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2009年8月26日 (水)

淑女ライダーも不惑以上みたい

 NHKの番組でバリバリ!淑女ライダーって特集をやっていた。
 出てくる女性ライダーは殆どが40代以上で、若かりし頃、レプリカブームに接していた世代。勿論、それ以外の人もいるが、、、

 オートバイが当時の一割も売れなくなった時代だが、その一割を支える人口の殆どが、40代っていうのが悲しい現実。実際、平均年齢も高齢化が進み、実際に単車に関心を持つ層は40代以上、、、、

 それはともかく、ビックリしたのがCB750を使ったライディングスクール、勿論、免許所有者対象なんだが、その映像で、単車の引き起こしが出来ない人も免許もってるんだ、、、、って現実。
 まぁ、規制緩和で教習所でトコロテン式に卒業できるからと言えば、そうだが、そういう時代になったもんだ!と驚くばかり。
 勿論、引き起こしが出来ないから乗る資格無い!なんては言わないけど、自分の先入観から見ると、違和感アリアリなのは致し方ないところ。

 まぁ、オートバイの操縦スキルで乗る資格云々なんて考え自体がナンセンスであり、乗って鼓動を楽しむ、デザインを楽しむ、所有を楽しむ、旅を楽しむって考えで、楽しみ方は人それぞれ。現代のバイクは乗りやすくなったとは言っても、人間には感情があり、感情の起伏が行動に影響するのも事実。乗りやすくなって馬力が抑えられているとはいえ、アクセル全開にして扱えるほど大排気量は甘くない。勿論、制御を失った時は、その車重は凶器となるもの。それ故に、不惑デビューで大事なのは、身の程の心得なのだ。

 乗りやすい、カッコイイ、、、、それで淑女ライダーがマーケットを支えるのは有り難いが、彼女達に必要なのは何か?と考えたりする。今回、番組で出演した人は、全員が重量車。更には速く走りたい願望を持つ人も居る。まぁ、それでも出演者は、単車単体で撮影した方が格好良く、自分が乗ったら格好悪く見えるなんて、自虐的にコメントしていたけど、それが本音で理解しているならば大丈夫と思うけど、実際の乗車映像を見る限りでは、殆どの人が顎が出て背中がエビってるんで何か在れば終了っぽいのが現実。
 唯一の例外?とも思えたのは、癌を患いながらも単車に乗り続けていた女性の方、別にSV650Sに乗っているから親しみを感じたとかでなく、純粋にSV650に乗っている姿が普通に見えただけだが、放送が進んでいくと、この方はアマチュアレース活動に没頭されているそうで、なるほどと思いながら、単車の選択の渋さの理由も後から判った次第だ。

 そんな例外を除いた、不惑デビューなライダーにとって一番大事なのは何か?

 それは、乗車経験もあるけど、それ以上に重要なのがある。

 なんといっても、身体能力だ。重量車の制御を失った時への対応力は身体能力次第とも言う。筋力、反射神経、柔軟性、骨の強さ、視力、、、そうなのだ。経験によって養われる判断力、対応力も重要だが、そのような経験の蓄積は、年数に比例する事も確かだが、何よりも、体力が全てである。

 自身、水泳、自転車を取り入れている理由は、単車を扱うためのフィジカルを維持するためっていうのが当初からのコンセプト。自身も不惑だ。不惑っていうのは、何もしなければ衰える一方なのである。

 特に、不惑から始めた人は、衰えたという変化の実態を自覚出来ないはず。ティーンエイジャーから乗り続けているから変化が判るのだ。衰えているという実態を自覚できない分、体力維持に十分の注意を払うべき、、、そう思うのだ。

 これからは、単車のシーズンだ。単車に乗る事の素晴らしさは、自転車とは違う。人間の本来の速度域外で身体を駆使して自在に走る。自転車は筋力、持久力だが、単車はそれに加えて、反射神経、平衡感覚も重要。9~11月はベストシーズンだが、去年より一歳年老いた自分が去年と同じフィジカルを維持しているか?それを、確かめるシーズンの到来だ。

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コメント

買うのは自由だと思いますよ。でも、乗る場合は、身の程を理解する事が大事ですね。身の程の理解は、冷静ならば保てます。でも、激情的な人、感情的な人、勘違いな人は、身の程が保てません。
実際、会社の後輩で絶命した人も居ます。大事なのは無事で帰るための冷静さ、つまり、身の程を理解すると言う事です。
誰であっても、身の程が完璧に保てるなら選択が自由であるのは、御指摘の通りです。
免許取得においては、技能試験よりも、本当は適性検査を重視するべきかも知れません。

投稿: 壱源 | 2009年8月27日 (木) 11時03分

お金さえあれば、どんなバイクでも買うことが出来ます。腕が無くてもある程度、バイクにも乗れます。男性だろうが女性だろうが、チビだろうがデブだろうが関係有りません。一番は楽しく安全に、身の程を知って走れれば良いと私は思っています。

投稿: | 2009年8月27日 (木) 10時55分

それ、嘘ですよ。テクニックで対処出来るのは、制御下にある時だけでしょ。
不意っていうのは、例えば、接触して跳ばされた時とか、ギア抜けしてトラクションを失った時とか、或いは、凍結路面で車体を倒した時とか、、、、そういう場面では、使えるのは筋力だけです。
脚が届かない、或いは、支える力が無い場合、転倒は避けられません。
その域での対処もテクニックと言えなくもないですが、それは日頃の鍛錬で身に付く類でないですから、やはり、身の程で選ぶのが大事だと思います。
自身も、100PS以上は必要ありませんし、四肢が力の入らない角度で伸びきる単車は乗りません。普通に乗れると思いますが、万が一では対処出来ない自信があります。

投稿: 壱源 | 2009年8月27日 (木) 00時22分

足がつかなくてもテクニックで対処するのはバイクの基本、というのは理解できますが私にはできません。

とっさに足を出して砂か何かで滑ったら、つま先のピンポイントでは対処できません。

その彼がそのようなパニックになるのを見たことは無かったので、当時の大型免許を持ってる人は多分大丈夫だったのでしょう。

投稿: yama | 2009年8月26日 (水) 22時31分

二輪車の場合、異常時に対処できる懐の度合いを採点項目に入れるべきとは思います。
パニックブレーキで即転倒とか、低速時ギア抜けで即転倒に繋がらない程度の体力とか体型は必要だと思いますね。

でも、それを言ったら、乗る人の数は益々居なくなるかも知れません。

単車っていうのは、見栄のアイテム的なところがあって、下手くそ程高性能バイク、チビ程デカイバイクを好む傾向がありますからね、、、、

投稿: 壱源 | 2009年8月26日 (水) 21時47分

友人の新しいほうのハーレーは883ccですが、ものすごく重くて(260kg以上)多少腕力に自信のある私でも起こせないと思います。

ただ見た目も多少あるのですが、ある程度体格に合ったオートバイに乗る、ということも必要では?と昔から思ってます。

昔職場の友人とふたりでミニツーリングをしていたのですが、かなり小柄なのに750や1100のシートの高いやつばかり乗っていて、片つま先がやっと接地しているのがすごく不安定に見えたのです。

投稿: yama | 2009年8月26日 (水) 18時49分

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