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2009年9月25日 (金)

レジ袋有料化は?

 地元広島では、10月から大手スーパーを中心に買い物後のレジ袋の無料配布を中止するという。必要なら一枚5円、3円で販売するんだそうだ。

 大義としては、資源節約による環境保護への貢献とか、そんな意味合い。しかし、これが本当の意味で資源節約に結びつく?っていうと、自分的には甚だ疑問だったりする。

 何故か?っていうと、ゴミの分別収集で家庭から排出されるゴミの纏め方を見ると、99%がレジ袋等を利用しているからだ。ビニールゴミの場合は、コンビニ袋~レジ袋巨大サイズで出されているし、可燃ゴミの場合、燃やしても有毒ガスが出ない消却可能なレジ袋で残飯等が纏められて出されている。実際、スーパーのレジ袋も二種類あって、焼却可能なもの、そうでないモノがある。消費者はそれを利用しているのが実情では無いだろうか?

 この度、レジ袋が無くなるとどうなるか?ゴミの排出での仕分け袋を有料で調達することになる。

 資源という目でみれば、それは何も変わらない事を意味しては無いだろうか?寧ろ、スーパーで買い物を持ち帰るのに袋を利用し、発生ゴミの仕分けに利用して廃却するというのが合理的では無いだろうか?袋が無いから別途購入、そして購入したモノで廃却というと、ゴミ袋メーカーのマーケットが潤うだけのように見えるのは気のせいか?

 仮に、レジ袋が無くなり、マイバッグ、マイバスケットとなると、万引きの温床にもなりかねない。

 今思うのは、こうするくらいなら全て宅配サービスで買い物を済ませるのも手かな?とも考えている。

 少なくとも、資源節約、環境保護を訴えるなら、商品、食材の個別包装を廃止した方が有意義だと思う。そもそも、ゴミの根元は、購入しても利用しない部分であり、包装やパッケージが一番の筈だ。

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