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2009年8月 6日 (木)

ひ・に・く

 採用面接に面接官として出席した。
 勿論、自分が出ると言う事は、工学系なら当該専門分野に関連する知識の理解度を調べるため。

 で、専門分野に関しては質問を三つした。

 以前の一次の採用面接でも、受験者には、漏れなく同じ類の質問を行う。

 で、期待する解答は?

1.ずばり正解

2.言葉は知っているけど、説明する程には理解していない、でも、何とかって状態

3.言葉を知らないくせに、知ったフリするレベル

4.知らない事を自信満々にさらけ出す

 ここで、4.は論外。3.も論外なのだ。この辺は、突っ込みまくりで戦意喪失させる程に攻める。

 普通なら、経営者なら、或いは、採用する側なら、1.を採用して、2.は人となりを見てってパターンなんだろうが、自分の場合は、1.は非採用、2.ならOKって判断である。

 そして、今回の面接では、質問に対する状況からいうと、明らかに2.って状態。2.っていうよりも3.に近い2.って状態だ。

 それで、採用可否を経営者から尋ねられて答えたのは、絶対採用ということで決まった。そして、何故に質問に答えられなかったのに採用?って、経営者&重役に聞かれたのだが、そこでの解答。

『社長には失礼かも知れないが、同じ質問をして答えられる技術系従業員は皆無の筈。逆に、サラッと答えられるような人間を扱う組織の形態、体裁を持ち合わせていないから。更に言えば、勧誘の文言と業務の実状が剰りにも乖離しているから。仮に、そういう高いレベルの人材を入れて受け入れても、入社後に後悔を抱かせたくないから。』

 って答えてみた。すると、お偉いさん達の表情は曇ったけど、誰も反論して来なかった。そんなモンである。

 会社にしろ、個人にしろ、見栄を張ってとか、威張ってとか、嘘つくとか、、、ダメダメだ。勿論、それが故意だろうが何だろうがだ。つまり、勘違いもダメ。

 身の程を弁えて、良い時も、悪い時も、自分がどのレベル?って事を見失ったらダメ。特に、他人の人生に拘わる判断を下す時は特に注意が必要なのだ。

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