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2009年9月20日 (日)

9/13~9/19の週の検索ワードピックアップ

★スチール系ホリゾンタルフレーム
 レイノルズ531とか、クロモリで検索される方が多い。多くの人が言うように、今のトレンドはアルミの太いフレーム、カーボンモノコックシャーシが軽さ、強さを含めて数値的な性能は優れるだろう。
 でも、フレームというか自転車のシャーシを考えると、果たして硬さ、強さが絶対か?というと、そうとも言えない。勿論、アルミもカーボンもそれなりに変形を伴った衝撃吸収はしているだろうけど、、、、
 更に、材質的な物性値だけで優劣が決まるか?というと、これまた言い切れないのがシャーシの世界。ところで、フレームと言わずシャーシと言う言葉を使ったのは、カーボンモノコックをフレーム≒骨組み的な構造と呼んで良いか?というと抵抗を感じるから。
 自転車で大事なのは、兎にも角にも乗り手に合ったディメンジョンというかスケルトンの数値。これが最重要。次は、どんなに優れた物性でも用途に合わせた数値でないと無意味。自転車の場合、外的な衝撃に対する吸収と、内的な駆動負荷に対する変形がある。外的な吸収の場合は乗り手は関係ないかも知れないが、内的な駆動負荷に対する変形という部分では、乗り手の発生トルク次第で与えられた数値が適切かどうか?に影響するのでは?と思う今日この頃。
 そう考えると、量産製造が前提の樹脂系、金型一発成型系のシャーシっていうのは、誰に合わせた設計か?が大きな問題。
 海外ブランドの場合、スケルトン、剛性設計共に、誰向けか?というと、和風オッサン向け?というと、ニワカに疑念が持ち上がる。
 そういう意味で、寸法的にも剛性、強度的にも自由度を持って製作できる工房系金属材料フレームっていうのは有意義に感じる。
 仮に、カーボンモノコックマンセーな人が弾性云々を語るなら、そのフレームは素人の駆動で反力弾性を得るっていうのはフレームが弱すぎ?って思うし、逆に、高価格な競技者レベルのフレームというとオッサンが乗ると一律に変形させれない単純な硬いフレームで終わるのでは?とも考えてしまう。
 モノのスペック数値でいうと、最新のハイドロフォーミングチューブ(ハイドロフォーミングと言えば聞こえは良いけど、要は加圧成型して変形させた材料。プレス成形と基本は同じであり、それがフレーム材に対して良いか?というと、見方次第というのが結論だろう。)を使ったアロイ系フレーム、或いは一体成型されたCFRPで作られたモノコックは優れているかも知れないが、乗り手が本来のフレームに期待する効果を得られるか?で見ると、必ずしも正解とは思えない。

★451化
 DAHONの451化が高い注目だ。
 でも、、、、451化=ホイール系拡大=車高アップ=重心アップだ。特に小径車の場合だから、ホイール系アップによる安定性アップと重心アップによる安定性ダウンの兼ね合いが大事では無いだろうか?まぁ、大きな問題は無いだろうけど、どうせやるなら重心が上がりすぎない方が良いと思う。
 DAHONの場合、2003年モデル以前と2004年モデル以降で重心位置が違うようだ。我が家には2002年モデルと2005年モデルのSPEEDが在るけど、2002年モデルの方が一寸低い。車高全体で見ても言える。451化した時にフォークのクラウン下の隙間を見ると、2002年モデルではロードバイクのようにタイトになるけど、2005年モデルでは15mm以上の隙間が生まれる。つまり、フォークブレードが長いのだ。後のシートステーのフェンダー取り付け穴からタイヤ迄の隙間でも同じ傾向。タイトなのが2002年モデル。つまり低いってこと。
 451化は否定しないけど、DAHONで行う場合は車高の変化、ブレーキ取り付け部の工夫等でクリアしなければならない問題も少なくない。その辺を勘案して行うべきだろう。

★低画素液晶無しCCDデジカメは?
 この括りで大きすぎない携帯できそうなモノは何がある?っていうと、、、、、知る限りでは2機種しかない。
 一つは、Intel Pocket PC Camera CS630でPCカメラにも使えるモデル。単四電池四本という変わったパッケージで、ストロボ無し。しかし、思いの外美しく映る。レアだが見つければ遊べる。
 もう一つは、デジカメ30万画素最終期の割り切りモデルであるFujifilem Clip-it DS-10。これは同系のDS-20から液晶を外し単三電池二本で駆動可能としたモデル。機能はDSシリーズ共通、映りはDS-20と同等以上。利点は相当にコンパクト。ストロボ内蔵だが、絞りは手動で選択というモノ。
 どっちのカメラも使いやすい。オモチャみたいなのも悪くない。高画素の最新モデルよりもWebネタ限定なら使いやすい。
 安価系CMOSなら沢山ある。遊ぶというならどれでもOKだが、色が本物風っていうのは当時ならCCD搭載機に限る。

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