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2009年9月16日 (水)

小径車はユルユルが最高である。

 日曜日は久々にオ・モイヨWW号で太田川周回コースを走った。朝はラングスターTT号でぶっ飛んでいるが、昼下がりのオ・モイヨWW号では必ずしもぶっ飛ばないと活けない訳ではない。

 朝も昼もだが、向かい風で35km/h程度、追い風なら40km/hオーバーで走っているのだが、そういう速度域で走らないと活けないような気分になるのはフルサイズのバイクだ。
 逆に小径車では、ノンビリ走っても良いかな?って空気がある。

 このコース、ついつい踏んで走ってしまう。踏むとどうしても他人に追い付き、追い越さざるを得ない。すると、、、、反応が生まれる。ハッキリ言って人と交錯するのが面倒臭い。

 そこで、踏まずに敢えて抜かれる様な速度で走りたくなるような自転車なら、気持ちよくサイクリング出来るかな?って思う。
 実際、先日のオ・モイヨWWでの昼走行では、抜きたくないけど一台抜いたのだが、そのオッサン、暫く火になって追走してくる。抜く際には笑顔で挨拶したので、まさか反応していないだろうと思っていたところ、前方の車止めをスルーするのに進路変更が必要だったんで後方確認すると、後方10m程を一生懸命漕いで追走されており、チョットビックリした。勿論、自分のペースは他人が付いてきても来なくても不変故に途中で千切れ、次の信号では、自分の遙か後方に停車して挑む気配は消え失せていたけど、その前に反応されるのは、考えてみれば、自分が追い付いて抜いたから。多分、それが許せなかったんだろうと思う。
 以前、白いインターマックスに乗った奴も、オ・モイヨWWで抜いた途端に反応されたけど、そいつも結局は途中で力尽きて直前に失速したんだが、どうにも高級なスポーツバイクに乗った奴らは、抜かれると無気になって反応する奴が多い。経験上、反応してくる奴は100%失速している。つまり、反応する奴は、高級バイク=抜かれる筈が無いという思想の持ち主だが、安価なバイクに抜かれるのは一番許せないんだろうと思う。

 逆に、自分の反省点ではないが、そういう人と絡むのが嫌なら、敢えてゆっくりしか走れないバイクに乗って、抜かさせてあげて良い気分を提供するくらいの余裕が必要なのかな?とも思うのだ。そこで考えたのは、敢えて踏みたくなくなる様な自転車なら追い付かなくて済むかも、、、、って事。端から速度が出ない、出す気の起こさない、、、そんな自転車でゆっくり走るのが一番かな?って気もする。

 フルサイズのロード、ピスト、TTバイクでは、ゆっくり走るのは様にならない。似合わない。自転車は戦闘的なモノと穏やかなモノが在る。フルサイズのそれ系は戦闘的になりがち、小径でも構成によってはそう。フルサイズでユルユル系は案外作りにくい。ビンテージに走るしかない。そんな感じだが、小径の場合は、スポーツサイクルでもフルサイズよりは現代的に纏めてもユルユル系にしやすい。頑張っても速度が出ない構成にしておけば安心!?

 今思うのは、ユルユル系でユルユル走りたいって気持ち。

 ルイガノMVFは構成的は速く走れない構成だが、、、、そういうユルユル自転車でユルユル走りたい。ユルユル最高である。

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