気にならないが、上の子は鈍くさいのだ。

 鈍くさい動きをみると、我が子でもむかつくのである。

 ふと、思うと、、、、鈍くさい、ノロクサイ、鈍い、かったるい、遅い、トロイ、、、、そういうのが性格的に嫌いみたい。

 思うのは、サッサと片付けれる事は極力短時間で終えれば、残った時間を十分に活用出来るという思いがあり、無駄に時間を過ごすっていうのが、どうも性に合わないのだ。
 我が子に対しても、そう思うくらいだから、他人に対しても、当然、思うのだ。

 無意味な動き、無駄な動き、そんな時間の使い方、、、、どうも好きになれないのである。気持ちよいほどにサッサと出来る人、そういうのは傍目に見て気持ちよい。

 ただ、それしか出来ないというか、素早く出来ない人を責める気は無いが、出来ない筈が無い作業が出来ない様を見ると、特にむかつくものである。

 具体的には、携帯電話運転でノロノロ運転するようなオッサンとか、こういうのは特にむかつく。後は、時間を掛ける程度が判断出来ず、なんか異様に遅いのもダメだ。異様に遅いっていうと、自分が基準になるけど、自分の作業の、、、、、そうだなぁ、同じ作業して5倍も時間が掛かる様な状況を見ると多分苛つくだろう。そんな感じである。

 勿論、急いでやってろくな事は無い!って事も判るけど、その逆も然りの筈なのだ。

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2009年8月 2日 (日)

無愛想

 この週末も、、、、

 挨拶しろとは言わない、会釈しろとも言わない、ただ、悪い目つきでガン飛ばすのは、、、、オッサンデビューか?それとも、何時も何かと戦っているのだろうか、、、、

 これって、自転車に乗ったオッサンの話。青いイタリアブランドに乗ったオッサンだが、この週末も睨まれてしまった。先に信号待ちしていたら、別の方角から来て横に停まられたんで、会釈したんだが、、、、怖いじゃないか、、、、

 このオッサン、ちょっと前にも信号待ちで追いついた時にジロッと見られたんで、蒸し暑いですね!って程度の挨拶したら、それがどうした?なんて言われて、コイツ何だ?って思っていたんだが、、、、

 相変わらずで、こういうカラーなんだろう、、、、しかし、目つき悪いし、けんか腰なのは嫌だなぁ、、、、もっと穏やかに、ソフトに、クールに、円満に、笑顔で、、、、ってノリはダメなんだろうか?

 この辺、すごく違和感を感じる。

 特に、競技系自転車に乗った人は、常に戦闘的な人、特に、オッサンに多いのが怖い。このような方々の自転車は愛機みたいなもんで、コスチュームは戦闘服なんだろうなぁ、、、

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7/26~8/1の週の検索ワードピックアップ

★クロモリ?
 最近、ステンレスネタが増えたせいか、クロモリとか、レイノルズ531とか、、、そんなワードで検索する方にヒットするみたい。
 まぁ、クロモリだからパイプがどう?って部分は、殆ど気にする必要が無いのでは?というのが結論。クロモリなら、組成が殆ど決まる。SCMと表記される鋼材で、組成的には1%程度のCrと0.15~0.3%のMoを添加し、0.2~0.45%のCを含有するモノである。それ故に、処理が同じなら似た様な物性と言って差し支えない。ブランドがどう?表記がどう?っていうので善し悪しを批評するのはナンセンスだろう。
 物性が同じで、マクロとしての性質の違いは?っていうと、支配的なのはフレームの作り方、そして材料の肉厚だろう。それが全てと言って良い。ブランドが何だから優れる!って論法自体、怪しすぎ。用途違いを無視して、クロモリだから!って論法も嘘くさい。
 クロモリとは違うけど、マンガンモリブデン鋼とされ有名なレイノルズ531がある。ただ、レイノルズ531でも肉厚によって様々であり、それで性質は随分と異なるもの。それ故に、ブランドが何だから良い!って話は、基本、嘘くさい。有り得ない。クロモリなら丹下もカイセイも、レイノルズも、、、、同じ肉厚、同じバテット、同じスケルトンなら違いは極僅かと言えよう。それでブランドが凄い!とか言ってるサイトがあると、、、、、相当に怪しいか、相当にコンピュータみたいなセンサーを持っているんだろう。

