整備は大切、適性も大事
整備は大切だが、実は結構さぼりやすいのだ。
この度、スピママ号の発生する様々な異音や不具合を結構纏めて処理した。
Rメカ取り付けボルトの緩み、フェンダーステーボルトの緩み、マジ軽発電マグネットの緩み、ヘッドの緩み、最後が、フロントホイールのスポークの緩みである。
これらは、徐々に緩んできて、症状に現れたのは順次であり、それに従って順次対応してきたのだが、この対応毎に症状が消え、暫くしてから別の症状が現れるというパターンだ。
今回、一通りの症状に対応し、全体の整備を行ったのだが、結果、走行時にはタイヤと路面の駆動音(摩擦音)しか聞こえなくなった。
これは、凄い快適だ。ラングスターで走っている時のチェーンの駆動音の方が大きい位なのだ。
見た目、普通の折り畳み自転車。折り畳み構造に前後フェンダー、リアキャリア、自動点灯式のマジ軽ヘッドライト、車体備え付けの馬蹄錠、スタンド、、、、で、合計重量は15.5kgと超ヘビー級。
パーツ自体は基本はコンフォート系である。駆動系がインテゴC-530+DEOREの9速カセット、変速操作は9速シフターがDEORE、内装用3速シフターがアビリオなんだが、それでも殆どロスというか損失を感じる事は無い。それ程に快適なのだ。
どれか自転車を一台置いておく、、、、そういう選択に迫られたら、一番乗る頻度の高いスピママ号は結構大事なポジションだ。
このように思うのは、整備することで本来の機能を取り戻したから。そして、この整備は実に2年ぶりくらいだろう。
逆に言えば二年はノーメンテで快適に使えてきて、二年経って緩みが異常の前兆を知らしめてくれたのだ。これは、実用車故に、二年という期間になったんだろう。
これが、最新の繊細なロードレーサーならどうか?って考えると、メンテの必要性は、より短期間で必要なんだろう。例えば、チェーンもそうだ。9速用なら1万キロは楽勝だが、10速となると3000km程度になる。他もそうだ。シビア故に、狂いが影響を及ぼしやすい。結果、短時間でベストコンディションから狂ってくる。
整備は大切だが、整備は案外さぼり気味、、、、なぜサボり気味となるか?っていうと、使用形態で整備頻度が決まるから。実用使用では実時間以上に痛みが激しく、そうすれば、それに見合った耐久性を保つ機材でなければ機能を維持しづらいのが真理。
整備は大事、でも、使い方に見合った自転車の選択も大事。当然と言えば当然だ。
シビアな選択ほど繊細。シビアな選択程使途を選ぶ。必要なのは、割り切りと使い分け。
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これって、バイク乗り分けと同じだ。
学生時代、一台で峠、ツーリング、通学、バイト通勤を賄っていた。結果、3ヶ月程度で大メンテが必要となり乗り換え、、、、それを、峠用、ツーリング用、通学用、、、、と乗り分けてからは、ずっと使える。特に気に入った単車はそうだ。
で、今の自転車もそれぞれに変えている。
常用で耐久性、汎用性重視なのがスピママ号、子供の低速散歩用がルイガノMVF、ショップで広いジャンルの自転車とサイクリングするなら西DAHON、既定ロードコース専用体力計測ロードがオ・モイヨWW、既定平坦コース用体力計測がらTTバイクみたいなラングスターTT号、BSのトライバイク、小林スポルティーフ、公道用ステンレスロード、ローラー用シルクピスト、、、、
用途に分けて、特化して、、、そういう癖が抜けきらない。
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