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2009年9月 7日 (月)

風のように、、、

 朝、ラングスターでいつものコースを走った。
 今日は、朝から家族で街に出かける予定が合ったので、一周のみ、即ちガンガンに走るのである。
 で、スタート地点で体温が上がる前から相当にピッチを上げて走行。往路は、向かい風だが関係無い。速度で最低で35km/h以上、基本は40km/h前後を目指して走行だ。
 復路は追い風で、メーター表示は常に40km/h以上で帰還。

 踏んだし、相当数なロードバイクの挑発的、挑戦的な追随も受けたけど全てパス、しかし、所詮40km/h前後、、、、走って身体は結構疲れても、目線は遠くだから風景の流れのカッタルイ事、ありゃしない、、、、ノロノロだ。基本、遅い乗り物である。

 夕方、今度はSV650Sで地元のホームコースの峠を過ぎて、山間部の峠に遠征、、、、
 峠では目障りな車は躊躇なくパスだ。車の自転車への嫌がらせ的な追い抜きは頻繁に遭遇しているが、その理由は車の運転手から見て、前述のように自転車はノロノロだからだろう。それはOKだ。だが、単車に乗って、車がノロノロに見えると躊躇なくパスする。

 パスした途端に追走モードになる車も居たけど、ワンコーナーで見えなくなる。他にも数台の単車をパスするけど、基本はアプローチでブレーキングポイントを奥に取って躊躇なくアウトからだ。そして、気持ち腰を落として膝の外に路面の気配は傾かせながら、体重はステップで殆どを支え、腰を起点に肩を出口に向けて、その延長に視線を置く。その後は、アクセルを開けてトラクションを感じながら立ち上がる。これの連続だ。ピッチを上げてアクセルを更に開けて走ると、アプローチでは減速の度合いが大きくなる。4速から2速に落とす、エンブレによるトルクをクラッチワークでコントロールする。それでもリアがブレーク気味、そんな緊張感を持ってアプローチする。そういう時は、立ち上がりも早めのアクセルオープンだ。

 こんな時、峠の上りでは、何台かの自転車がノソノソ上がっていたけど、それを見送りながら、数倍以上の速度域で駆け上がる。で、思ったのは、単車に乗ると速さを感じる。路面との会話がタイヤを介してダイレクトに感じれる。それに応答しながらリーンとアクセルを併せる。正に、風になっている感覚だ。

 ピスト+DHバーで全力走行しても風を感じるには程遠いノロノロである、、、ミドルVツインで峠を全力で走る。路面を手で触りながらって感覚+風を追い越す感じ、、、、異次元である。まったく世界が違う。スポーツバイクは最高だ。それも、峠で2速~4速でパワーバンドが速度域となるようなバイク、これが良い。峠でパワーバンド、、、、、想定外の速度域となるようなバイクとか、スペック至上でも峠ではパワーバンドの半分以下ってオタバイクでは感じれない世界。

 650ccクラスのバイク、超お薦めだ。

 やはり、基本はオートバイだ!

 と、言いながら

 帰りにニシダサイクルさんへ、、、、

 で、ステンレスロードフレームに入荷したカンパアテナ11速を組み付けていく様を見て、ニヤニヤしてる。

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コメント

これに関して、身近な人とも話しましたが、平地で出せる速度の絶対値自体は速さを感じるものでは無いですね、、、、勿論、尋常で無い下り坂ではスピード感を感じる事も出来そうですが、下り坂でも60km/h台がせいぜいなんで、実はあんまり恐さをかんじた事が無いです。

思うに、自転車で一生懸命漕いで、目線が落ちた時にスピード感を感じるのでは無いでしょうか?
自身、自転車で漕いでいる時、目線は遙か前方を見ているので、目標地点が遠いなぁ、、、、って方が先に来てスピード感を感じれないのだと思います。

新幹線では、客の目線を遠くにするような工夫が窓、高架側壁に施されており、それが安心感を与えるようにしているそうです。

速度感というのは、実は、目線次第では無いでしょうか?

投稿: 壱源 | 2009年9月 7日 (月) 21時04分

自転車でスピード感を感じるのは下り坂や追い風のアシストがあるときだけです。

これを言わないと、条件を書かずに最高速自慢するひとと変わらなくなってしまう。

投稿: yama | 2009年9月 7日 (月) 19時17分

自転車は客観的に遅いのは確かですが、恐怖感が伴うスピード感はけっこうあります。

以前も書きましたが、原付と250ccで80km/hのスピード感がぜんぜん違ったのと似てます。

オートバイには主に加速感を求めて、スピードは二の次だったからかもしれません。

投稿: yama | 2009年9月 7日 (月) 19時11分

こんにちは!
ホンネ判ります?最近は現実問題95%以上もしかしたら100%は意識が自転車になっているんですね、、、、、このままでは、ライダーで無くなってしまいそうで、自己催眠に掛かるべく?バイクに乗って峠を走る訳です。
ホントならバイクショップで雑談するところですが、気が付けば自転車、、、、、

結局、真実として一番楽しいのは自転車作り、自転車妄想です。

今回の肝、クランクセットは53-39Tでカセットは12-27Tです。
但し、乗り方を変えたと言っても53Tはハイ過ぎですんで、50Tに換装しようかな?と思案中。MICHEのピン付き50Tが使えれば付けてみます。
結構、カッコイイですよ、ステンレスのフレームは、、、

投稿: 壱源 | 2009年9月 7日 (月) 18時20分

バイクの事は良く分からないですが、ステンレスロードは着々、ですね!
こちらもワクワクしてます(笑)

投稿: k | 2009年9月 7日 (月) 17時36分

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