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2009年11月11日 (水)

ケイデンス?

 最近はケイデンス90rpmっていうのがセオリーのようだ。一方で、ケイデンス高め崇拝な人には250rpmとか320rpmとか、そんな数値も飛び交っているようだ。

 自分の場合、正直、実走でのケイデンスは幾ら?っていうと、、、、、常用が110~120rpm、全力加速でも180rpmくらいが限界。ローラー台で、回転数を上げるだけが目的ならば、200rpmは楽勝だし、好調?な時なら240rpm辺りには到達できるけど、それって意味有るか?っていうと、取り敢えず、自分の自転車ライフにおいては不要だと判断している。

 ケイデンスを上げる意識は全く無いけど、ケイデンスによらず基本は踏む力は一定というのがペダルを漕ぐ時の意識だ。踏む力というよりも、踏める力と言った方が適切かもしれない。大きな力で踏むと回転数が上がるし、小さな力だと回転数が上がらない、、、そんな感じだ。速度を上げるには、普通は重いギアで大きな力を加えるほどに高まるのだろうけど、意識としては、ペダルを踏む力を増やすのは間違い無いけれど、ペダルを踏んだ後に戻る時間を短縮させるために踏む力を増やすような感覚だ。エネルギーとして考えた時に、踏み続ける時間を長くするのでは無いのである。

 イメージとしては、踏む力を増やすのは最低限度に保ち、踏む回数を増やす事で速度を高めるという感覚。踏む回数を増やす事で、トルクの変動周波数が高くなり、動力を与えていない時に失われる速度を最低限度に保つという感覚である。
 そういう感覚で、自分が快適に速度を保てる回転数は?っていうと、110~120rpmである。この回転数が維持出来るギアをコンディションで選ぶっていうのが基本だ。

 因みに、シングルスピードの場合、平地無風で5.5±0.1mが基本であり、35~40km/h辺りが丁度良い領域となる。実走で、このギアでの最高回転数は180rpmであり60km/hというのがマキシマムという認識だ。10%超勾配登坂では、このギアで50rpmの16km/hというおのが基本である。

 ケイデンスが高いのがエライのでなく、自分の身体のリズムで一番負担なく想定する速度を保てる条件が、どんな回転数か?っていうのが大事なんだろう。実際、想定速度を35~40km/hを上述なような条件で維持するのが自分には楽だけど、人によっては、より大きなロールアウト×低い回転数の人もいるだろうし、小さなロールアウト×高い回転数の人も居る。

 ギア比も大切だが、循環器系の代謝機能が平衡して保てるような周波数?で、一番長持ちする回転数が幾らか?というような意識からマイケイデンスを探すのが大切なように思う。少なくとも、自分の場合、90rpm以下よりも130rpm以上よりも110~120rpmが快適と感じる。そう考えると、別に200rpmオーバーを回して喜ぶ必要も無いかも知れない。

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