★フレームマテリアル
 上の続き的だが、ブランドの違いが関係無いけど、マテリアルの違いはどう?っていうと、これも殆ど関係無いといえるだろう。例えば、今流行のカーボン、、、、これ、大量生産品的なCFRPなら弾性率的には、普通の鉄並のモノ、チタン並のモノが殆ど。軽いのが取り柄で弾性率的にはクソみたいなモノが殆ど。断面形状を大きくすることで弾性率を上げているようなものだろう。クロモリ並の弾性率を持っているものは、CFRPでも相当に限られる。
 ここで難しいのが自転車フレームのCFRPである。フレーム毎にヤング率表記なんてされていない。つまり、それがチタン並か、鉄並か、クロモリ並か、、、、さっぱり不明なんである。言えるのは軽いということ。
 そんな具合だから、材質で何かを語るなんて、クロモリのブランドで語る以上に困難なモノ。
 カーボンだから!って言いたい人なんか、鉄とかアルミのフレームのカーボン柄塗装で十分だろう?っていうのが正直な感想。
 カーボンに限らず、マテリアルの違いは、規格化されたモノでも、パイプ外形、肉厚、ダイヤモンドサイズで全く変わってくる。結果、乗り心地の堅いカーボン、鉄系っていうのも有り得る。
 そもそも、ハイエンドクラスのバイクで変形がどうのこうのって言っても、素人の脚力でフレームがしなるようじゃ話にならない筈。競技者が乗ったらグニャグニャでなかろうか?そういう意味で、フレームを弾ませるレベルの人は限られるって思うと、それこそマテリアルの違いなんて拘る意味が消失するもの。

★ピスト(固定ギア)の乗り方
 これ、トリック系の乗り方は知らない。普通に固定ギアに乗るなら、、、、何と言っても、速度に連動してクランクが回るということは、走っている時にペダルから脚が外れたら、再度捉える事は実質不可能といえる。特に100rpmとかで回るクランクに脚を併せるのは不可能だろう。
 ということで、クリップ+ストラップは安全に乗るには必須。
 つまり、スタート時の最初のクランク一回転以内でペダルキャッチ出来るかどうか?が問題だろう。ロードとかクランクを止めれる自転車なら楽勝だが、ゆっくりとは言ってもクランクが止まらないピストでは結構難しいか?
 乗り方は、、、、、ペダルキャッチできるかどうか?が重要。キャッチして次の回転でストラップを占める。
 降りる時もストラップを回るクランクでタイミングを掴んで緩めて、足抜き停車、、、、慣れれば難しくない。
 当然、そんな操作はペダルなんか見ずに一発で出来ないと固定ギアで速度を出す資格は無い。フラペで固定ギア、、、恐くて乗れない。
 他には、一般道で段差越えする時、、、、ペダルが止めれたら前を浮かすも、後を抜くも簡単だが、漕ぎながらっていうのは、結構難しい。でも、上手くやらないとタイヤが細いから直ぐ壊れる。そんな所かな?
 ロードなら前後輪を同時浮遊で高さ15cm、距離は速度次第で路面の穴を飛び越す事も出来るけど、自分の場合、固定ギアではチョット不可能。軽く荷重を抜くのがせいぜいだ。
 後は、ピストのギア比?が知りたい人多いみたいだけど、所謂変速無しの自転車である。フラペでママチャリ的に街中乗るなら、ママチャリ的なギア比でOKだろうし、平地で高速走行するなら、ロードで高速走行する時に相当するギア比でOKだろう。要は、乗り手の使い方次第である。下駄チャリなら4.5m程度、そんなもんだろう。

