使い方によっては、、、
スイムでは泳法によって進み方が違う。これは、スイムしている人なら誰でも知ってる事。特にブレストでは泳法が大きく変化したので顕著だし、今でも泳法的にプルが2パターン、キックが2パターンだから、現代泳法でも2×2で優位性を無視すれば4パターン選べる。
さて、そんなスポーツでなくても普通に歩く行為を考えても、実は似たような現象がある。
例えば、ポケットに手を入れた時、そうでない時、、、、、進むのは脚だけど、進み具合は随分と違う。手の送り方もしかりだ、現代歩行の手と足を対角に振り出す方法と、忍者のような手と足を同じ側を同時に振り出す方法もある。この歩き方で、結果としての進み具合は随分と違うのである。
実際、歩行に興味があったときに、そんな歩き方で何を感じるか?を試した事もあるのだが、身体の動きっていうのは、動力を直接伝える部分以外の使い方次第で、動力部分から伝わる力自体は結構変化するモノなのだ。
今の関心事は、ロードバイクに脚力でなくタイミング、質量送りを加えて大きな推進力を得るというトライ。トライを行う理由は、ロードレーサーは伝統的にランドナー系とは一線を画する構成のギア比を持っているが、その理由が絶対にあると考えているから。
そして、何となく、今の段階で身体の使い方次第で、より大きな駆動力を生む事が出来つつあるから。従来の乗り方とは明らかに違う。従来の乗り方にブースト掛けるのにタイミングとイナーシャを使うのである。これによって、ワンランク上の効率が得られる感覚である。これを皆が知っているかどうかは知らないが、自分の場合、この歳にして、漸く気が付いたのである。
チョット、小林スポルティーフ、BSトライバイクの構成を見直してみたい気もする。この辺りの自転車、無駄が多すぎだ。自転車なんて人力車である。リソースを無駄なく使うには、為るべくシンプルにが大原則、、、、そんな原点を今更ながら再認識するところ。
そういう割り切りで見れば、最新のカーボンバイクも趣味性が一致出来れば悪くないとも言える。
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