ブレストでフォームを、、、
長水路の50mプール、水深は2~2.2mであるのだが、そのプールの他のプールとの違いで最大の要素は、水の透明度である。水が綺麗なのだ。人が少ないのも在るだろうが、泳いでいる最中、ゴーグルを付けて水中を見ると、殆ど対岸の様子迄見えるのだ。それ程に透明度が高い。
そんなプールは3つ程度に区分けされている。センターのレーンは殆どが水泳部と思われる本格的な方々、、、当然、自分はサイドレーン、まぁ、サイドでもセンターと仕切るコースロープ沿いの場所を泳いでいる。
すると、透明度もあってだが、センターレーンを泳ぐ熟練者の泳ぐ様子も良く見えるのだ。勿論、それ以外の人も見えるのだが、つい、見てしまうのはセンターレーンを泳ぐみなさまである。その中で特に視線が奪われるのは、ブレストで相応に速い人。
実際、プールで泳いでいると連続で泳ぐ人のペースは、泳法に依らず速度的に大きな差異が無いのが実際の様子。勿論、クロールでは相当に速い人も居るけど、一部の例外を除き、大抵3000mなら50分~1時間程度で泳いでいると思われる。
理由は、自分のペースとセンターレーンを泳ぐ人のペースに違いは感じれないからだが、、、実際、目に飛び込むのは、そんな速い、遅いなんて問題とは違う部分。
似た様な速度で泳いでいても、それ系の人のブレストっていうと、綺麗なウェイブを描きながら、プルでも、キックでも綺麗に推力を得ているのが判るし、泳ぎ方が凄く伸びやかなのだ。そういうのを見ると、速度の高低とは別に、上手いモンだなぁ!って純粋に感動するのだ。あんな風には泳げない、、、そう思う事、結構多い。
速度も持久力も大事だが、もっと気になるのはフォームだ。フォームが綺麗っていうのは、とても重要な事。
自転車でも、バイクでもだが、速い、遅いの前に姿勢が重要だが、スイムも同様だ。如何に美しいフォームを身に付ける事が出来るか?これが鍵。
フォームが綺麗=無駄がない=省エネ、、、だから、熟練者が3000m泳いでも、素人が3000m泳ぐのに較べると全然疲れないのかもしれないが、それでも、どうせ泳ぐなら美しく、無駄なく、ロス無く泳げる様になりたいものだ。
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