政治に望む事
選挙が迫る。
そこで、戯言、、、、
政治に望む事。国会に望む事。それは、何か?
国会っていうのは議論する場所。採決する場所。つまり、国会と関連委員会等々は全て議論する所。議論っていうのは、多数決の論理が最終手段だが、それに到るには出席者の合議の最終が多数決であって、少数意見の抹殺ではないのである。与党の政策=国会の意志決定というのは、多数決の名を借りた独裁だと言えないか?
本来は、合議で意志形成を図るべきであり、全ての政党は、政策を議席に応じた割合で反映させる努力をしなければならないし、その形を国民に見せなければならないのでは無いだろうか?
今のように、過半数とか、絶対多数を勝ちという価値観は、野党意見を抹殺するという宣言の裏返しに見える。
理想の国会の勢力分布より、個人的な理想は、一党の上限議席は過半数以下、そして政党間の連立は禁止という形。政策毎に複数の政党の賛成で法案が可決される姿が理想だ。その理由は、政策毎に議論が尽くされるから。そして、どの政党にも選挙で掲げるマニフェストを注入できる機会を与える事が出来るから。
今、選挙前でメディアはマニフェストを見ろ!って言ってるけど、今の仕組みでは、マニフェストを語っても実行できる権利を得れるのは絶対多数政党のみである。逆に言えば、勝ち目のない政党のマニフェストは意味あるの?って印象。
マニフェストよりも政治姿勢を判りやすくアピールすることこそが大事では無いか?
そう思うのである。
全ての政党に議論の場を与え、政策に意見を反映させる機会を与える。そして、その成果を国民が判断できる機会を作るような体制の方が、国民にとっての政治への当事者意識も高まるように思う。
やはり、自公連立でいつの間にか的に大量の法案成立を図ってきたやり方自体が、過去四年間の政治への評価を招いているように見える。
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