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2009年9月 7日 (月)

リズム

 夏の終わりに思った事。
 セミ、ツクツクボウシは、どうして、誰からも教わっていないのに、『ツクツクボーシ!』ってリズムを取っているかのように同じ旋律で鳴くのだろうか?

 そういえば、鶯の『ホーホケキョ』、鶏の『コケコッコー』も同じだが、リズムっぽい旋律を奏でるモノが居る。

 それって、何故に?で、調べてみても、明確な答えには辿り着かない。

 種に固有なモノとしか説明されていない。しかし、不思議だ。誰からも教わる訳でなく、成長すると、それと判る泣き方を代々引き継いでいるのである。

 遺伝子に刻まれた情報に従っているのだろうが、このような旋律を持つのが不思議である。別に不連続、不規則の音でも構わないのだろうけど、そうでない。

 動物の鳴き声、風貌っていうのは本来、雄の特徴だ。雄が雌に対して、そこに居る事を主張しているのだろう。その主張は雌に届かなければならないものだろうが、そこに特徴的な旋律があるっていうのは、何故か?というと、特徴の無い旋律では、雄と雌が巡り会わないからだろうか?その旋律で存在を表すのであれば、何故に、旋律を他種と違えて奏でるか?だろうが、その種が、音量とか周波数で存在を知らしめるよりも、旋律で知らしめる方が合理的だからなんだろう。

 特徴的な方法を選ぶ理由は、絶対数が少ないから?とかが考えられるけど、それって、何らかの理由があるのは間違い無い筈だ。

 暇を見つけては、色々考えてみたい。

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