★心肺機能の鍛え方?
 相変わらずのネタ。相対的に人より強い!を望むなら、スキャモンの成長曲線にあるように小学校~中学校で高強度の心肺系運動に時間を費やす事。具体的には水泳でもすれば良い。そうやって、高校以降で筋トレして筋肉を付ける事。遺伝的、潜在的に持っている心肺機能の多くを実際の機能として獲得できる。
 つまり、然るべき時期に、然るべき負荷を与えると、天から授かった能力の高い割合を獲得出来るって事。
 逆説的に言えば、時期を外し、負荷を足らないと、遺伝的能力の潜在性は永遠に封印されて消えて無くなると言う事。
 更に、生体として完成した以降に過去の可能性を盲信して無理すると、、、、、永遠に目を覚ます事の出来ない事態に陥るリスクを抱えるのみ。
 一言で言えば、今のコンディションを受け入れる事が最良。変な野望(無謀)は夢のまま終わるだろう。

★スポルティーフ
 一言で言うと、ロードとランドナーの中間である。詳細というか思いつきは、これ参照

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/07/post-c2e9.html

 である。パーツの選び方で車型を定義するのは難しい。言えるのは、、、、700Cサイズのホイール+細めのタイヤ+フェンダーっていうのが多くの人の共通認識だろう。
 クランクの仕様、ブレーキ形式といった部分は定まっていない。結局、イメージ先行的になっているのでは無いだろうか?
 まぁ、用途的には、日帰り~一泊程度の軽装備で舗装路を走る旅行車っていうのが本当のところ。

★ダンベルダイエット
 筋トレして筋肉付けてダイエットしやすい身体を得るっていうのは凄くマトモ。
 でも、心肺機能強化?目的で、熟練者がスローなスイムで心肺機能が鍛えられないのと同様に、軽負荷でダンベル動かしても筋肉が増強するとは限らない。
 そこで、重要なのがダンベルの重量。
 自身、ダンベルの重量は、目的の動かしたで10~15回でしんどいと思える様な負荷を動かし方毎に準備して行っている。10RM~20RMが限界となるような負荷を選ぶのがダンベル体操で効果を得る秘訣といって過言ではない。筋肉にとって僅かな過負荷状態があるからこそ、適応減少で肥大化が進む。肥大化=代謝アップであり、ダンベル体操するなら負荷が肝心なのだ。

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LAN接続

 寝室にセッティングしたPC、書斎の無線親機兼ルーターから、どう接続するか?と言う事で思案中。
 最初は、BUFFALOのAirStationの一番安い無線子機WLI-UC-G、54Mbpsで接続していたのだが、、、、LAN上でファイル操作していると、、、、異様に遅い。我が家の無線接続は、リビングではテレビ、DVDデッキ、STBとP6TをLAN端子用無線子機であるWLI-TX4-AG300Nで、ノートPCであるVJ16MXF1027をカードバス用無線子機であるWLI-CB-AMG300Nで各々300Mbpsで接続している。

 ネット見る程度なら、、、っていうことで、寝室用、娘用は54Mbpsで接続なんだが、安易に選んだ理由は価格である。価格で実売1,200円程度のモノだから気軽に購入したのであるが、先の300MbpsのモデルはLAN端子用モデルが10,600円、カードバスが7,400円と結構高価なのだ。本格用途なら高速接続を!って思うのだが、そうでなければ54Mbpsで十分か?というのが選択の理由だが、この無線の速度というのは通信状態で相当に低下する場合も在るみたい。

 チョット、ファイルのバックアップ目的で書斎PCのデータを寝室PCにバックアップしようとしたのだが、無線LAN接続では160分とか、、、、、それでは待てないということで、PCI接続の有線NIC経由で接続したところ、、、、100Mbpsなんだが実質10分程度で完了という、、、、公称では二倍も変わらないけど実際に動かすと10倍違うのは結構体感速度で大きな差である。見ればLANケーブル10mが転がっている。これ使えば安定的かつ高速に接続する事も可能、部屋の間取り的にタンスの裏を這わせば気にならない、、、、。
 300Mbpsの子機を買うか?っていうと、価格的にチョット迷うところ。公称300Mbpsでも実効では有線の方が安定して速いし、セキュリティ的にも安心。有線の場合は機材は揃っているのでタダである。

