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2009年10月18日 (日)

趣味悠々を読み返して、、

 今から3年前のNHKの番組、趣味悠々で自転車生活が取り上げられた。その頃は?っていうと、久々にフルサイズの自転車を買おうかな?って思っていた頃であり、最近の事情を知る事も兼ねて、この趣味悠々のテキストも買ったのだが、このテキストを暇を見つけては読み返す事がある。

 そこで、思ったこと。っていうか、今になって関心すること。

 それは、その本で書かれている公道に於ける集団走行の決まり事についてだが、そrを纏めると。

1.並列走行は行わない。
2.車間距離をしっかり確保する。
3.グループ毎の意思疎通の合図を決める事。

って事だ。

 ここで、1.については再々、このブログでも記事にしていることだ。

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/06/post-421e.html

 にも紹介したけど、これは何時も思う事。そして、2.についても

http://replica2st.cocolog-nifty.com/diet/2009/06/post-e288.html

 で書いた事あるけど、これは自分でも忘れがちな事。

 それ故に、この2.について改めて認識したのが、このテキストの御陰だ。当たり前の事だが、集団の規模が大きくなるほど、車間が狭くなるほど、一台の事故が大きな事故に波及する。自転車の場合、転倒だ。自転車の車間距離の狭さは尋常でないが、それは空気抵抗を減らしたいという思い故だろうが、そうなると、一台の転倒が非常に多くの台数を巻き込むのである。

 特に、水着のような格好で乗る昨今では、転倒=ずる剥け状態となる。そして、スポーツサイクル=突起物の固まりでもある。ずる剥け+串刺しになりかねないのだ。

 そういえば、車でいうと車間距離は幾ら?っていうと、道交法の交通教本によると、十の位の数字を基準に基準数×(基準数-1)で求める。30km/hならば3×2=6m、40km/hなら4×3=12m、50km/hなら5×4=20mだ。自転車でも同じように考えると、6~12m程の距離は確保したい。でも、現実は1m未満、下手すると50cm程度って場合も多い。

 そういえば、何処かのショップの朝練で転倒が波及して数台を巻き込んだ!なんて話を聞いたけど、詰めすぎた運転では、そうなるのだ。台数が少なければ影響も少ないけど、台数が多いほど危ない。特にスポーツサイクルで一生懸命漕ぐと視線は下に落ちて前を見ない。それが怖い。以前、高校自転車部部員が駐車車両に突っ込んで二名亡くなった事故があったけど、結局、前見ずに、下見て、前後車間が無かったからだ。

 公道では公道の楽しみ方が大事。それは、ルールを守る前提があるが、そのルールは安全のためのもの。よって、安全のルールを超越したローカルルールで安全を謳うっていうのは実は矛盾に満ちたモノなのだ。

 車間を確保し、合図を決めて安全に走る、、、、これが、公道での集団走行のポイントなんだが、改めて認識したのである。

 因みに、自分は競技ならば、トラック競技のTTかトライアスロンが好き。何故か?っていうと、基本は単独走行だから。今のトライアスロンは集団走行もあるようだけど、ドラフティング禁止で単独走行が大原則であり、そういうのが好み。公道でも、それゆえに単独で走ることが多い。仮に列を作って走る場合でも、人の後は嫌。大体、走行負荷=風、風が無ければ負荷は生まれない。負荷を狙って走るのだから、負荷が無くなるのは嫌なのだ。
 でも、ロード好き、レース好き、スピード好き、駆け引き好きな人は、チョット違うみたいだ。

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