新型インフルエンザ
夏と言えば、高温多湿、、、、そんな雰囲気ではインフルエンザは流行しにくいと言われているのだが、新型インフルエンザは7月の終わりから一週間毎に倍々の割合で患者数が増大している。
そして、8/19時点で3人の死者(57歳、77歳、81歳)を数えるに到っている。
ただし、3人の死者は何れも別の疾患を患っており、透析患者であったり、糖尿病等の基礎疾患を患ったりしており、新型インフルエンザの毒性のみで死に至った訳ではないようだ。
但し、このような基礎疾患を患う人とか、妊婦といった免疫力が低下している人にとっては致命的な状況に陥りかねないのである。
このような状況に対して、リスクを多く見積もる人、そうでない人がいるのだろうけど、実際には、自覚症状が無い基礎疾患を患う人は少なくない訳で、そのような自覚症状が無い事=リスク意識が乏しいという事でもあり、それは、新型インフルエンザに対しても自分は大丈夫!って意識にも繋がっているかも?って言える。
本格的な流行期に入ると、前述の基礎疾患を患う人が重症化するという認識以上に、基礎疾患を患っていても自覚症状の無い人、あるいは、集団生活がデフォルトな学生の間で急激に拡大する可能性も高そうだ。そうなってくると、インフルエンザに対する免疫過剰反応によって脳症で重症化する乳幼児も多く出るかもしれない。特に6歳未満の子供がリスクに晒されるわけで、その辺が特に心配。
ちなみに、インフルエンザ脳症は発熱症状から数時間の内で症状が進行するので、意識障害等の異常に対しては保護者が注意深く観察する事が大事なのだ。
9月以降の空気が乾燥し始める時期を迎えると、学校も始まる、、、、思いの外、多くの感染者が生まれるか?と心配するところだ。
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