 話が脱線するけど、300Mbpsの子機、ネットオークションでは最高2,000円、中古相場で3,000円位。これに送料が200~1,000円、代引き手数料とか振り込み手数料が500~1,000円くらい、、、、一例に広島の出品で最安品が100円オークションとなっているけど、落札相場から言うと1500円程度である。指定送料が1050円、指定代引き手数料が420円だから余分に1,500円掛かる訳だ。つまり、総額3,000円程度となる。でも、新品の300Mbpsの価格がWLI-UC-G301Nで4,200円、家電量販店でのプライスタグが新品で3,500~3,980円である。そうすると、これは見掛け安い!ってネットで買うのは馬鹿クサイとなる訳だ。
 ネットで買うときゃ、1000円程度の出費差ではネットは利用出来ない。ネットで買うのは、通常は市場に出回らない、骨董品、レアモノが主体。それ以外は、通常販売では在庫を置かないモノ、受注品、或いは、人気で在庫切れ状態のモノを楽に手に入れたい時であり、普通の流通品をネットで買う事は稀。

 そんな訳で、色々思案中なのだ。結局、長い10mのLANケーブルが余っていたので、これを上手い具合に配線して使ってみた。速いのは判っていたけど、ケーブル敷設が面倒臭いものだったけど、タンスの裏を回し、ベッドの裏を回し、テレビ台の裏を回し、、、で結局、床の露出は1m程度。これがイイ具合。
 やはり、無線LANっていうのも、今一かもしれない。使って感じるのは、公称値の1/3程度の実効値しか得られないってこと。それ故に、最低でも300Mbps程度のスペックは必要だろう。

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選択

 昔、単車で競技をする時に乗っていた車種は、どうやって選んだか?を振り返ってみた。最初は、価格的に手頃って部分が大きく、その後年数を重ねると、、、、、巷の評判とかよりも、自分の意志で選んだ好きなモノって方向に移ったように思う。

 自分の選んだ物っていうのは、自分の考えに合うか否かの話。或いは、相性のようなものだったりする。結局、モノに対して信用できるか?信頼できるか?という事で、信用出来るには、モノがどうか?が重要だったと思う。

 信用できるかどうか?は、自分の視点でモノの様が納得できるかどうか?であり、それは人それぞれであり、視点に差異は在っても優劣は無いモノである。

 自分の場合、モノの整備したのは誰か?何処の誰が作ったか?どんな目的で企画されたか?というような点を重視しており、モノの様から、それに携わった人の気持ちを想像(妄想)して、その印象を自分なりに大事にしているのだ。

 単車の整備では、自分が納得した人以外には触らせたくないし、単車のカスタムでは自分の認めた?ショップ以外には行わせない。勿論、メンテやカスタムのレベル次第だが、そのレベルに応じて、誰なら何処まで任せるって部分が或る。
 自転車でも同じだ。自分しか出来ない部分は自分でやるし、自分が任せれると認めた所には、その範囲でお願いするが、自分から見て、コイツは信用出来ないと思えば、一寸した事でも任せたくないのである。

 物選びでも然りなのは、再々記事にしているとおりだが、モノの機能を生い立ちから、何のために(何処で、どの様に使われる事が想定されたか?)存在するかを考えた上で、その想定が自分の用途に合うか否かが重要なのである。

 いわば、モノの格っていうのは、携わった人の考えというか格次第という頭があるのだ。

 そのように、人によって考えは様々だが、その思想が一致した時に、モノに対して愛着が生まれ、モノを信じれる状態となる。単車でコースを走る。そこで攻めれるっていうのは、モノとの信頼関係が重要だと思うのだ。
 他にも、競い破れた場合でも、モノを信じた自分が前提なら、納得出来ない結果は自分の至らなさと判断する方向に向かうものである。

