舛添さん、厳しいな。
『働く能力と機会がありながら働かない『怠け者』に貴重な税金を1円も払うつもりはない。』
そうなんだ。まぁ、判らないでもない。
同時期の麻生発言、『金がないのに結婚はしない方がいい。オレは金がない方ではなかったが、43(歳)で結婚した。稼ぎが全然なくて(結婚相手として)尊敬の対象になるかというと、なかなか難しい感じがする』とかも、言わんとしている事は理解できないではないのだが、、、、やはり、厳しい事いうなぁって感想だ。
働く能力、機会があっても、人間の場合、気力があるかどうかが問題。正直、気力で働くというよりも、仕方なく給料を得るために時間を提供するって人の方が世の中多いのでは?とも思う。
能力と機会があっても、それを発揮するに見合う気力が生まれるか?が一番大事なように思うのである。
気力を労働者世代に与える事ができるか?が一番のポイントであり、それが夢や希望だと思うのである。つまり、舛添さんの言ってる事は正論だが、そこに気力を芽生えさえる様な社会を誘導するっていうのが本来の政治家の役割ではないか?と思ったりするのである。
このような事を言うのは、舛添さん自体が、厚生労働大臣という立場にあるからだ。つまり、気力が無いのは個人の責任というのは、或る意味、気力の有無の原因の一つである格差のようなモノが自己責任と見捨てるような潜在性が在るのでは?と思ったからだ。立場から期待するのは、そのような人に気力を与える様な政策を誘導する立場ならば、弁明のような発言は生まれないのでは?と思うのである。
麻生ちゃんの発言も、結局、稼ぎ=甲斐性、甲斐性が無いのは尊敬出来ないって取られかねない。経歴からいうと、自分でツテ無しで金を稼いだ事が無い、苦労した事が無い人間の言い方だ。
議員さん、大臣さん、、、、彼らは、彼らの価値観で言えば人生の成功者という認識を心の底では持っている筈だ。それをスタンダードと思う潜在意識が、立場を換えて発言しようという配慮の欠落に通じているのでは?というのが感想。普通の人ならそれで良いだろうけど、政治家として色んな価値観を立場を変えて見る力が求められる職業につくならば、思慮不足の役不足と言わざるを得ないというのが結論だ。
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コメント
そうですね!
やりたい事やって食ってる人は、サラリーマンでは少数ですね。
勿論、サラリーマンでも、やってる内にやり甲斐を見つける人もいるでしょうが、離職者が仕事を見つける段階では、やり甲斐を見つける以前の話ですし、、、、
少なくとも、政治家になっている人のような人の意識と、発言対象となっている人の意識は別物ですから、その目線で何をすべきか?を考えるのが、少なくとも政治家に求められる資質かな?と思ったりする訳です。
投稿: 壱源 | 2009年8月26日 (水) 08時56分
基本的に好きな職業で食ってる人間と、仕方なく働いてるひと(主にサラリーマン)ではまったく意識が違うということでしょう。
あと仕事量は有限なので、全員が働く事は原則不可能ということを理解して発言したほうが良いでしょう。
投稿: yama | 2009年8月26日 (水) 08時48分