10/4~10/10の週の検索ワードピックアップ
★ピスト
ピストについての検索が盛んだ。乗り方?ギア比?ってところ。ピストバイクとは違うけど、固定シングルギアを付けたバイクの乗り方、ギア比の事だろうけど、そもそも、自転車を何処でどの様に使うか?を決めないと何も決まらない。それは、ピストバイク、ロードバイク等々全てに言える事だろう。
ロードバイクでも街中使用って事になると、それ自体を選ぶ事自体がアホっぽいし、街中でロードとかピストを見掛けると嬉しい?なんてバカがいるけど、有り得ない。まぁ、好きずき故に否定はしないが、使うからには使いやすくが絶対だ。使いやすくの基本が乗り方に影響するポジションだったり、ギア比だったりする。自転車の車型に限らず、乗る場所が決まれば速度域も決まる。速度域と走行環境が乗り方に影響するポジション、ギア比を決めるので、その値は?って質問自体がナンセンスだろう。
まぁ、検索者の意図が『ピスト』であり、バンクを走る前提で競技的にという意味ならば、ネットで検索するような人は居ないだろうから、ここでの検索のピストって意味は、固定シングルを街中で乗るブーム系の人の事だろう。
そういう前提で言えば、乗る場所は市街地でカラーコーディネートして乗るパターン、装備はメッセンジャーバッグだろう。団地を走る事は無いだろうし、速度も出さないだろう。
すると、ロールアウトはママチャリ同様の4.5m程度、ギア比で2.2、36×16Tくらいが良いのでは無いだろうか?坂は上らないという完全街中使用ならロールアウトは7mくらいか?ギア比で3.2、50×16Tなんて良いかも知れない。
ロールアウト4.5mなら漕ぐ回数が増えるので足の固定が絶対必要だと思うけど、ロールアウト7mなら踏めない人が殆どで、ペダルの回転数なんて、たかが知れている。その程度ならば、フラットペダルで走れる。
★コンパクトクランク
未だにコンパクトクランクで調べるんだ。コンパクトクランクは坂登りが好きな人が選べば良いだけ。但し、コンパクトクランク×ワイドレシオカセットスプロケットという組合せはキャパシティ的に相当大きな値が必要となる。ロードバイクという括りでは、こういう組合せは普通は行わないのでは無いだろうか?
コンパクトクランクならカセットはクロウス気味なカセット、スタンダードクランクならワイド気味なカセットというのが使い分けだろう。
仮に、初心者が楽したいという思いでコンパクトクランクに関心を持つのなら、選ぶべきはアウター歯数が50Tとなっているトリプルクランクを選ぶのが一番ベストだ。
トリプルクランク×ワイドレシオカセットスプロケットという組合せは、絶対的に一番軽いギア比を提供してくれるセットなのは間違い無い。実際、メーカー完成車でもトリプルクランクセットを用いているモデルが入門車の位置付けだ。
★Ninja400R
まぁ、出ても昔のGPZ400S、EX-4のリビルドで衣替え的なものかもしれない。ER-6のフルカウルモデルのスケールダウン?かもしれない。
今年の東京モーターショーではカワサキは出品しないそうだが、仮に出品していたら、そのヒントを伺い知るモデルが出たかも知れない、、、、
格好は兎も角、400ccならツインだろう。作り方によっては面白いバイクになるだろうが、それが、600クラスのスケールダウンの場合、魅力は半減する。なぜなら、スケールダウン前が見えるし、それに跨ると弟分の魅力は一気に萎むモノ。実際、SV400を単体で乗った時には悪くないと思ったけど、SV650に乗った後には何の魅力も見えなかったし、過去の経験では、GPZ400Sとボアアップ後のEX-5に乗った時も同じ感覚だった。
それ故に、Ninja400Rが登場するにしても、やはり望みは専用エンジンで登場して欲しい。その点で言えば、Ninja250Rの方が活けている。
大昔に250ccが400ccのスケールダウンモデルだった時代は、やはり魅力が乏しく不人気だったのだが、それと同じだ。
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コメント
エンジンの始動方式っていうのは悩みどころですね、、、、
私は、今のところキック方式が好きです。
80年代以降、殆どの4ストはセルのみです。2ストも最終期はセルですね。
でも単車のセルっていうのは、古くなるとワンウェイクラッチが壊れてしまいます。軽量車なら押し掛けも可能ですが、重量車、或いは、ツイン、シングルの大きいのは押し掛けは困難です。
我が家のCXはワンウェイが結構怪しいです。エンジンが縦置きでクラッチ交換も面倒くさいので、ワンウェイが壊れた時はお別れ時か?とも思ったりします。
そう言えば、ガンマの200もセルオンリーでしたが、このセルが貧弱セルで簡単にブッ壊れました。
で、どうしたか?っていうと、TS200Rのキックユニットを移植してキック始動OKに改造したりしています。
SRのキックと言えば、SR500+400ピストンでハイコンプっていうのを作りましたが、このキックは難儀だったのを覚えています。でも、毎日使うような場合、使い勝手を考えると、実用性という面ではセルは必須ですね。
投稿: 壱源 | 2009年10月11日 (日) 22時05分
バイク雑誌にSR400のほうがスムーズでいい、みたいな記事がありましたが、そんなにスムーズがいいやつは単気筒なんて選ばないよアホか、と思いました。
SR(同時期に考えたGN400も)の問題点はキックのみというにのも有ります。
この前友人が昔のハーレーに乗ってきましたが、セルが直っていました。
キックのみのときは脚力にはちょっと自信がある私でもかけられませんでした。
投稿: yama | 2009年10月11日 (日) 21時21分
そうですね、スケールダウンの400ccよりも専用設計の400ccの方が絶対面白いですよね!
実際、GSX-Rはインパクトありましたね!その後、FZ400R等が出ても暫くは魅力を失わなかったのは事実です。
今の時代、400ccという日本固有の線引きに併せた専用設計は期待できないかもしれませんが、逆に、単車業界全体が冷え込んでいるのなら、売れない前提でジャパンオリエンテッドな400cc専用バイクなんか作れば面白いでしょうね、、、或いは、250ccベースで極限迄スープアップしたのとかも楽しいかも知れません。
確かにSRも500ccが存在する以上、400ccに魅力を!って言っても、素直に受け入れないのは正直ありますね。ガンマ400でも然りですしね。
投稿: 壱源 | 2009年10月11日 (日) 20時42分
中型だから言う資格が無いのではなく、400しか選べないということでした。
昔SR400がいいな、と思ったのですがストローク違いで500があるから、という理由で止めたみたいなことがありました。
投稿: yama | 2009年10月11日 (日) 20時38分
中型免許しか持ってないので言う資格は無いのですが、元々400CCで設計したのと輸出用550、600のスケールダウンでは気分的に違うのは明白でしょう。
究極の400専用設計がGSX400Rではないかと思います。(専用かどうかは不明ですが)
乾燥152kgは4気筒に興味が無かった私でも惹かれました。
投稿: yama | 2009年10月11日 (日) 20時16分