 趣味としてモノと付き合う場合、やはり大事なのはモノに対する執着心というか、モノとの信頼関係であり、それを築くには、何はともあれ、自分の考えでモノを選んで、モノを扱うという事かな?と思う今日この頃である。

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2009年8月 1日 (土)

寝床用PC作成、でもチョット苦労した。

 先日、ストック部品でPCを起こした。
 それは、CUV4X-DにPentiumuIIIの1BGHzをデュアル、メモリは2GB、HDDは80GB、DVDマルチなマシンだ。ギガバイトの娘マシンはサウンドがオンボードだったけど、これには無い。それで、大昔にFreeWay用マザーで使っていたSB64/PCIを装着。これにXpのプロフェッショナルをインストールして無線LANで接続したモノ。

 このマシン、書斎のラックには収納出来ないので、寝室のベッドの横に置いてみた。
 ベッドの左が地デジブラウン管テレビ、右がPCである。結構、便利だ。寝床でPC、、、、ネットも見れるし、ニュース検索、番組表検索も可能。テレビ見ながら出来るのは悪くない。OSはXpを買ったけど流通在庫を入手するのに、レッドサンさんは結構苦労した様子。実際、オーダーしてから3週間以上を要したけど、無事入手。

 でも、チョット苦労したのがXpのインストール時のエラー、、、、、メモリを512MBを四枚刺しではインストール失敗の連続、、、、最初の青いキャラクターベースの画面でファイルのコピー段階で11%位の時にファイルがコピー出来ません、、、、ってメッセージ。再試行してもダメ。何度やっても同じ。最初はCD-ROMが不良か?と思って、別のXpのパッケージでトライするも結果は同じ。つまり、メディア不良ではない、、、、ならば?DVDドライブのケーブル周りか?とケーブル類の確認しても違う。ケーブルも何種類か交換しても関係ない。電源の容量も問題無い。と言う事で、最終的に気付いたのがメモリ。512MB×4で2GB認識なんだが、容量が増える程に認識容量が狂うのがVIAのチップ。ということで、このメモリーを前部抜いて、コンベンショナルなメモリを256MBで二枚の512MBにするとインストールできた。結局、犯人は512MBの四枚構成な仕様。これは、VIAのチップセット固有の問題かも、、、、なんたって、VIAのチップは大量のメモリでBIOSの認識する容量表示が怪しすぎ。GIGABYTEのマザーでも同じ症状、、、、、

 そういえば、PC9821Xv/WにWindows98のインストールでもメモリを320MBではエラー、、、、結局、256MB以下でないとインストール出来ないと言うモノだったし、AT機でも768MB以上のメモリではエラー多発。P6TでVistaでも3GB以上のメモリ+ハイエンドのビデオカードではハングする事有るし、、、、

 メモリが少ないと動きが遅いくらいだけど、多すぎて苦労っていうのは頂けない。そういえば、メモリが少ない事よりも、前述のように多すぎで苦労することもあるのだ。

 と、そんなこんなで手間掛けながら何とか出来て、これを寝室にレイアウト、、、、、ラック下にタワー、上にLCDディスプレー、キーボードは基本使わない。マウスオンリー、ネットニュースを見るような使い方ならコレで十分。
 快適性的にはXpにDualなPentiumIII1GHz、メモリも2GB、HDD80GB、、、快適に動く!動く!この辺で十分っぽい。能力的には娘のGA-6VXD7と殆ど同じ。悪くない。

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出来る人、会社の★!

 先日、NHKの番組で見ていて思った事。

 それは、出来る勤め人の過ごし方の紹介、バリバリと仕事をこなして、時間を無駄に使わずに、、、、、って紹介。そして、そんなライフスタイルを得るための一つの方法として、スケジュール帳の活用なんかが紹介されていた。そこには、予定を書き込むのでなく、片付けた仕事を日記的、記録的に書き込むという利用法。これによって、モチベーションを保ち、達成感を保ち、、、そして、時間を上手く使う事で、出来る会社員になる!ってような紹介。

 コレ見ながら、凄いなぁ、、、、って思ったのだが、

 その一方で、同じくNHKハイビジョンの草刈民代さんのラストダンスの特集。そこでは、バレリーナとして、興行主、プロデューサーとしての立場での考え方、大変さを紹介する番組を見て、凄いなぁ!って感想も得た。

 これら、二つの番組を見て思ったのは、世の中で、金を稼ぐには二通りだな!って事。

 一方が前者の『時間の切り売り』で、もう一方が後者の『価値の切り売り』って印象。最終的には、価値を生み出すには、その段取り等々の時間が必要であり、どっちが優れているというものではないが、言ってみれば、前者は誰にでも出来る事。後者は実行するには、誰にでも出来ない事。語弊を取り除いて言うとすれば、前者が誰がやっても同じ結果をもたらす事、後者が実行する人によって全く異なる事だ。言ってみれば、普及と創造の違いだ。

 思うのは、自分としては、後者の立ち位置で物事と接したいというのが正直な感想。

 時間の切り売りでは時給という計算がなりたつ。しかし、知恵の切り売りは時給という計算は成り立たない。効果に対する比率できまる報奨的なモノ。

 昨今、年功序列賃金と成果主義って話があったけど、これって選択すべきものでなく、前者が時給的なモノ。後者が報奨的なモノというだけ。どっちも必要で、どっちに当て嵌めるか?を見抜くのが一番大切なもの。そんな印象。そして、どっちに生きるか?っていうのは、適性次第。適性=生い立ち次第だと言える。

 一攫千金で大きな効果を得る可能性に掛けるなら対価としての報奨比率が高くなるような職種が好都合だし、安定的に安全に、、、って言うなら、冒険をしない伝統的な産業が多分好都合。

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ほんわかマシン

 昼ポタで使ってるスピママGTR号、先日、タイヤをステルビオからマラソンレーサーに交換して初めてエアの補充を行った。今回、入れたのは、90psiであるのだが、入れる直前は40psi程である。結構柔らかい状態だったのだが、それでも乗って抵抗があるか?っていうと、あんまり感じなかったし、乗り心地的には悪くないし、トップスピード、巡航速度的にも、昼休みレベルの距離では性能に違いを感じる事は困難であった。

 思ったのは、結構、タイヤの空気圧が低くても乗った感じにロスは少ないなぁ!って印象。昔の人間故に、細いタイヤ、高めの空気圧が好みであり、それ故に、自分の言うスポルティーフでは、昔なら27×1とか700×23Cを使ったりしていたが、そんな先入観を吹き飛ばす様な発見である。

 以前も書いたけど、タイヤの抵抗っていうのはタイヤの太さに非ず、タイヤの空気圧に非ずって印象が益々強くなってきた。
 最近の思いでは、タイヤの抵抗は接地面のトレッド剛性か?って印象。実際、ブロックパターンでは確かに遅い。しかし低圧状態+スリックタイヤでは結構走る。そんな印象だ。

 タイヤの抵抗は、トレッド剛性が支配的、、、、そんな印象。

 そういえば、経験無いけどDAHONのSPEEDに標準のBigAppleって極太タイヤは抵抗が少ないという触れ込み、、、、確かに、極太ではあるが、パターンは微細でトレッドの剛性は低くは無さそう。

 遠い過去を振り返ると、、、、ブリヂストンの少年車~入門車のヤングウェイとかロードマンのデフォルトなタイヤがトリアルタイヤってタイヤ。確か三角(等脚台形)断面で、接地面がセンターグルーブのみで割りと肉厚なゴムが貼られたタイヤだった筈。触れ込みは、低抵抗、、、、って事だったけど、案外、その理屈は間違いでは無いのかも知れない。

 勿論、極限を追求すればハイプレッシャーで全体で高剛性が一番だろうけど、実状から考えれば、少々の重量は気にせずに、ロープレッシャーで接地面だけ剛性確保するのに厚めのトレッドゴムって言うのも問題無いかも知れない。

 スピママ号はマラソンスリックが終わったら、太めのスリックに交換して具合を確かめてみようと思う。

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